塾長ブログ
2018.06.08
勉強をやらせるよりは、習慣化した方がいい。何も言わなくても自分から勉強するようになります。個別指導塾葛西TKKアカデミーは勉強の習慣化にお役に立てる塾です。
家で勉強をしないとお嘆きの家庭が多いです。
そんなときに「やりなさい。」と勉強を強制しても、かえって反発したりダラダラしてやらなかったりします。
どうすればいいのでしょうか。
キーワードは「習慣化」です。
やれと言ってもやらないのは、「勉強をやる意義が分からない」「もう勉強嫌いなので逃げたい(言い逃れ)」「反抗期」などが考えられます。
しつこく言ってようやく勉強をするようになる場合もありますが、結果、勉強をやりたくない気持ちを強めることになると、ますます勉強に手がつかなくなるでしょう。
つまり、子供に色々考えさせると、やりたくない意思が強いので結局やらないことになるでしょう。
だから、考える前に行動する「習慣化」が大事なのです。
日常の多くのルーティーンが小さい頃に身に付いたように、勉強も中学生よりは小学生、それも低学年の方が勉強の「習慣化」は簡単です。
そして、「勉強しなさい。」と口うるさく言うのではなく、目に見える形で示すことが大事です。
一日のスケジュールを一週間分作り、何時から何時までは勉強の時間、何時から何時までは遊びの時間と明確に決めて表にし、家族全員が見えるところに貼り出貼りだしましょう。ましょう。
家族全員がスケジュールを共有しているので、「いつになったら勉強するのだろう。」「また遊んで、宿題やったの?」とイライラすることもなくなります。
また、その日のやる内容も具体的に紙に書いて貼りだしましょう。
「問題集〇〇ページから〇〇ページまで」とか「漢字を10個覚える」という風に。
こうするとゴールがはっきり見えるので勉強も進みますし、今日はどれだけやったかという成果も分かります。
この達成感が心地よくなり、勉強が習慣化するのです。
ここでもポイントは親が決めたことをさせるのではなく、話し合って最終的には本人が決断するということです。
親が決めてしまえば責任感もなく、やらされている気持ちが強くなり嫌になります。
いきなり頑張りすぎない、無理ない計画を作りましょう。
最初は短い時間でも構いません。
先ず「やる」ことが大事なのです。
そこから少しずつ時間も内容も増やしていけばいいのです。
週に一日くらい勉強をしない日があってもいいでしょう。
勉強の習慣が定着するまでは、親がついてあげましょう。
よく子供が机についたらほったらかしにする人がいますが、それでは子供は勉強するようにはなりません。
一人より誰かと一緒の方が楽しいですし、一緒にしてあげるだけで信頼感が子供に生まれます。
一人だとどうしても怠けたり勉強が進まなかったりしますが、そばに誰かがいればそれもしにくくなります。
「一緒に勉強しようか。」と声を掛けてあげるといいです。
そうすれば、親が自分の勉強を他人事のように考えていないことが伝わります。
そして間違えを指摘しすぎないように注意しましょう。
「ほら、また間違えた。」なんていちいち言われたり怒られたりすると、せっかくのやる気も失せてしまいます。
むしろ、できたことをより多く褒めてあげると、子供のモチベーションも上がります。
また、「~しなさい。」と命令形で言うのではなく、「~する?」と疑問形にして子供に決定権を与えると、子供もやらなきゃなという気分になります。
子供のそばについてあげる時は気長にイライラしないでください。
イライラは子供に伝わり、勉強するのがより嫌になります。
子供の発達は人それぞれなので、簡単なものもできないこともあります。
だからと言って焦ってもできるようにはならないので、大人はどっしりと構え、根気よく見守ってください。
それが安心感にもつながります。
何回もやればできるようになります。
最初は大人も子供も大変ですが、長期的視野で見ましょう。
少しずつで構いません。
習慣化できれば、勉強が嫌とか考える前に机につくようになります。
もし、家庭で親がついてあげられない、子供の質問に答えられないということがあれば、葛西TKKアカデミーにご連絡ください。
塾を勉強の場として使っていただいて結構です。
私も子供たちを見ていますので、ご安心ください。
この塾をもっと利用して、皆様のお役に立ちたいと思っていますので、どうかご遠慮なくお声掛けしていただければと思います。