塾長ブログ

2023.12.27

面接試験で高得点を取ろう!推薦入試や私立高校の入試では面接試験があります

 

面接試験で高得点を取ろう!推薦入試や私立高校の入試では面接試験があります
もうすぐ都立高校の推薦入試が行われます。
推薦入試には必ず面接試験があります。
また、私立高校の入試でも面接試験が課せられるところもあります。

今回はどうすれば面接試験で高評価をもらえるか考えてみましょう。

そもそも面接試験ってそんなに重要?

先ず根本的問題ですが、面接試験ってそれほど入試で重要なのでしょうか。
学力テストと違って誰がやっても大差ないように感じている人もいるでしょう。
しかし、あながちそうとも言い切れません。
例えば、面接試験が推薦入試においてどのくらいの割合で評価の対象になるか調べてみますと、学校によって様々ですが、だいたい調査書点が半分、面接点が4分の1、作文・小論文が4分の1となっています。
評価全体の25%は決して侮れない数字です。

また、「面接はどの受験生も同じような評価になるのではないか」という声もあります。
確かに当たり障りなくやっていれば、さほど差は出ないでしょう。
しかし、だからこそしっかり準備して臨み、面接で好印象を残せば他の受験生を一気に引き離すことが出来ます。
そう考えると、何もしないで試験を受けるのはもったいないです。
面接試験とは何かを理解し、十分な準備をすることが合格の鍵となります。

なぜ面接試験を行うのですか

推薦入試や一部の私立高校の入試で面接試験を行うのはなぜでしょうか。
何を見極めたくて面接試験を実施しているのでしょうか。

基本的にはその受験生の人柄の確認です。
本当にこの高校として受け入れるのに価する人物なのかどうかを知ることが目的です。
やる気のない生徒は入れない、やる気のある生徒はその点を評価してあげるためです。
志望校が求めている生徒はどんな生徒なのかを事前に理解し、自分がその学校に相応しい生徒であることをアピールすることが面接の評価を挙げるコツとなります。

面接の評価を上げるポイントは?

面接は面接官の質問に対して受験生が口頭で答える形が一般的です。
そのとき試験官は受験生の回答だけでなく、立ち振る舞いも細かく見ています。
礼儀正しい行動をとっているのか、落ち着いて真剣に人の話を聞いて的確に答えているか見ています。
ダラダラ歩いたり、イスに寄りかかったりしてはいけません。
最低限悪い印象を与えないように気をつけましょう。
そして、できれば自分がこの学校で学びたいという意欲を、積極的に表すことができれはなお結構です。
(とは言っても、こびへつらいとは違います)

当然、質問に対する答えがどのようなものかも肝心な評価対象になります。
質問に正しく答えられているか(相手の話を正確に聞き取り、適切な答えを言えているか)は大切なポイントです。
受験生が質問から大きくそれた答えをべらべらしゃべっていては評価は下がります。
しかし、当日その場で的確に答えることができるのでしょうか。
多くの受験生は緊張し、場合によってはパニック状態になっているかも知れません。
そんな状態ではまともな思考は望めないでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか。
それは「事前に想定問答を考える」ということです。
面接の目的がその学校に相応しい生徒を見極め、その人柄を評価することであれば、ある程度質問内容は予想できます。
前もってその回答を準備していれば簡単に的確に答えることができます。
よって、面接試験を受ける人は必ず何を聞かれるか考え、その答えを用意しておきましょう。
前もって時間をかけて答えを用意しておけば、その場で思いついて答えるよりずっと良い回答ができるはずです。

どのような質問がなされ、どのように答えますか?

先述した面接の目的を考えるならば、聞かれる内容は大きく二つです。
一つは、受験生そのものに関する質問。
もう一つは、その学校のことをどれだけ理解しているかに関する質問です。
当然時事問題など他にも考えておいた方がよいものもありますが、上記の二つは必ず聞かれると考えて間違いないでしょう。

先ずは前者です。
学校が受験生のことを知りたがっているのであれば、それに答えるために自分自身で自分のことを見つめ直す必要があります。
自分の現在、過去、未来を考え、それらが一本の線でつながるような回答ができると素晴らしいです。
自分の過去に関しては、中学校で何をしてきたかなどが聞かれるでしょう。
自分の現在に関しては、自分の性格、長所短所、考え方などが聞かれるでしょう。
自分の未来に関しては、将来の夢や目標、どのような職業に就きたいか、どのような高校生活を過ごしたいかなどが聞かれるでしょう。
これらを個別に考え答えを用意するだけでなく、それらに関連性を持たせ筋を通すのです。
この過去、現在、未来の一貫性が重要で、「過去から連なる現在の自分が将来の目的を達成するには、自分はどうしても他の学校ではなくこの学校に行かなければならない」と主張すれば説得力が増し進学の意欲がアピールできるので、面接で高い評価が得られることでしょう。

次に後者に関してです。
学校側として受験生を受け入れるなら、自分の学校に関心が強い生徒を希望するはずです。
そうであれば、受験生は自分がいかに志望校のことを知っているかアピールするのが得策です。
そのためにはホームページで調べるだけでなく実際に説明会などに出席し、学校の細かい点までよく理解しなければなりません。
学校の教育方針や校訓、カリキュラムやプログラム、学校行事などを事前に調べておきましょう。
そして、これらを志望動機の中に織り込めば、「本校のここに魅力を感じ選んでくれたんだな」「ここまで本校のことを知ってくれているなら、きっと高校生活を頑張ってくれるだろう」と面接官も考えるでしょう。
そして、「この生徒なら本校にぜひ来てほしい」と感じれば、面接官の評価もきっと高くなるでしょう。



以上のことに気をつけながら面接の準備を進めてください。
他にも「具体的な回答」「入退室の作法」「上手く答えられないとを対処法」など、ここでは紹介しきれない細かいことが沢山ありますが、とりあえず今日はこのくらいにしておきましょう。
葛西TKKアカデミーにご相談いただければ、全力で推薦入試に向けた対策講座が受けられます。

都立高校の推薦入試は来月、私立高校も一月から二月上旬が試験日になります。
あまり時間がありませんが、これまで述べたことを参考に万全の態勢を整えて面接試験を受けてください。
万が一合格しないかも知れませんが、面接時の立ち振る舞いや質問に対する答え方を身に付けていれば、将来必ずどこかで役に立つので決して無駄にはなりません。

推薦入試を受けるのであれば本気で準備してください。
まぐれ合格を期待しているのであれば、受験しない方がいいです。
なぜなら合格しないからです。
本試験の勉強をしながら、面接の練習もしないといけないので受験生にとっては厳しい挑戦になるでしょう。

葛西TKKアカデミーは、推薦入試、面接や作文・小論文の対策も行っています。
残された時間を考えると、一日か二日で終わる集中対策講座がいいですね。
まだまだ受け付けていますから、皆さんも問合せください。

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