「まず『できる』と言う。方法はそれから考える。」円谷英二。子どもと接するとき非常に考えさせられる言葉です。

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「まず『できる』と言う。方法はそれから考える。」
これはウルトラマンやゴジラなどを生み、特撮の神様とも呼ばれた円谷英二の言葉です。
また、「ないものは作ればいい。」と言うのも彼の言葉で、両方とも子供たちと接するときに非常に考えさせられる言葉です。
無理だと思われるわずかな製作期間でも彼は持てる技術と知恵を総動員して映画『ゴジラ』を完成させましたし、撮影に必要なクレーンやミニチュア撮影、ブルーバック撮影も彼のアイデアが元になって生み出された技術です。
現在では当たり前で不可欠なこれらの撮影法も当時はかなった。
しかし、彼の言葉が示すように実行したからこそ今あるものばかりです。
楽観的で無計画のようにも思えますが、でも先の心配ばかりして一歩が踏み出せないのであれば、いつまで経ってもゴールにはたどり着きません。
実際にやってみれば「大したことなかった。」なんてことはよくあるのですが。

人生経験の少ない子供たちには物事がどれほど困難か、人間の可能性がどれほどのものなのか正確に推し量ることは難しいです。
大人が言ってもなかなか確信が持てず、尻込みをしてしまい、せっかくできるのに、可能性があるのにやらないということがよくあります。
特に最近の子供は慎重というか、臆病な所を強く感じます。
子供らしく若者らしく、失敗を恐れず無鉄砲に立ち向かってほしいのですが。
自己肯定感が低く自分に自信を持てない生徒が多いように思われます。
または、チャレンジするのが面倒くさく、その言い訳として自分を卑下しているのでしょうか。
とにかく失敗したくないという気持ちが強く、これは自己へのプライドの高さ(保身)と相関するものとも考えられます。
勉強に限らずですが、結局行動に出られないのです。

子供の時代はある程度の失敗なら許される貴重な時間です。
これは若者の特権、未熟だからこそできること。
この時間にいっぱい失敗してほしいと思います。
教育に関わる私としては、「失敗は成功の基」、学びのチャンスだからです。
失敗からたくさんのことが学べます。
より人間として高みに至ることができます。
「100点なんてつまらない。100点取れるテストはやらない方がいい。何も新しく得るものがないから。」
テストの結果なんて悪くてもいい、そこから学んで大きく成長できれば。
テストや問題を解くのは学びの終着点ではなく出発点なのです。
一番いけないのはやりっぱなしで何もしないこと。
しかし、実際には結果だけ見て、「良かった」「悪かった」で終わることが多いです。
これは大人も同じで、結果だけで子供を判断し結論付け、そこにある成長の可能性に目を向けないのです。
だから失敗を非常に恐れ、失敗するくらいならやらない方がいいと考えるのです。
問題が分からないとき「分かりません」と言わず(恐らく失敗を認めたくないプライドと周りからの批判の目を怖がって)「言いたくないです」と言った生徒がいました。
この行動が子供たちの置かれている心理状況を如実に表していると思います。

失敗(間違い)は罪ではない。
子供のうちにいっぱい失敗(間違い)をし、学びましょう。
また、子供の失敗を許せる寛大な社会環境も大切です。
そのためには大人もゆとりがないといけません。
自分を小さくしないで、不安に打ち勝てる勇気と苦しさに耐えられる力を身に付けてほしいと思います。
最近の教育界でも「自己肯定感」と言うのはキーワードになっています。
そうなれる教育を葛西TKKアカデミーは目指します。
ご家庭でもこの点に気をつけて子育てをしてみてはいかがでしょうか。

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