一夜漬けは効果あるのか。短期集中型と長期分散型の勉強法について考えてみます。

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 葛西TKKアカデミーのニュース

一夜漬けは効果あるのか。短期集中型と長期分散型の勉強法について考えてみます。

なかなか勉強に手がつかない、気づくと前日。
ようやくしりに火が付き、寝ずに一夜漬けでテストを受ける。
こんな経験、皆さんもあるのではないのでしょうか。
どうでしたか、うまくいきましたか。
しかし、勉強を考えたとき一夜漬けはどの程度効果があるのでしょうか。
また、生徒がよく言うのは「勉強しても時間が経つと覚えたことを忘れてしまうから、テスト直前に覚えた方がいい。」
これも検証する必要があります。

実は記憶には二種類あり、人間はまず短期記憶覚えたことが保存されます。
そして、睡眠中に脳内で短期記憶は整理され長期記憶へと変化します。
短期記憶は一時的な記憶であり、何もしなければすぐに忘れてしまいます。
しかし、長期記憶は長く残り、例え忘れたと思っていても必要な時は自然と思いだすことができます。

一夜漬けのような短期集中的な勉強は短期記憶にすることはできますが、長期記憶まで昇華することはできません。
だから、テストが終わると全て忘れてしまうのです。
心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
せっかく一所懸命頑張ったことが残っていないというのは悲しいことです。
貴重な時間をかけて努力したことが無と同じになってしまうのだから。
毎回勉強しても残らないので、また次の勉強をするとき一からやり直さないといけなくなり、結局やるべき以上の勉強をしなくてはならず、間に合わない。
この繰り返しで効率が悪く、いつまで経っても十分に勉強が身に付かないのです。
それでも、中学一年生くらいなら何とかなるかもしれませんが、学年が上がり学習内容が高度になれば一夜漬けも通じなくなります。

では、どうすればいいのでしょうか。
勉強法はいろいろありますが、少なくとも一夜漬けはその場しのぎにしかならず、蓄積にならない分、後で大きな付けを払わせられるのでやめておいた方がいいでしょう。
短期集中型がダメということなので、逆の長期分散型はどうでしょうか。

記憶は時間が経つほど失われてしまいます。
それを食い止めるにはやはり、記憶が新鮮でまだ風化していないうちに復習することが一番です。
こうして習った日のうちに復習をすることで短期記憶がより正確でしっかりとしたものになります。
そして、十分な睡眠時間を確保し、脳が長期記憶として保存できるようにしましょう。

そうは言っても確実に学習が定着しているか分かりません。
勉強は学んだことを知る「学習」というレベルから、学習したことをきちんと理解し忘れず、それを使って問題に対応できる「習得」というレベルまでやらないと意味がありません。
(勉強ができないという生徒の多くは「学習」段階で止まっていることが多いです。)
それには練習が必要です。
学校から与えられた問題集などをやって自分が解けるか試してみましょう。
脳はアウトプットをすることで学んだことをより強固に定着させます。

問題を解くのは学習してすぐでなくても構いません。
むしろ少し間を置いた方が効果的です。
たいてい問題集は基礎問題、練習問題、応用問題という風にレベル別に作られています。
例えば基礎問題は当日の復習のときにやって、一週間後ぐらいの練習問題で身に付いているか確認します。
そして、テスト二週間前ぐらいにもう一度基礎問題と練習問題のできなかったところを中心に見直して、最後に応用問題に挑戦し人並み以上の成績が出せるように取り組んでみましょう。
このように目標を設定し、そこから逆算して大まかでいいので計画を立てましょう。
何度も繰り返し勉強することで脳への刺激が強まり、学習内容が定着していきます。
気をつけてほしいのは、覚えることばかりに時間を割いて、問題をやる時間をなくさないことです。
問題をやるということは、今まで自分が習得してきたことを発揮するということで、これにより脳がより内容理解を深めしっかりと勉強が頭に残るようになります。

このように一夜漬けのような短期集中型の勉強は結局何も残らず、同じことを学習し直さなくてはならないという二度手間になることを考えると、一見面倒くさそうですが、長期分散型の方が着実に勉強が身に付くということです。

ただ問題は、普段から勉強の習慣ができている生徒ならいいのですが、そうでない生徒は分散された学習のペースを保つのが難しいということです。
本人一人でできないようであれば、当然周りからのサポートが必要になります。
どのように分散して勉強するのか、その計画を紙に書いて可視化し、みんなの目に付くところに張り出すのもいい方法です。
こうして、生徒の学習進度を共有することで、お互いが了承して勉強の進み具合を確認できます。
上手くいかないときやくじけそうなときも相談にのって一緒に悩み、解決策を考えていきましょう。
万が一、この点が難しいようであれば葛西TKKアカデミーご相談ください。
力になります。

長期分散型への移行は大変ですが、できてしまえば毎日のルーティーンのように当り前のように机に向かって勉強ができると思います。
勉強は生徒によっては難しく苦しく、逃げ出したいものかもしれません。
でも、やらないわけにはいかないのだから、ここは腹をくくって好き嫌いを考えず、とにかくやりましょう。
考えすぎれば何もできずつらいだけです。
勉強はやっていれば徐々にできるようになるものです。
その手助けは葛西TKKアカデミーができますから、心配しないでください。
苦労は多いかもしれませんが、やれば必ずその分結果につながります。
せっかく勉強したことが無にならないように頑張ってください。
応援しています。

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