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長文問題が解けるようになろう!長文問題が苦手な生徒は自分で思い込み、勝手な解釈をしているからかもしれません。

長文問題が解けるようになろう!長文問題が苦手な生徒は自分で思い込み、勝手な解釈をしているからかもしれません。

生徒の中で長文問題が苦手な人は非常に多いです。

そもそも長い文章を読むことに慣れておらず、「文章を読まなくてはならない」というだけで嫌になり、やる気が失せる生徒が非常に多いです。
(かく言う私も読むことは苦手でしたが。)
読む前から気分で気力が削がれ、読むという苦痛の時間を耐え忍ばなければならなくて問題を解くどころではないというのも理由の一つになるでしょう。

また、「日本語は母語だから簡単に分かる」という傲慢から、国語の勉強を疎かにしている生徒も多いです。
国語の勉強といえば漢字を覚えるくらいで、実際、何をやればいいのか分からないという生徒がたくさんいます(親御さんも同様に考えている方が多いようです)。
実は何を勉強していいか一番分からないのが国語ともよく言われています。

そこで、本日は長文を読んで解釈が間違っているからテストの結果が悪くなるというお話をしたいと思います。

私が国語の指導をするときよく言うのが「素直に読む」ということです。
これは書かれている言葉、文、文章をそのまま受け止め理解するということですが、これがなかなか難しいのです。

人間は世界を見るとき、自分の見たいものを見たいように見て、客観的に全てを見ている訳ではありません。
これは不必要な情報をのぞき、効率よく脳を活動させるという、長い人類の歴史の中で培われてきた能力なのでしょう。
しかし、だからこそ主観の隙をついて錯覚を起こしたり、だまされたりします。

文章を読むときも、実は同様で、自分の主観(意見や感想)を入れずに読むことは難しいです。
それを取り除いたら、ただ読むだけの作業になり、結局、読みはしたが何が書いてあったのかさっぱり頭に残っていないということになります。
これも問題です。

では、どうすればいいのでしょうか。
普段の余暇のための読書であれば自由で別にいいのですが、問題を解くために長文を読むとなるといくつかの注意が必要です。

テストの問題と言うのは誰が考えてもそれが正解であると納得できるように作らないといけません。
数学などであれば、一つの問題に正答は一つと明確に分かります(解法が決まっていて誰がやっても同じ答えになるからです)。
しかし、国語の場合、特に記述問題はそうですが、解釈や表現で答えが無限に出てくる可能性があります。
これではテストになりません。

そうならないために国語のテスト問題には隠れた大前提があるのです。
それは、「問題を解くには、書かれている文章の範囲から考えなければならない」ということです。
どういうことかと言うと、例え常識的に「泥棒は悪いことでやってはいけない」となっていても、文章中に「時には泥棒も正当化できる」と書いてあれば、「泥棒は全くやってはいけない」という考えは間違えになります。
常識や自分の主観で物事を判断し、解答してはいけないのです。
この点がよく生徒が国語の長文問題(他教科でも同様ですが)を間違える原因の一つで、逆に出題者はそれを見越してひっかけ問題を作ります。

よって、長文を読むときは自分の常識や主観的な感想は持ち込まないようにしましょう。
書かれている言葉を文字通り理解し、自分の意見と違っても批判してはいけません。
出題者は生徒の意見を聞いてはいません。
いかに文章を正確に捉え、的確に問題に答えられるかを知りたいのです。

では、どうすれば自分の解答が自分の主観ではなく、問題文に従った答えだと判断できるのでしょうか。
それは、答えを出したときに、「問題文のここに書いてあるから、これが答えです」と言えるかどうかです。

先ほども述べたように、問題文の中で考えるというくくりをなくしてしまえば、国語は得てして無限の正解を導き出してしまう傾向があり、これに歯止めをかけなければ一つの正解とならず、テストが成立しません。
テストが終わった後、テストの解答と解説を受け取ると思いますが、基本的に国語の長文問題の解説にはどこそこに書いてあるという説明が多いと思います。
国語の問題に関してはこれしか万人が納得する答えにすることができないのです。
だから、逆に言えば自分の答えを出したときに、「それは文中のここに書いてあるからだ」はっきり言えれば、その答えは正解に違いありません。

つまり、国語の問題を解くときに「ここに書いてあるからこれが答えだ」と言う根拠を文章中に見つけられるかどうかで正答率が変わってきます。
そして、これはコツさえつかめば本当はそれほど難しくないのです。
(長くなりますから、このコツと言うのはまた別の機会でお話します)
このことに注意して問題を読み、沢山解いて練習すると驚くほど長文問題が解けるようになります。

最近はなかなかじっくりと小説など長い文章を読む機会がなくなってきているように思われます。
これはSNSやインターネット、塾や習い事、部活など、生徒たちの日常が忙しすぎてゆとりがなくなってきているからかもしれません。
だからこそ、長文問題はそのコツを正しく理解しないと、読むのが苦痛な上に何をどう答えていいかさっぱりわからないということになります。

葛西TKKアカデミーでは長文を読むコツを教えます。
実際に多くの生徒たちが、以前にもまして長文が解けるようになっています。
もし、国語で(特に長文問題や記述問題で)お困りならば、是非ご連絡ください。
きっとお役に立てると思います。

葛西TKKアカデミーは全ての生徒の力になりたいと考えています。
勉強は大変でしょうが、頑張ってください。
応援しています。

コロナウイルスで学校や塾が休みになる中、オンライン授業に注目が集まっていますが、オンライン授業ってどんなものでしょうか。オンライン授業だから全く問題ないという訳でもなく注意が必要です。

コロナウイルスで学校や塾が休みになる中、オンライン授業に注目が集まっていますが、オンライン授業ってどんなものでしょうか。オンライン授業だから全く問題ないという訳でもなく注意が必要です。

コロナウイルス感染の恐れから、外出して人と接することなく、家にいながら授業が受けられるオンライン授業に注目が集まっています。
文科省も以前から計画していたGIGAスクール構想を前倒しにして、新年度が始まるまでに全ての小中学生に一人一端末割り当てられるように配布しています。
しかし、現実にはただ端末を配ればうまくいくというものではなく(まだ全ての生徒に届いていない学校もあるそうですが)、その使用に関してはWi-Fiなどの設備、使用に関するルール、実際に実用可能か教員と生徒の両者のトレーニングなど、まだまだ課題は多く、今回の緊急事態宣言でもオンライン授業を滞りなくできたところは少ないようです。

そこで、本日はオンライン授業とは何か、そしてその注意点についてお話したいと思います。

オンライン授業には大きく二つのタイプがあります。

1.同時双方向型
これはZoomやSkypeなどのアプリを使い、生の授業を行うものです。
簡単に言えばいつもの教室で行う授業と同じですが、オンラインを使うことで同じ空間にいなくてもいいというものです。
リアルタイムで授業が配信され、先生の授業を聞きながら、時には先生の問いに答えたり、先生に質問したりできます。
場合によっては何十人、何百人が同時に授業を受けることも可能です。
画面に映る先生を見ながら講義を受け、時には画面を切り替えて問題を解いたり資料となる動画や画像を見ることもできます。

一人の先生に対して多数の生徒が授業を受ける場合、双方向と言っても実際に生徒から質問できるかというとそうでもないようです。
よって、一方的な講義になることが多いです。
一人の先生が複数の生徒に授業を提供できますが、先生は分割された画面を通して生徒を見ているので、人数が多ければ多いほど生徒一人ひとりに目が行き届かなくなります。
つまり、授業についてこられる生徒、授業に関心を持って積極的に取り組む生徒はいいのですが、そうでない生徒は放置されやすく、先生も気づけない場合が多いです。

先生がオンライン授業に不慣れであると、やはり授業が分かりにくくなり生徒は勉強への意欲を失います。
特に技術的な面でもたもたしたり、途中で回線が切れたりすると勉強への集中力も切れ、授業がつまらなく感じる、イライラする生徒も出てくるでしょう。
技術的な面といえば、一度に多くの生徒がアクセスするとサーバーがダウンしたり、そうでなくてもバグや様々なトラブルが起こり、授業自体が続けられないというアクシデントも予想できます。
先生自体が機械の操作をよく理解できておらず、思うように操作できなかったり、本来の機能を十分に使いこなせないこともあります。

また、塾や予備校では授業の時間はその先生を拘束することになるので授業料が高くなります。
そして、場所は選ばないと言っても時間は決められているので、授業を受けるためには必ずその時間にスマホやパソコンなどの前にいなくてはなりません。

学校や塾という専用の環境でなく、本来勉強の場でない自宅でのオンラインを介した授業なのでどうしても緊張感に欠けてしまいます。
周りには誘惑も多いでしょうし、どうしても勉強に集中できないこともあります。
勉強が嫌ならば他のことをすることだって可能です。

自宅で受けられる授業はある意味便利ですが、先生と生徒がツールを十分に使いこなせるか、生徒が自覚をもって真剣に授業に取り組めるかで成果は大きく変わってきます。
一般の授業以上に生徒次第の部分が大きくなることに注意しなければなりません。

2.オンデマンド型
こちらはアプリなどを利用し、あらかじめ用意された教材を使って勉強するものです。
よくあるのは録画した講義のビデオ、音声付きパワーポイント、問題を実際に解けるドリル、その他関連資料となる動画や画像などです。
多くの塾や無料アプリで提供されるオンライン授業はこのタイプです。
一般的には最初に講義を動画で見て、その後実際に問題を解いて理解を確認する形で行われます。
問題の成績は記録され、塾など管理者はそれを見て生徒の勉強の進み具合を確認することができます。
それを見て生徒に個別指導することもありますが、授業以外にも仕事の多い学校の先生はそこまで手が回らないでしょう。

教材はあらかじめ用意されたもので、それを生徒は見たり解答するだけなので、費用が低く抑えられます。
また、場所だけでなく時間も自由で、自分のペースで勉強を進めることができます。
でも、それは自分がやりたくなければいくらでも後回しにできるということでもあり、自己管理能力が求められます。

分からないときは何度でも繰り返し動画を見たりできますが、双方向ではないので質問したくてもできません。
問題にも限りがあり用意されたものをやりつくすと、それ以上の学習は期待できません。
つまり、一般の授業のように状況に応じて柔軟に授業内容が広がらないので、生徒によってはつまらなく感じるかもしれません。
このタイプのオンライン授業はあらかじめ決まっているものなので、一人ひとりのレベルに合わせられません。
学力が低い生徒にはついていけないし、学力が高い生徒には物足りないものになるかもしれません。
いずれにしても、このオンライン授業だけで全てが足りると思わない方がいいです。
十分に理解し習得するには補足の勉強が必要で、結局先生に相談することになります。

こちらも生徒がどれほど自覚しツールを有効に使って勉強を進められるかが問題になります。
これまでの一般的授業以上に学習結果が生徒次第で左右されることになります。

最後にどちらのタイプでもインターネットに接続できる設備が必要です。
スマホやパソコンなどを必ずしも全ての生徒が使用できるとは限りません。
常に誰もがインターネットへのアクセスが可能な環境をどのように整えるかもオンライン授業を実践するための大きな課題です。
それは道具の提供だけでなく、利用者が不自由なく使いこなせるようになる訓練も含みます。

以上、簡単にオンライン授業とはどのようなものか、そして、その長所と短所に触れました。

実際にコロナウイルスで学校が休校になり、オンライン授業が受けられる学校とそうでない学校の間に教育格差が生じました。

そこでオンライン授業が注目されているのですが、オンライン授業ならば問題ないと盲目的に思うのはいけません。
何でもそうですが、オンライン授業もツールである以上、関係者がいかに上手に使いこなせるかで結果が変わってきます。
これまでの通常授業になかった注意点があります。
特に生徒の勉強に取り組む姿勢が、これまで以上に成否を分けます。
しかし、これがなかなか難しい問題です。

現在ブームのようになっているオンライン授業ですが、決して万能ではないということを十分理解し、心して活用してほしいと思います。

葛西TKKアカデミーもオンライン授業を提供しています。
こちらに関しても後日ご紹介する予定です。
少しでも興味関心をお持ちでしたらお問合せいただいても構いません。

TKKアカデミーは皆様の味方です。
いつでも全力をもってサポートする用意があります。
生徒たちには非常に厳しい状況ですが頑張ってください。
応援しています。

書籍紹介『名前のないことば辞典』皆さんが考えている辞典とは違い、様々な動物たちが織り成す物語の中で言葉を紹介している絵本のような、一風変わった辞典です。

書籍紹介『名前のないことば辞典』皆さんが考えている辞典とは違い、様々な動物たちが織り成す物語の中で言葉を紹介している絵本のような、一風変わった辞典です。

事典というと分厚く、どんな知りたい言葉でもしっかり説明されているイメージですが、今回ご紹介する『名前のないことば辞典』(出口 かずみ)は違います。

『名前のないことば辞典』へのリンクはこちら

こちらの事典はオノマトペ(擬音語・擬態語)を扱ったものなのですが、普通の辞典のようにそれぞれの単語が見出しとなって、そこに語の説明がついているという形式にはなっていません。
「では、どうやって言葉を理解するの。」と思われることでしょう。

実は、絵を使って状況を描写しながら、オノマトペを分かりやすく示しています。
同じ「じりじり」でも色々な意味があるんだな、病院など特定の場面でよく使うオノマトペにはどのようなものがあるのだろう、なんてことがイラストを使って理解しやすく表現されています。
しかも、ただイラストが並んでいるのではなく、一つのお話となっているので、辞書を引くというより、物語を読みながら言葉を理解するという工夫がされています。
しかも、登場しているキャラクターは全て動物でとてもかわいく、それがコメディーのように様々な事件や出来事を繰り広げているので、本当に面白い読み物として読むことができます。
大人だけではなくお子様もきっと楽しく、そして、夢中になって読むことでしょう。

オノマトペと言うのは日本語の特徴の一つで、その豊富さは他の言語を圧倒します。
言葉が豊かということは微妙な違いやニュアンスも表現できるということで、日本という独特な空間で長い歴史をかけて培われた言語だからこそできる技です。
オノマトペもそんな背景から発達したもので、日本人なら当たり前のように表現していますが、実は外国語で同様に表現しようと思うと非常に難しく苦労します。

しかも、この感覚は言葉を知れば分かるものではなく、日本という社会の中で生活し自分の経験を積み重ねることで初めて習得し理解できるものです。
日本語が多言語より難解と言われる理由はそこにあります。
単語や文法を知るだけでなく、文化的背景や社会的側面、人間関係の在り方などと直接日本語は結びついているのです。
日本人なら誰でも感覚的に理解できる「ヒューヒュー」と「ピューピュー」の違いも、日本語を学ぼうとする外国人には非常に大きな壁となって彼らの前に立ちはだかります。

普通の辞典のように言葉だけで分かればいいのですが、本書のようにイラストになった方が視覚的になって理解しやすいと思います。
しかも、ストーリーになっているので、使用の文脈など、一般辞書では書かれないことも理解できます。

楽しいイラストと面白いストーリーで、これはまさしく読む辞典です。
堅い勉強ではなく愉快な余暇の感覚で、オノマトペについて知識を深められる最高の一冊だと思います。

この本は遊泳社が出版する“言葉を楽しむ辞典”として立ち上げた「YUEISHA DICTIONARY」というシリーズの中の一冊です。
他にも『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『言の葉連想辞典』があり、こちらも同様に非常に面白い辞典になっています。
本当に面白いので、こちらも後日、紹介させていただきます。

葛西TKKアカデミーではこのように楽しく学べる機会を重視しています。
勉強が苦しみではなく楽しみなのだと分かってくれることを願います。

図表問題を解けるようになろう。教育改革に伴いこれからは与えられた資料から情報を読み取り、その意味を考える問題が増えていきます。そんなときも臆することなく答えられるようになりましょう。

 葛西TKKアカデミーのニュース

図表問題を解けるようになろう。教育改革に伴いこれからは与えられた資料から情報を読み取り、その意味を考える問題が増えていきます。そんなときも臆することなく答えられるようになりましょう。

教育改革により、これまでのような暗記中心の教育が見直され、これまで学んだことを使って自分で問題を分析し、自分で解答を考えなければならない問題がテストでもたくさん出されるようになります。
生徒の中には、表や図を見て何を示しているのか理解できず、または図表があるというだけで挑戦しようともせず投げ出してしまう人がいます。
しかし、文科省の方針に従えば今後、図や表、グラフなどを利用した問題は数学や理科だけでなく様々な教科で導入されることは明白です。
よって、これらを苦手とする生徒はテストや試験では非常に不利になることが見込まれます。
では、これらの問題にどのように取り組めばいいのでしょうか。

1.先ずは問題をよく読む
何に答えるか。
これは全ての問題に共通していますが、正しく答えるためには、先ずは正確に問題を読み取り、出題者の要求する者が何かを把握しなくてはいけません。
例え図や表をきちんと読み取れても、問題の意図を読み違えて求められていない解答をすればバツになります。
基本的に問題の前半は条件、後半は何を答えてほしいのかが書いてあります。
従って、問題の条件部分から自分が何に注目して図表を見ないといけないか理解し、そこから図表の何を捉えなければならないか、後半部分から考えます。
例えば、「グラブの2000年と2010年を比較し」とあればこの二つのグラフのみに注目し、他の年は見てはいけません。
更に、「石油の輸入が全体で何パーセント減りましたか」と書かれてあれば、輸入量ではなく全体に対する割合を出して答えないといけないということです。
しかも、「パーセント」でないといけません。

2.グラフや表そのものを見る前に、その周りを見る
図や表を見て考えなければいけないのですが、その前にそれらの周囲に書かれているものを見ましょう。
タイトルには何の話題についてのものか、何を示そうとして書かれたものかが書いてあります。
数量の単位や何が図表内に示されているか正確に分かっていないといけません。
縦軸、横軸が何を示しているかも大切です。
このように図表そのものが何を表しているかを理解しましょう。

3.グラフや表の特徴を知りましょう。
いろいろな図や表がありますが、それぞれに特徴があり、何を示すのに適しているかが違います。
例えば、時間的変化を表すなら折れ線グラフや棒グラフが適していますし、全体に対する割合を見たいなら帯グラフや円グラフが適しています。
二つの要素による組み合わせの結果を見たいなら二項対立の表が分かりやすいです。
また、地図もたくさん種類がありますが、距離や面積、方角など何が正確で何が不正確かが違います(実物である地球は空間上の球体で、これを平面で表すには必ずゆがみが生じ、何かを犠牲にしないといけません)。
何が正確に描かれているかが分かれば、不正確なものからは解答は出ないので、問題を解くヒントになります。
このように図表の特徴を理解していれば、問題がこれらを使って何を示し何を要求しようとしているのか分かります。
そうすれば問題に対して的確に答えることができます。

4.図表が示している特徴や変化を読み取る。
基本的に問題は図表から読み取れる特徴や変化を問うものが多いです。
最も多いものは何か、最も少ないものは何か。
時間が経つにつれ増えているのか減っているのか。
あるものが多い地域は他のものも多い。
あるものの増減は他のものの増減と一致している、または逆になっている。
このような特徴や変化、関連性を見つけましょう。
そんなに複雑に考える必要はありません。
問題に要求されているものが一つ分かればいいのです。

5.必要であれば図表内の要素同士、またはこれまで学んで得た知識から関連性を考える。
図表の読み取りだけを目的としている問題であれば4までで十分ですが、中には図表から分かることに基づきその関連性や因果関係を考えさせる問題もあります。
予備知識がなくても問題ないの図表の特徴から推測できるものもありますが、問題内に書かれていない、これまで自分が学んできた知識を使って考えさせるものもあります。
問題内の情報から推測可能な問題は是非チャレンジしてほしいです。
なぜなら、学校で習ってなくても、たくさんの知識がなくても、図表の読み取りができれば解ける問題だからです。
また、学習で得た知識を必要とする問題も、その問題の意図が理解できれば、「ああ、学校で習ったこのことを答えさせたいのだな。」と分かるので、その知識を図表と関連付けすれば簡単に答えられます。
例えば、「時代が経過するにつれて日本の産業は第一次産業から第二次、第三次産業へ移行していく」ということを学んで知っていて、問題内のグラフで産業構造の変化が示されていれば、「グラフから分かることとして、あれを答えればいいのだな」と分かります。
ただ、稀に予備知識と異なる事実を示す図表をわざと出して、それに気づけるかを問う問題もありますので、注意してください。
答える時はあくまでも図表に基づいて答えるのが基本です。

図表を使った問題はこれからどんどん増えていくことが予想されます。
文科相がそのように示しているからです。
でも、コツさえ分かっていれば意外と答えるのは簡単です。
図表から分かる単純な情報の一つを読み取る問題が多いので、図表を見ただけで最初から難しそうとあきらめるのは止めましょう。
慣れないうちは大変ですが、それは何でも同じです。
方法を理解し練習するだけです。

練習としてはテレビや新聞、ネットにあるニュースを利用することをお勧めします。
その時々で実際に話題になっていることの図表なのでより身近で理解もしやすいからです。
そして、親子でその話題について話し合い、どうしてそうなるのか一緒に考えれば、図表の問題を解く練習になるだけでなく、話題に関する知識も深まり一石二鳥です。
更に、親子の会話も生まれ、家庭内の人間関係も良好になっていくでしょう。
また、議論の中から自分の意見を確立することもこれからの教育で求められ重要になっていきますので、これを機に、何を根拠にどうして自分はそう考えるか、相手はそう考えるのかということを理解できるように訓練するのもいいと思います。

もちろん、うちで指導するのは難しいというご家庭は葛西TKKアカデミーまでご連絡ください。
こちらで親切丁寧に指導してまいります。

「何か詳しくは知らないけど、聞いたことあるなあ」これがあると勉強により取り組みやすくなります。これからの勉強のために、ゆるくていいのでつながりを増やしましょう!

「何か詳しくは知らないけど、聞いたことあるなあ」これがあると勉強により取り組みやすくなります。これからの勉強のために、ゆるくていいのでつながりを増やしましょう!

新学年が始まり一ヶ月、学校生活にも慣れてきた頃でしょうか。
コロナで外出は自粛で窮屈なゴールデンウィークとなっていると思いますが、学校がまとまった休みだからこそできることをしていただけるといいかと思います。
一緒に料理を作るとか、一緒に散歩がてら公園の花を見てみるとか、インターネットで動画を見てみるとか、コロナの危険を避けつつ、何か家族でできる活動ができるといいですね。
どこも行けないから家でじっとして何もしないのはもったいないです。

ゴールデンウィークだからという訳ではないのですが、子供のうちに色々な体験をさせることは非常に重要です。
それが直接勉強に関わっていなくても大丈夫です。
経験の豊かさは、子供たちの思考の豊かさにつながり、ひいては人生の豊かさにもつながります。

葛西TKKアカデミーも子供たちに様々な体験を持たせることをお勧めしますが、一応塾なので、「勉強に役立つから」という観点でお話します。

人間というものは未知のものには警戒感を抱き、距離を置きたくなるものです。
この感情を乗り越えて手を伸ばそうとするには、よほど強い意志や勇気が必要です。
(好奇心が強く、不用心に手を出す人もいますが

実は勉強も同じで、子供たちは日々新しい、未知のものに挑戦しないといけません。
いつも授業で新しい知識を習う訳ですが、その時、新出事項が全く未知のものであればどうしても敬遠し距離を置いてしまいます。
「なかなかとっつきにくい。」「訳が分からない。」というような感情が起こり、勉強に対して軽い抵抗感、拒否反応が起こるかもしれません。
そうなると、それを改善してから勉強に取り組まなくてはならず、余計なエネルギーが必要となってしまいます。
そうなると楽しくなくなりますし、嫌な気分になるかもしれません。
勉強に対する壁ができてしまうと勉強の効率が悪くなります。

それを回避するためにはちょっとした予備知識やささやかな親近感があればいいのです。
これはその勉強に関する知識を前もって全て知っていなくてはならないというものではありません。
そこまですでに分かっているのなら、その単元はもう勉強する必要はありません。
ここで言いたいのはわずかなつながりがあれば、それをきっかけに親しみがわき、未知の分野に対する壁がなくなっていくということです。

つまりどういうことかというと、例えば微生物の勉強をするとき、微生物のことはよく知らなくても、以前に図鑑でミジンコやミドリムシの写真を見たというつながりがあれば、それだけで全く未知という訳ではなくなるので、その勉強に取り組みやすくなるということです。
この予備知識や体験がその勉強に深くかかわっていればいるほど、新しい学習に対する理解度は上がります。

だから一番いいのは、お子様の教科書を見て、何を新しく勉強するかを把握して、日常の会話や活動の中にそれらの話題を盛り込むことです。
関連のあるイベントや展示会、博物館などに一緒に行くのもいいでしょう。
(例年であればゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇期間中はこれらが沢山なるのですが、コロナ禍の現在では少し難しいかもしれません。)
または、インターネトや動画、本、雑誌、新聞などを利用して子供たちと一緒に見たり話したりしてあげるのもいい方法です。
こうしてこれから習うことに関連した経験や思い出を作っておけば、学校で学習するときに役に立ちますし、勉強に対する抵抗も少なくなります。
抵抗なく親しみが持てれば、新しい学習内容の習得もうまくいきます。

このように学校の学習内容に合わせて子供たちに経験や話し合いを促すのは効率的でありますが、実は与えるべき経験は学校の教科書に即したものでなくてもいいのです。
大事なのはいろいろなことに触れ、いろいろなこと浅い深いに関係なくつながりを持つことです。
なぜなら勉強において、どこでどのように経験が結びつくか分からないからです。
経験の範囲が広ければ広いほど勉強とつながる可能性が高くなります。
だから、お父さんの趣味の釣りでも構いません、お母さんの趣味のお菓子作りでも構いません。
何でも体験させてあげてください。
何がどのように子供たちに影響を与えるか分からないので、豊かな経験をさせてあげることは子供たちの人生に大いに役立ちます。

受験や検定試験の英語の問題でよく文化や歴史、科学が話題になることがあるのですが、例えば、長文問題でアインシュタインの相対性理論の話が出たとしましょう。
英語で何が書かれているのかよく分からなくても、相対性理論のことを本などで読んで理解していれば、だいたい何が書いてあるのか想像がつきます。
しかも、なじみがあるというだけで問題に取り組みやすくなります。
(逆になければ、相対性理論という言葉だけで白旗を上げてしまうかもしれません。)
これはテストにおいて大きなアドバンテージです。

私も指導において様々なことに興味を持ち、色々なことに触れるようにと伝えています。
それは以上のような理由があるのです。

ゴールデンウィークも後わずかですが、せっかく家族でいる機会があるのであれば、このようにお子様を誘っていろんなことにチャレンジしたり、一緒に話し合ったりするのもいいでしょう。
もちろんゴールデンウィークや長期休暇にこだわることはなく、少しでも子供が興味持ちそうだな、子供の役に立ちそうだなと思えばいつでも経験させてください。
それは難しく苦労することでも構いません。
成功しても失敗しても何らかの得るものはあるはずですし、後で思い返すと楽しい思い出になります。
勉強のためでもありますが、子供たちの豊かな人生のためにも、どのようなことでも貪欲に手を出し、可能な限りやらせてあげましょう。