塾長ブログ
2017.04.11
浅田真央選手引退
昨夜、浅田真央選手引退のニュースが入ってきました。
幼いころから有能なフィギュアスケート選手として見続けてきただけに、その世間に与えた衝撃は大きかったようです。
気づけば彼女も26歳。
引退しても当然な年齢ですが、童顔な彼女はなかなかそれを感じさせませんでした。
オリンピックで大きな期待を背負い、なかなかその過度な期待に応えられないと悩み苦しんで、それでも踏みとどまて、ここまで頑張ってきましした。
彼女の演技を見て、その素晴らしさはメダルだけではなく、そのひた向きな姿勢にある。
だからこそ、多くの人々に感動を与え、人々も彼女から何かメッセージを受け取り、心動かされたと思います。
彼女に限らず何かを代表する立場に立たされた人々は、本意でなくても、期待と責任を背負わされてしまう。
それが日本代表となればなおさら。
そして期待に応える結果を出せなかったとき、心無い人は無責任にも彼ら代表者たちを責める。
しかし、その人たちは自分にそんな資格があるのか考えたことはないのでしょう。
自分があんな大舞台で彼らと同等のパフォーマンスができるはずないのに。
代表選手たちに何らかの支援をしているわけでもない。
ただイベントに乗っかって、彼らの成果をあたかも自分のもののように感じ、気分がよくなりたいだけである。
それができなかったからと言って、その怒りを彼らに向け罵るのは大きな間違いである。
我々がすべきことはそんな結果であれ、全力で目標に挑み続ける姿をたたえることである。
長い間様々なプレッシャーや苦しみに耐え、人々に感動を与えてくれた浅田真央選手に感謝の拍手を送ります。