塾長ブログ

2023年02月

2023.02.26

フォニックスを学ぼう!英語がよりネイティブスピーカーに近づく!

日本人は英語を中学高校の6年間、最近は学習指導要領が改訂され小学5年生から正規の授業として合計8年間、学校で勉強します。
しかし、これだけ長く英語を勉強しても実際に使えるレベルに達する人の割合はそれほど高くありません。
隣の韓国と比べても、英語が十分に使える生徒の割合は低いです。
ということは、日本の生徒が何年もかけて英語を勉強しても話せないのは、単純に言語体系の違いとは言い切れないものがあります。

特に日本の英語教育ではこれまでスピーキングやリスニングを軽視していたきらいがあり、日本人が英語を話すとローマ字英語になったり、聞き取りで音の違いが分からなかったりします。
この点は日本の英語教育がテストや受験を前提としており、これまで英語の音に関する領域は試験であまり評価されないので、どうしてもおざなりに学校でも教える傾向が見られました。
ところが、近年、文科省はこの日本の英語教育の現状を問題視し、「読む・書く・話す・聞く」の四技能全てを重視した授業を求め、教育改革を進めています。
そして、生徒を含め全ての関係者に対して動機づけをするために、大学受験でスピーキングテスト導入を目指しています。
もうすでに都立高校受験では実際に今年度からスピーキングテストが行われ、今後ますます英語の音に対する重要度は増していきます。

そこで今回は英語の発音、聞き取り、そしてスペルに関わるフォニックスについて説明したいと思います。

フォニックスとは

フォニックスとはネイティブの子供たちが英語を勉強するときに最初に勉強することで、ここから読み書きの練習をします。

彼らも日本の子供たちと同じように、文字を覚える前にまず耳で英語を覚えます。
そこから文字に移行していくのですが、英語の場合、各アルファベットが音と一対一対応していません。
「a」を「エイ」と発音したり「ア」と発音したり「オ」と発音したりと、一つのアルファベットが複数の音を持っていたり、時には書いても発音しなかったりと様々な場合があり、この点が英語を複雑かつ難しくしている点でもあります。
世界の言語の中で文法など比較的シンプルな部類に属する英語ですが、このスペリングはネイティブスピーカーでも頭を抱えるほどです。

そこでネイティブの生徒たちは先ず、それぞれのアルファベットに対応する基本的な音を覚えます。
そして、この基本的な音を当てることである程度単語が読め、書けることを学びます。
そこから母音が二文字合わさって発音するパターン(「oi」「oo」「ou」「ow」など)、子音が二文字合わさって発音するパターン(「ch」「sh」「th」など)を学び、音と文字の組み合わせを広げていきます。
他にも書いてあるのに発音しないパターン(いくつかの単語の最後の「e」や最初の「k」、途中の「gh」など)も学び、英語のスペルと発音の基本ルールを勉強します。

このようにして、英語の文字を音の関係であるフォニックスをネイティブの子供たちは身に付けていきます。
正しい発音と綴りの関係が分かれば、スペルもより正確に書けるようになりますし、始めてみる語でもある程度発音やスペルを推測することができます。

日本の英語の発音とスペルの学習

このようにネイティブは英語を英語で学ぶので、基本ルールが分かればそのまま話すことも読むこともかなりできるようになります。
そして、この土台の上に更に複雑な単語を覚えていきます。

一方、日本の英語教育ではフォニックスにかける時間は非常に短く(時にはないこともあります)、やるとしてもネイティブスピーカーのときのように本格的にするのではなく、形式的に済ませることが多いです。
だから、生徒たちはアルファベットと音の関係を正しく理解しません。
また、これまでの日本の英語教育が発音を重視してこなかったため、そのような教育を受けてきた日本の英語教師はネイティブのように発音ができず、指導もままなりません。

加えて日本にはローマ字があり、これが良くも悪くも日本人の生徒たちの英語習得に大きな影響を与えています。
人間は考えるとき音で考えているので、特に言語を学ぶときは文字化した言葉を音に直さないと、脳内で思考することができません。
でも、元々しっかり英語の発音を勉強していないため、文字化した英単語がうまく脳内で扱えません。
そんな時に幸か不幸か日本語にはローマ字があり、アルファベットを共有しているので、多少無理やりでも英単語をローマ字に当てはめることができます。

しかし、こうしてしまうと元の正しい英語の音が失われて、どうしてもジャプリッシュ(日本語英語)になってしまいます。
文面を読んで自分で理解するだけなら問題はなく、これまでの日本の英語教育の大きなゴールである試験においてはこれでも十分対応できるので、この点を強く指摘することはあまりありませんでした。
ところが、実際の海外の人たちとコミュニケーションを実践した時に、多くの日本人がこれまで自分の学んだ英語があまり役に立たないことに愕然とするようです。
結果、多くの日本人がますます英語から遠ざかるようになります。

フォニックスを学ぶときの注意点

人間の脳にはそれぞれの事柄を習得するのにふさわしい時期があります。
特に言語は若い時の方が習得は早いと言われています。
母語の習得が進み口の筋肉が母語に最適化されてると、新しい言語は母語の影響を受けて身に付けるのに時間と労力がかかってしまい、話すときも普段使わない筋肉を使わなければならなかったりして上手く発音できなくなります。
聞き取りも母語にない発音がうまく聞き取れなかったり区別できなかったりします。
一般に新しい言語の習得の臨界期は9歳くらいと言われていますので、この時期までにフォニックスを学ぶと、綺麗な発音で話すことができるようになるそうです。

また、フォニックスの基本ルールというのが20以上もあり、これらを短期間で特にまだ集中力が十分に育っていない子供に継続的に行うのは難しく、この点は考慮する必要があります。
あまりにも焦って強制的にフォニックスを教えてしまうとかえって混乱し、英語に対する拒否反応が出るかも知れません。

しかも、ネイティブの子供たちは日常の中である程度の英語の発音を習得していますから、フォニックスを通して英単語の綴りに役立てることは容易ですが、日本のような学校以外で英語に触れる機会がほとんどない環境では、そもそもフォニックスを適用する単語を生徒たちは十分に覚えていないので、実践が難しいという報告もあります。
フォニックスはある程度英語に慣れてから導入する方が有効であるという意見もあります。

最後に、フォニックスができれば英語ができると勘違いしないでほしいです。
フォニックスはあくまでも文字と音を結ぶ道具であり、それができれば英語が必ずしも理解できるという訳ではありません。
英語学習の一助であって、補助的なものを考えておく方がいいでしょう。
読めたり書けたりしても、英語の文章が全て理解できるという訳ではありません。
言語は他にも様々な要素が絡み合って成り立っているので、そちらの勉強も怠ることのないようにお願ます。



フォニックスとは実際にネイティブの子供たちがやっている、英語の発音と綴りをつなげる道具です。
これが分かればある程度の英語のスピーキングやライティングが上手にできるようになります。
日本の英語教育はこれまで発音を軽視してきた傾向がありますが、文科省の方針変更でこちらも今後重要になってきます。
このような時代の変化に対応するためにもフォニックスをお勧めします。

葛西TKKアカデミーでもフォニックスを学ぶことができます。
今回は具体的な指導内容まで触れませんでしたが、英語で苦戦している生徒や興味を持たれた方々は、是非一度お問合せください。

それでは生徒を始め英語で頑張っている皆様のご健闘を祈っております。

2023.02.25

自己管理能力を身に付けよう!

 

自己管理能力を身に付けよう!
勉強と部活の両立に大事な能力の一つが自己管理です。
これは特にスポーツ選手に要求されるものですが、自分が最高のパフォーマンスするためには自分の状態を最高に持って行き維持できるようにしなければなりません。
自分の現状を見つめ、目的に向かって何をすべきか計画立て実行できる力です。

実は、部活をやっている生徒たちは普段から活動の中で自己管理を実施しているので、部活をやっていない生徒より自己管理能力は一般的に高いと言えます。
にもかかわらず部活と勉強の両立に苦労しているのは、具体的にどのように自己管理能力を勉強に生かすか分からないからなのでしょう。
自分の問題点をどのように改善していけばいいのか分からないのでしょう。
この点を今回は掘り下げていきたいと思います。

自己管理能力とは

自己管理能力とは自分のすべきことを自ら考え、その目的を達成するために自分の行動をコントロールできる力です。
スポーツ選手が大会で優勝するために、毎日決められたメニューに従って練習し、食事や睡眠などの体調管理をしたりするのがいい例でしょう。
自分のまかせて暴飲暴食をしては試合で勝てる体作りはできませんからね。
また、この能力が社会に出てからも必要とされ、組織が目的を達成するために、それぞれが与えられた業務を確実にこなすときにも必須です。

では、この自己管理能力をどのように学習に役立てればいいのでしょうか。

1.学習計画を立てる

まずは自分の目指すべき目標を設定します。
「入試で合格する」「次のテストで○点あげる」「3学期までに成績表の評価を1上げる」など具体的なもの(数値などを含める)の方が、分かりやすく途中経過を評価する際にも到達度がはっきりするのでいいです。

目標が決まったら今の自分を分析します。
「この前の模試では合否判定がCだった」「前回のテストでは×点だった」「今の成績表には国語の評価は3だ」など、今の自分はどうなのか考えます。
自分で考えて分からないときは周囲の人間に聞いてみましょう。
他人は客観的にその人を見ることができるので、自分より自分のことが分かることがよくあります。

こうして出発点とゴール地点がはっきりしたら、そのギャップを埋めるために何が必要か、何をしなければならないかを決めていきます。
そして、目標達成の期限を設けて、現在からその期限までの日にちを「一ヶ月ごと」「一学期ごと」「一年ごと」などある特定の期間で区切って、各段階ごとに自分がどうならなければならないか途中段階ごとの目標を考えます。

この時も具体的に決めた方がいいです。
「○月中に英単語を300個覚える」「来週までに因数分解ができるようになる」「今週は東北地方の学習内容を覚える」「○月×日までに学校ワークを○○ページ終わらせる」など。
こうして中間目標を決めたら、更にその目標を達成するのに何が必要か、毎日何をしなければならないかを考えます。
「毎日、10個の単語を覚えるまで繰り返しノートに書く」「学校の教科書を毎日3回音読する」など。
こうして少しずつ刻みながら、目標までの道のりを具体的に書いて学習計画を作ります。
そして、この学習計画を家の中の誰でも目につくところに貼ります。
そうすることによって、自分で何をやらないといけないか常にチェックでき、家の人も生徒が何をしなくてはならないか分かるので声掛けなどして助けることができます。

ここで一つ気をつけてほしいことがあります。
それは計画を立てるに当たり様々な人にアドバイスをもらうのは結構ですが、最終的に決めて計画として仕上げるのは生徒自身がやるということです。
そうしないと問題が起きたり上手くいかなくなったとき、他人のせいにして責任転嫁したり

2.PDCAサイクル

こうして学習計画ができれば、それを実践します。
ここが自己管理能力の真価が問われるところだと言っても過言ではないでしょう。
自分を計画に従って律することができるのか。
それができなければ目指すゴールにはたどり着けません。

ここで「PDCAサイクル」をご紹介します。
ご存知の方も多いと思いますが、多くの企業でも自社の目標を達成するために取り入れている方法です。
PはPlan(計画)、DはDo実行、CはCheck(評価)、AはAction(改善)を意味しています。
これらを繰り返しサイクルにすることで、継続的な改善を可能とし、自分の目指す目標により確実に到達できるように、自分で自分を管理することが可能となります。

先ほども述べたように自分で計画を立てたならば、今度はそれに従って実際に勉強を進めていきます。
そして、一週間や一ヶ月など定期的にこれまで自分がやってきたことを振り返ります。
計画通りできれいれば問題ありませんが、そうでない場合は計画の見直しが必要になります。
何がよくて何がいけなかったのか、結果を見ながら原因を探り、問題点を克服改善するにはどうすればいいか考えます。
ここでも他の人と一緒に学習計画の評価をしてもらえれば、自分が見落としていた何かに冷静で客観的な視点から気づけるかも知れません。
そして、必要であれば計画の見直しをして、新しい計画表を作りましょう。

新しい計画に基づき勉強し、それまでやってきたことを評価し、良ければそのまま継続、悪ければ改善してまた実践。
このように同じサイクルを繰り返しながら、目標に向かう道のりを進めていけば、より効果的に目的達成ができます。

このように自分で考え実行し、見直して新たに計画を立てることができる能力も、自己管理能力の重要な部分であります。

3.これからの教育はますます自己管理能力が要求される

現在、学校教育は文科省の指導の下、大きく変わってきています。
これまでのような、先生から一方的に教わるやり方から、先生と生徒が相互に交流をしながら学習を深めていくやり方に変化してきています。
与えられた課題に対して、これまで身に付けてきた自分の知識を使って、どうすれば解決できるか、時には明確な答えのないような問題であっても、自分の力で自分なりの答えを見つけていかなくてはいけません。
調査研究、そして発表の機会も増え、部活や委員会活動、ボランティア活動などの課外活動も大きく評価されます。
今までのように受け身の勉強では不十分で、自主的に考え、自分からの積極的な学習が要求されます。
これまでとは想像できないくらい生徒たちは多くのことが求められ、それをこなせないといけなくなります。

そんな時、自己管理能力は大きくものを言います。
与えられた課題や問題を見極め、現在の自分の状況を考え、自分のすべきことを見出すことができる。
そして、解決に向けての方法を考え、それに従って自分を律しながら行動できる。
教わるまで待つのではなく、自分で考え必要なことを理解し、自ら学習していく生徒。
こんな人物の育成を学校は目指しており、これはまさに自己管理能力を持つ人物であると言えます。

そして、このように学生時代に養ってきた自己管理能力は、社会人としての基礎力となり、将来生徒のキャリア形成に大きな力となるでしょう。



自己管理能力を身に付けることは、勉強を進めていく上で目標を達成できるようになるだけでなく、現在学校教育が目指す人材育成にも合致します。
そして、この能力はそのまま社会に出てからも大いに必要とされる能力でもあります。

学校教育、そして日本社会がこれまでと大きく変化し、これまでの常識が通用しなくなってきています。
これまでのように受け身ではなく、自分から問題点を見出し、与えられらミッションをこなし、自主的に考え行動できるようにならなくてはいけません。

せっかくだから、勉強を通じて自己管理能力を身に付ければ、今の学校の勉強に役立ち、社会に出てからも有益です。
これは正に一石二鳥。
最初は大変かも知れませんが、柔軟性のある生徒たちですから、すぐに適応してできるようになるでしょう。
そのために、周囲の人間は彼らに的確なアドバイスを与え導くことができるように心がけましょう。

2023.02.24

雑な勉強法!いい加減な勉強はもっと勉強しないといけなくなる!(前編)

 

雑な勉強法!いい加減な勉強はもっと勉強しないといけなくなる!(前編)
勉強できない生徒を見ると、勉強の仕方、強いては日常生活においてもやることが雑な生徒がたくさんいます。
勉強を早く終わらせようと急ぐあまり、勉強がいい加減であいまい。
きちんと学べていないので、定期テストや入試のときなどに結局またやる羽目になり、勉強嫌いの生徒はより一層苦痛の時間が増えます。
だから、勉強が苦手な生徒ほど実は丁寧に勉強した方がいいのです。
「急がば回れ」という訳ですね。

「勉強はしているみたいだけど、いまいちよく分かっていない」などという生徒は勉強の仕方が雑なのかも知れません。
勉強は一つ一つの積み重ねなので、抜けがあればその後が続かなくなります。
だから、面倒かも知れませんがきちんと学べていないといつまで経っても成績は上がりませんし、同じことを何回も繰り返すようになり非常に手間です。
最初の勉強を疎かにする心を改善しなければ、何をやっても勉強ができるようにならないでしょう。

今回は雑な勉強について考えてみたいと思います。

「雑な勉強」ってどんなの?

一応机に着いて何時間も勉強していても、一向にできる兆しが見えない。
そんな時は勉強のやり方が問題かも知れません。
ただやっているだけで(やっているつもりになっているだけ)では成果が上がりません。
雑な勉強はそのような勉強の一つです。
では、具体的に雑な勉強とはどのようなものがあるのでしょうか。
その対処法はどのようなものがあるのでしょうか。
1.授業をしっかり聞いていない(聞いているつもり)
集中力がないというより、最初から意識して聞こうという姿勢に欠けています。
学校でも塾でもそうですが、先生が教えてくれれば自動的に勉強ができるようになると誤解している生徒がいます。
しかし、そのような魔法はありません。
残念ながら勉強するのは本人ですから、本人に積極的に勉強しようという気持ちがなければ勉強はできるようには決してなりません。
いくら周りが環境を整え教えても、生徒がきちんと受信してくれなければ学習内容も脳には届かないのです。

では、どうすれば頭に授業内容が残るのでしょうか。
一番簡単な方法は先生の話していることを聞きながら、同時に心の中で復唱することです。
ただ繰り返すだけですが、それでも何もしないでぼーっと聞いているよりはるかに頭の中に学習内容が残ります。
まずはここから始めてください。
二つ目は「どうしてそうなるのか」「なぜそうなのか」など常に心の中で自問しながら聞くということです。
心の中の疑問が先生の説明によって理解できたときそのインパクトは大きく、より深く記憶に刻まれますし、理解も進みます。
三つ目としては体全体を使って勉強に取り組むことです。
これまで聴覚に関することを中心に述べてきましたが、授業を聞きながら教科書に線を引いたり、大事なことはメモしたり。
こうして視覚や触覚など五感を駆使し、更に耳や目だけでなく腕など体全体を使って勉強してください。
そうするとただ聞いているときよりも能動的に勉強に取り組めるようになるので、刺激も大きくなりより記憶と理解が深まります。
2.字が雑
特に男子に多い気がしますが、せっかくノートを取っても字が丁寧でないため、周りの人間は読むことができません。
周りの人間だけならいいのですが、それを書いた当人ですら読めない場合もあります。
とにかく急ぐあまり字がいい加減になり誰にも読めない字になる。
いくら早く書けたと言っても、これでは何のために書いたのか分かりません。
せっかく授業内容を記録しても、全く役に立たないのです。

「丁寧に書く」ということは綺麗な字を書くということではありません。
誰が見ても正しく読み取れる字を書くということです。
そのためには普段から一画一画きちんと正確に書くことを心がけてください。
最初は時間が掛かりもどかしいでしょうが、慣れてくると自然とスピードが付いてきて、早く読める字が書けるようになります。
また、「丁寧に書く」にはいくつかのコツがありますが、この点については別の機会にお話したいと思います。
気になる方は個別にお問合せください。

最初は丁寧に書くことを意識しなければならず、慣れないうちは時間もかかりもどかしいですが、これを乗り越えて考えなくても自然に丁寧な字が書けるようになるまでは、心理的に辛く面倒くさいでしょう。
しかし、ここを克服しないといつまで経っても丁寧な字は書けず、勉強に対する負の効果も積み重なってますます勉強ができなくなります。
少しでも早い対処をお勧めします。
3.ノートをしっかり取っていない
先ほども触れましたが、勉強が雑な生徒はノートを取っていないことが多いです。
授業中に見聞きしたことは全て記憶に残ると信じて、ノートを取らないのでしょう。
もしくは単純にノートに書くのが面倒なだけかも知れません。
悲しいことに人間の脳はそこまで優秀でないことが多く、多くの場合聞いた先から忘却が始まります。
ノートに記録があればそれがきっかけで思い出すこともできますが、それすらなければ何をやったか分からなくなってしまいます。

また、よく分からないまま板書だけする生徒もいますが、これも勉強には十分とは言えません。
黒板に書かれたことは大事ですからノートに取るのは結構なのですが、授業中の重要な事柄は黒板に書かれていることだけとは限りません。
黒板には書いてないけど、先生の口頭で言ったことが重要であったり、テストに出たりすることはよくあります(ほぼ口頭だけであまり板書しない先生もいます)。
友達の発言が素晴らしかったりすることもあります。
授業に関係するこのような要点を全てノートに取れると理想的です。
そうでなくても、少しでも書ければ板書だけのノートよりははるかに価値あるノートになり、生徒たちの勉強の一助になります。
この点に関してもコツがありますが、これも別のときに詳しく説明します。

更に、「ノートに書く」という行為自体が記憶を促進し勉強の助けになることも指摘すべきでしょう。
前述した通り、体全体を使って勉強した方が効率よく学習内容が身に付きます。
「ノートに書く」だけで大きく記憶が促されるのです。
「どうせノートなんか見ないから書いても無駄だ」という生徒がいますが、これは大きな間違いです。
「ノートに書く」というだけで記憶の形成に大きなプラスの作用があります。
前述した通り、脳への刺激は大きいほど記憶になります。
そうであれば、目だけよりは書く作業も加えた方が勉強の定着に効果的です。
4.見直しをしない
普段の問題を解くときもそうですし、テストをやっているときもそうですが、見直しをしない生徒は成績が上がりません。
自分に勉強が足りておらず解けなかった問題はある意味仕方ないので、もう一度勉強し直すしかないのですが、見直しをしないで間違えた問題は非常にもったいないです。
なぜなら、自分が注意すれば間違いを回避できた問題であり、分かっているのにバツになっているからです。

では、なぜ見直しをしないのでしょうか。
大きく二つの理由が考えられます。
一つ目は勉強を面倒くさがって早く終わらせたいので、正解しようがしまいがとにかく済ませるという作業に勉強がなっているからです。
早く終わっても正しく習得していなければまた勉強し直さないとならず、その場しのぎの勉強はかえって嫌いな勉強と関わる時間を増やすということを理解させる必要があります。
勉強はやればいいというものではありません。
この点に関しては対話と経験を積ませて、本人が納得できるように説明するのがいいでしょう。

二番目の理由としては、見直しをしたくてもできないというものがあるでしょう。
途中式などを書かず暗算でやってしまう生徒は、見直しをしようにもその対象がないので、見直すことができません。
ここでも「勉強が嫌い、早く終わらせたい」という心理が働いて書かないのでしょうが、それで解けるはずの問題を落としては意味がありません。
これも普段からまめに書くことを行い、書くことが苦にならないように練習しましょう。
そして、これで間違いが減り点数が上がれば、努力する価値がありと分かり、やる価値が十分あると実感させてあげましょう。
5.「ケアレスミス(うっかりミス)」を言い訳にする
「ケアレスミスだから大丈夫」とよく言う生徒がいます。
こう言えば大したことないような感覚になりますが、惑わされないように注意してください。
勉強が雑な生徒はケアレスミスを言い訳にする傾向が強く、そう言えば正当化されると考えていることが多いです。
しかし、実際に減点されることを考えるとケアレスミスも軽視できません。
むしろ、本来とれる点数を落としている方が、最初から全く分からずできないことより深刻です。

「だいたい分かっているから大丈夫」という生徒に限って、本当はうる覚えで基礎を正確に記憶していないので、公式が違っていたり、スペルや漢字が見違っていたりしており、全然大丈夫ではありません。
こういう生徒は「何でもいいから早く終わらせたい」と考え勉強がぶっつけ仕事になり、不正確な理解のままなので、テストなどでは間違いがなくなりません。
大雑把で悪い意味で楽観的で細かいことを気にしない生徒に多いです。

この問題を解決するには、先ず生徒自身が正確に勉強することの重要性を理解することです。
また、良い意味で結果(数値)に執着し、他の生徒に比べて自分の立ち位置がというなっているか気にするようになるといいでしょう。
そうすればケアレスミスがどれほど自分の成果を軽減し、自分の努力を徒労に終わらせているか分かるでしょう。
ケアレスミスで失った点数は「もったいない」と自覚し、これをなくすために最善を尽くさないといけないことを理解させましょう。

以上の点を踏まえてその対策法を考えると、第一に普段から正確な勉強を心がけること、第二に問題を解いたときは必ず見直しをする習慣を身に付けることが有効でしょう。
これら二つを意識して勉強するだけでもケアレスミスは減り、自分の実力を正当に評価してもらえます。



今回は「雑な勉強」について議論してきましたが、本文がかなり長くなりましたので一度区切りたいと思います。
「雑な勉強」はまだまだありますので、引き続き話していきたいと考えています。

まだ途中ではありますが、上記のないように当てはまるようでしたら、生徒の勉強法を見直した方がいいです。
そして、改善は早いほどいいです。
遅くなればなるほど勉強が分からなくなり、良くなるのにも時間と労力が掛かるようになるからです。

自分のお子様の勉強に少しでも不安があるようでしたら、気軽に葛西TKKアカデミーまでご相談ください。
状況を分析し改善策を考えていきます。

2023.02.17

面倒くさがりにしない方法!面倒くさがりは勉強の大敵!

面倒くさがりにしない方法!面倒くさがりは勉強の大敵!
面倒くさがりの生徒は勉強で重大なトラブルに巻き込まれます。
なぜなら勉強は「面倒くさい」ものだからです。
あえて面倒くさいものに挑戦させることで脳は大きな刺激を受け、試行錯誤を通して脳内の神経ネットワークを密にして発達していきます。
だから勉強は面倒くさくできているのであり、「面倒くさい」を克服できなければ勉強はできるようにならないからです。

しかし、「面倒くさい」を非常に嫌がる生徒がたくさんいます。
このような生徒たちは上記のような勉強に馴染めず、当然成績はよくありません。
学校教育で成功するには、この「面倒くさい」が苦にならないようにしなければいけません。

今回は「面倒くさい」をテーマに考えてみたいと思います。

面倒くさがりの生徒の特長

面倒くさがる生徒の特長として次のようなことが挙げられます。
1.ちょっと考えるだけで「できない」とすぐにあきらめる。
2.すぐに答えを見たり人に頼ろうとする。
3.忍耐力がなくすぐに集中が切れて、他のことに注意力が削がれる。
4.努力を嫌い、結論や結果をすぐに出そうとする。
5.プライドが高く失敗を認めない(避ける)。

自分のお子様が当てはまるようでしたら要注意です。

子供が面倒くさがりになる原因

1.社会的原因
文明が発達し世の中が便利になってくると、人々はそれまで当たり前のように行っていた労働を、何らかの方法で回避できるので、それを苦痛に感じるようになります。
それがたとえちょっとした手間であっても、やるのが嫌になってきます。
人々の欲求を刺激し商品を販売するために「便利は善、不便は悪」という概念が世の中に広がります。
人間の欲望を刺激し資本主義経済を活発にするには好都合ですが、これはかえって人間を怠慢にして、ちょっとした苦労でさえ耐えられなくしていきます。

「便利はいいことであり、不便なのは不都合なこと」という考え方は確かに正当性を持ち、その結果、「面倒くさいことは不便であり、よって悪徳」という考え方が理にかなってきます。
だから、面倒くさくあるべき勉強において、このスローガンは生徒たちが勉強しないことを非難できない魔法の言葉のように聞こえます。
だから、「面倒くさい」と言って勉強しない言い訳にしてしまいます。

大人も何かするときによく「面倒くさい」と言って、ときにはそれをしないこともあるので、こう言われると反論しがたいものがあります。
しかし、大人の場合、本当にやらなくてはならないことを「面倒くさい」と言ってやらないと、それは生存に直結するので「面倒くさい」と言いつつ「やらなくてはならないことはやる」のですが、その一面は子供たちにはなかなか理解できないようです。
2.家庭的原因
面倒くさがりの子供の家庭を調べてみると、その家庭の親に関してある傾向が見られます。
a.時間的精神的余裕がなく、結論を急ぐ。
b.先回りをして、危険や失敗を回避させる。

そして、その結果、子供が勉強していると親がすぐに教えてしまうということはありませんか。
これでは子供が考えることをしなくなります。
人を頼りにし、自分で考えることが嫌いになり、分からないときはすぐにあきらめてしまう。
勉強は基本的に未知のことを理解することなので、最初は分からないのは当然です。
しかし、このような子供は分からないと感じた瞬間、勉強が思い通りにならない「面倒くさいもの」となって、勉強することが大変な苦痛となります。

親としては親心として、子供の勉強が早く簡単に終わるように手伝っているつもりかもしれません。
失敗や間違いで子供に辛い思いをさせたくないと思うかも知れません。
しかし、実はこれが子供の成長にとって大きなマイナスになります。

なぜなら、第一に失敗や間違いは学びのチャンスだからです。
失敗や間違いはエピソードとして脳に強い刺激を与えます。
刺激が大きいほど記憶に残りやすく、失敗や間違えたときこそいろいろなことが覚えられます。
第二に上手くいかないときこそ人間は試行錯誤し、その結果、その勉強だけでなく付随する様々なものも学べるからです。
そして、第三に失敗や間違いの経験を通して、「どうすればいいのか」が経験的に分かるようになり、状況分析をして成功への道筋を立てることができるようになります。
最後に失敗や間違いの経験を積めば逆境に強い人間に育ちます。

面倒くさがりにしないためにすること

では、面倒くさがりの生徒にしないために、周囲の人間はどのように接すればいいでしょうか。
1.「面倒くさい」と言わないように心がける
大人も自分の気が進まないことはしたくないものです。
そして、ついつい口癖のように「面倒くさい」と言ってしまいます。
そう言ってやらないこともあります。
しかし、子供たちはそれをしっかり見ているので、嫌なことに対して「面倒くさい」と言って勉強をしなくなります。

また、言葉はそのまま心に影響し、「面倒くさい」ばかり言っていると本当に何でも面倒くさく感じ嫌になってしまいます。
どうせ勉強はしなくてはならないし、「面倒くさい」と言ったからと言って勉強が楽になる訳でもないのだから、わざわざ「面倒くさい」と口にして、勉強を苦痛なものにする必要はありません。
「面倒くさい」と言わないように心がけ、余計なことを考えないでも勉強に取り組めるようにしてあげましょう。
2.すぐに結果を求めない
勉強を含め人間の成長はそんなに単純なことではなく、最終的にせいかとして実を結ぶには長い年月がかかることもあります。
未熟な生徒たちは特にそうです。
最初から上手くいく生徒は基本的に多くありません。
学んだことをしっかりと理解し自分のものとして使いこなせるようになるには多くの失敗や間違い、試行錯誤の経験が必要です。

そして、そうなると当然時間もかかります。
今、世の中全体が世知辛く常にスピードを求められますが、教育においてはこれはあまり相性がよくありません。
人間の成長には遠回りが近道よりも効果的であることが多いです。
だから、すぐに結果を求めず、生徒たちが失敗したり悩んだりする経験をさせてあげられる余裕を持って接しましょう。
そうすれば、学びが増えるだけでなく、失敗を恐れず失敗から学び失敗に屈することなく、あきらめないで挑戦できる人間に育ちます。

人生に失敗はつきものですから、このような力はとても重要になります。
時間的心理的余裕ができれば焦ることもなく、「面倒くさい」と感じることもなくなります。
逆にすぐに正解を求め圧力を強めると、子供たちは失敗を恐れ新しいことに挑戦しなくなり、自分に自信と尊厳を持ちにくくなります。
3.どうしても手を出さなければならないときはヒントを与える
とは言え、学校にはテストや試験もあり、いつまでもできないまま時間をかける訳にもいけません。
そんな時はどうか、答えを教えるのではなくヒントを与えてください。
結論を言うのではなく、生徒が結論に到達できるように導いてあげてください。
自分の経験を話し、アドバイスをしてください。

答えを与えるだけでは、その場しのぎにはなるかも知れませんが、本当の意味での学びにはなりません。
自分で考え工夫し、自分なりの答えを見つけられるようにしないといけません。
そのためには生徒がちょっとできないからとイライラせず、忍耐力と広い心を持って接し、どう手助けするのが最適か考えましょう。
4.生徒を励まし褒めましょう
いろいろ四苦八苦して勉強しているので、時には出口が見えずくじけそうになることもあります。
人生経験の少ない生徒たちならなおさらです。
生徒たちが挫折しそうなときは、周囲の大人がここまでの努力を称え、彼らを励ましてあげましょう。
そうすることで生徒自身に力が湧いてきます。
そして、完璧でなくてもそれなりに最後までできたときは、素直に褒めてあげてください。
それが励みになり、その後の勉強や苦難にも立ち向かえるエネルギーとなります。

厳しい態度を示すために、生徒たちの達成を「まだまだ」と言って認めない素振りを見せるのは、反って生徒たちを落胆させ報われない努力にやる気をなくしてしまいます。
自分に自信がなくなり自己肯定感も下がります。
そうなれば勉強が「面倒くさい」となるのも当然です。



生徒に面倒くさがりの性格が身に付いてしまうと、勉強には大きなマイナスになります。
そして、この性格はその後の人生においても大きく影響するようになります。
よって、今のうちに面倒くさがりは是正する必要があります。

しかし、そのような性分の一因は家庭にあることが多いです。
逆に言えば、家庭内の要因を改善すれば、生徒の面倒くさがりの性質を変える可能性が高まるということです。
それには上記にあるポイントに注意して、日々生徒たちと接してください。

面倒くさがらず勉強できれば、勉強が楽になりますし、人生の可能性も大きく広がります。
毎日の勉強大変ですが、頑張ってください。

2023.02.05

部活をしながら勉強もする方法

 

部活をしながら勉強もする方法
部活をやっていると、どうしても勉強時間の不足が生徒たちの間から聞かれます。
部活をして家に帰るともうへとへとで何もしたくない。
夕飯を食べると更に眠くなり、一休みのつもりがそのまま朝までなんてこともありませんか。
そして、目が覚めて何もやっていないことに後悔をする。
「部活のせいで勉強できなかった。」と。

しかし、部活をしつつ学業で優秀な成績を修めている生徒がいるのも事実。
そこにはどんな秘密が隠れているのでしょうか。
部活をしている生徒が勉強も両立させるにはどんな工夫ができるでしょうか。

1.帰宅したらすぐに勉強

これは子供に限らず大人もそうなのですが、部活や仕事から疲れて帰ってちょっと休みたい気持ちも分かります。
しかし、そこで10分休憩、30分仮眠などすると、大抵その後も勉強モードに戻れず、結局勉強しないまま一日が終わります。

だから、家に帰っても着替えずそのまま机に向かいましょう。
着替えてしまうとついついスマホに手を伸ばし、SNSやゲームがやめられなくなったり、ソファーでゴロゴロしてしまい、気づいたら就寝時間になってしまいます。
勉強モードを絶やさないためにも、宿題などの必要な勉強を終わらせてから着替えるといいです。

運動部で汗をかいたままが嫌だという人は、すぐにシャワーを浴びてリフレッシュするのはいいですが、それでもシャワーの後にリビングで一息入れるのはやめましょう。
自分の机に直行し、そのまま勉強に向き合ってください。

最初はつらいかも知れませんが、毎日続けることで習慣化してしまえば、ルーティーンとして帰ってそのまま勉強するのが当たり前になります。
ただ、生徒が一人でこの段階にたどり着くのは困難なので、親としては声掛けなどのサポートをしてあげてください。

2.時間を工夫し無駄にしない

部活の間は当然勉強はできないので、部活のない生徒と比べて勉強時間が少なくなってしまうのは否めません。
しかし、部活をするとそうでない生徒に比べ勉強以外のことを多く学べるのも事実です。
だから、部活を継続しつつ勉強も怠らないようにするには、勉強時間の確保が重要な課題となります。
どうすれば無駄な時間を減らし、限られた時間内で効率勉強できるか工夫する必要があります。

実は、早朝は勉強に適した時間で、睡眠により疲労回復がなされて脳内もスッキリしていますので勉強がはかどります。

また、登下校中、授業と授業の間の休み時間などちょっとしたすきま時間にできる勉強を考えるのもいいです。
英単語や各教科の用語、公式の暗記など暗記物をするのに適しています。

比較的時間のゆとりがある週末に集中して勉強するのも良い方法です。
一週間学校で勉強したことを振り返り、教科書を見直して確認します。
記憶は時間が経てば経つほど失われてしまうので、毎週きちんと復習しなくてはなりません。
来週に週間分やろうというのは効果がありません。
コツコツ継続的に勉強することが大事です。

3.学校の勉強は学校で理解する

部活で疲れて家で勉強しにくい人は、学校で学んだことを学校で習得し終わらせる必要があります。
とにかく授業を真剣に受けて、集中して先生の話を聞きましょう。
ただ聞くのではなく、「これはどう行くことだろう」「なんでそうなるのだろう」などと自問自答しながら聞いていると理解が深まります。
それができなくても、先生が今言ったことを頭の中で復唱するだけでも、授業内容が記憶に残る度合いが違ってきます。

そして、学校の帰り道でスケジュール表を見ながら、その日の授業で何があったか思い出しながら帰りましょう。
勉強に直接関係なくても大丈夫です。
教室の様子や友達の行動、先生の発言、何でも結構です。
これらのエピソードが記憶に結びつき、それをきっかけに勉強内容が思い出せるようになります。

こうやって学校の勉強を帰宅までに済ませてしまえば、家に帰ってからの勉強も短くて済みます。

4.テスト勉強は早めに、課題は普段から済ませておく

特に中高生にとって定期テストは重要な意味を持ちます。
これでどのような結果が出せるかで、勉強と部活の両立がうまくいっているかどうかが決まります。
定期テストが実施されるのは事前に分かっていることですし、課題の範囲、提出物が何かということは前もってある程度分かります。
だから、テスト勉強をテスト発表まで待たず、他の生徒より先手を打って、可能な限り早めに取り掛かりましょう。

学校のワークなどは授業でその範囲を習ったら、すぐに家でやってみてください。
こうすることでテスト前の勉強が単に課題を終わらせるだけにならず、余裕を持って解き直しや復習ができるので勉強が分かりやすくなります。
しかも、定期テストの問題の多くは課題やワークから出るので、これらを中心にテスト勉強することが点数を上げるのに大きく貢献します。

部活を言い訳にダラダラして勉強時間が無くなり、前日に徹夜しても寝不足の頭ではテスト中に考えられず、勉強したこともテストが終わった瞬間忘れてしまいます。
そして、受験勉強でもう一度一から勉強し直さなければならなくなれば、そうでなくても時間的にゆとりのない部活に所属している生徒にとって、自分を窮地に追い込むことになります。
そうでなくても、勉強は積み重ねであり、既出事項が分かってなくては新出事項も分からなくなるので、その場しのぎの勉強では、ますます勉強が分からなくなりついていけなくなります。

部活をやる生徒はそのことを意識し、先々のことまで考えて勉強に対する作戦を練らなくてはなりません。

5.自分のすべきことを明言し、周囲の人間の協力を得る

勉強と部活の両立は経験の少ない生徒たちにはとても難しいことです。
ついつい弱い心に負けて安楽な方向に行動してしまいます。
そして、自分のやるべき勉強ができず失敗するのはよくあることです。

そこでまず、自分がすべきことすべきでないことを紙などに書いて、誰の目にも見えるようにしましょう。
こうすることですぐに気づけますし、周囲の人間も何をしなければいけないのか分かるので、生徒たちに促すことができます。
一人では難しい両立も、周りの人間の助けがあると実現しやすくなります。

また、明文化する一日の家庭での過ごし方やスケジュール、すべき項目などを考えるときは一人で決めるのではなく周りの人と一緒に決めましょう。
周囲の人間は自分が学生だった頃の経験や知恵をアドバイスしてくれます。
共通認識ができれば生徒への協力も楽になります。
そして、一緒に考えることは実践がうまくいかなかったときに、何が悪くどう改善するかを考えるときにも、状況が分かっているので的確な評価が出せます。
だから、決して一人で決めないでください。
独りよがりの計画になったり、できもしない机上の空論になるのを防げます。

みんなと一緒に考えたら、最終的決断は自分がすることを忘れずに。
こうすることで自分の決めたことに対する責任が生まれます。
人が決めたことに従うだけでは、問題が起こったときに責任転嫁してしまいますし、本気で守ろうとしなくなります。
最後は自分で決めることだけは守りましょう。



勉強と部活の両立は容易ではありません。
しかし、不可能でもありません。
部活のせいで勉強ができないというのは言い訳です。
多くの人がやっていますし、成果も出せています。

ただ、そのためには様々な工夫と協力が必要です。
それがあれば実現性がぐんと上がります。

従って、親や先生など周囲の人間は、できる限り生徒たちの勉強がはかどるような環境を整えることに努めましょう。
必要な時は自分の経験などを話し、いろいろなアイデアを提示し、どれがうまくいくか選択できるようにしてあげましょう。
また、部活と勉強の両立を目指す生徒が、本当に当初の思惑通り勉強できているか見てあげて、うま

2023.02.04

今日は小学生たちと楽しく工作教室を行いました

 

去年の12月に工作教室をし、ラメを使ったクリスマスカードを作りました。
ラメを持ち上げては画用紙に落とし、カードにあらかじめつけておいたノリに付着させクリスマスカードを完成させました。
とても上手に楽しくできたのですが、小学生相手なのでワイワイやっているうちにラメで遊び始め、教室はラメだらけとなりました。
あらゆるところにラメが散ってしまって、掃除してもそうじしきれませんでした。
ご同行されたお父様お母様にも片付けを手伝ってもらい、わちゃわちゃした工作教室でした。

しかし、こんな風に部屋を汚すことも気にせず遊べることはめったにありません。
だから、それはそれで小学生たちにはいい思い出になったのではないでしょうか。
とプラス思考にして、毎日のようにラメ掃除にいそしむ私でした。

保冷剤を使った芳香剤(消臭剤)作り

先ほど述べたような体験をした子供たちが「また工作で何か作りたい」というので、本日第二回目の実施となりました。
教室内に飾ってあるこれまで工作で作ったものの中から、保冷剤を使ったアクエリアム風の芳香剤のリクエストがあり、今回はこれに挑戦です。
これは非常に簡単で誰にでもできるので、夏休みの自由研究や子供たちの遊びとして作ってみてのいいですよ。

材料

空き瓶(綺麗に洗ってラベルを取りましょう。お湯につけると簡単に剥がれます。)
保冷剤(瓶を満たすくらいの量。緩すぎると上手くできないので気持ち固めのもの。)
中に入れる物(自分のイメージを膨らませて何を入れるか考えてください。濡れて解けたり生ものはNG。)
紙コップ
箸やスプーン

作り方

1.紙コップに保冷剤を出し硬さを調整。緩ければ水を足してください。この時、絵の具をほんの少し加えて色を付けてもいいですし、ラメを混ぜてキラキラにしてもいいです。
2.瓶の三分の一くらいまで1で用意した保冷剤を入れる。
3.瓶の底に配置する中に入れる物を置く。瓶の中央に置くよりも壁面に並べる方が、入っている物がよく見えていいです。
4.更に保冷剤を加える。
5.また、中に入れる物を入れる。今度は宙に浮いたような感じになります。
6.これを繰り返し、瓶をいっぱいになったら完成!
7.このままならお部屋の消臭剤になりますし、香水を数滴入れれば芳香剤としてインテリアに飾れます。
8.瓶の外側に更にシールを貼ってもOK!

実践

上の手順で作っていきましたが、先ずは保冷剤の着色が濃すぎてしまい、水や保冷剤を追加しながら薄めました。
硬さも硬すぎて透明度が落ちてしまったので、こちらも水を加えながら調整しました。

ここで保冷剤にラメ投入!
しかし、前回の悲劇が再び。
ラメを袋からばらまいてしまい、教室がキラキラになってしまいました。
まあ、こういうアクシデントも面白いからいいでしょう。

持参した手芸の材料や人形などを入れて、子供たちの世界を創造!

お母様方も手伝いながら、ワイワイ楽しく工作しました。
むしろ大人たちの方が熱中して作っていた気がします。

そして、一時間ほどして全員無事に完成させました。
ちょっと保冷剤が濁っていたりゆるかったりしますが、時間が経てば変わるので大丈夫だと思います。

最後に記念写真!
子供たちだけでなく、お母様方もニコニコの楽しい工作教室となりました。



工作では思い通りに行かないこともありますが、それも楽しみの一つ。
みんな自分の頭の中に描いた世界を実現しようと、工夫し奮闘していました。
教室は多少汚れますが、これは掃除すればいい話。
それよりも子供たちが葛西TKKアカデミーで素敵な思い出を作ってくれることの方が大事です。

もちろんリクエストがあれば第三弾、第四弾と続けていきたいと思います。
子供たちも「工作するから勉強頑張る!」と言ってくれて、この工作教室が彼らの勉強に対する動機付けになっていることは注目すべきです。

毎日の生活に楽しいことを見つけたり創造したりして、日常の活力を失うことなく生活してほしいです。
そして、そのエネルギーが勉強の励みになることを望みます。

2023.02.03

今日は節分!入試では日本古来の年中行事が出題されます!

 

今日は節分!入試では日本古来の年中行事が出題されます!
2月3日は節分で、俗に言う『豆まき』の日です。
実は、節分に限らず日本の年中行事は入試や学力テストなどでよく出てきます。
国語や社会で問題の話題として、また、常識として聞かれることもあります。

伝統的な年中行事を通して日本的な考え方を知ることは、日本人というものを考え直すよい機会にもなります。
更に、今後ますます活発になるであろう国際交流においても、日本の伝統文化を紹介できることは重要なスキルになってくるでしょう。
また、試験という枠に縛られることなく、純粋に多彩な日本の行事を楽しみ、日本人としてその意味を理解してほしいとも考えます。

その上、親子間の会話のきっかけとしても年中行事は役立ちます。
年中行事を通し経験を共有して会話をすれば、親子間の距離も縮まり相互理解も深まります。
いじめなど子供が抱える問題の早期発見にもつながるので、親子がお互いを分かりあい交流を深めるためにも、是非年中行事を家庭でもやることは大変有益だと思います。

最近はなかなか個人で年中行事をやることも少なくなってきています。
小学校や保育園でイベントとしてやったり、先生から教わったりしますが、せっかく日本人として素晴らしい伝統文化があるのだから、しっかりそれを活用し家庭の円満につなげられるといいですね。

ただ楽しむのではなく、行事の意味や由来を理解し、日本人としての教養を深めるといい機会にしてください。



ところで、『節分』とは季節の変わり目の前日を示し、当然年に四回あります。
しかし、冬から春になる節目を一年の境目と見なるようになったことから、この2月の節分が特に注目されるようになりました。
なぜなら、季節の変わり目には特に邪気が生じると考えられていたからです。
そこで、中国から伝わってきた鬼払いの儀式と日本の儀式が交わり、豆まきの風習が始まったとされています。
室町時代には豆まきはもう一般庶民の間でも行われるくらい普及していたようです。

節分のおまじないとして「柊鰯」があります。
焼いた鰯の頭を柊の枝につけ、魔よけとして飾ります。
これは鰯のにおいと柊のとげが、鬼を防いでくれると考えられたからです。
これは結構古くからあるおまじないで、平安時代の「土佐日記」の中にも登場します。

最近節分で特に流行っているのが『恵方巻』です。
元々関西の一部の地方の風習だったようですが、平成10年に大手コンビニエンスストアがビジネスチャンスとして恵方巻を全国に広めたようです。
今では海苔巻きに限らず、ロールケーキなども恵方巻のように見立て販売しているみたいです。
「巻いているものを食す」と拡大解釈をしてビジネスチャンスを広げたのですね。
クリスマスやバレンタイン、ハロウィンのように商売人の商魂が日本文化に大きく影響を及ぼした例と言えますね。

因みに、今年の恵方は「南南東」だそうです。
こちらの方角を向いて、太巻きを無言で丸かじりし、うまく食べきれば願いが叶うそうです。
どうでしょうか、願掛けに挑戦してみては。
太巻きの具は七福神にちなんで七種類使うのが決まりのようです。

他にもいろいろな風習が残っているようで調べてみると楽しいと思います。
地域限定のものもたくさんあります。



今日は節分!
くれぐれも豆や恵方巻の食べ過ぎには注意してください。
特に受験生はこの時期、お腹を壊しては大変です。
それでは豆まきを楽しんで、良い一年になりますように。

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