ブログ

このエントリーをはてなブックマークに追加

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

コロナウイルス対策にマスクは必要?!でも、これからの酷暑に熱中症も心配。ということで文科省が学校向けマニュアルを一部改訂。そのポイントを見てみます。

コロナウイルス対策にマスクは必要?!でも、これからの酷暑に熱中症も心配。ということで文科省が学校向けマニュアルを一部改訂。そのポイントを見てみます。

コロナウイルスの感染リスクがゼロとならないまま学校は再開しました。
文科省の方針としては感染防止に全力を尽くしつつ学校生活を行うというものです。
そこで文科省は感染防止の具体的対策を示したマニュアルを発表しています。
学校ではマスクをする、生徒同士の間隔をあける、施設をこまめに消毒する、会話は極力避けるなど。
しかし、これから予想される猛暑に対して、これまでのマニュアルに従っていると今度は熱中症の危険が指摘されています。
そこで文科省はこのマニュアルを改訂しました。



コロナウイルスにより三か月学校が休みになり、停止していた分の授業の遅れを取り戻すべく、夏休みは大幅に短くなり(例年の半分の期間)、本来猛暑の中での授業を避けるために設けてある夏休みであった期間にも学校に行かなくてはならなくなりました。
多くの公立学校にはエアコンがなく、例えあったとしてもコロナウイルスの感染のために窓は開けっぱなしにするのでエアコンは使えそうにありません。
さらに学校にいるときは一日中マスクを着用しなくてはならず、これらの理由で今度は熱中症のリスクが高まると指摘されています。

以上の点を踏まえ、文科省は先日、この学校向けマニュアルを一部改訂しました。
そのポイントは次のようになっています。
・暑さで息苦しいときは本人の判断(先生の指示を待たなくてもよい)でマスクを外せる。
・熱中症のリスクが高い場合は、距離の確保が難しくても熱中症の対応を優先。
・登下校中は距離が十分保たれていればマスクを外してもよい。
・しかし、公共交通機関を利用しているときはマスクを着用する。
・マスクの取り外しは活動内容や子供たちの様子を踏まえて現場で臨機応変に対応する。

このように熱中症の危険があるときは熱中症対策を優先するように示しています。
マスク着用は必須ではなくなって場合によっては自ら外してよい。
マスクは飛沫感染を防ぐためのもので、十分な距離が確保でき飛沫感染の恐れがない場合はマスクはつけなくてもいいということになっています。
よって、体育の授業や部活など、体を活発に動かし多くの吸気が必要な時は、条件をきちんと守ってさえいればマスクなしで活動してもよく、熱中症防止を心掛けるようとしています。
また、状況を見ながら現場の判断で柔軟に対応することも示され、必ずしもマニュアル通りのコロナウイルス防止策を行使しなくてもよいということです。



とは言え、生徒や児童が自分でマスクをつけるべきか外すべきかを判断することは難しいかもしれません。
特に低学年の子供たちは臨機応変と言ってもそのさじ加減が分からず、つらくてもひたすら先生の言いつけを守る傾向があります。
変にすれていないので親が「マスク外してもいいよ。」と言っても「先生に言われたから。」と言って外さないこともあるでしょう。
だから、低学年生に対しては学校の先生がどういうときマスクを外していいか具体的に細かく示してくれた方がいいと思います。
また、普段からコロナウイルスだけでなく、熱中症の恐ろしさも家庭で話し合って、熱中症がどのようなものでなぜ危険か、防止するにはどうすればいいかなど、熱中症に対する知識と理解を深めていくもの大事です。

これから勉強には厳しい季節になります。
コロナウイルス対策をしながら大変だと思いますが、頑張ってください。
葛西TKKアカデミーには快適な環境で勉強ができる空間があります。
どうかこちらも利用してください。
厳しい状況で頑張る子供たちを応援し、支えてゆきたいと考えています。
いつでも気軽にお問い合わせください。

学校再開からもうすぐ一か月ですが、やはり生徒たちのコロナウイルス感染が各地で確認されています。

学校再開からもうすぐ一か月ですが、やはり生徒たちのコロナウイルス感染が各地で確認されています。

6月24日、埼玉県は中学生の女子がコロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
本人は特に症状は出ていないようですが、同居している父親の感染が分かったことからPCR検査を受けたそうです。
学校での感染ではないようですが、23日まで無自覚のまま登校していたと考えると、他の生徒に感染したかどうか心配されます。
学校は本日から2日間休校するそうです。

同じく群馬県でも高校生男子の感染が確認されました。
こちらは17日から37度台の熱と喉の痛みなどの症状があり、熱はずっと続いたようです。
24日に民間検査機関によるPCR検査の結果、陽性と判明しました。
この生徒は17日から学校を休んでいるそうです。

23日県の小学生と中学生の姉妹のコロナウイルス感染が判明。
この姉妹の兄も21日に感染が確認されており、家庭内で感染したと思われます。
姉妹が通う学校は3日間臨時休校になりました。
市は独自に二人のクラスメートや担任ら関係者のPCR検査をし、臨時休校中に両校の消毒を行うと発表しました。



他にも日本各地で生徒や児童のコロナウイルス感染が確認されたり、学校や保育園などの教職員の感染も明らかになっています。

緊急事態宣言が解除され、人々の動きが基に戻ってくれば当然、コロナウイルスの拡散が再び起こることはわかっていました。
現に最近の東京都の新たな感染者は高い水準を保っています。
東京都や国は再び規制を厳しくする考えはないようで、以前にもまして市民一人一人の行動が問題となります。
しかし、実際にはコロナウイルスのことを気にしていないように見受けられる人々がかなり増えてきています。

今回の学校関係者の感染は学校内でうつされたのではないようですが、一歩間違えば学校内でのクラスター発生もあり得たでしょう。
どの学校も臨時休校の処置をとったようですが、休校期間が2、3日というのが少し疑問です。
この間に校内消毒をするのが目的のようです。
しかし、生徒の安全を考えると校内での感染がないことを確認できるまで休校にした方がいいと思います。

コロナウイルスが終息するまで待つのではなく、感染リスクを最小限に抑えながら学校生活を再開させるというのが文科省の方針です。
これ以上休校で子供たちの勉強が遅れるのが心配という声に配慮してのことですが、当然予想される校内での感染が発生した時の対策は明確ではないような気がします(感染防止の対策は示されているのですが)。

今回のコロナウイルスの混乱で、学校はコロナウイルスで登校できなくなっても勉強が継続できる体制を作ることが重要だと認識しているはずです。
しかし、三か月に及ぶ休校期間においてもオンライン授業など、その体制を整えること、準備することさえできていません。
子供たちに保障されている「学ぶ権利」を守ってあげられるように我々大人は最大限の努力と実行をしないといけません。
教育の選択肢を増やすことはコロナウイルスへの対策だけでなく、今後起こる災害発生時や不登校など様々な理由で学校に通えない生徒たちを守ることにもつながります。
これは非常に大事なことで、文科省は新たな教育体制を成立させるのに出し惜しみはしないでほしいと思います。

日本は先進国の中でも、個人が子供の教育に掛ける出費の割合が非常に大きいのが特徴とされています。
つまり、塾などどれだけ子供に投資できるかという家庭の経済状況が、子供の教育の機会に大きく関わるのです。
予測していない危機、混乱に対して、生徒たちの住む地域の違いだけでなく、公立学校か私立学校か、オンライン環境が整っているかいないか、塾や家庭教師などの出費が可能かそうでないか。
そして、家庭状況による教育格差という問題が今回のコロナウイルスによってより鮮明に表れたと思います。



全ての子供たちは等しく教育を受ける権利を有し、誰もが公平に学ぶ機会を保障しないといけません。
しかし、日本の教育はこの問題に十分に取り組んでいるとは言えません。
どこか人任せなのです。
政府はコロナ禍をきっかけにもっと教育を真剣に考え、子供たちが明るい将来を迎えられるように行動してほしいと思います。
教育は未来の日本への投資であり、その見返りは非常に大きい。
だから、日本はもっともっと教育にお金をかけるべきです。
人が日本の最大の力であり、子供は日本の宝です。

葛西TKKアカデミーはもちろん子供の教育を真剣に考えています。
どのような子供でも、本人が望む限り学びをしっかり支えたいと考えます。
そして、彼らの夢を叶えてあげたいと思います。

学校再開、でも子供たちには心身ともにへとへと?!

学校再開、でも子供たちには心身ともにへとへと?!

ようやく学校が再開され、長い休みから一変、生徒たちは規則正しい生活を求められるようになりました。
休みの間会えなかった友達と再会したり、新しいクラスにワクワクしたり。
待ちに待った学校がやっと始まり喜ぶ生徒がいる反面、新しい環境に不安だったり馴染めなかったりする生徒も多くいます。

特に未だにコロナウイルスの脅威は去っておらず、感染リスクを抱えながらの学校ということで、あれやこれや規制や強制も多く、子供たちの自由も大きく制限されストレスがたまりやすい中での学校生活に心身ともに早くも疲弊している生徒もいます。
休校でできなかった分の授業を補うため夏休みなどが大幅に削られ、学校行事も縮小されたり中止になったり。
学校での楽しい時間が奪われています。
コロナウイルスの脅威の下、体を休めたりリラックスして自分の時間を楽しむこともなかなかできない。

本来猛暑の中での勉強を避けるための夏休みもなくなり、これから生徒たちは酷暑の中、エアコンもない教室で勉強をしなければならなかったり、仮にエアコンが備わっていても感染防止のため窓を開け換気をしなくてはいけないので、快適な環境下での勉強は無理のようです。

休み期間中にゲームやSNSに没頭し夜もしっかり睡眠を取らず生活のリズムを崩してしまった生徒は、元の生活に戻るのにとても苦労しています。
また、外出自粛で外で遊んだり十分な運動ができていないので、生徒たちは体力が落ちで病気にもなりがちです。

コロナウイルスという異例の事態とそれからの学校復帰で、すでに心も体もつかれている生徒がたくさんいます。
このような子供たちに対して大人はどのように接すればいいのでしょうか。



先ずは学校というプレッシャーから解放される家庭ではせめてリラックスできるようにしてあげましょう。
確かに家庭でも勉強しないといけないでしょうが、可能な限り心と体を休めるように心がけましょう。
あまり勉強勉強と追い詰めると子供たちはいよいよ逃げ場を失い、ストレスが爆発して取り返しのつかない事態が発生するかもしれません。
家庭を癒しの空間、もしくはあえて意識的に何かしようとしなくても、素直な自分でいられる場所にしましょう。
親子のコミュニケーションを上手に図り、子供たちが安心して心を開ける関係を作りましょう。
大人として時にはアドバイスや励ましを与え、子供と共感できる立ち位置に立てるといいです。



学校としては、学校が子供たちにとって楽しく希望に満ちた場所であるように努めなくてはなりません。
「学校が好き。」「先生が好き。」「勉強が楽しく早く学校に行きたい。」
こんな風に生徒が思えるようにすることが最優先です。
コロナウイルスの感染、勉強の遅れなどいつも以上に大変ですが、かと言って形式だけで中身のない授業をしたり、生徒をどんどん追い込むような学校生活にしてはいけません。
先生はやることが増え、なかなかゆとりも持てないでしょうが、文科省を始め期間が努力し現状に合った対応(教員を増やすとか、外部に援助を求めるとか)をすればいくらか軽減ができます。
しかし、生徒は本人以外に代われる人はいません。
先生は授業数が増えればその分をヘルプの先生にお願いできるでしょうが、生徒は増えた分の授業は全て自分一人で受けなくてはいけないのです。
このような立場の違いをきちんと理解し、それらに対する配慮は十分に行わないといけません。

時には生徒が何もせずぼーっとしているのも許してあげましょう。
このように何も考えない時間も大事です。

勉強の遅れなど親として心配で、教師として責任もって挽回しなくてはならないのは理解できますが、だからと言って無理を強いると必ず子供に反動が来ます。
そうでなくても異常事態にストレスをため込んで切るのに、更なる負荷をかけると様々な弊害が現れるでしょう。
心身症やうつ、いじめも発生するかもしれないので、周囲の大人は十分な注意を怠ってはいけません。
大人の一方的な考えを押し付けるのではなく、子供の立場に立って考える必要があります。



最後にもう一つ注意しないといけないのが子供同士の人間関係です。
最初のころは新しいクラスで生徒たちはお互いに様子を見つつ人間関係を築いていくのですが、一定期間が過ぎるとこれらの関係は固定化され学校カーストなどと呼ばれる状態になりいじめや様々なトラブルが発生するようになります。
特に以前から心配されているように、コロナウイルスに関係したいじめも出てくるでしょう。
学校でもこのようないじめはしないようにと強く言っているようですが、保護者や周りの大人も気をつけなくてはいけません。

生徒一人ひとりをよく観察して、子供たちを決して一人にせず、彼らが何でも気楽に話せる関係を作っておくことはいじめや自殺を防止するのに非常に大切です。
独りぼっちになってしまうとどうしても自分の内側にばかり目が行くようになり、外の明るい可能性が見えなくなります。
大人たちは子供たちとコミュニケーションをしっかり取り、異変にいち早く気づけるようにし、いつでも相談しやすい人間でいてほしいと思います。

文科省が来年の大学入試の日程を発表しました。コロナウイルスの影響を受けた受験生の救済策はあるのか。まだ不透明で問題点も指摘されています。

文科省が来年の大学入試の日程を発表しました。コロナウイルスの影響を受けた受験生の救済策はあるのか。まだ不透明で問題点も指摘されています。

コロナウイルスによる混乱で休校になり勉強に著しく影響を受けた現高校三年生ですが、文科省はいつまでも先が見えない状況は受験生によくないとして、17日に大学に入試日程を決定しました。

それによると日程はほぼ例年通りとなり、共通テストは1月16日、17日となっています。
注目すべきは、コロナウイルスでの休校により発生した勉強の遅れを配慮して、これを理由に1月30日、31日に定められた追試験を選択することも可能となったことです。
そして、追試日のさらに二週間後にも予備日を設けています。
私立大学の受験は2月1日から始まり、2月25日以降には国公立大学の前期試験が行われます。
3月8日から公立大中期試験、3月12日から国公立後期試験と入試スケジュールは変わりません。

また、9月から始まる総合型選抜(これまでのAO入試)は出願時期を2週間繰り下げ9月15日、11月1日からの学校推薦型選抜(推薦入試)の出願が始まるということも決まりました。

出題範囲に関しては共通テストでは特に配慮しないそうです。
各大学の個別試験では、高校3年で学習することが多い数学や理科、社会の科目で問題を選べるようにするなど、出題範囲を工夫するよう強く要請しています。
さらに、コロナウイルスに感染した受験生向けて、大学が個別試験で追試を設定するといった救済策も特に強制ではなく、大学が行わなかったからと言ってペナルティがあるわけでもないので、実行性にはかなり疑問が持たれます。

また、コロナウイルスの感染の再拡大などで秋以降に再び休校した場合、高校卒業や大学入学時期が4月以降にずれこむ可能性があることも述べられています。
万が一そうなれば入試日程を大幅に変える方針も確認されました。

以上が発表された内容ですが、この日程ですと追試を受けた受験生は、すぐに私立大学の入試になりますし、予備日を使えば私立入試の後になることもあります。
共通テストの成績を利用した評価が難しくなることが考えられます。
国公立入試でも間が短く、共通テストの結果(受験生は自己採点によるので正確な点数は分からないのですが、しかも、共通テストでは自己採点の得点と本当の得点の差が大きく、大学選びが非常に難しくなるという傾向が報告されています)から志望校を決めるまで非常に猶予がない日程になっています。
スケジュールとしてはかなりタイトなものとなったことは否定できません。

また、追試験についても誰がコロナウイルスにより学習が遅れたのかを判断するのか、浪人生は利用できるのかなど疑問の声も上がっています。



コロナウイルスにより一部の受験生は勉強を大きく阻害され、オンライン授業が受けられる生徒とそうでない生徒、コロナウイルスによる休校期間が短い学校と長い学校、生じた勉強の遅れを様々な手段で補うことができるほど経済的にゆとりのある家庭とそうでない家庭。
高校三年生の大事な時期に勉強が十分にできず、置かれた環境により受験生間に学力差が生じ、入試で最も重要な公平性が保たれるのか不安の声も上がっています。

そのような状況の中で受験生の救済策として「9月入学」(これは学校制度全体を9月入学にするのではなく、コロナウイルスにより失われた時間と学習を取り戻し、受験生だけを対象にし彼らが公平に入試を受けられるための特例的提案だったのですが、文科省をはじめ世間はなぜか前者の方向で議論をし、受験生を救う議論はなく消滅したのですが)もなくなり、少なくとも一か月程度日程をずらそうという意見も、大学をはじめ各機関が日程調整や手続き上の問題、高校による休校期間の差異などのため結局消えてしまいました。

いつまでも日程が決まらずあいまいな状況では受験生も不安だし、計画も立てられないだろうと日程の決定となり、世間からは一定の評価が得られています。
しかし、同時にコロナウイルスにより多大な不利益を被った受験生への配慮は十分と言い難く、「文科省は受験生を見捨てた。」との非難も出ています。



今の高校三年生は入試改革による新制度での初めての受験生となります。
しかし、この新しい入試制度は多くの批判や疑問を浴びてきましたが、文科省は的確な回答を避け実施を半ば強引に進めようとしました。
しかし、入試改革の目玉であった英語の民間試験活用も数学・国語の記述問題も多くの反対意見及び文科相の不適発言(実際は後者の理由が大なのでしょう)によりとりあえず来年は実施しないことになりました。
誰がどう考えても不適切で準備不足な制度を来年に推し進めようとしたのは今年がオリンピックイヤーだったからで、受験生への配慮でもなんでもなく、新制度を来年からしなければならない絶対の理由はありませんでした(現にオリンピックも今年はやらないことになり、ますます来年にこだわる意味がなくなってきました)。
この機会にいったん歩みを止め、入試改革を含む教育改革全体を見直した方がいいと思います。
本当に生徒にとって最善の教育とは何か。
それに加えて今回のコロナウイルス。
今年の受験生は不運としか言いようがありません。

とは言え、不幸を嘆いても文科省は己を顧みて生徒たちのことを真剣に考え制度全体を考え直そうとはしないでしょう。
遺憾ながらどんなに理不尽な制度でも生徒はその枠組みの中で戦うしかないのです。
残念ながら…。
だからこそ、葛西TKKアカデミーは生徒たちのためにできることは何でもしたいと考えています。
いつでも生徒たちのために力になり支える準備があります。
どんなこともでも構いません。
まずはご相談ください。
そして、一緒に考え目標に向かっていきましょう。
受験生の皆さん頑張ってください。
葛西TKKアカデミーはいつでも皆さんを応援しています。

コロナウイルスのせいで子供たちにもスマホを持たせることに肯定的な家庭が増えてきました。しかし、注意しないと「スマホ依存症」の危険性も。どのように回避すればいいのでしょうか。

コロナウイルスのせいで子供たちにもスマホを持たせることに肯定的な家庭が増えてきました。しかし、注意しないと「スマホ依存症」の危険性も。どのように回避すればいいのでしょうか。

コロナウイルスの影響で学校が停止した時、オンラインを利用して授業を提供できる私立学校とインターネット端末やwifi環境の整っていない公立学校との間に大きな勉強格差が生じたことが問題となっています。
オンライン授業にアクセス可能な私立学校の生徒たちは3か月の休校期間中も勉強を進めることができました。
しかし、ICTの普及率がわずか5%の公立学校では多くの生徒が学習を進めることができず、復習中心のプリントやワークをやるにとどまりました。
ICT化を進めて近代的な教育を提供すると言いつつ、遅々として進めなかった公教育の怠慢と言ってもいいでしょう。
これを教訓にICTが公立学校にも大きく広がるといいのですが、残念ながら先行きははっきりしません。

今回の混乱でICTの有効性を感じた家庭も多く、子供たちにスマホを持たせようという意見が増えています。
しかし、むやみにスマホを子供たちに与えるのは注意が必要です。
なぜなら、こちらの期待通り勉強に有効活用してくれればいいのですが、実際はゲームやSNSなど子供たちが興味のあることのみに使うようになってしまうことが多いです。

スマホが手放せなくなり、スマホに依存した状態になる。
当然他のことは何もできなくなり、一日中スマホをいじり気づけば朝になっていたなんてこともよくある話です。
スマホのゲームなどは利用者が簡単にやめられないようにできています(そうすることでゲーム会社は利益を増やす目論見ですが)。
昼夜関係なくスマホをいじることで、生活のリズムが狂いとうとう学校にも行けなくなる例もたくさんあります。
オンラインゲームがやめられなくなると脳の前頭前夜の機能が低下し、衝動や欲求のコントロールがうまくできなくなります。
この事態を重く見たWHOは「ゲーム障害」という新しい疾患と認定したほどです。



今の世の中、スマホなしでは生活できないほど、スマホは生活に深く根付いています。
ある調査によると、2018年では小学生のスマホ保有率は都市部で小学校三年生を境とし半数以上にもなるそうです。
ベビーカーに乗った赤ちゃんがスマホをいじる姿も最近はよく見かけます。
だから、このようにスマホネイティブと言っていい彼らに、安易に「スマホ禁止」としてもなかなか解決できません。
スマホは道具です。
道具は正しく使うと大きな利益をもたらしてくれます。
全面禁止にするよりも、いかにうまくスマホと付き合えるかを考えた方が有意義な気がします。

やはりルール作りが大切
将来的にもスマホを十分活用して世の中を生きていけるように、子供のスマホの基本は「制限」よりも「判断力の育成」に重点が置かれるようになっています。
スマホが手放せない子供たちを一方的に責めたり、親の考えを押し付けたりするのはよくありません。
本人がスマホの危険性を自覚し、どのように接すればいいか考えるように促すのが大人の立場としてはふさわしいと言われています。
だから、スマホのルール作りが大切になります。

では、どうやってルールを作ればいいのでしょうか。
大人が勝ってに決めて押し付けても、子供はことの重要性を理解していないので、ルールを大切に思わず守ろうとはしません。
先ずはスマホのいい点と悪い点を話し合ってみましょう。
スマホが使えることでどんないいことがあるか、逆に悪いことがあるか、何ができるようになり、その反面どのような危険性が潜んでいるか、親子でしっかり話し合い、書き出して目に見える形にしましょう。
そして、スマホの問題点を考えながら、どうすれば解決できるか、どうすれば問題点を最小限に抑えられるか、子供と一緒に考えましょう。

一番問題になっていくことは利用時間でしょう。
親子でスマホの利用時間を記録し調べ、一日何時間使っていいのか、いつからいつまで使っていいのか、休日はどのようにするか話し合いましょう。
スマホを利用する場所もできれば子供一人にするのではなく、親の目が届くところにするのが安心です。
当然、子供だけルールを決めて制限するのでは、子供は不公平を感じ守ろうとしないかもしれません。
同時に親に対してのルールを決め、親もそのルールを守るのがスマホの管理を成功させる大きなポイントになりえるでしょう。
また、守れなかったときはどうするか決めるもの大事です。

更に、スマホでやってはいけないことも決めなくてはなりません。
これは犯罪に巻き込まれないようにするためにも重要です。
個人情報をネットに載せない。
SNSなどで悪口や嘘、不満などを書かない。
他人の個人情報を勝手に教えない。
危険なサイト(薬物、暴力、大人向けサイトなど)にはアクセスしない。
有料なものもあるので勝手にダウンロードしない。
これらの項目は子供自身を守り家庭を守るためにも大切です。
最近はスマホにフィルタリングなど色々機能がついているので、これらを活用するのもいい手段です。

最後に「○○をしたからスマホの時間を増やして。」や「○○してくれたからスマホをもっと使ってもいいよ。」なんて取引するのは止めましょう。
これを許してしまうと、せっかく一緒に作ったルールがどんどん崩れていきます。
それはそれ、これはこれときちんと割り切って対応しましょう。

もちろん、きちんと使っていれば褒めてあげることも大切ですし、定期的に利用状況を顧みてルールを変えていくことも大事です。



スマホは我々が子供のときにはなかったツールなので、大人としてもどう対応していけばいいかよく分からないのも当然です。
時代はどんどん変化し、これからも私たちが経験したことがなく何が正解か分からない事態を扱わなくてはならないようになるでしょう。
何事にも正負の両面があります。
良い点を生かし、悪い点を抑えることで、子供たちにこれまで以上の可能性が生まれます。
これらの点を踏まえて、親が一方的に決めるのではなく、子供と一緒に話し合い、お互いに納得し守っていける道具の使い方を考えていくことが肝心です。
それが子供の成長を促し、守ることにもつながります。