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現役生・卒業生が語る通信制高校のメリット・デメリット

面白い記事を見つけましたのでご紹介します。
それは通信制高校について現役生と卒業生に行ったアンケートです。

『現役生・卒業生が語る通信制高校の良いところ・大変なところ【まとめ】』へのリンクはこちら

Twitterで通信制で良かったところ、大変だったところを質問し、その結果が書かれていました。

良かった点としては
・履修や時間割を自分で決められる(自分のペースで勉強できる)
・授業の人数が少ない
・干渉されることが少ない
・バイトや自分の目指すものに時間が使える
・様々な価値観を認めることで視野が広がる
・先生との距離が近い
・スクールカーストがない
・精神的にゆとりができる
・校則が少ない
・病気の人に対する配慮がある
など

大変だった点としては
・勉強へのモチベーションの維持と自己管理するのが大変(怠けても何も言われない)
・授業や学習がほぼ自習なので受験に向かない
・教科書が易しめ
・通信制ということで負い目を感じる(周りからの偏見)
・計画的に自分で勉強を進めないといけない
・単位が取れるかどうかは自己責任
・学校が遠い
・学費が高いところもある
など

いじめや不登校の問題が注目されるようになり、学校もフリースクールや通信制など、生徒の受け皿も多様になり、学業の選択の幅も広がりました。
そして、一般的な全日制の学校ではなく、その他のタイプの教育機関へ通う生徒も年々増えています。

しかし、一般的公教育でない教育機関では一般的生徒と同等の教育を提供することは非常に難しい状況になっています。
今回の通信制高校に関しても、高校卒業資格は手にできるでしょうが、大学受験となるとかなり難しくなります。
自分から自覚し積極的に勉強し、自分で受験制度を調べ、模試も自分で申し込まないといけません。
受験対策と言っても普通高校のそれに比べるとかなり見劣りします。
学校で使う教科書が中学生レベルからスタートするので(中学の学習内容も十分に身に付けていない生徒が多いため)、大学受験レベルには到底間に合いません。
学校で縛られなく自由な分、自制心と自己管理が不可欠となり、まだ十分に大人になりきっていない生徒に求めるのは酷です。
どうしても先延ばしにしたり、課題提出直前だけの勉強になったり、勉強以外のバイト、そしてそこで稼いだお金での遊びの方が優先になる場合が非常に多いです。

一般的学校ほど縛られない分、自分次第で良くもなれば悪くもなります。
しかも全てが自己責任で、周りは干渉しません。
良くも悪くもこれが通信制の特徴なので、高校卒業資格がもらえるからと安易に選ぶのではなく、本当にきちんとやる覚悟が自分にあるのか、一般的高校と比べ足りない部分をどのように補うのか、よく考える必要があります。
そして、考えたことが本当に実行できる仕組みを自ら課さなければなりません。
子どもがこれを一人でやるのは非常に難しいです。
ついつい自分の弱い心に流されてしまうなんてことはよくあります。
やはり外部のサポートがないと苦しいでしょう。
もちろん葛西TKKアカデミーはこのような子供たちのサポートを喜んでする用意がありますが、最終的に成功するかどうかは本人次第なのです。

教育の多様化が起こっているということで、もう一点、気になっていることを話したいと思います。

フリースクールや通信制、自宅学習など普通の学校に馴染めない、諸事情で通えない生徒への受け皿が増えたことはいいことなのですが、受け皿があることで学校の無責任が助長されるようならば問題です。

学校で手に負えない、対応に非常に手間がかかる生徒に対して学校が教育を放棄し、これらの機関に押し付けるようなことがあってはいけません。
どんな生徒であれ学校は等しく教育を提供しなければなりません。
先ずは最善を尽くして生徒に取り組まなければなりませんが、多くの生徒を抱える学校がその努力を面倒くさがり、これらの受け皿に任せておけば責任から逃れられると考えるのであれば、これは全くの本末転倒です。
そのようなことが決してないように学校の先生にはお願したいものです。
教育というものは人の人生を左右するほど重大な影響があるのだから。

2020年度からの共通テストからTOEICが撤退。

先日、TOEICが「共通テスト」から撤退するというニュースが飛び込んできました。
今回はこのことについてお話したいと思います。

文科省は2020年度より大学入試を大きく変更することを決定しました。
これは同年度より本格的に実施される教育改革の一環です。

教育改革とは激動する21世紀の社会で活躍できる人材作りを目指し、知識偏重のこれまでの教育から、答えのない問題でも自分たちの知識と技能を活用して、自ら考え答えを出せるような人間を育てるため、小学から大学まで教育内容、カリキュラム、教育方法、評価方法、教育機器など全般的に変えていくことです。
もうすでに、2020年度を見越して実際の教育現場では変更が行われているところもあります。
全て話すと長くなるので、大学入試の英語試験に絞って話を進めます。

かつての「ゆとり教育」が失敗したのは出口である大学受験に手を付けなかったのが原因で、その反省から今回は大学入試制度も大きく変えることになりました。
これまでの「センター試験」が廃止され、新たに「共通テスト」が実施されます。
これまでと違い、マークシートだけでなく記述問題もあり、教科をまたいだような問題も含まれます。
単純に知識を暗記しているだけではだめで、自分の持っている知識と技能を使って、論理的な考え方に基づき結論付けないといけない問題になります。
期待される成果はかなり高度なものとなります。

中でも英語は文科省が認定した民間の資格検定試験を利用し、その結果が「共通テスト」の結果になります。
つまり、英語がなくなるわけです。
前年度の11月頃に受験生は大学入試センターに申し込みをし、翌年4月から12月までに入手したIDを使って八つの民間の資格検定試験から選んで二回まで受けることになります。
このようにした理由は、試験にスピーキングテストを導入するためです。
これらの民間の資格検定試験にはスピーキングテストが含まれており、「読む」「書く」「聞く」「話す」の言語の4技能を評価したいからです。

しかし、これは生徒の負担を増やすものになります。
主旨も方法も異なる民間の資格検定試験から、どれを透けるか判断し対策をして受験しなければなりません。
よって、2年生には学習内容を全て終わらせ、試験に向けた準備をしないといけないので、これまでより猶予がなくなります。

しかも2023年度までは移行期間として、民間の資格検定試験と共に大学入試センターが作るこれまでようなマークシート式の試験も受けなければなりません。

いよいよ再来年から始まるというこの時期にTOEICが撤退を表明したのです。
運営側は「責任を持って対応することが困難と判断した」からだそうで、実施前のギリギリの時点での決断となったわけです。
条件整備が特に困難だったようで、当初の想定を上回ることが明らかになったようです。
もちろんこのような問題点は以前から指摘されいたにもかかわらず、文科省は見て見ぬふりかは分かりませんが、認定をしたわけで、文科省の認定の甘さが露呈したとも言えます。

当然受験生の中にはTOEICを視野に入れて勉強してきた生徒もいる訳で、そのショックは大きいでしょう。
しかし、文科省はTOEIC利用者は2%程度で影響は部分的であると判断し、見直し対策は何も取らないようです。
2%と言っても数で言えば1万人くらいで無視できないと思うのですが。
一生懸命頑張っている受験生に対し、少数派だから我慢しろとは私はとても言えません。
早くも教育改革での混乱の犠牲者が出てしまいました。

今回の改革において、この英語試験の民間の資格検定試験の利用は批判を受けていました。
八つの趣旨も内容も実施方法も異なる試験の結果をどうやって一律に評価するのか。
公平性と厳格性が求められる大学受験にふさわしくないのではないかと言われていました。

地域格差、経済格差の問題も指摘されています。
これらの試験は大都市では頻繁に行われ、会場も多いのですが、地方では全く行われない地域もあります。
そんな地域の受験生はは高い受験料に加え、交通費と時には宿泊代も払わなければなりません。
裕福な家庭でしたら塾や家庭教師で試験対策もできますが、そうでないと高得点は難しいです。
民間の試験は決して易しくありません。
学校がそこまでの対策をしてあげられる余裕があるかどうかは甚だ疑問です。
今回の教育改革で学校そのものの負担も非常に大きくなっているからです(詳しくは別の機会でお話します)。
出自や家柄に左右されることなく平等に評価されるべき大学受験が、これではよくないと思います。

教育改革の方向性は決して間違っているとは思えませんが、準備不足で問題が山積みなのに2020年度にこだわって見切り発車する必要があるのでしょうか。
理由が分かりません。

とは言え、もう2020年度は目の前で受験生は動き出さないといけない時期です。
今さら撤回し延期ともいかないでしょう。
また新たな混乱が起きるからです。
文科省の想定の甘さ、対応の安易さ、生徒に対する無責任さを感じずにはいられません。

結局、教育改革という大きな看板を掲げた文科省はその見栄や面子にこだわりごり押ししているように思えます。
更に、教育関連企業の利益創造の打算で動いているような気もします。

文科省は「ゆとり教育」のように失敗しても、「はい、失敗しました。すみません。」でしょうが、巻き込まれた生徒たちがかわいそうです。
誰が生徒たちの人生の責任を取るのでしょうか。
文科省の対応はどこか他人事のように感じます。
本当に生徒のことを考えているのでしょうか。

しかし、現実として時期は直前に迫り今さら後戻りもできない状況です。
私のできることは、不幸にもこのような困難な状況に追い込まれてしまった生徒たちを全力でサポートし、少しでもマイナスの影響を小さくし、生徒の望む進路を叶えられるように全力を尽くすことだけです。
受験生の皆さん、厳しい状況ですが頑張ってください。
応援しています。

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集団指導塾と個別指導塾のメリット・デメリット(その2)

引き続き集団指導塾と個別指導塾のメリットとデメリットの話をしたいと思います。
前回は主に集団指導塾について話しましたので、今回は個別指導塾について述べます。

個別指導は一人の講師に対し、生徒二人までの授業を普通見ます。
集団指導があらかじめ固定されたカリキュラムで進んでいくのに対し、個別指導では他者に勉強の進み具合を合わせる必要がないので、それぞれの状況に応じて柔軟に授業内容を変更することができます。
他の生徒の目をあまり気にしなくてもいいので気軽に質問できますし、指導も丁寧で親切、分かるまでとことん付き合ってくれることが多いです。
自分の苦手や身についていないことがあれば、ずっと遡って基礎からでもちゃんと教えてくれます。
そして、生徒一人ひとりの性格や状況に合わせて指導方法も変えてくれるし、様々なアドバイスや提案もしてくれます。

また、指導する側も自分の成果が直接生徒に現れるので、生徒のことを自分の問題として取り組む講師が多いです。
担当の生徒のことがよく分かるので何が問題か的確に分析でき、それに合わせて事前準備ができます。
それぞれの講師に与えられている裁量も多いので、より自由に講師の創意工夫が発揮できます。
身近な関係なので生徒一人ひとりへの情が強く、講師は無理をしてでも何とかしてあげたいと情熱をもって担当してくれます。

個々の状況に合わせるという点では、勉強が嫌いで全く意欲をなくした生徒や、逆にもっともっと学んで、より優秀な成績(家庭教師のような役割)を求める生徒にも向いています。
さらに、部活や課外活動が忙しいから短時間に集中して勉強を見てもらいたい生徒にもいいでしょう。

柔軟性があり融通が利きやすいというのも個別指導の長所です。
例えば集団指導では決まったカリキュラムに従って授業を進めていかないといけなく、時間割も曜日ごとに固定されています。
欠席をしたときの抜けた授業の穴埋めは自分でやらないといけません。
更に、部活などで塾の時間割に間に合わないときは、塾をあきらめるか部活をあきらめるかの選択を迫られることもあります。
個別指導であればそのような問題も起きにくいです。
休めば振替や補習を提供しれくれるところが多いですし、授業の予定も自分の空いている時間、生活リズムに合わせて決められます。

しかし、大学生などのアルバイトが担当していることも多く、その場合は講師の知識や経験、指導方法に未熟な点があるかもしれません。
もちろん知識と経験の豊富な専任の講師もいるので、そこは確認が必要です。
どんな講師がいいか伝えるといいでしょう。
ただ大学生や若い講師だと歳も近いこともあり、似たような経験を共有しやすく、生徒がより心を開きやすいというメリットもあります。
だから、より現実的な話として講師の言葉が生徒の心に伝わりやすいこともあります。

少数の生徒に対応しているので、講師と生徒がお互いをよくわかりあい、強いきずなと信頼関係を築きやすいのも強みです。
ちょっとした生徒の変化に講師が気づきやすく、勉強に限らずいろいろなことを相談しやすい関係になることも多いです。
学校の先生や親には話しづらいことも、人生の頼れる先輩として話せるからです。
ただ、生徒と講師の距離感をうまく調整できる講師でないと、時には馴れ合いになり、生徒を単に甘やかすだけになるので注意が必要です。
しかし、学校の先生や親にはできない役割を担えるというのは、子育てを考えたとき大きな利点ではあります。

集団指導と違い全体の中での自分の実力が即座に分かりにくく、ライバルによる良い意味でのプレッシャーがないので、成績を上げなければならないという切迫した緊張感を作りにくく、結果がすぐに出にくいこともあります。
成績を上げる以前に、まず勉強自体をするようになることが必要な場合は、第一段階としてそれでいいのかもしれませんが、やはり成果が見える形にしてあげるとより勉強の励みになります。ここは講師の腕の見せ所でしょう。それぞれの講師の考えもあり、すぐには結果を求められないこともあるでしょう。
そこは担当講師とコミュニケーションをしっかりとって、親御さんとしては担当講師の心積もりをよく理解する必要があります。

最後にやはり一番大きな問題は費用です。
どうしても一度に担当する生徒の人数が少ないので単価は集団指導より高くなります。
個々に合わせるなど集団指導にない、柔軟で内容の濃い授業の質と費用のバランスをどう考えるかが大切です。
大手では組織ということで会社の設定を外れた料金によるサービス提供はできませんが、私のような個人経営の小規模塾であれば、状況を配慮して柔軟に料金対応をしてくれるところもありますので、遠慮なくご相談いただくのがいいと思います。

以上、塾に関して集団指導と個別指導のメリット、デメリットを二回に分けて考えてみました。
それぞれの家庭の事情や生徒の置かれている立場を考え、どちらが良いか判断してもらえればと考えます。
しかし、いずれの場合も直接かかわる講師がどうなのかが一番の問題です。
どんなに優秀な講師でも相性というものがあり、どうしてもうまくいかない場合があります。
高学歴の行使だから必ずしも良いとは限りません。
むしろ分からない生徒の気持ちを知っているのは勉強で苦労した先生かもしれません。
高学歴の知識はあっても何言っているのか分からないというのはよくあることです。
その講師の理念や指導方法をよく理解し、そして生徒本人がその講師のやり方を受け入れ信頼し努力できることが大事です。
そのためには講師と生徒、そして家庭の相互のコミュニケーションと理解が肝心と考えています。
どんどん講師に問い合わせてください。

多くの人が関わって、生徒の未来を明るいものにする。
その目的を達成するためのチームワークが大事だと信じています。
一人の人生を大きく左右する子育ては非常に大変です。
だから、一人で問題を抱え込まず、外に救いの手を求め、様々な選択肢を試してください。
苦労を乗り越えて得たものは生徒にとっても親にとってもかけがえのないものになり、必ず報われますから協力して頑張りましょう。

集団指導塾と個別指導塾のメリット・デメリット(その1)

今回は塾の大きなカテゴリー分けの一つである集団指導と個別指導のよい点、悪い点についてお話したいと思います。

生徒は千差万別で、それぞれに学習スタイルや考え方があります。
一つの学習方法が全ての生徒に通用することはありません。
したがって、肝心なのは生徒一人ひとりに合ったタイプの塾を見つけることです。
塾には様々なタイプがあり、それぞれにメリット、デメリットがあります。
例えば、大手塾には大手塾の長所と短所、私どものような小規模の塾には小規模だからこその強みと弱みがあります。
そして、生徒たちの力を伸ばす塾選びの参考にしていただければ幸いです。

まず、集団指導についてお話します。
これは学校と同じように一人の講師が大体十人以上の生徒を一斉に指導する方式で、多くの親御さんの持つ塾のイメージもこれではないでしょうか。
競争原理を使って他の生徒と競わせることによってお互いに切磋琢磨し、プラスの相互作用が生まれます。
毎回小テストを行い、成績に応じて席を変えたり順位を一覧にしたりして、生徒同士がその集団内での自分及び仲間の位置を把握できるようになっています。
したがって、上昇志向が強く、負けず嫌い、または多少のことではへこたれない性格の生徒には向いているでしょう。

ただし、集団でも下位のグループは他の生徒からそしりを受ける可能性がありますし、講師も上位生徒に合わせて指導するので、必死でついていこうという強い心がないと、どんどんおいていかれます。
塾の本音としては、成績の悪い子に時間を割くよりは上位の生徒に時間をかけ、彼らの成績を上げた方が塾の実績として見栄えが良く、対外的に優秀な生徒を育てる塾と見られるからです。
上位の生徒たちは理解が早いので指導が楽という理由もあります。

次に、思春期の生徒にはありがちなのですが、自分が分からないとき、集団の中で一人だけ質問するのが恥ずかしく、結局分からないままにしてしまうということがあります。
自分の質問が集団の輪と授業の進行を妨げるのではないかと感じ遠慮して自分一人で悩む生徒、自分の質問は他の生徒には簡単なもので、それをすれば頭が悪いと思われ馬鹿にされるのではないかと恐れ、つい分かったような振りをしてしまう生徒もいます。
周りの目を気にせず、人前での発言が平気な生徒であればいいのですが、この年頃の生徒には難しいことです。

集団指導は最初クラス分けテストを行い同じくらいのレベルの生徒が集まるようにしています。
特に上位のクラスに入れば容赦なくハイレベルの問題を解かせ、より難関校への合格を目指すように指導してくれます。
だから、学校の勉強が物足りない、もっと上位の学校を目指したいという生徒にはいいかもしれません。

しかし、先ほども話したように、どんなに上位クラスであっても落ちこぼれは発生します。そうなるとかえって生徒の学習意欲を奪うことになるかもしれません。
学校で優秀である生徒は余計に、自分が落ちこぼれるという経験がつらく感じるかもしれません。
優秀だという自負が現実を受け止められず、改善する妨げになることもよくあります。
成績が公にされる集団指導であれば余計に自分の落ちこぼれが明らかで、周りの目が気になって塾に通うのもつらくなるかもしれません。

また、集団指導では年間のカリキュラムがすでに決められていて、それに従って授業を進めていくので、授業が遅れて受験に間に合わないということは基本的にありません。
そう言った点においては安心感があります。
でも、カリキュラムが固定されているということは柔軟性に欠け、例えば病気などで休んだからもう一度授業が受けられるということはありません。
途中から入塾した時も、すでに入塾している生徒に追いつくのに苦労します。
たいてい塾の方が学校より授業進度が早いので、途中入塾した時は授業内容がかなり先に進んでいます。
よって、自分と他の塾生の習得している勉強の差をいかにして埋めていくかが問題となります。

他校の生徒とも一緒に勉強する集団指導だからこそのメリット、デメリットがあります。
他校生徒との交流は交際関係を広げ、他の学校と自分の学校の情報交換ができます。集団指導でないとできない出会いもあるでしょう。
新しい仲間と知り合うことで気分一新、勉強の後押しになるかもしれません。
しかし、新しい友達との付き合いがマイナスに働く可能性もあります。
例えば、塾が終り友達とコンビニによって買い食いするなんてことがあります。
実際に、塾帰りに友達と夜の公園で遊んでいたなんて事例もあります。
いかに節度をもって友達と付き合えるかも大事なポイントになります。

後、料金が個別指導に比べいくらか安くなります。
一度に多くの生徒を見るので、経営側としても一定の利益が見込め、単価を低く抑えることができるからです。
とは言え、授業料以外に模試や夏休みなどの特別講習、場合によっては合宿などで追加費用が掛かることも多いです。
これらは塾に通う限りは必須となっていて、受けないわけにはいきません。
成績上位の生徒であれば特典や料金免除などの優遇処置がありますが、むしろ勉強のサポートが必要な下位の生徒にはお金がかかってしまいます。

今回はここまでにします。
集団指導塾についてお話しました。
次回は個別指導塾についてご説明します。
お楽しみに。