塾長ブログ

2021.06.03

19×19までの掛け算を解こう!掛け算の裏技、こうすれば簡単!

19×19までの掛け算を解こう!掛け算の裏技、こうすれば簡単!

皆さんは小学校のときに掛け算の九九を習ったと思います。
だからたいていの日本人は一桁×一桁の掛け算は簡単に解くことができます。
しかし、驚くべきことに何とインド人は九九が19×19まであるそうです。

だから、彼らは計算に長けていて、インド人は理数に強いということは世界的にも有名です。
植民地時代の経験から英語が共通語となっているので国際的コミュニケーションもでき、理数の強さと相まってコンピューターを始めとするIT産業を中心に世界的に競争力をつけて急速な発展を遂げています。
今やインドの発展の勢いは目を見張るものがあります。

そんな彼らにあやかるべく、今日は簡単な19×19までの計算方法をご紹介します。

簡単にできる11×11から19×19までの計算
どうやって計算するのでしょうか。
分かりやすく、具体的に計算しながらご説明します。

例えば、13×14をやってみましょう。
先ず、14の一の位の4を13に足して17にしましょう。
そして、14から4をあげて残った10とこの17をかけます。
つまり、片方の一の位を0にするのです。
17×10=170
これは簡単ですよね。

そして、次に元々の式の一の位の数字同士をかけます。
3×4=12
これも簡単。

そして、先ほどの170とこの12を足します。
170+12=182

そうです。
実は13×14の答えも182なのです。
13×14=182

どうでしょうか。
簡単でしょう。
慣れれば暗算で19×19までの掛け算はできるようになります。

これができるようになると、数学でいちいち書いて計算する必要がなくなるので計算のスピードがアップし、テストでも有利になります。
(数学を解くとき、二桁の掛け算は結構やりますよね。)

残念ながら19×19までですが、それでも便利です。

ついでにもう一つ簡単な計算方法を紹介。
今度は二桁の二乗の計算です。
これも先ほどの計算の応用になりますが、次のようにします。

例えば、17×17をやってみましょう。
さっきと同じように片方の一の位の数字である7を相手に渡して、一の位の数字を0にします。
そして、もう片方の17にもらった7を足して24とします。
そうしてこの二つを掛けます。
24×10=240

次のもとの一の位同士を同じように掛けます。
7×7=49

そして、先ほどの240と49を足します。
240+49=289

そうです。
17の二乗は289です。

二乗の計算はとても大事で、中学生で二乗の計算が出て、ルートが出てくると二乗の計算はとても重要になります。
また、高校生になって因数分解や高次方程式、指数や対数などでも二乗の計算は必須です。
だから、これを覚えておくといいですよ。
暗算でできるようになりますから。

勉強は大変です。
だけど、頑張って解けたときや、新しい発見をした喜びは何にも代えがたいものがあります。
そうです。
勉強を単なる拷問のような苦と考えないでほしい、楽しみに満ちたものと感じてくれればと願っています。
そのために葛西TKKアカデミーで、色々工夫しながら勉強を教えています。
そして、勉強を通して学ぶものは教科書の字面だけではありません。
勉強を通して、もっともっと多くのものが学べるんだということを知ってもらえたらと考えています。

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