塾長ブログ
2025.04.04
入学おめでとう!新年度そして新生活で気をつけること
4月に入り温かくなったり寒くなったり。
気温の変化に体がついていけない人も多いように見えます。
しかし、桜は少しずつ咲き始め、着実に春らしくなってきました。
4月は新年度になって最初の月。
進学して新一年生になった生徒もたくさんいます。
特に高校大学、そして一部の中学では入学試験を合格して新しい学校に進む生徒がたくさんいます。
皆さん、入学おめでとうございます。
今月から新生活を始める生徒たちに、心よりお祝い申し上げます。
それぞれの学校を卒業し、入学を迎えるまでの間は本当に勉強から解放され、のびのびと羽を伸ばすことができたのではないでしょうか。
勉強を忘れて思いっ切り自由な時間を過ごせるのも、長い学生生活の中でもこの時期くらいでしょう。
思い存分楽しんでください。
苦しい受験勉強を乗り越えてきたのだから、皆さんは十分楽しむ資格があると思います。
しかし、遊んでばかりで気を抜いて何にもしていないと新しい学校に通い始めてから苦労します。
今日は新生活始めるこの時期に注意すべき点を考えます。
やはり勉強
新しい学校では当然勉強の内容もこれまでとはけた違いになります。
しかも、新生活では勉強以外にも学校の過ごし方など新しく覚えなければならないことがいっぱいあります。
あまりの忙しさに心の余裕もなくなり、パニックに陥ることも。
だから、今のうちに少しでも勉強できるところは勉強してください。
教科書を見てよく分からなくても、「へー、こんなことをやるんだ」と知るだけでも大きく違います。
分からないことだらけの新生活に余裕を持って慣れていくためにも、今から始めて勉強の負担を減らしておくことをお勧めします。
また、受験が終わってから一切勉強しなかったという人もいるのではないでしょうか。
そういう人は受験勉強で身に付けたこれまでの学習内容をすっかり忘れてしまっているかも知れません。
全ての勉強がこれまで習ったことを基礎に積み上げられているのならば、忘れたまま新しい学校の授業を受けるのは危険です。
全く理解できずについていけなくなるからです。
だから、新学期が始まる前に最低限の基礎の確認はしておいた方がいいです。
生活リズムの調整
この時期に限らず、長期休暇中は生活が乱れがちです。
学校に行かなくてもいいということで、いつまでも夜更かししたり、起きる時間も昼を過ぎてしまったり、食事なども気まぐれで取って見たりと、生活のリズムが乱れがちです。
学校が始まるとこんな生活は続けられません。
一刻も早く生活リズムを整えて、新生活に適応しないといけません。
時間を整えるだけでなく、食事の不摂生を直し、運動不足を解消し、健康的な生活に戻さないといけません。
新生活は不慣れなことが多く、自分の思い通りにいかないこともたくさんあるので、過剰にストレスがたまります。
乱れたままこのような状況に突入してしまうと、より心身共に負担が増えます。
場合によっては適応できず、登校することさえできなくなることもあります。
せっかく受験を頑張って入った学校なのに、行くことができないなんてもったいないです。
早めに生活習慣を立て直し、新生活へのスムーズな移行ができるように準備しましょう。
新しい学校生活で必要なものはそろっていますか
学校が新しくなると新たに購入しなくてはならないものもあります。
制服やかばんなどは大丈夫ですが、文房具などの細かな備品は意外と気がつかず、揃えるのを忘れてしまったりします。
例えば、同じノートでも小学校と中学校では規格が違っていたり、教科によって全くタイプの違うノートをつかったりします。
前日の夜になって足りないことに気づき、慌てて買いに行かなくてはならなくなるようなことがないように、事前にしっかり考えてリストを作り、チェックしながら早目の用意をしましょう。
足りないからといって直前に買いに行っても、お店にあるとは限りません。
特にこの時期はみんなが同じものを買いそろえるので、品切れになっているところもたくさんあるので気をつけてください。
消しゴム一つを探しに、店を何件もはしごした挙句、結局なかったでは済まされません。
子どもの心理状態にも注意
新学期は希望とワクワクに満ちている生徒もいますが、新しい環境に不安になりおびえている生徒もいます。
そんなときは周囲の人間のサポートが欠かせなくなります。
そのためにも、子どもたちが無意識に出しているSOSのサインに気づけるように注意してください。
「学校に行きたくない」とぐずったり、表情が極端に暗かったりしていませんか。
小さな変化でも見逃さず、速やかに対応できるように、いつも以上にしっかり観察しましょう。
子どもが新しい学校で一番気にすることは、何と言っても人間関係と勉強でしょう。
これから見知らぬ人たちと一緒に生活するのだから、うまく溶け込めるか心配なのも当然です。
今の生徒は学校に入ったらすぐに、LINEグループなどを作って他の生徒たちとつながろうとします。
それほど不安であるということです。
現在はSNSが発達しているので、デジタルネイティブの彼らはこれらのツールを使って必死で、時には自分を押し殺してでも、友達作りにいそしむのです。
次に勉強ですが、生徒たちにとって自分たちの本分である勉強に行き詰まることは大問題であり、自分が新しい学校で今まで以上に難しい勉強についていけるのか悩むのも理解できます。
特に、これまで成績優秀だった生徒が多くの学校から同等に優秀な生徒が集まる新しい学校において、思っていた以上によい成績が修められずに愕然とすることもあるでしょう。
それまでが優秀であった生徒であればあるほど、その苦悩と絶望感は大きいようです。
勉強についていけないと感じ、周囲との差を実感し、プレッシャーとストレスで苦しむこともあります。
自己肯定感が落ち自信もなくなり、無気力になってしまっては大変です。
子どもの心理にどう対処するか
このようなときは叱りつけるのはよい方法とは言えません。
仮に一時的に成績が回復しても、常に「また成績が下がってしまったらどうしようか」という不安と脅迫概念にかられることがあります。
大事なことは、本人に「自分は一人ではなく、安心して全てを打ち明けられる人がいる」と分からせることです。
それは日常のごく些細な一場面、ちょっとした挨拶や笑顔で変わってくるものです。
そして、「自分にはどんなときにも手を差し伸べてくれる」という安心感が生まれれば、現状を受け入れ、冷静に事態を見つめ、解決策を模索できるようになるでしょう。
このときも一人で考えるのでなく、人生の先輩として誰かがヒントを与えてもらえるとよりいいでしょう。
今は時代の変化が激しく環境も大きく異なりはしますが、人間として悩み苦しむことは変わりないのだから、自身の経験を話してあげるのも、彼らにとって何らかの手助けになるはずです。
仮に絶対の解決策が見つからなかったとしても、共に悩みを共有できる人がいるというだけで、子どもたちは安心するはずです。
子どもたちが新年度の壁にぶち当たったとき、我々にはまだ多くのことができると考えましょう。
そう思えば、彼らに対処する方法はいくらでもあるはずです。
今回は新年度ということで、新しい学校生活を迎えるこの時期に注意すべきことを議論してみました。
大人であっても、新しい環境というのは不安なものです。
だからこそ、早めに準備をして最善のスタートを切れるように心がけましょう。
新しい学校は嫌なことや苦しいこともあるでしょうが、それだけでは決してありません。
明るく楽しい部分にも目をやりましょう。
疾風怒濤の青春時代は、苦しいことも楽しいことも子どもたちの血肉となり、将来社会に出たときの芯の強さになります。
何一つ無駄なことはないはずです。
何でもチャレンジしがむしゃらに生きることが許されるのも、きっとこの時代だけだと思います。
新しい生活を有意義に楽しんでください。
応援しております。