塾長ブログ
2024.06.01
書籍紹介『おやすみロジャー』小さなお子様の寝かしつけにどうぞ
乳幼児など小さなお子様をお持ちの家庭も多いことと思います。
子育て初体験のお母様方、お父様方もいらっしゃると思います。
子育てに日々奮闘していることと想像します。
慣れない子育てには大変なことが沢山あると思いますが、今回はなかなか寝付けない子供たちを寝かせるのにうってつけの本をご紹介したいと思います。
本日紹介する本はカール ヨハン・エリーン著『おやすみロジャー(飛鳥新社)』です。
心理学に基づいて巧みに計算された読み聞かせ絵本です。
『おやすみロジャー』のリンクはこちら
小さいお子様がいらっしゃる多くの家庭では、寝る前に絵本の読み聞かせをしているのではないでしょうか。
読み聞かせは子どもたちの言語能力を発達させ、読解力ばかりではなく創造力や発想力、共感する力を育てると言われています。
今後の学習のための基礎作りにとても重要だそうです。
また、親子のきずなも育てるとも言われ、感情を豊かにし社会性を養い、その後の子供たちの人間関係の構築にも大きな影響を与えます。
そんなときにいろいろな絵本を見せてあげていると思います。
私も娘が小さい時に読んであげたことがあります。
私が見ても非常に楽しくわくわくできるものが多かった記憶があります。
単純に絵を見るだけでも面白いですが、中には内容も凝っていて思いもよらないようなどんでん返しや予想外の展開があって、意外にも侮れないお話もあります。
絵が飛び出したり、色が変わったり動いたり。
最近の絵本は非常に考えて作られています。
その発想と創意工夫に驚かされることもしばしば。
子どもの本と言って侮ることはできません。
そんな多彩な絵本の中でも100万部を突破し、非常に評判になっているものの一つが、今回紹介する『おやすみロジャー』です。
この本は心理学に基づき、その構成や話し方、そして語彙にまでこだわって作られています。
出版された当時から非常に評判でしたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
なかなか寝付けない子供を寝かせるために作られた本です。
たくさんの口コミでも、その効果の絶大さが書かれ「10分で寝かせられる」とも言われています。
うちの子も本を読み終える前に100%寝てしまいました。
本の中の注意書きにも「運転している人のそばで絶対に音読しないこと」と書かれてあるほどです。
私自身も体験して、ここまで効果があるとは思っていませんでした。
ぜひ、皆さんもお試しください。
『おやすみロジャー』で決まった時間に寝かしつけられるようになれば、子どもたちの生活も規則正しくなり成長にもプラスになります。
また、子どもが早く寝てくれればお母様やお父様も自分の時間を過ごせるようになるので、親の精神衛生にも良いです。
親が子育てにゆとりを持てれば、子どものことをよく見れるようになり、おおらかに接して子どもの健やかな成長を支えることができます。
親にも子にもいい本です。
有名声優である水樹奈々さんと中村悠一さんによる読み聞かせCDもあります。
家事で忙しくて手が離せないけど子どもを寝かしつけなければいけないときは、こちらが重宝するでしょう。
子どものそばで音声を流せば、子どもはその心理学的効果ですぐに寝てくれることでしょう。
第二弾、第三弾の本も出版されていて、それらも子育てのお役に立てる本のようです。
興味のある方は是非一度、手に取ってご覧ください。
今回は子どもの寝かしつけ本という、ちょっと変わった本をご紹介しました。
このように勉強に関する本ばかりではなく、子育てに役立つ本も紹介していきたいと思います。
昼寝の時間や夜中など、子どもがなかなか寝ないで困っているというご家庭は、『おやすみロジャー』を試してみてはいかがでしょうか。
生活に本があると子どもたちの心を豊かにしてくれます。
それは本を読むかどうかという問題ではなく、身近に本があることが子どもたちの心に何らかの作用を及ぼすからだそうです。
家に本をたくさん所有している家庭の子どもは、そうでない子どもより読解力など国語の成績が良い傾向があるという研究もあります。
実際に読まなくてもいい、内容も理解できていなくてもいい。
でも、そこに本があることが子どもの心理をくすぐり、豊かな人間形成の一歩につながります。
まるで魔法みたいですね。