塾長ブログ
2024.05.29
都道府県を一文字の創作漢字で!初めて見るのになぜか読める
今回はちょっと面白い記事を見つけたのでご紹介します。
『47都道府県を、すべて「1文字」で表現 センス抜群の創作漢字、作者のこだわりは』へのリンクはこちら
作ったのは札幌市でデザイン学部を専攻している大学4年生のARAMAさんという方だそうです。
たくさん漢字を都道府県名で書くのは面倒くさいので、一文字にしてしまおうと考えたみたいで、初めて見る人でも名前を知っていれば読めるように工夫したそうです。
確かに不思議と読めて納得してしまいます。
これで理解できるなら、今後、都道府県名は全てこちらに変えてしまってもいいような気させしますね。
皆さんもご覧ください。
全て分かりますか。
よく話すことですが、想像力、発想力など、勉強以外にも生活するうえで不可欠な能力、備わっていた方がいい力というのは確かにあります。
どうしても学校で学ぶ勉強のみが重要と思いがちですが、このような力も決して軽んじてはいけません。
勉強して与えられた知識ばかりでなく、非認知スキルとも呼ばれる能力を駆使して新たなものを創造する。
これは文明の発展には必要なもので、そこから創意工夫につながり、新しい発見などをもたらすからです。
だから、柔軟で豊かなクリエイティブな力も尊重し、子どもたちにそれを見つけたら伸ばし、決して失ってほしくないと考えます。
このように今まで誰も思いつかなかったことを思いつくのは、それがどのような形であれ素晴らしいと感じます。
例え洗練されてなくてもいい。
何かのきっかけになれば、それだけで十分価値があります。
葛西TKKアカデミーでは生徒との対話を重視し、一方的に教えるのではなく、共に考え一緒に問題解決に取り組むという学びも大切にしています。
その対話の中で生徒たちの考える力を育む、そんな学びを深めていきます。
問答や相互のコミュニケーションを通じて、生徒たちの中に眠っている何かを掘り起こせたらと、毎日の授業で奮闘しています。
多少寄り道になってもいいと思います。
確かに真っすぐにゴールにたどり着くのもいいですが、出発地と目的地しかない旅は楽ですがつまらないものです。
途中でいろいろあった方がいい思い出になるし、より洞察が深くなります。
勉強も同じように、ゆとりがあれば可能な限り紆余曲折しながら解答にたどり着いてもいいのではないかと考えます。
現実には様々な制約があり、それが実現しにくいのですが。
それでも、そんな学びができればいいなと常日頃考え努力しています。
今回の漢字も学習の中に生かすことが可能です。
漢字の仕組みやパターンを理解して、息抜きにオリジナルの漢字を作ったり、当て字を考えるのも楽しいでしょう。
今度は人名を一文字創作漢字にしてもいいですし、カタカタ言葉を意味からオリジナルの漢字にしてみるのも面白そうです。
実際に当て字なんかはこのような傾向がありますよね。
このように、勉強はちょっとした工夫で何倍も面白くなります。
ただやらされるのではなくて、与えられた枠をぶち破り、生徒たちが教科書の内容を越えて学びを楽しみ、喜びを感じられるようになってくれればと願います