塾長ブログ
2018.01.03
昨日はスーパームーンでした。冬は天体観測にいい季節、望遠鏡は要りません。星に思いをはせていろいろ考えるのもいい勉強です。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒の知的好奇心を大切にします。
実は昨日、1月2日はスーパームーンでした。
月は楕円軌道を描いて地球を回っているので、地球からの距離が微妙に変化します。
その中で地球と月の距離が一番近くになると、地球から見た月が見た目上大きく見えるスーパームーンになります。
新年早々、なんだかめでたいですね。
レンズの関係でなんだか月っぽくないですが、上の写真がそのスーパームーンです。
私が見たときは天高く昇ってしまった後ですが、地平近くではもっと大きく、そしてオレンジっぽく見えたことでしょう。
これは大気の関係と目の錯覚だそうです。
不思議ですね。
ところで東京では、冬は空気が乾燥しているので水蒸気に邪魔されることなく、更に昼夜の温度差が少ないので空気の揺らぎも小さく、非常に天体観測に適した季節です。
しかも、日が沈むのも早いですし晴天率も高いと、好条件がそろっています。
あいにく東京は街の明かりがありすぎて、星の光がかき消されてしまいます。
私も帰り道、夜空を眺め、星座を探したりするのですが、星の輝きは非常に暗く見えます。
因みにこちらのサイトは、東京の光を消したらどう星空が見えるのかというシミュレーションを表しています。
とても興味深いのでご紹介しますね。
「もしも、東京中の電気を消えたとしたら…」へのリンクはこちら
単なる合成ですが、こう見えるのかと思うとワクワクしますね。
以前、私もカナダに行って夜、星空を眺めたとき、「これほどの星があるのか。」と驚いたものです。
しかも、流れ星が至る所から次々の流れて、非常に感動しました。
古代から人々は星に魅せられて、様々な想像を張り巡らし、科学としてだけではなくロマンとして星を感じます。
是非、この機会にお子様と一緒に星を眺めて、いろんなことを語ってみてはいかがでしょうか。
実は今私たちが目にしている星々の光は何万年前のものだとか、星の死は同時に新しい星の誕生だとか、地球外生命体がいるとか。
単なる科学では収まらない感情の高ぶりがあります。
また88星座を通して、古代ギリシャの神々の話をするのもいいでしょう。
面白い話がいっぱいあります。
先ほども述べたように、東京は夜が明るすぎて星が見えにくいです。
でも、ちょっとドライブすれば意外と見れるスポットがあります。
また、最近ではアプリでスマホを空にかざすと、星座を映し出すものもあります。
こんな感じで一工夫すれば、見えにくい都会の夜空でも、星を見つけることができます。
こうやって親子で(大人と)共有した時間はきっと子供たちの心に何かを残してくれます。
勉強を嫌がる子供でも、知的好奇心をくすぐれば、もっと学ぼうとするでしょう。
そしていい思い出になります。
幸いにも新春の天気はおおむね晴れ。
せっかくなので、寒い寒いと家に閉じこもるばかりではなく、外へ出かけてワクワクしましょう。