日本人がノーベル賞を受賞しました。受賞した本庶教授の言葉は学びの本質をついていました。

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先日、ノーベル医学・生理学賞で日本人の本庶教授が受賞されました。

本庶教授は免疫学の権威で、免疫細胞を利用した、がんの新しい治療法を発見しました。
これまでがん治療は、外科手術、薬物療法、放射線治療の三つでしたが、それぞれに問題も抱えていました。
これらに第四の治療法として、本庶教授の療法が加わりました。
患者自身が持っている免疫細胞を活用し、がん細胞を攻撃し治療する。
元々がん細胞は自身の細胞なので、免疫細胞はがん細胞を攻撃することはできませんでしした。
これを薬品により攻撃できるようにしたのです。
このようにして患者の本来持っている力でがんを撲滅する治療法を生み出したのです。

今回の受賞に伴い、行われた記者会見の中で興味深い言葉が聞けました。
研究に当たり大切にしていることを聞かれたとき、「何か知りたいという好奇心」と「簡単に信じない」とおっしゃっていました。

この二つは当塾でも大切にしていることで、勉強もただやるだけの作業にならないよういつも心がけています。
だから、人間本来持っている知的好奇心を大切にし、それを刺激し満たすことを目指しています。
そうすれば勉強も楽しくなりますし、理解も深まります。
学ぶ喜びを大事にしたいと考えています。

現在の教育では、様々な制約や条件でこれが経験しずらい環境にあると思います。
効率と結果ばかり求められ、勉強の本質まで掘り下げる余裕がなくなっています。
その他、物理的条件など様々あり、みんなが楽しめる学びは難しくなっています。

今回の受賞で、社会的にこの点の改善がなられるといいと思います。

二つ目の「簡単に信じない」というのも大事です。
今の生徒は従順すぎることが時々あります。
言われたことを素直に受け入れ、言われた通りする。
それはそれでいい子なのですが、従うことばかり身に付いてしまうと、自分で考えることができなくなってしまいます。

この言葉は全てを疑えと言っているのではありません。
とことん追求し、本当に自分が納得できるまで努力しろという意味です。
本当に納得するまでは、たとえ先生の言うことでも、おかしいと思えば反論するくらいの熱意がほしいです。
こうすることでより理解し、考える力も付いてきます。
そして、自分に確信が持てるまでやる根気を持つということでもあります。

元々子供はいろんなものに興味を持ち、不思議に思いなぜかと常に聞いていました。
少なくとも小学校低学年までは、このような子供が多いと思います。
しかし、いつのころからか子供の中の好奇心の灯が小さくなっていくのです。
中には完全に消えて、学びに対して無関心になってしまう。

これは非常にもったいないことで、子供たちの持っている可能性を大きく狭めることになります。
子供たちの経験が好奇心や学ぶ喜びを失わさせ、そのような経験を与える環境が子供たちの周りにある。

本当に重大な問題です。

このような状況を変えるために、葛西TKKアカデミーは、子供たちが明るい顔で学び、学びの本質をつかめるように努力しています。

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