世間ではそろそろ卒業式が行われることと思います。
それぞれの学校を卒業し、たくさんの生徒が新たなステージに進むことになります。
葛西TKKアカデミーでも、これまで多くの生徒たちが卒業していきました。
苦しい受験勉強を乗り越えつかんだ栄光は、みんな誇れるほど素晴らしいものです。
まだ未熟で世の中の理もよく分からない中、不安や絶望を感じることもあったでしょう。
それでも歯を食いしばって試練に打ち勝ってきた生徒は、単純に学力を伸ばしただけではなく、精神的に大きな成長を成し遂げたはずです。
そして、苦難を克服できた経験と自信は、生徒たちにその後の人生においても簡単にはへこたれない強靭さを身に付けさせたことでしょう。
お互いに支えあい励ましあって困難を乗り越えたTKKの仲間たちの多くは、自分たちの新たな道へ飛び立った後も、折に触れて連絡を取り合い、時にはTKKとそこに通う後輩たちのために力を貸してくれることもあります。
こうして生徒たちとのつながりが切れないで続くことは、指導をしてきた私としても大変有難く、嬉しく感じている次第です。
そのような状況の中、先日、卒業生と集まってOB会を開くことができました。
みんな卒業からかれこれ7年になるでしょうか。
それぞれがそれぞれの道に進み、もうみんなすっかり立派な大人になっていました。
以前からOB会はやりたかったのですが、自分を含めみんな多忙で日程の調節に苦労しましたが、ようやくOB会を開催することができました。
このように大人になった卒業生と飲みながら色々な話に花を咲かせるというのが私の夢の一つでもあり、その夢がこうやって実現したのは非常に喜ばしいことです。
これまでの苦労が報われたと感じ、同時にこうやって集まってくれるみんなに心から感謝しています。
3月某日、月島駅に集合。
OBたちの希望で、もんじゃ焼きランチを行いました。
時間通り待ち合わせ場所にて集合したOBたちの顔はとても明るく、長年の空白をものともしないくらい再開の喜びであふれていました。
平日の午前11時はまだランチタイムには早いせいでしょうか、月島の有名な『もんじゃストリート』は開店している店もまだ少なく、人通りもまばらでした。
しかし、予約していた店に入ると店内はお客さんたちで既にいっぱいでした。
早速ドリンクを注文し、もんじゃ焼きとお好み焼きを注文。
昼間からですが、せっかくこういう機会ですし、お酒を頼んでみんなで乾杯しました。
こうやって自分が教えていた子供たちが大きくなって、立派な大人としてお酒を酌み交わすというのが私の夢の一つでした。
それが叶って、本当に幸せな一日となりました。
久しぶりの再会で話が続かないのではないかと心配していましたが、実際に会ってみるとそんなことは全くなく、TKKに通っていた当時の話、今日来られなかった仲間の話、卒業後の進路と現在に至る話など、会話が尽きることは決してありませんでした。
みんな笑顔で冗談を交えながらも、お互いに称えあう姿に、本当によい生徒に出会えたんだなと実感しました。
私は下町出身ではないので「もんじゃ焼き」には馴染みがないのですが、店員さんが手際よく作ってくれて美味しくいただくことができました。
今回は「もへじ本店」さんにお世話になったのですが、この店は有名で月島だけでも6店舗もあるそうです。
店員さんもはきはきして明るく、全てのテーブルに目を通して焼いてくれるので、もんじゃ初心者の私のような人でも安心して美味しいもんじゃ焼きが食べらえます。
お勧めです。
葛西にはもんじゃ焼きのお店がなかったので、美味しいもんじゃ焼きを食べたい人は月島まで足を運んでもらってもいいかも知れませんね。
お店が勧めてくれた『明太もちチーズもんじゃ焼き』はとてもおいしく、その後『ブタ玉お好み焼き』、『明太もちもんじゃ』とみんなでいただきました。
どれも店員さんが焼いてくれましたが、全部絶品でみんなであっという間に食べてしまいました。
自分の好きなコンピューターグラフィックの仕事について活躍している者、自分の夢であったアイドルとして頑張っている者、大学に進みこれから社会人として羽ばたこうとしている者。
みんな大人として立派に人生を歩んでいるんだと分かりました。
それぞれ不安もあるようですが、若者なのだから先のことなど考えずに、自分の思う通りに人生を進めばいいとアドバイスしました。
若い時の苦労はどんなことでも絶対その後の人生に大いに役に立ちますから。
懐かしい仲間との話題は尽きず、2時間の予約もすぐに過ぎてしまいました。
お店を出て、河川敷の桜の花が咲いていないかと思い行ってみたのですが、時期が少々早かったようで残念。
みんなまだ熱も冷めやらずという感じで、喫茶店に行くことにしました。
当てもなく月島の町をぶらぶら歩いて、たまたま見かけた喫茶店に入りました。
この店はレトロで落ち着いた感じの店で、店内にはマスターが創作された陶器などが飾ってありました。
メニューにある飲み物も有機物を使用したりとこだわりがあるようで、私の注文した『豆乳カフェラテ』もかなり濃厚で美味しかったです。
ここでも話が盛り上がり、2時間近く滞在してしまいました。
デザートを食べようということになり店を出て、また月島の町を徘徊。
駅の近くのジョナサンに入りました。
OBの一人が勧めてくれた『白玉ソフトみつ豆緑茶&黒蜜つき』を注文しました。
16時から授業があるので、私は早々にみつ豆をかっ込んで店を後にしました。
後ろ髪を引かれる思いでしたが、生徒が待っているので仕方ありません。
また、第2回の開催を約束して、ここでお別れしました。
OBたちはその後も店にのこり、かなり遅くまでおしゃべりしていたようです。
以上、OB会のご報告でした。
気づけば7年もたっていたとは驚きです。
でも、そんな時間を微塵も感じさせず、当時と同じように気さくに話しかけてくれた元TKKの塾生たちには、心から感謝申し上げたいと思います。
どの代の生徒もそうですが、いろいろ苦労し、私自身も大いに悩み不安になることもしばしばです。
それでも投げ出すことなく、最後まで支えて送り出すのは大変なことです。
毎年そんな苦しい思いをしても、その後の生徒たちの笑顔を見れば報われます。
いつも本気で生徒と向き合い、それに応えてくれる生徒たちに出会えたということは、人生における幸運というべきでしょう。
通塾中に限らずその後もこうしてつながってくれ、気の置けない関係でいてくれることは非常にありがたいと思います。
このように若者たちの人生に関われる仕事に恵まれ、ずっと彼らとの絆が保てる現状に、「自分の努力が多少は人のためになっているのだな」とやりがいをしみじみ感じます。
素直に幸せだなと実感できた一日でした。
この週末は月曜日も含め三連休となりました。
このまとまった休みに皆様はどうお過ごしでしょうか。
実は連休初日に、船橋の船橋大神宮にて開催された朝市に行ってきました。
2月10日の午前9時から11時まで開かれていましたが、天候にも恵まれ短い間ではありましたが、久しぶりの家族そろってのお出かけができました。
天候にも恵まれ、ほんのりと温かい一日で、お出かけにはちょうどいい日よりでした。
ということで、今回は私のプライベートの報告となります。
前日の金曜日に偶然『ふなばし朝市』の情報を目にし、「受験などで仕事が忙しく最近家族そろってのお出かけもしていないなあ」と思い、家族サービスで朝市に出かけることを決めました。
場所は船橋の「船橋大神宮」で、午前9時から11時までと少し休日にしては早い時間ですが、家の近所ということもあり、みんなで出発しました。
船橋大神宮はJR船橋駅から徒歩で10分程度のところで、比較的アクセスは簡単です。
途中に「船橋」の由来ともなった橋を渡ると、神社は目前でした。
現地に到着したときはもう9時半を過ぎており、すでに多くの人々が訪れていました。
境内の一角にテントが建てられ、キッチンカーもいくつか並んでいました。
地元を拠点とする多くの店や農家さんが出店をしていました。
朝採れたての野菜やはちみつ、卵など新鮮な食料品が売られており、中でも船橋名物「ホンビノス貝」目を引きました。
私は知らなかったのですが、この貝は大きく握りこぶしぐらいあり、見た目は太ったハマグリのようです。
家が近ければ、あるいはその場で焼いてくれれば買ったのですが、この後のことを考えて今回購入は見送りました。
しかし、とても大きくおいしそうだったので、今度機会があれば買って食べてみたいです。
同じ理由でネギなど新鮮でお買い得な値段の野菜たちも断念。
場内をぐるりと一周して、何があるのかを把握してから、場内で売られているグルメに注目。
その場で作るクレープ、ガレット、ピザ、フルーツサンド、タイ料理、コーヒー、焼き鳥、焼きそばなど盛りだくさん。
どれも興味深く、多くの店で行列ができていました。
私たちもそば粉のガレットを買って食べました。
注文してから焼きはじめ、10分ほどで完成。
生地のそば粉の香ばしさが素晴らしく、私の妻には大好評で「そば粉を買って自分でも挑戦してみよう」と言っていました。
娘が焼き立てのスパイシーな焼きソーセージを食べ、喉が渇いたので濃厚なイチゴミルクもいただきました。
クラムチャウダーもおいしそうだったのですが、他の物を食べている間に売り切れ終了。
残念。
しかし、ここに出展しているお店は船橋市内で営業しているので、その気になれば調べて行くことができます。
皆さんも興味があれば調べてみてください。
会場はそれなりに混んではいましたが、行列で何十分も待つ必要もないくらいだったのでよかったと思いました。
食べ物以外にも船橋駅や銚子電鉄、船橋市の公式キャラクターの「ふなえもん」(ふなっしーは公式ではありません)や千葉のゆるキャラ「チーバくん」のブースもあり、とても賑わっていました。
個人的には銚子電鉄の「まずい棒」(うまい棒ではありません)が気になったのですが、まずいと嫌なので今回は買いませんでした。
「まずい棒」をご存知の方は情報お待ちしております。
毎年のことですが、混雑が嫌なので毎年初詣は正月を過ぎてから行くのが、我が家の習わしとなっています。
今年もまだ行っておらず、会場が船橋大神宮だったので、この機会に遅ればせながらの初詣もしました。
家族みんなでお賽銭を入れ、神様に願い事をしました。
その後、一人ずつおみくじを引きました。
娘は小吉、妻は末吉、私は大吉でした。
今年はいいことが起こるといいですね。
おみくじを結んで神社を後にしました。
この神社は娘の七五三のときにお参りした神社で、当時のことも思い出されます。
あれから二年が過ぎ、娘も大きく元気に成長しております。
神様のご加護でしょうか。
感謝、感謝。
その後、私は仕事があるのでそのまま葛西へ向かいました。
娘と妻はバレンタインデーの準備で、船橋に留まり買い物をして帰りました。
前日に思い付きで決めた家族そろっての外出でしたが、とても楽しめました。
『ふなばし朝市』は年に何回か開催され、今年度はこれで終わりのようですが、4月からの新年度でもまた開催されると思いますので、気になった人は船橋の情報をチェックしてください。
最近は忙しくて家族でのイベントも写真もあまり撮っていなかったので今回は写真も撮り、思い出の一つとして残したいと考えています。
皆様の機会がありましたら、積極的に家族の思い出を作ってみませんか。
江戸川区でもたくさんのイベントがあると思うので、そちらに参加してもいいかも知れませんね。
その時は『まいぷれ江戸川区』がお役に立つと思いますので、ご参考にしてください。
三連休も終わり明日からいつもの日常が戻るという方も多いと思いますが、寒さに負けず元気に頑張っていきましょう。
早いもので年が明けてもうすぐ一週間になろうとしています。
今年は受験生が都立の一般入試のみならず、推薦入試、私立入試も受けますので、その準備に忙しくしております。
そのせいか例年よりも時間の過ぎるのが早いような気もします(そうでなくても毎年早く感じるのですが)。
今回は私の正月に関する私的な報告になります。
今年も大晦日まで、授業や授業の準備で忙しくいしておりました。
そして、元日は珍しく一日仕事がない日でしたので家族サービスをしました。
普段あまり構ってあげられないので、せめてもの償いです。
本来ならば初詣に出かけたいところですが、インフルエンザのこともあり人ごみはどうしても避けたいので、我が家では正月三が日はお参りには行きません。
今度の週末かその次あたりに遅めの初詣に出かけるつもりです。
子供にどこに行きたいか聞いたところ、『ゲゲゲの鬼太郎』の映画を見たいということなので、調べてみると「ららぽーと東京ベイ」のTOHOシネマで14時から上映の回がちょうどいいということになり、それに合わせて家族みんなで出かけることにしました。
よって、出かけるまでの午前中は家で過ごすことにしました。
ベリーパイ作り
実は、去年パイを作ろうと思い、冷凍のパイ生地とフルーツを買ったのですが、作らないままずっと冷凍室に入ったままになっていました。
そこで、家にいる午前中にこの生地を使って、娘とベリーパイを作ることにしました。
箱を開けてみると思った以上にパイ生地が小さく、アルミ皿に余ってしまうので、何枚かつなげてアルミ皿のサイズに合わせることにしました。
今回は出来合いのパイ生地でしたが、次回は粉から作りたいと思います。
パイ生地に冷凍のベリーを敷き詰めて、細く切ったパイ生地を上に乗せて卵の黄身を全体に塗りました。
妻の誕生日が1月4日なのでそのお祝いの意味も込めて写真のように「ママ、オメ」とパイ生地で書きました。
そして、オーブンで焼くこと20分。
表面がいい具合に色付いて、写真のようにおいしそうなベリーパイが完成しました。
しかし、焼きあがるとパイの柄と同じ茶色だったので混ざって目立たず、せっかくの「ママ、オメ」文字が目立たなくなってしまいました。
出来上がりを妻に見せたとき、特に言及がなかったので、恐らく文字は気づかなかったのかも知れません。
まあ、それもご愛嬌、いい思い出になります。
出来たてのパイは、まだぐつぐつといっていました。
ホカホカのベリーパイをみんなでパクリといただきました。
甘酸っぱくてとてもおいしかったです。
映画『ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』鑑賞
こうして午前中を過ごし、軽い食事をして映画に出かけました。
元日ではありましたが、恒例の福袋目当てのせいでしょうか、意外とららぽーとは混んでいました。
妻は映画が得意ではなく、どんな映画も大抵途中で寝てしまうので、別行動でぶらぶらウィンドーショッピング。
実はこの映画、以前に娘と妻の二人で見に行っていたんですね。
娘は気に入ったのか、もう一度見たいということで決めました。
だから、私と娘の二人で今度は見ることにしました。
毎月一日は映画が割引の日なので、この日も安くチケットが買えました。
娘が楽しみにしていた「チョリトス」と「スナックじゃが」、そしてソフトドリンクを買って映画館に入りました。
ファーストデイの割引と休日ということもあって、席は結構埋まっていました。
それでも、劇場の中央の席が取れたので、娘と二人で映画鑑賞しました。
長く長く人々に愛されている『ゲゲゲの鬼太郎』ですが、この年になって再び映画館で見るようになるとは思いもしませんでした。
誘ってくれた娘に感謝!
話の内容は、鬼太郎がメインではなく、鬼太郎のお父さんが「目玉おやじ」になる前の話です。
終戦直後の日本が復興してこれから勢いづいて成長しようとしている時期、その復興を表に裏に支え妖怪を利用して日本を牛耳ろうとする財閥一族に、その闇の真実を知ってしまったしがない記者の水木が鬼太郎の父と共に挑む話です。
映画『ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』へのリンクはこちら
鬼太郎の誕生秘話も含まれ、ストーリーも二転三転し、妖怪よりもずっと怖い人間の剛が描かれています。
最初は子供向けかと思っていましたが、見てみるとよく作り込まれていて、大人でも単なるホラーとしてだけではなく、ミステリーやサスペンスとしても十分楽しめる映画でした。
隠れたお勧め映画です。
皆さんも是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。
クレーンゲームと外食、買い物
娘との映画に満足し、次は娘がやりたがっていたクレーンゲームへ。
やり始めるときりがないので、上限を決めてチャレンジしました。
あまり欲しい景品がなかったのと、クレーンゲームが難しかったのもあって、何もゲットすることなく終了となりました。
一応遊べたので、それでとりあえず満足したようです。
その後、久しぶりに家族そろっての外食をしました。
早めの夕食だったので、レストランもそこそこすいていました。
みんなそれぞれ注文し、お代わりもしながら食事を楽しむことができました。
食事を終えると、もう閉店時間が近づいていました。
正月なので早く閉まるようです。
最後に私は塾で使う本が欲しかったので、本屋に行きました。
娘もついて来て、それぞれ本を探しました。
私が目的の本を入手した後、娘もマンガを一冊買いたかったようなので、お年玉代わりに買ってあげました。
そうしていると閉店時間になり、帰宅することにしました。
家に着くと20時前でしたが、日頃の疲れもあり早めに就寝することにしました。
休みだからと言って毎日の生活のリズムを崩すのも良くないので、娘と一緒に早寝の正月でした。
久しぶりの家族みんなでのお出かけでしたが、とても充実した一日を過ごすことができました。
正月っぽくはあまりありませんでしたが、まあ、それはそれでいいでしょう。
この時期は受験の追い込みや冬期講習もあって、非常にバタバタして心身ともに疲労困ぱいする時期でもあります。
今年も都立の一般受験のみならず推薦入試、私立受験まで指導しなくてはならず、睡眠や休息も十分に取れず本当に忙しい毎日です。
しかし、それでも空いた貴重な一日でしたので、何とかみんなの思い出になる一日にしたかったです。
できれば旅行で何泊かしたいところですが、現状では無理なので、何ができるかと常に悩むところであります。
今年は大したお出かけではありませんでしたが、みんなで一緒に時間を共有できることが大切かなと思い、このような正月となりました。
今年は早速二日から授業があり、その準備等でまた忙しい毎日がスタートしました。
生徒たちが頑張るというのなら、何があろうとそれに応える必要があります。
その分家族には迷惑や苦労も掛けますが、理解してくれていることに心から感謝しています。
また新たな一年が始まりましたが、今年も子供たちの明るい未来作りを全力でサポートしてまいりたいと考えています。
皆様の子育てや子供たちの勉強に貢献できるよう頑張りますので、今年もよろしくお願いいたします。
私にできることがあれば気軽にお声がけ下さい。
この一年が皆様にとっても良い年であるようお祈りいたします。
今日一月七日は、そう、七草粥を食べる日です。
七草が何か全部言えますか?
最近ではスーパーでもセットで売られていますよね。
だから馴染みのある人も多いかも知れません。
しばしば触れるように、正月や節分などの日本の伝統的な年中行事は受験などで非常によく問われる重要な学習事項です。
一般常識や教養として国語や社会、英語に出てきますし、中学受験では面接で聞かれることもあります。
どうも受験の出題者は日本の伝統的な内容を扱うのが好きなようです。
学校の授業であまりやらないからこそ、自分たちで年中行事は何がありどんなことをするのか、どうしてそうするのかを勉強しておかなければなりません。
現代社会、特に都会では伝統的な風習が薄れてきていますので、家庭が積極的に関わるように意識しないと、子どもたちも年中行事に触れる機会が少なくなってしまいます。
家庭で意識的に注意し、カレンダーを見ながら今月はどんな行事があるのか確認していただきたいし、実際に行事を行うのが無理ならば子供と話し合うだけでもやっていただきたいと思います。
体験があるとないとでは大違いですし、知っているといないとでもかなり違ってきます。
因みに、スーパーやデパートなどのお店は年中行事を利用してビジネスチャンスを広げようとしているので、意外と年中行事について敏感です。
「正月」「恵方巻」「節分」「土用丑の日」「冬至のゆず湯」など、その時節に合わせてコーナーを設けて特別販売をしています。
子どもと買い物に行ったとき、これらを利用して親子で年中行事について語ったり、家でやってみるのもいいでしょう。
子どもに教養が身に付くと同時に親子の会話が増え、つながりが強くなり楽しい思い出作りにもなります。
いいことたくさん。
「面倒くさい。どうでもいい」なんて言わず、是非やってみてください。
強くお勧めします。
「七草粥」についてお話します。
ご存知ですか。
実は一月七日は人日の節句。
元々中国の風習で、この日は犯罪者に対する刑罰を行わない日でした。
また、この日には七種類のあつものを食べる習慣があり、これが日本に伝わって七草粥となりました。
正月で美味しいものをいっぱい食べ弱った胃を整えると同時に冬に不足しがちな栄養素を取るのです。
そして、無病息災を願うのです。
私も今朝、七草粥を食べてきました。
細かく刻まれていたのでそれほど薬味はありませんでしたが、たまにはお粥もいいもので、おいしくいただきました。
これで元気になって頑張れるといいです。
ところで、先ほども質問しましたが、七草には何があるか知っていますか。
これが試験問題に出ることもあるので、干支や九九のように呪文みたいに覚えましょう。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、スズナ、スズシロ、ホトケノザです。
七草粥の作り方
最後に七草粥の作り方を書いておきますね。
1のお米に対して7のお水を加え炊きます。
七草は細かく刻んで下茹でをします。
葉っぱ系のものは茹でてから刻むといいです。
お粥と一緒に食べたとき、違和感がなくなるぐらい柔らかくなるまで茹でましょう。
40分ぐらいお米を茹でるとお粥の完成です。
塩を加え味を調え、七草を加え混ぜましょう。
これで出来上がり。
冷める前に召し上がって下さい。
七草粥を食べて、皆様の一年が健康で良い年でありますように。