塾長ブログ

2018.03.21

「ピクチャーディクショナリー」ってご存知ですか。イメージで理解するので分かりやすい。英語の単語力アップにお試しください。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは小学生の英語指導も承ります。

英語を学ぶ上で、初級者がぶつかる壁として単語があります。
英語が嫌いになる最初の原因が大抵ここにあります。

ローマ字のようにスペルと発音が1対1対応ではない。
日常生活の中で英単語がないので、なじみがないから覚えられない。
など理由は様々です。

当塾の英語嫌いの生徒は、単語を覚えるのが嫌だから最初の文字が「p」であればいつも「people」、「in」であればいつも「interesting」としていました。
もちろんこれで英語が分かるはずもありません。
単語を最後まで見て判断する気力さえなかったのでしょう。
お陰で非常に苦労しました。

皆さん、ピクチャーディクショナリーをご存知ですか。

ピクチャーディクショナリーとは文字通り、絵で描かれた英語の辞書です。
イラストで描かれているため親しみがあり、取り掛かりやすいという利点があります。
つまり、絵本みたいな感覚で学べるということです。

本来、言葉はイメージと直接結びついているものです。
しかし、英語初級者は一度日本語に変換してから両者を結びつけます。
「英語⇒日本語⇒イメージ(英語を聞く、読むとき)」
「イメージ⇒日本語⇒英語(英語を話す、書くとき)」
このように余計な変換が入るので脳の負担が大きくなり、なかなか英語ができないということが起こります。
ピクチャーディクショナリーはイメージと単語を直接結びつけているので、本来の英語脳の発達に役立ちます。

綺麗なイラストが多用され脳への刺激も強く、視覚的に一度に多くの情報が入ってくるので、目的の単語だけではなく周辺にある単語まで覚えられます。
勉強という堅い感覚がなく、ただ眺めるだけでも楽しいので、知らない間に覚えることもあります。
また、絵は海外の日常生活を描いたものもあり、海外生活の情報も得られると同時に微妙なニュアンスを理解するのにも役立ちます。

ただ、ピクチャーディクショナリーは覚えやすい反面、忘れやすいという欠点もあります。
従って、常に手の届くところに置いて、気が向いた時や、「おやっ」、「あれっ」と思ったときに見られるようにするのがいいでしょう。
また、単語のワークなどを併用して定着を図るのもいいと思います。

お勧めのピクチャーディクショナリーをご紹介します。

『オックスフォード ピクチャーディクショナリー』
4000語をカバーしており、CDも付いているので発音も分かります。
日本語訳も付いたバイリンガル版もあります。
4000語は日常生活に必要な基礎語を学ぶには十分ですが、ちょっとボリュームが大きいかもしれません。

『ロングマン チルドレンズ ピクチャーディクショナリー』
こちらは800語とお手軽で、CDも付いているので単語をしっかり一つ一つ学びたい人にはお勧めです。
カラフルで子供でも楽しく学べます。

いずれも初級者が英語を学ぶ第一歩として適しています。

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