都立桜町高校の文化祭に行ってきました。

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昨日、都立桜町高校の文化祭に行ってきました。

実は文化祭ということは知らなくて、教え子に演劇部の公演に誘われて行ったのです。
生徒の演劇を見るつもりが思いがけないサプライズで、そのまま終わるまで楽しんでしまいました。

最初は当日の目的である演劇部の公演を見ました。

「レイリー散乱のせい」という題目で、高校生が修学旅行で福島の田舎を訪ね、そこで現地の人と交流をするというお話です。
そこには東京から引っ越して来たばかりの中学生「日鞠」がいて、「東京と違って、ここには本当の空がある。」と言って毎日空の絵を描いていました。
そこに毎日バス停で孫が来るのを楽しみに待っている「おばあさん」がいて、日鞠とおばあさんの交流が描かれていました。
更に東京から修学旅行でやってきた高校生たちが加わり、序盤はコメディータッチの内容で進行していきます。
しかし、この高校生たちの担任の先生とこの村(おばあさんが待ち続けている孫)には秘密のつながりがあり、それが明らかになると様相が一変します。
現実を認めたくないおばあさんの葛藤、自分のせいで起こってしまった過去に対する罪悪感に苦しむ先生。
生徒を巻き込んで彼らの思いがぶつかり合い、そして、それを乗り越えたとき明日に向かって歩む新たな希望が生まれます。

笑いを交えつつ涙も誘うよくできたお話でした。
生徒たちの演技もなかなかで、客席からも多くの拍手が送られました。
テンポもよく短い時間に深い内容をよくまとめたいい舞台でした。
また次の公演も是非行きたいと思います。

因みに「レイリー散乱」とは空が青い説明となる自然現象です。
田舎の「本物の空」というのが一つのキーワードなのですが、タイトルを単純に「空のせい」とせず、「レイリー散乱のせい」としたところに作者の一筋縄ではいかないところが感じられます。

各クラス工夫を凝らしお店やアトラクションをやっていました。
演劇を見て午後、校内を歩いて見て回ったのですが、食事系の模擬店はもう完売という盛況ぶり。
生徒だけでなく父兄など多くの人でごった返していました。
縁日のクラスでは輪投げやゴムでっぽうの射的、ヨーヨー釣りなどがあり、連れて行った娘も夢中になって楽しんでいました。
一階で満足できず、もう一回と何度もするので、帰るのは予定に反してすっかり遅くなってしまいました。
父兄主催のワークショップもあり、父兄の方々の熱意も感じられ、桜町高校をより深く知ることができました。

想定外のお祭りでびっくりはしましたが、一日楽しくすごすことができました。
生徒たちも頑張っていて、何だか青春しているなと感じました。
生徒たちの若さに触れるとこちらまで若返る気がします。
ちょっと年寄りくさいことを言ってしまいましたが、今後も様々な形で子供たちと接しつながって、彼らと心を共有できればと思いました。

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