塾長ブログ
2018.05.21
倍数の見分け方教えます。小学高学年になると倍数を習います。倍数の問題だけでなく、割り算、そして、中学高校の指数や因数分解でも何の倍数か分かると大変便利!コツを知っていると楽ちん。
ある数を何倍かしてできる整数を倍数と言います。
小学五年生で習います。
何の倍数かが分かると、割り算も簡単にできるようになります。
実は、中学高校でも倍数が分かるといろいろ便利なことがあります。
例えば、指数や因数分解で役に立ちます。
他にもいろいろな場面で倍数が分かると、数学の問題も簡単にできるようになります。
1の倍数
全ての数は1の倍数
2の倍数
一の位の数が偶数
例)4532→2で偶数
3の倍数
各位の和が3の倍数
例)1587→1+5+8+7=21で3の倍数
4の倍数
下二桁が4の倍数
例)5487624→24が4の倍数
5の倍数
一の位が5か0
例)26975
6の倍数
2の倍数かつ3の倍数
例)875016→一の位が6で偶数、8+7+5+0+1+6=27なので3の倍数
8の倍数
下3桁が8の倍数
例)9541112→112が8の倍数
9の倍数
各位の数の和が9の倍数
例)67852152→6+7+8+5+2+1+5+2=36
10の倍数
一の位が0
例)4855620
以上が倍数の見分け方ですが、7の倍数だけありません。
7の倍数はあまり簡単な方法がないようですが、一つだけご紹介します。
下から3桁ずつ区切って、下から順番に-、+を繰り返します。
その答えが7の倍数なら元の数も7の倍数です。
例)107791355→107・791・355→-355+791-107=329、329は7で割り切れるので7の倍数
やっぱりちょっと大変ですね。
学校や塾で教える先生もいますが、多くの生徒は知りません。
最初は大変かもしれませんが、一度覚えてしまえばとても重宝です。
是非覚えて、自慢気にお子様に教えてあげましょう。