「途中式を書いたら不正解」、「学校で習っていないことを使ったら不正解」と小学生が指導されたそうです。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは丁寧に解き自主的に勉強することを称賛します。

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先日、小学校の指導について気になる記事がありました。

ある家庭で、宿題をやっている子供がせっかく書いた途中式を消すのでその理由を聞いたところ、途中式を書くとバツにされると答えたそうです。
「10×2+3=20+3=23」と書いたら不正解で、「10×2+3=23」と書かなければならないそうです。

もう一つ。
「1袋8個入りのチョコレートが7袋と、袋に入っていないチョコレートが17個あります。全部でチョコレートは何個ありますか?」という問題に対し「8×7+17=73 73個」が不正解となったとも書いてありました。
理由は掛け算を学校でまだやっていないのに、生徒が掛け算を使ったからだそうです。
正しくは「8+8+8+8+8+8+8+17=73 73個」と答えなければならないそうです。
そして採点した先生は上のようなコメントをつけて解答を返したそうです。

両者とも親のtwitterからネット上に広がり議論されました。

先ず前者に関して、どういう理由で途中式を書いてはいけないのか、その意図は不明です。
暗算の習慣を付けさせようとしたのでしょうか。
でも、暗算を優先させて途中式を疎かにすると色々困った事態が起きます。

特に指導して思うことは、途中式を書かない生徒は計算ミスが非常に多いということです。
途中式を書かないから、自分の間違えに気づかないし、確認もできないのです。
面倒と言って嫌がりますが、間違った解答をするのであれば、意味がありません。
時間がかかるかもしれませんが、始めは丁寧に計算するのがいいです。
スピードは後から付きますし、慣れると自然に暗算でできるようになります。
スピードがあってもいい加減だと、それを矯正するのは一苦労です。
特に小中学生は学びの初期に当たるので、面倒で苦労かもしれませんが、途中式を書くことを勧めます。

もう一つの途中式を書く利点は、途中式を書くことで思考の流れがはっきりと確認できるということです。
頭の中は定まらず常に揺らいでいます。
それまで「3」と思っていたものが急に「2」に変わることもあります。
紙に書いて視覚化すれば、その書いたものは固定され変化しないので、より思考が明確になります。
また、見直したときにどのように自分は考えたかも分かるので、より理解が深まります。

補足ですが、途中式を書くことはカンニング防止にもなります。

次に後者ですが、これは横一列の一斉教育という日本の教育の問題です。

同じ年齢の子供は同じ教育を受け、同じように振る舞わなくてはならない。
平等に基づいた方針なのでしょうが、それは全生徒が同一という前提に基づいてこそ成り立つ考えです。
現実は違います。
子供の発達はまちまちで、早い子もいれば遅い子もいます。
それは単なる違いであって良し悪しではありません。
あくまでも年齢は目安です。
だから、個人の差異を無視した教育は早い生徒にも遅い生徒にも合いません。

今回の件は恐らく学校に先んじて掛け算をその生徒は学んだのでしょう。
それを使っただけなのに不正解にされた。
現実で大人は掛け算を使うのが普通でしょう。
学校が指導したやり方はしません。
現実に照らし合わせても不自然です。

このような指導をされると、新しいものを学ぼうとする意志をそぐことになります。
せっかく自分で学んで使おうをしたのに、それを否定されると生徒の自分から率先して次の勉強をしようとは思わなくなるでしょう。
勉強への好奇心が失われれば勉強が面白くなく、嫌いになります。
先々のことを考えても、この指導は不適切と考えます。

実は私も同じ経験があります。
もう随分昔のことなのではっきり覚えていませんが、たまたま知っていたのか自分で考え出したのかよく覚えていませんが、まだ習っていない方法で答えて×にされた記憶があります。
悲しかったです。

ネット上でもう一つ指摘されたのが、この先生の「なにこれ?」というコメント。
これも生徒の気持ちを打ち砕く心無い言葉です。
この先生は生徒をどうしたいのかと疑問に思ってしまいます。

勉強は極めて私的なもので、一つのやり方で全ての生徒がうまくいくことは決してありません。
それぞれの生徒の事情を考慮に入れて柔軟に対応する必要があります。
しかし、日本の教育現場ではそれが十分できていません。
だからこそ葛西TKKアカデミーは個別指導を重視し、型にはまらない生徒の支援を最大のミッションとしています。
学校ではできなう部分を補うために活動し、どのような生徒にも手を差し伸べます。

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