塾長ブログ

2018年05月

2018.05.30

重たいランドセル、人間関係、スマホ・・・。今どきの環境が子供たちの健康に大きな影響を与えています。

我々が育った時とは大きく異なる環境で、今の生徒たちは育っています。
その結果、子供たちの成長や健康に害が出ているようです。

スマホやインターネットが普及し私たちの環境は大きく変わりました。
学校の教育方針も同様です。
つまり、子供たちは私たちが経験したことのない環境の中で生きているのです。
従って、私たちが想像しなかった悪い事態が子供たちに起こっています。

最近特に取りざたされているものの一つに生徒たちの持ち物の問題があります。
ランドセルは年々改良されより軽く丈夫になっています。
しかし、教科書やノート、ドリルなどの教材は以前(特に「ゆとり教育」のころ)に比べ格段に多くなっています。
学習指導要領の改訂により、教科書のページすすが増え、サイズも大型化しています。
昔みたいに教科書が上下に分かれておらず、一冊の厚みも増えています。
時には体操着や上履き、ピアニカや粘土も持たなければならず、平均で7.7㎏の荷物を持たなければならないと言われています。
パンパンになったランドセルを背負って、よたよたと通学路を休み休み歩く小学生の姿が目撃されます。
7.7㎏と言えば、自分の体重の4分の1くらいになるので、疲れて当然です。

中学生では更に教科書は増えます。
更に「置き勉禁止」(学校に教材を置いておくのを禁止すること)なので、毎日生徒は全教科の教材を持って往復しなければなりません。
よく後ろにこける生徒がいるそうです。

この問題は生徒を疲れさせ活力を奪ったり、登下校中ふらふら歩いて事故に巻き込まれるだけではありません。
背中に重い荷物をかるわなければならないので、どうしても前傾姿勢になります。
前かがみの姿勢は重い頭を支える首の負担を増やし、肩こりを引き起こします。
また、猫背になり、頭痛や腰痛を発症することもあります。
子供はまだ骨格がしっかりしていませんから、重すぎるカバンは大きなダメージになります。

精神面からの子供たちへの影響も見過ごせません。
今の生徒たちは面と向かった人間関係だけでなく、SNSなどを使った人間関係も重要になっています。
そして、常にSNSを通じてグループに触れていないと大きな不安を感じるようです。
そんな中で、第三者には分かりにくいいじめにある生徒も多いです。
グループから外されるのが怖い、自分がいじめられる立場になるのが恐ろしい。
結果、生徒たちは常に空気を読んで全体が期待する役割を演じなければならなくなっています。
SNSには逃げ場がなく、一日24時間つながっているので、気の休まる場所がありません。
彼らを取り巻くぎくしゃくとした人間関係が、より生徒たちを委縮させる。

更に親の期待や成績など、様々なストレスにさらされ肉体に影響が出る子供もたくさんいます。
腰痛に頭痛、肩こりに円形脱毛症まであります。

「スマホ老眼」も子供たちの間で増えているようです。
スマホのゲームなどで目を酷使して、目の調整機能が落ちることを「スマホ老眼」と呼ぶそうです。
焦点がなかなか合わなくなるだけでなく、更に症状が悪化すると近視、頭痛、肩こり、集中力低下が起きてきます。
現在学校ではIoT化で授業でもタブレット端末やパソコンを使う機会が増え、子供たちの目に対する環境はより厳しくなります。
2時間以上スマホを連続して使うと相当の負担になるそうです。

世の中がめまぐるしく変化する時代、私たちが経験したことのない環境に、子供たちはさらされています。
その結果、子供たちは心身共に非常に大きな負担を受け、健康を害するものが増えています。
これは環境の問題なので、社会全体で取り組むべきです。
しかし、第一歩としては身近な大人が、自分の子供を始めとする子供たち一人ひとりに、丁寧に対応していくべきでしょう。

 

2018.05.27

子供が学ぶべきことは5教科だけではない。図書紹介『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズ 100万部を超える大ヒットシリーズ。人間関係や自分磨き、世の中の仕組みなど様々なことが分かります。

人間が成長するには多くのことを学ぶ必要があります。
それは学校で教科として教えられるものだけではありません。

今回ご紹介する図書は旺文社から出されている『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズです。

『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズへのリンクはこちら

本屋の店頭にも山積みになって特集が組まれていたりするので、ご存知の方も多いかと思います。

小学生とその保護者を対象としたものですが、もちろん中学生や高校生、大人が読んでもいいと思います。
100万部を超える大ヒットシリーズで、整理整頓の仕方や時間の使い方、自分をより素敵にする方法や友達との付き合い方など内容も多岐にわたります。
しかも、思春期の子供たちが疑問に思うような事柄に対応しているのもいいです。
子供から大人に成長する時期、様々なことに悩み苦しみます。
そんな時、これらの本が役に立つことでしょう。

イラストや漫画を多用し、カラーでとても読みやすくなっています。
内容もまとめられていて分かりやすいです。
しかも、面白い!
あっという間に読んでしまう読者が続出。
本当に日常にある些細な疑問から丁寧に書かれているので、かゆいところに手が届く。
そんな一冊です。

 

2018.05.24

漢字を覚えよう!子供たちが勉強でぶつかる壁の一つが漢字です。個別指導塾葛西TKKアカデミーの先生が漢字を覚えるコツをご紹介します。

子供たちが勉強で最初にぶつかる壁の一つが「漢字」です。
当塾でも「漢字が覚えられない。」と嘆く生徒がたくさんいます。
ただやみ雲に覚えようとしても、なかなかうまくいきません。
やはりコツや工夫が必要です。
葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーでも漢字の指導を行っています。

子供たちに聞くと「漢字が嫌い」という生徒がたくさんいます。

二年生までは学校でも一つ一つ丁寧に漢字を教えますが、学年が上がると他に学ばなければならないことが増え、「漢字は自分で覚えなさい。」と先生はおっしゃるのではないです。
または「ノートに漢字を10回から20回ずつ書いてきなさい。」なんていわれることもあるのでしょう。
苦行以外の何物でもなく、やがて生徒は嫌になって漢字を覚えようとしなくなる。
これは逆効果です。

そこで今回はいくつかコツをご紹介します。

漢字の成り立ちを知る
一般に漢字はその成り立ちから四つのタイプに分けることができます。
「象形文字」「指示文字」「会意文字」「形成文字」です。

「象形文字」は絵から作られたもので「山」「川」「日」など。
「指示文字」抽象的な概念を記号的に表したもので「一」「二」「三」「上」「下」など。
「形成文字」は複数の漢字を組み合わせ、そのもたらす意味を漢字にしたもので「明」「鳴」など。

これらはインターネットで検索すると簡単に見つけられます。
中には動画で紹介しているものもあるので、それらを参考にしてから勉強すると脳への刺激も増え、漢字が納得できるので覚えやすくなります。
以上の三タイプはシンプルなものが多く、小学校低学年で習うものが多いです。

これらの基本的な漢字の音と、意味を表す部首を組み合わせてできるのが「形成文字」です。
漢字を音と意味の組み合わせと考えると覚えやすくなります。

共通な部首などでまとめて覚える
これはゲーム感覚で親子や友達同士で競い合ってもいいと思います。
ニンベンやゴンベン、サンズイやシンニョウなど一つ部首を決めて、どちらが多く書けるか勝負すると楽しいです。
お互いに書いたものを見比べて、そこでも覚えられます。

また部首でなくても、「体に関する漢字」「植物に関する漢字」などテーマを決めてやってもいいです。

好きなことに関する文をたくさん読む
文章を読めば漢字に触れるチャンスも増えます。
本が好きなお子様ならば自主的に読むので、自然と漢字も覚えます。

そうでなくとも漢字に触れる機会を増やすことは大事なので、例えば好きなスポーツ選手の名前を読ませたり、趣味のものの説明書を読ませるのもいいでしょう。
ゲームの解説本や攻略本もお勧めです。

間違えやすいパターンを覚える
せっかく覚えても、漢字が不正確であったり混同していたりします。
子供たちの間違えやすいところはある程度決まっているので、そこを重点的に印象に残るよう指導するといいです。
例えば、「牛」と「午」を間違える生徒がいます。
私は「「牛」には角があるから出っ張るんだよ。」なんて教えたりします。
間違えやすいところを把握していれば、子供たちも書くときに気をつけるので正確に書けるようになります。

熟語は意味と構成からまとめる
熟語も子供たちが苦手とするところです。
やはり工夫が必要です。

熟語の作りにもいくつかのパターンがあります。
パターンを知るとまとめることができ覚えやすくなります。
・前→後(前から後ろに意味が成立)
 例)病人=病の人、日没=日が沈む、新品=新しい品
・後→前(後から前に意味が成立)
 例)帰国=国に帰る、入学=学校に入る、着地=地に着く
・前≒後(似た意味の漢字を並べる)
 例)寒冷、豊富、勤務
・前⇔後(反対の意味の漢字を並べる)
 例)多少、増減、強弱

熟語は意味を考えながらやると覚えやすいし、熟語から漢字を覚えることもできます。
三文字以上の熟語も同様に熟語の構成を考えるといいでしょう。

他にも工夫やコツはありますが、一般的に行われている「ただひたすら何回も書く」方法はあまり効率的ではありません。
上記のように、漢字そのもの以外の情報も関連付けて覚えると、脳への刺激が増え身に付きやすくなります。
面倒くさがらず、急がば回れです。

国語で言えば慣用句や故事成語なども同様に、言葉そのものを覚えるのではなく、工夫して脳への刺激を強めることが大切です。

子供たちの間で人気のある「うんこ漢字ドリル」もいいです。
当塾の生徒にもやらせましたが、他のドリルと違い、本人が楽しみながら自主的にやっていたのが印象的でした。

勉強は大変です。
でも、ちょっとしたコツや工夫があれば効率よく学ぶことができます。
葛西TKKアカデミーでは、先生がこれまでの経験をもとに分かりやすく指導してくれます。
遠慮なく、是非見学や体験に来てください。
勉強や子育て、進路や学校生活などの相談も受け付けています。
地域の皆様に開かれた塾ですので、いつでも気軽にお越しください。

 

2018.05.21

倍数の見分け方教えます。小学高学年になると倍数を習います。倍数の問題だけでなく、割り算、そして、中学高校の指数や因数分解でも何の倍数か分かると大変便利!コツを知っていると楽ちん。

ある数を何倍かしてできる整数を倍数と言います。
小学五年生で習います。
何の倍数かが分かると、割り算も簡単にできるようになります。

実は、中学高校でも倍数が分かるといろいろ便利なことがあります。
例えば、指数や因数分解で役に立ちます。
他にもいろいろな場面で倍数が分かると、数学の問題も簡単にできるようになります。

1の倍数
全ての数は1の倍数

2の倍数
一の位の数が偶数
例)4532→2で偶数

3の倍数
各位の和が3の倍数
例)1587→1+5+8+7=21で3の倍数

4の倍数
下二桁が4の倍数
例)5487624→24が4の倍数

5の倍数
一の位が5か0
例)26975

6の倍数
2の倍数かつ3の倍数
例)875016→一の位が6で偶数、8+7+5+0+1+6=27なので3の倍数

8の倍数
下3桁が8の倍数
例)9541112→112が8の倍数

9の倍数
各位の数の和が9の倍数
例)67852152→6+7+8+5+2+1+5+2=36

10の倍数
一の位が0
例)4855620

以上が倍数の見分け方ですが、7の倍数だけありません。
7の倍数はあまり簡単な方法がないようですが、一つだけご紹介します。
下から3桁ずつ区切って、下から順番に-、+を繰り返します。
その答えが7の倍数なら元の数も7の倍数です。

例)107791355→107・791・355→-355+791-107=329、329は7で割り切れるので7の倍数

やっぱりちょっと大変ですね。

学校や塾で教える先生もいますが、多くの生徒は知りません。
最初は大変かもしれませんが、一度覚えてしまえばとても重宝です。
是非覚えて、自慢気にお子様に教えてあげましょう。

 

2018.05.18

今年度もVもぎがあります。模試を受けることで試験に慣れ、実力を伸ばし、入試に必要な情報を得ることができます。しかも、個別指導塾葛西TKKアカデミーは提携塾なので通常より受験料が安くなります。

今年度のVもぎの日程が決まりました。
模試を受けることは受験生には特に重要です。
偏差値や志望校判定だけでなく、学力向上にもつながりますし、場慣れにもなります。
可能な限り模試を受けることをお勧めします。

模試を受ける第一の意義は自分の実力を知り、志望校選択の確かな資料にすることです。
Vもぎは関東最大規模の模試なので、そのデータ量の多さから、より正確な情報が得られます。
信頼できる偏差値や志望校判定は、高校受験で合格するための強力な武器となります。
確実な情報は合格のためには不可欠なのです。

また、模試の問題は厳選された良問ばかりで、しかも毎年の入試分析に基づくものなので、実際の入試問題に似た形式で出されます。
入試問題のパターンを知っていれば、本番で驚き慌てることもないでしょう。
しかも、模試でできない問題があれば、そこを重点的に勉強すればいいことも分かります。
言い換えれば、模試で間違えても、それをきっかけに勉強すれば、効率よく実力を伸ばすことができるのです。

更に、模試をたくさん受けることは、試験会場の雰囲気に慣れることにもなります。
いきなり本番では緊張し実力が十分に発揮できません。
平常心で受験するためにも、できれば模試はたくさん受けてほしいです。
現実に模試をたくさん受けた生徒は、やはり点数もよく入試での合格率も高くなっています。

葛西TKKアカデミーはVもぎと提携していますので、こちらで受験申込ができます。
しかも、料金が割安になります。
お問合せ、申込は葛西TKKアカデミーまでご連絡ください。

今年度の日程は以下のようになっております。

都立もぎ
 6月3日、7月8日、8月26日、9月2日・9日、10月7日・14日・21日、11月4日、18日、25日、12月2日・9日・16日、1月13日・20日
都立自校作成対策
 10月21日、11月25日、1月13日
私立もぎ
 9月2日、10月14日、11月4日、12月9日

 

 

2018.05.15

イベント紹介『私立中学・高校進学相談会』私立中学・高校進学をお考えの皆様、72校の先生方が一堂に会して直接進学の相談ができるイベントです。私立学校がどんなものなのか知るチャンスです。少しでも興味があれば是非ご参加ください。

政府の進める教育改革に伴い、高校や大学の入試がより難しくなることが懸念されています。
その結果、少しでも受験のリスクを回避するため、中高一貫校や大学附属の私立学校の人気が非常に高くなっています。
また、設備やカリキュラムの充実度も公立学校より高いと言われます。
更に、東京都からの助成金で、私立高校の授業料も無料となり、今までより割安で学校に行けることも理由です。

そこで個別指導塾葛西TKKアカデミーも、中学受験や付属の私立高校への進路相談や受験対策も行っています。

今回はそんな私立中学・高校の進学のイベントのご紹介をします。
東京およびその近辺の私立学校(72校)の先生方が集まり、学校や進学についての質問に答えてくれます。
直接現場の先生に聞けるので、学校の状況がリアルに分かりますし、受験の対策もしっかり教えてくれます。
信頼性高い情報がたくさん得られることでしょう。

入場無料なので、私立学校に少しでも興味があれば、是非参加していただきたいと思います。

『2018 私立中学・高校 進学相談会』
 日時:6/16(土)10:00~18:00
 場所:松坂屋上野店本館6階
 入場無料

『2018 私立中学・高校 進学相談会』へのリンクはこちら

2018.05.12

季節は廻り、今年もまた我が家のサボテンが花を咲かせてくれました。植物を育てると気晴らしと癒しになります。葛西TKKアカデミーでも植物を取り入れたりして生徒たちの勉強しやすい環境づくりに努めています。

今年も我が家のサボテンが花を咲かせてくれました。


去年は一輪しか咲かず、「もう終わりかな。」と思ったのですが、今年は例年通りまだ咲いていないのも含め六つのつぼみを付けています。
ちょっとした気まぐれで100円ショップで買ったのですが、なんだかんだともう6,7年になります。
毎年花を咲かせてくれて感謝です。

もともと生き物を積極的に育てる方ではなかったのですが、以降、ゴーヤの緑のカーテンを作ったりもしました。


葛西TKKアカデミーにも鉢植えの観葉植物を置いています。
それほど手間はかからないのですが、暖かくなってどんどん大きくなると嬉しくなります。
逆に冬場は寒さで枯れることもあり、そうなると非常に悲しくなります。

忙しさに追われる毎日ですが、だからこそ直物の世話をすることで気分転換になり、また新たに頑張る気にもなれます。

正直申し上げると、葛西TKKアカデミーにもマスコットとして小動物を飼ってもいいかなと思っています。
できるだけ手間のかからない、そして費用も掛からない、そんなペットをご存知なら教えていただけないでしょうか。
皆様のアドバイス、お待ちしています。

個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒たちが勉強しやすい環境作りに努めています。

教室は生徒に圧迫感を与えないように、極力掲示物は避け、余計なものは置かないようにしています。


部屋の基調も白で清潔感を持たせ、柑橘系のアロマで集中力を高める工夫をしています。
また、BGMを流しリラックスできるようにもしています。

更に、勉強に疲れたときのために「休憩コーナー」も設けられています。


ここではお茶や水、お菓子が用意してあり、自由に手に取ることができます。
そうしてリフレッシュして、また勉強に励めるようになっています。

こんな葛西TKKアカデミーに、皆様是非一度足をお運びください。

2018.05.07

五月病に注意!適切に対処しないと学校に行けなくなり、不登校のきっかけにもなります。

ゴールデンウィークが明けると社会人と同様に、子供たちの間にも「五月病」が広まります。
個別指導塾葛西TKKアカデミーでは、五月病などをきっかけに不登校になった生徒にも指導を行い、学校に行けない状況でも学力が落ちないようにお手伝いできます。

新しい環境に慣れるために4月は緊張状態が続きます。
過度なストレスにさらされ、新しい人間関係もなかなかうまく気づけない。
結果、意欲が低下し無気力になり、一種のうつ病のような状態になることを「五月病」と呼びます。

五月病の睡眠障害は特に深刻で、免疫力の低下や偏頭痛やめまい、食欲不振になります。
精神的にもやる気の喪失、気分の落ち込み、情緒不安定、焦りと不安、イライラが起きます。

辛い4月を過ぎ、5月に長期の連休になり圧迫環境から解放され気が緩み、体のあちこちに不調が現れます。
そして、連休が終わるとき再び元の環境に戻れなくなります。
例えそれほどの精神的不安がなくても、ゴールデンウィークの間に生活リズムが壊れ、元の規則正しい生活に戻れないこともあります。

子供の場合は新入生は今までとは異なる学校生活に適応できなかったり、勉強も急に高度になりついていけなくなったり、友達や先生、先輩などの品減関係と様々な不安がのしかかります。
そこにパワハラやいじめなどの問題が絡むと、事態はより一層深刻になります。

本人に自覚がなくても、家を出る時に腹痛になったり、朝が起きれなくなります。
つまり、体が無意識に学校に行くことを拒否するのです。

いずれにしても、学校に復帰できなくなります。

対処法としては病院に行き医師と相談することだが、現代の医療でも正確に症状と原因を把握することはできず、様々な薬や治療と試しながら様子を見、最も効果的なものを手探りで探すようなことがほとんどです。

治療とは別に一般に行われている対処法としては、本人にプレッシャーを与えないというものがあります。
焦って無理やり学校に行かせたりすると、かえってストレスが強まり症状を悪化させることがあります。
できるだけ本人のペースで、先ず生活リズムを整えることに集中するのがいいそうです。

そして、家に閉じこもってばかりいるのではなく、外に出て適度に運動をすることも大切です。
これは体内時計を整えたり、体力の維持につながります。
何であれ体力は必要ですから。

それから、子供との対話を増やすのも大事です。
対話がストレスの発散になり、相互理解を深め、安心感を与えます。
そうすると、気持ちも楽になり復帰もしやすくなります。

学校をしばらく休むことにもなりますので、家庭や学校、病院が密に連絡を取り合い、協力して生徒の回復に努める必要があります。
誰かに押し付けたり、本人をほったらかしにしてはいけません。
様々なアクターの連携が、子供たちを五月病から回復させるカギになります。

五月病は子供たちの性格や考えからなど、精神面の影響が非常に大きいです。
まじめで頑張り屋さんに限ってなることが多いです。
何ら悪い生徒ではないのに、本人も学校に行きたいのに行けない。
これは本当に不幸な話です。

初期対応を誤ると長引き、いつまで経っても学校に戻れなくなります。
当然、学力や出席日数など、受験にも影響が出ます。
希望通りの進路を断念しなくてはならなくなることもあります。
それは可哀想過ぎます。

そんな生徒を生み出したくはない。
葛西TKKアカデミーは生徒のために可能な限り力になる用意があります。
早めの対応に越したことはありません。
少しでも不安があれば気軽にご連絡ください。

2018.05.04

ゴールデンウィーク、なかなか家族サービスもできないのですが、江戸川の河川敷にピクニック。草花や動物に触れ合う一日でした。家族で思い出を共有するのはいいことですね。

なかなか仕事に追われ家族サービスが十分にできていないと反省の毎日。
昨日、ようやく家族での時間が取れたので、償いとばかりに江戸川の河川敷へお出かけしました。

風が少し強かったですが、天気も良くピクニック日和でした。
朝からサンドイッチを作って出発。

駅からちょっと歩きましたが、目的地まで歩けるようになった娘の成長に感動しました。
河川敷に着くと元気いっぱいに走り回って遊んでいました。
江戸川を見ながら、用意したサンドイッチをみんなで食べるなんて、とても素敵な時間でした。

少し遅いですが、河川敷にはまだシロツメ草など草花が咲いていました。
本日の目的の一つは、娘に花の冠を作ってあげることです。
初めて花の冠を作るのを見て、娘は目を輝かせていました。
そして完成したら大喜び、写真のようにニコニコで「ハイ、ポーズ!」

河川敷でかくれんぼをしたり、コンクリートの台の上で踊ったり、本当に楽しそうでした。

次の目的地は「篠崎ポニーランド」です。
これも河川敷にあります。
ポニーランドに向かって歩いていたのですが、人が橋を渡れないことが分かり、本八幡から地下鉄に乗りました。
後で分かったのですが、ちょっと戻ると人の通れる橋があったのです。
事前によく調べないといけませんね。
さすがに娘も疲れたようですが、頑張ってくれました。

ようやくポニーランドに着きました。


ここは無料でポニーに乗れ、小さな公園や花壇もあるので、小さな子供が遊ぶには十分です。 今はポピーが見頃です。
昔は動物を怖がっていた娘もポニーに乗れるようになりました。
娘のお気に入りの白いポニーは小屋で控えていたのですが、ちょうど娘が乗る順番に出てきてくれて、乗ることができました。
偶然にも願いが叶いました。

ポニーの他に動物と触れ合えるコーナーもあります。
今日はヤギがいました。
娘も後ろからそっと撫でていました。
以前は怖くてウサギすら触れなかったのに、成長しているなあと実感しました。

その後、大好きな滑り台や遊具で遊んでいました。
また、顔出しパネルもあり、娘も変顔を品がら楽しんでいました。

今回訪れて分かったのですが、「篠崎ポニーランド」はお勧めの穴場スポットです。
人もそれほど多くなく十分に遊べます。
近くの河原では草花も茂り、ちょっとした広場になっています。
お弁当を持ってピクニックには持ってこいです。

家族が喜んでくれて本当に楽しい一日でした。
目的のことも全てできましたし。
娘もいろいろ体験でき、いい思い出になったと思います。

ゴールデンウィークももう少しですが、皆様も一緒に外へ出て、いい経験と思い出を作ってください。
きっと将来、ためになると思います。

2018.05.03

針がさす時計の問題ができない。バネばかりの示す重さが分からない。デシリットルが分からない。なぜでしょう。聞いてみると納得の答えが生徒から出ました。

小学校の算数で子供たちがよく引っかかる内容は決まっています。
分数、割合、単位の変換、速さの問題。
私も小学生を教えて、みんな同じところでつまづいていることに気づきます。

非常に興味深い。
勉強を指導する立場としては解明する必要があります。
ということで生徒に聞いてみました。
すると納得の答え。

「時計って難しい?」
「うん、どうして。」
「だって、60で変わったり、12で変わったりするから。後、針がぐるぐるするもの分かりにくい。数字の時計があるから、針の時計はあまり見ない。」

「リットルやデシリットル、ミリリットルに変えるのは難しい?」
「うん、10で変わったり、1000で変わったりするからややこしい。水の量はかることも普段しないし。デシリットルなって普段聞いたことない。」

「バネばかりで重さを読み取るのはどう?」
「体重計も小麦粉を測るはかりもみんな数字で出るから、針のはかりは使ったことも見たこともない。どうやって使えばいいのかよく分からない。」

なるほど、つまり実生活で慣れ親しんでないからピンとこないということですね。
確かに、言われる通りです。

時計やはかりなどはデジタル表記のものが増え、針のものに触れる機会が少なくなっています。
リットルは牛乳とかで、ミリリットルはジュースなどの飲み物に書いてありますが、デシリットルは学校以外で見たことないですね。

つまり、学校で教えていることが実生活から乖離しているということです。
経験もなく、見た子こともないから想像もつきにくい。
だから、すんなり頭に入ってこないのです。

普段から虫や植物に触れていれば、理科で生物の特徴を理解しやすい。
夜空を眺めることが多ければ、星の動きも分かりやすい。
海外経験があればより身近に外国を感じ、積極的に知ろうとする。

学校で教えていることに実感が伴わないから、分かりにくいということです。
授業内容がアップデートされず、時代遅れになり普段使わないことを勉強しなければなっているということでしょうか。
それならば、教育課程の内容をより現代社会の生活に近いものにすべきかもしれません。
または、生徒たちに学校で学ぶ内容を大人が積極的に経験させるというのもいいでしょう。

私もバネばかりで苦労していた生徒に「バネばかりなどで計量しケーキかクッキーを作ってみる」という宿題を出しました。
ゴールデンウィークで親子が共にできる時間が増えるので、是非この機会に子供に経験をたくさんさせてください。

確かに思考の訓練として、未経験のものでも理解できるようにするのは必要かもしれません。
でも、それはある程度の実経験があってこそだと思います。

個別指導塾葛西TKKアカデミーではできるだけ生徒に実感を伴うように、そして納得のいくように指導の工夫をしています。
手前味噌ですが、「分かりやすい。」とか「面白い。」と言ってもらっています。
皆様も一度、葛西TKKアカデミーの授業を体験してみてください。

 

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