塾長ブログ
2025.11.12
インフルエンザの流行で学級閉鎖も!今一度予防と対策を

最近、目に見えてインフルエンザの流行が分かるようになってきました。
インフルエンザにかかって休んでいる生徒が増え、いくつかの学校では学級閉鎖が行われているようです。
かく言う葛西TKKアカデミーの生徒も何人かインフルエンザで休んでいます。
ということで、再度、インフルエンザの予防と対策についてお話したいと思います。








今、中学校では期末テストの時期です。
この時期にインフルエンザにかかってしまうと、当然テストは受けられません。
もちろん追試はありますが、点数はいくらか減点されて出されると思います。
これはもったいないです。
また、受験生も追い込みの大事な時期です。
ここで寝込んで何日か受験勉強ができなくなると、やはり大きな痛手となります。
そうでなくてもインフルエンザはかかっていいことはありません。
だからこそ、しっかりと予防しリスク回避をしなくてはいけません。
万が一かかったとしても、適切に対処することでダメージを軽減できます。
繰り返しになる部分が多いとは思いますが、もう一度確認していきましょう。
今年のインフルエンザ
今年のインフルエンザは例年より一ヶ月以上早く流行しているそうです。
11月11日は全国の患者数も6万人に迫る勢いです。
今年は「香港A型」が流行っているらしく、これは感染すると重症化しやすくワクチンも効きにくいという特徴があるそうです。
例年よりこんなに早く流行している原因として考えられるのが、今年の猛暑で体力が落ちているところに、急に秋の寒暖差の激しい日が続いたことです。
これで自律神経やホルモンのバランスが崩れ、免疫が弱まったのではないかと考えられます。
インフルエンザ予防の基本
インフルエンザ予防の基本はやはり次の通りです。
1.うがい手洗い(アルコール殺菌)
2.マスク
3.十分な睡眠休息と栄養補給
4.予防接種
5.適度な湿度
6.早目の対応(医師による診察)
7.日に当たり適度な運動
インフルエンザの予防接種を受けたり、マスクをしたり、外出から帰ったら必ず手洗いうがいをしたりしましょう。
そして、不必要に外出せず、できるだけ人ごみを避けてウィルスをもらわないようにしてください。
まだ体が慣れていない季節の変わり目は特に、外に出る時は暖かい服装で風邪を引かないように気をつけましょう。
ただし、室内にいる時は上着を脱いで汗をかかないようにしてください。
汗が冷えると体温が奪われ風邪の原因になります。
家族や友人など身近な人で風邪の人がいる場合は、マスクなどをしてもらいうつされないようにしてください。
遠慮して言わないで、こちらが風邪になっては大変です。
特に受験生は一生に関わる失敗の許されないテストですから、遠慮して風邪をうつされ勉強ができなかったり試験場受けられなかったりしては取り返しがつきません。
ここは自分を守ることを最優先してください。
また、受験勉強で忙しいとは言え、十分な睡眠は必要です。
体を休めないと病気に対する抵抗力が弱まります。
できれば6時間は睡眠時間を確保してほしいです。
十分な睡眠は記憶の定着にも大きく関わり、勉強ができるようになるためにも必要不可欠です。
さらに、十分に栄養を取りバランスのとれた食事をすることも体を強くしてくれます。
特に風邪にはビタミン類が有効と言われています。
したがって、野菜や果物を摂取することはインフルエンザ予防にも重要です。
そして、朝食を抜くということは絶対にやめてください。
忙しいからと言って朝食事を取らないと、いつまで経っても体が目覚めず、脳もエネルギー不足で十分はたらかなくなります。
これではインフルエンザと戦えないばかりか、勉強もできません。
朝食は余裕を持ってよく噛んで、しっかり食べて学校に行きましょう。
このように病気の予防と勉強の効率の両面から、食事と睡眠は気を付けなければなりません。
もしうまくできていないようでしたら、今の状況を記録し目に見える形にしましょう。
そうすれば自分がいかに悪い状況にあるのかが分かります。
こうして自覚すれば対策を講じることは容易です。
最後に、勉強ばかりで家に閉じこもりっきりもよくありません。
適度に休憩時間を作り、軽い運動をすることは血行をよくし頭をすっきりさせましょう。
目が覚めて勉強に再び集中できると同時に、体内の免疫力も上がります。
また、精神的な健康も大事です。
不安とストレスの多い時期、散歩などの気分転換などでうまく発散し、安定した精神状態でいることも大事です。
要は、勉強と息抜きのメリハリをつけるということです。
長い受験勉強をやり切るにはこの両方が必要です。
インフルエンザにかかってしまったら
もし少しでも体調がおかしいと感じたら無理はせず、すぐに医師に診てもらってください。
病気を甘く見ないで迅速に行動し、適切に対処することで生活への悪影響を最小限にできます。
早い対処が肝心です。
無理して何もしないまま生活をしていると、自身は元より周囲の人間まで病気に巻き込んでしまうので、周りに大きな迷惑を掛けてしまいます。
医師のところへ行って適切に対処して早く治し、一刻も早く勉強に再び取り組めるようにしましょう。
風邪の引き始めは特に、水分補給とビタミンなどの栄養補給をしっかりしてください。
ワクチン注射をまだしていない人も、しないよりはましなので、今からでも受けに行ってください。
予防は最大の対策ではありますが、そうは言っても万全ではないので、運悪くインフルエンザにかかったときはひどくなる前、病状が軽いうちに速やかに治しましょう。








病気にかかって何もいいことはありません。
特に人生の大事な時期を迎える受験生は、この大切なときの病気になって貴重な時間を不意にすることだけは避けたいものです。
そのためには予防が一番です。
しかも、本人が気をつけるだけでなく、周囲の人間も受験生のために協力して、インフルエンザを回避してください。
これが最善策です。
それでもかかってしまったら速やかに病院に行ってください。
受験生は悔いを残さないよう体調管理にに気をつけましょう。
また、受験生でなくても病気で通常の生活ができなくなることは大きな損失です。
どうか体に留意して、皆さん勉強に励んでください。































