塾長ブログ

2019年02月

2019.02.28

春期講習生徒募集中、新規生徒は何と無料!他にもお得な割引がいっぱい!葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは春休みを利用して、皆様の勉強のお手伝いをします。

定期テストが終わるとすぐに春休みです。
「一年間お疲れ様でした。」と思っているとすぐに新年度が始まります。

年度替わりで学校の課題も少ないかもしれませんが、気を抜くと何もしないまます新年度になってしまいます。
特に新一年生となる人たちは、今のうちに先取りの勉強をして、余裕を持って新年度を迎えると、学校生活がかなり楽になります。
つまり、春休みを有効に活用するかどうかで、新学年が大きく変わるのです。

そこで、葛西TKKアカデミーはこの休みを利用して、春期講習を行います。

小学生から高校生まで対応いたします。

課題を終わらせるのに活用してもいいです。
今まで学校で分からなかったところの確認もできます。
新学期に向けて予習をするのもいいでしょう。

更に、自習はし放題で、授業ではないときも来て勉強ができます。
もちろん分からないところは遠慮なく先生に質問してください。
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しかも、疲れたら休憩エリアでお菓子とお茶を自由にいただけます。

学校の授業が進まない春休みは、じっくり勉強するには本当にいい機会です。
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2019.02.22

今日は都立高校の入試日、頑張ってください。そして、中学の学年末テストもすぐ。無料でテスト対策します。誰でも参加できます。

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーでは全ての中学生のために塾を無料開放します。

今日は都立高校の入試があります。
これまでの努力が報われますようお祈りいたします。

そして、都内の中学校は学年末テストの時期です。

準備はできていますか。

葛西TKKアカデミーではテスト対策と称して全ての中学生のために塾を開放しています。

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2019.02.21

いよいよ明日は都立入試です。頑張ってください。受験前日の過ごし方についてお話します。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒みんなの受験が成功するよう応援します。

明日はいよいよ都立入試の本番です。
受験生皆さんの成功を願っています。

そこで本日は、以前お話したことと重複する部分もありますが、試験前日および当日の過ごし方についてお話します。

1.前日は勉強しない
今日は勉強しないでください。
直前で慌ててやっても大した力にはなりません。
むしろ、寝不足になり本領を発揮できないリスクの方が恐ろしいです。
不安でしょうが、考えても仕方ありません。
割り切って勉強はしないで、精神と体のコンディションを最高に持っていく方が賢明です。

2.前日に準備は終わらせる
持ち物や着替えなど、受験の準備は前日に終わらせましょう。
当日の朝慌ててやると時間が間に合わなくなり、焦って心が落ち着かなくなります。
また忘れ物もしてしまいます。
会場までの道のりも確認し、必要であれば地図も用意しましょう。

3.リラックスして精神を落ち着かせる
夕方帰ってきたら早めに食事をしてゆっくりお風呂に入りましょう。
そうして精神をリラックスさせてください。
気持ちが不安定だと、いい結果は残せません。
就寝1時間前の入浴が眠りにはいいと言われています。

4.食事
夕食と朝食はこってりしたものは避けましょう。
腹八分くらいにして、消化しやすいものを食べましょう。
特に朝食でとりすぎると消化に血液が使われ、頭まで回りません。
全く食べないのもよくありません。
脳は体内で最もエネルギーを使う器官です。
内臓が弱くすぐに下痢などを起こしやすい人は、薬も携行しましょう。
持っているだけでも安心して、症状が出にくくなります。

5.早寝早起き
試験は朝からです。
寝ぼけた脳では頭がはたらきません。
人間の脳が本来の働きをするには、起床から2~3時間かかるそうです。
つまり試験時間に合わせて逆算すると、朝6時には起きないといけないことになります。
そのためには早寝早起きが大事です。
つまり、夜更かしをしてはいけません。
どうしても眠れないときは無理に寝ようと考えず、目を閉じて静かに横になりましょう。
こうするだけでも体の70%は休めます。
逆にあれこれ考えると余計目が冴えてきます。
足元を暖かくするのも効果的です。

6.早めの出発
当日は何があるか分からないので、出発は早めにしましょう。
電車やバスが遅れたり、道に迷ったり、思わぬ怪我をしてしまったり。
会場につくまでトラブルが起きても対応できるようにしてください。
もし何か起きたら、速やかに試験会場に連絡しましょう。
早めについて、少しゆっくりできるくらいが丁度いいです。
会場を軽く散歩したり、窓からの景色を眺めたり、深呼吸したりして、気持ちを落ち着け集中力を高めましょう。

7.自分を信じ力を出し切る
これまで十分に準備した人もしてこなかった人も、今となってはじたばたしても始まりません。
今できることは自分を信じ、持てる力を全て出し切ることだけです。
ダメだとか不安だとかネガティブな気持ちでいると本当にそうなります。
人間はメンタルが実力発揮に大きく影響を与えます。
「自分はできる、大丈夫。」と自分に言い聞かせ、自己暗示をかけてください(スポーツ選手がよくやります)。
そうすると思いもかけない力が出るものです。

結果は後からついてきます。
今は結果を考えるより、目の前の試験で自分のベストを尽くすことだけ考えてください。
試験時間の許す限り、諦めずもがいてください。
幸運をお祈りいたします。

2019.02.19

2月22日は都立高校入試!今は本番でベストを出せるように体調を整える時期です。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは勉強以外の受験ノウハウも教えます。

いよいよ都立高校入試です。
受験勉強は順調に進んでいますか。

もう直前なので、この時期は学力を上げるより体調を整えることを考えてください。
学力はこれまでやってきたので十分に身に付いているはずですし、付け焼刃でやっても大して変わりはありません。
それよりも、本番で持っている力を100%出せるように体を調整して下さい。

1.インフルエンザやノロウィルスなど、病気に対する予防
今年はインフルエンザが大流行です。
ここで病気になっては、元も子もありません。
予防が大事です。
以前、ここでも触れましたが、手洗い、うがい、マスクの着用など、しっかりとした予防をしてください。
そして、不必要に人ごみに行かず、外出は控えましょう。
できれば加湿器、なければ濡れタオルを置くなどして湿度を上げ、喉の粘膜に潤いを与えるのもいいです。
万一体調がおかしいを感じたら、、すぐに病院に行きましょう。
そして適切な処置を行ってください。
また、十分な栄養と休息をとることは免疫力を高め、病気になりにくくすることにもつながります。

2.朝型のリズム
試験は朝からです。
寝ぼけた脳では頭がはたらきません。
人間の脳が本来の働きをするには、起床から2~3時間かかるそうです。
つまり試験時間に合わせて逆算すると、朝5、6時には起きないといけないことになります。
そして人間のリズムは直前に変えられるものではないので、今のうちから早起きをして体のリズムを調節しましょう。
つまり、夜更かしをしてはいけないということでもあります。
早寝早起きで十分な睡眠を取ることは、病気に対する予防にもなります。

3.前日は勉強しない
前日は勉強しないでください。
直前で慌ててやっても大した力にはなりません。
むしろ、寝不足になり本領を発揮できないリスクの方が心配です。
もし実力が不十分と感じるなら、それはそれまでにしっかり勉強しなかった自分の責任です。
じたばたしないで腹をくくって、どっしり構えてください。
結果は後からついてくるから。
できることは、今持っている力を全て出し切ることだけです。
不安に思っても点数は上がりません。
そうやって割り切って勉強はしないで、精神と体のコンディションを最高に持っていくことに集中してください。

4.準備は前日に、早めの出発
朝、慌てて荷物を詰め込むようなことはしないでください。
前日に必要なものを全て揃え、準備を終わらせましょう。
朝はそれを持って出かけるだけです。
そして、出発は早めに余裕を持ちましょう。
会場につくまで何があるか分かりません。
トラブルが起きても対応できるようにしてください。
早めについて、少しゆっくりできるくらいが、心も落ち着きます。

5.朝の食事
朝の食事もとりすぎると消化に血液が行き、頭が回りません。
腹八分くらいにして、消化しやすいものを食べましょう。
あまりこってりしたものだと、気分が悪くなるかもしれません。
全く食べないのもよくないのでやめましょう。
内臓が弱くすぐに下痢などを起こしやすい人は、薬も携行しましょう。
持っているだけでも安心して、症状が出にくくなります。

本当に直前なので焦らず落ち着くことです。
今までやってきた自分を信じ、悔いのないように全力を出し切ってください。
結果は後からついてきます。
先に心配しても仕方ありません。

葛西TKKアカデミーは最後の最後まで皆さんを支え続けます。

2019.02.17

東京都が高校入試にスピーキングテストを導入することを発表しました。

2020年から変わる学校教育に伴い、先日東京都は2022年春入学のための都立高校の入試からスピーキングテストを導入することを発表しました。
以前から言われてきたことですが、正式に方針決定みたいです。
2022年春と言えば、今の小学六年生が受験するときです。
小学校の英語の導入は始まっていて、今の小学生高学年は授業でもう英語を学んでいるんですね。
しかも、「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能が中心となり、読み書き中心だった親御さんの世代とは大きく違った内容になっています。
この改革は、教育改革によるこのような英語の成果を見極めると同時に、教える側の能力向上の動機付けの意味もあるようです。

大学受験と同じように、「スピーキングテスト」は民間との提携でおこなれます。
その際にはタブレット端末やマイク付きヘッドフォンを使って回答を音声録音する方式になります。
採点に時間がかかることが想定されるので、テストは一般の高校入試よりもずっと早く11月から12月の週末に指定会場(大学など)で行われます。
生徒がテストを受けられるのは一回限りで、費用は都が負担します。

今年中学三年生を対象にプレテストを行い、テストの適格化を図るそうです。

テストで一番問題となるのが公平性で、一部の生徒に有利にならないように配慮しないといけません。
大学受験でもそうでしたが、高校受験にも民間のスピーキングテストを導入となると、家庭環境、特に経済的差がテスト結果に大きく影響する可能性があります。
幼い時から英会話スクールなどに通わせられる家庭の子供はどうしても有利になります。
これまでもそうでしたが、英語ができる子とできない子に大きく二極分化する傾向がより強調されると思われます。
できない子はどんどん落ちこぼれてします。
そして、これらの力の差が大きい子供たちを同一教室で教えなければならない先生の、教室運営能力が試されます。

AIや訓練を積んだ採点者が採点するようですが、明確で公平にしようとマニュアル的な採点であれば、決まった解答が正解となり、教育改革の本来目指す「答えのなり問題にこたえられる人材育成」という趣旨とかけ離れてしまいます。
かと言って、採点者の裁量を大きくしてしまうと、採点者によってテスト結果に大きな差ができる子とも懸念されます。

そもそも「スピーキングテスト」で何を測るのかを問うのも難しいところです。
ネイティブのような発音をするのが正しいのでしょうか。
決められた質問に定型的な決まった答えを言うのが正しいのでしょうか。
実践的英語を考えると、これらは少し的を外しているような気がします。
大事なのがコミュニケーション能力だとするならば、現実には教科書にあるような決まった形でコミュニケーションがなされない場合が多いので、対応ができない場合が多くなると思います。
やはり、短い時間で大量の受験生の英語力を判断するのは難しいでしょう。
正確に評価したいのであれば、一人ひとり時間をかけ精密に判断すべきです。
いくら英語がネイティブのような発音で流ちょうに話せても、会話の中でとっさの判断で自分の考えを相手にわかるように発信するというのは別問題です。
日本人の英語が話せないというのは、発音や質問に対する回答より、コミュニケーションの中での発信力の欠如が問題になっていると思います。
何を話せばいいのか分からなければ、話せないのと同じです。
文科省の目指すところはここと思いますが、ちょっとテストの形式と合わない気がします。
学校ではプレゼンテーションや相互の会話、ディベートを通じてとっさの判断でジョークを交えるなどのコミュニケーション能力の向上が大事です。
生きた英語力を身に付けるには学校の限られた時間で、しかも一度に40人という大クラス問うのは非常に難しい条件です。
また、本当にそのような力をテストしたいのであれば、課題達成型にしたほうがいいでしょう。
例えば、日本にやってきた観光客に東京案内をし、彼らが満足して帰国できるか試すのです。
評価は実際の課題達成度と観光客の感想と満足度で測る。
下手な日本語英語でも構わまいから、自分なりに工夫しとっさの判断で柔軟に英語で対応できるかどうかを測った方が、文科省の意図に合致するような気がします。
これを実際に入試で行うのは予算的にも現実的でないのはわかっていますが、このくらいやらないと測れないということを強調したいと思います。

いずれにしても、学校教育においては今、大きな変化が起こっています。
当然混乱が生じるわけですが、生徒たちがその混乱によって不利益を被らないように切に願うばかりです。
文科省は「うまくいきませんでした」で済むかもしれませんが、子供たちの一生に影響する問題です。
責任をもってしっかり教育改革を行ってほしいと考えます。

2019.02.15

受験でもしうまくいかなかったら。

受験シーズン真っただ中。
もうすぐ国公立大学、都立高校と本番になります。
みんなうまくいってくれることを願いばかりですが、なかなかそうはいかないものです。
万が一ということはあり得るのです。

そこで今日は、受験にうまくいかなかったときどうするか考えてみます。

親としては焦らずパニックにならないことです。
本人は当然落ち込むし、意気消沈という状況でしょう。
そんなときに肝心の親がパニックで当てにならないようでは困ります。

心が傷ついている時だからこそ誰かに頼りたいし、恥ずかしくて逃げ出したい気持ちだからこそ守ってほしと思います。
親は自分にとって一番の味方出会ってほしい時に取り乱しているようでは、子供は余計に苦しみ立ち直ることもできないでしょう。

この失敗が自分を一生価値のないものにしてしまうという恐怖。
そして、もう自分は生きていても意味のないものだと感じる自己否定。
このような感情が心を支配するかもしれません。

こういう時だからこそ、親はどっしりと構えて、今うまくいかなかったからと言って、それで人生終わりではないんだということを分からせてあげてください。
入試という点では失敗かもしれませんが、人間として否定されたのではありません。
むしろこの失敗から学び、今後の人生に役立てることが大事なのです。
これまで受験勉強を頑張って、それが全て無駄になったなんて思わないでください。
無駄かどうかは自分の心がけ次第です。
受験を失敗しても、この経験があったから自分は強くなれた、大きく成長できたという人はたくさんいます。
現状を見つめたうえで前向きに生きることが大切です。
その手助けをできるのが、経験を積んだ人生の先輩である親ではないでしょうか。

受験で合格させるために自分の全てを捧げる親がいます。
その熱意は悪くないのですが、その思いが強ければ強いほど、失敗した時の反動が大きい人がいます。
そして、子供に不用意な言葉を投げてしまう場合があるので、気をつけましょう。
自己犠牲に陶酔し、自分が何で子供に受験をさせるのか、その本当の意味を見失っている人がいます。
期待が大きくなり、不合格を自分への裏切りのように感じ、「なんで合格できないのよ。」とか「恥ずかしくて外を歩けない。」とか、そんな深い意味のつもりではなくても、つい子供に言ってしまうことがあります。
先ほど申し上げたように、親以上に本人もつらいのです。
だからこそ、それに追い打ちをかけるような言葉は、たとえ軽い気持ちとしても、いけません。
子供は大変傷つき、人生に大きな影を落とすかもしれません。

子供のためと言いながら、自分のための受験になっていませんか。
「世間から笑われる。」とか、「みんなのうわさになる。」なんて発言は、自分をよく見せたいという欲求を満たされなかったからこそ出てくる言葉です。
また、子供も「自分のために色々してくれた親に報いなければならない。」というプレッシャーを感じ、それに答えられなかったときは「自分はダメな人間だ。」と生きていくのも嫌になります。
親も子も受験を通して相互に期待・依存しているのです。

今一度、受験の意味と目的を考えてください。
受験は手段であり目的ではない。
上手くいかなければ他の方法を考えればいい。
そう思えば落ち着くし、冷静になれば今の現実において何が自分にとって最良かを判断するのは難しくありません。
周りの目を気にする必要は全くありません。
自分の人生だし、周りが言うことは無責任で大きなお世話と思えばいいのです。

大学に合格して四年間を遊んで暮らせば、その時間はその人には無意味だろうし、不合格でも別の道を見つけまい進すれば、そちらの方が人生には糧になるでしょう。
ものは考えようです。
結果だけを見つめるのではなく、結果が出た後をどう過ごすのかが大切です。
受験のために頑張ってきた根本的理由は何でしょう、自分が目指す目標は何でしょう。
それを一緒に考えられる存在、苦しい時に相談できる頼もしい存在であってください。
そうなれば子供たちもいち早く立ち直り、前向きな気持ちでこれからの人生を歩むことができるでしょう。

2019.02.13

子供を自主的に勉強させるためにはどう接すればいいのでしょうか。個別指導塾葛西TKKアカデミーは個々の生徒に合った学習を柔軟に行い、生徒が自主的かつ積極的に勉強に取り組むことを重視しています。

勉強ができない子には、ただ机に着いて先生の指示がないと何もしない子が多いようです。
自分から進んで勉強を身に付けようとしないで、言われるからやるという姿勢です。
つまり、「勉強ができない子供の多くは学校の授業を積極的に受けていない」のです。
自分から能動的に授業を受けていないので習ったことが明確に頭に残りません。
身についていないのだから勉強をしたことになならず、テスト前にもう一度やり直さなくてはならないという二度手間になります。
そして結局時間が無くなり、テストで十分な結果が出ないのです。

だから、普段から主体的に勉強する癖を付けさせることが肝心です。

今回は、そのために家庭でできること、家庭での子供の接し方の注意点を紹介します。

自分で考え決められるように導く
大人は自分の考えを押し付けがちです。
子供が十分に納得できるように説明して、子供もそれを受け入れたならいいのですが、
ついつい面倒で、「〇〇やりなさい。」と言ってします。
これでは子供がやる意味を理解できず勉強がやらされるものになってしまいます。
子供は受動的になり、人に言われたことをやるので、自分の責任転嫁をし、言い訳ばかりするようになります。

勉強を指導するとき、子供と大人の関係を見直す必要があります。

学校でもそうですが、多くの場合、大人は子供を足りない者と考え、
「教えること」は大人が足りないものを与えることと考える。
結論を急ぎ、子供に考える時間を与えず答えを教えてしまう。
答えを教えるのは簡単で早いから、教える方も教わる方もそれを当然と思ってしまう。
でも、これでは子供が考える時間を奪ってしまうことになり、主体的に学ぶ生徒にはなりません。
焦って教えて、その場で答えることはできても、
結局自分で考えていないので、真の理解にはつながらず、
ましてや既習事項を用いて応用することはできません。
勉強が依存体質になっているので、与えられないと何もできないのです。

では大人はどのように子供と接すればいいのでしょうか。
いくつか方法はありますが、とりあえず一つ述べたいと思います。

先ほどの「与える」という大人の立場を「促す」に変えるのです。
子供は「足りない」のではなく、「持っているものを伸ばす」という立場です。
答えを教えるのではなく、ヒントを与える。
解答を導き出せるように促すのです。
「こうだったらどうなると思う。」
「他にどんな方法があるかな。」
「例えば、こんなのはどう。」
という風にヒントを与える。
答えにたどり着けるように誘導してあげるのです。
こうすれば生徒が自分で考える余地ができます。

このような接し方は勉強そのものだけに限りません。
勉強に仕向けるのにも役に立ちます。
「勉強しなさい。」と言うのではなく、
「勉強はいつする。自分で計画を考えようか。もちろん休憩も計画に入れてね。」
と言う。
こうすると子供は自分で考え、与えられるものではないので、自分に責任を持つようになります。
時間になれば自分から勉強するようになり、無駄にがみがみ言う必要がなくなります。
「今やろうと思っていたのに。」
なんていわれることもなくなるでしょう。
親もいつ勉強して、いつ休憩するか分かるので安心です。
上手く計画がいかなければ、一緒に考え相談役、アドバイザーとして助言をする。
しかし注意してほしいのは、最終的に計画を決めるのは本人だということです。

このような接し方は受験校を決める時や、その他の人生の選択を考える時、様々な決断の場面で重要です。
主体的に行動できると、何をしなければならないかが自分で分かるようになります。

そして、その結果は本人の自信につながり、更なる向上心が芽生えます。
これは学校の勉強も含めた人生の勉強として、非常に大切なことです。

言いたいのは分かりますが、そこを踏みとどまって、子供自身に考え決めさせてください。
遠回りで面倒くさそうですが、長い目で見ると近道だと考えます。

2019.02.11

書籍紹介『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは読解力の大切さを理解します。

最近よく感じることが子供たちの読解力の低下です。
試験の問題文だけでなく、日常の説明文やニュースなどの文章もままならないこともあります。
試験問題で受験生を困らせようといじわるしているわけでもなく、むしろしっかり理解してほしいから分かりやすく述べている文章でさえです。
原因はいくつか挙げられます。
語彙力のなさ、文章に対する拒絶反応、読んだつもりで何も頭に残っていないなど。
しかし、読解力がないと国語だけでなく数学も含めたすべての教科において支障が出ます。
更に日常生活における伝達事項なども正確に伝わらないことになります。
社会人になれば会社の内外のコミュニケーションにも問題が発生し、大きな損失失態に至る可能性があります。
やはり、読解力は必須です。

最近ではSNSやインターネットで文字に触れる機会は格段と増えたと思います。
文章に触れる経験は増えているはずなのになぜ読解力は落ちているのでしょうか。
この点に関してはいつかお話をしたいと思いますが、実は文章経験の頻度は増えても中身が希薄になっていること、文章に対する人々の価値観の低下、反応速度に迫られて熟考する余裕がなくなっていること、匿名性や文章に対する意識の変化による責任感の低下などがあると思います。
つまり現代人はしっかり腰を据えて文章を読み、書くことが難しい環境にあると考えます。

これは言語能力とも関わってくるので、人の話が理解できない、自分の思いを満足に表現できないことにもなります。
さらに言語は思考とも直接結びついているので、言語能力の低下は考える力の貧困をももたらすのです。
事態は深刻です。

そこで本日ご紹介したいのは吉田裕子著『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』です。

『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』へのリンクはこちら

タイトルに大人と書いてありますが、中高生が読んでもいい本です。
例や図を通して非常に分かりやすく説明されています。
文章を読むうえで便利なテクニックや要約の方法を具体的に書いてあり、すぐに日常での様々な場面で実践できそうです。

本書で書かれている読解力とは、文章を誤解や曲解なくそのまま読みとれる力、書かれている要素の重要度を判別できる力、内容を自分でまとめられる力です。
これらが身につけば、誤解や曲解を避けられるでしょう。
特に最後の自分の言葉で要約ができるまでいけば、受験(特に国語)の問題で何を言っているのか分からないということは避けられるでしょう。
私も常日頃、「問題文に書き込みをして自分に分かりやすくしなさい。要点をしっかり押さえ各段落で何が書かれているかタイトルを付けなさい。そうすれば、後でそのタイトルを追えば内容が分かるから。文章を正確に捉えられれば国語に関しては満点も夢じゃないよ。」というのですが生徒たちはなかなか面倒くさがってやってくれません。
手間かもしれませんが慣れれば正確に理解でき分かりやすくなるので、反って近道なのですが。
この本にはその点のトレーニングもできるので是非お勧めです。

社会人にとってビジネスや日常生活を効率的にするスキルですし、学生にとっても授業やテスト、自主学習を上手く方法が書かれているので、非常に実用的で役に立つ一冊だと思います。

特に文科省も読解力の低下は深刻に受け止めているようで、これから本格的になる教育改革においても様々な工夫がなされています。
2022年度より適用される高校の新学習指導要領では「現代の国語」という必修科目が新たに作られるそうです。
これは今の「現代国語」とは違い、「実社会・実生活における拳固による活動に必要な国語の能力」を育てる科目です。
文章を読むだけでなく、それを踏まえて「書く」「話す」「聞く」まで行うようです。
(現場の先生方はとても大変になりそうですが。)
このような変化に対応するためにも、学生だけでなく父兄の方にもこの本に目を通してもらえるといいと思います。

2019.02.09

都心は雪!入試の時期です。怪我に気をつけましょう。雪の日の歩き方を葛西TKKアカデミーがお教えします。都心は雪!入試の時期です。怪我に気をつけましょう。雪の日の歩き方を葛西TKKアカデミーがお教えします。

天気予報の通り都内は朝から雪です。
受験真っ只中の生徒も多いと思いますが、ここで怪我をしては大変。
これまでの苦労が水の泡になるかもしれません。
今日はいくつかの私立大学で入試があります。
また、私立高校では明日が入試のところも多いようです。

今後もどんどん入試が行われていくなか、今日みたいな天気にまたなるかもしれません。
そこで万が一のために、雪の日の注意事項に触れたいと思います。

例え試験日でなくても、この時期に骨折など怪我をしてしまっては大変です。
特に雪が積もった道路を歩くときは気をつけないといけません。
雪に慣れていない人は特にどうしていいか分からないと思いますので、次のことを注意しましょう。

1.適切な服装で出かけましょう
服装は厚手の丈夫なものにしましょう。
防寒の意味もありますが、転んだ時のクッションとして怪我から身を守ってくれます。
滑りやすい靴やバランスの取りにくいハイヒールはやめましょう。
不格好でも長靴をはいた方がいいです。
また厚手の丈夫な手袋をして、転んだ時には手がつけるようにしましょう。
手袋が厚ければ、手をついた時の衝撃を吸収してくれます。
ポケットに手を突っ込んでいると、いざという時に対処できないのでやめましょう。
女性はスカートより動きやすいパンツをはいてください。
また、傘を持つと手がふさがれるので、できれば撥水性のレインコートを着た方がいいです。

2.歩き方に注視しましょう
普段と同じ歩き方をしては滑って転んでしまいます。
雪に慣れていれば違うかもしれませんが、多くの人はそうではないと思います。
よって次のような歩き方をしてください。
歩幅は小さくゆっくり歩きましょう。
大股で急ぐとバランスを崩しやすく危険です。
時間に余裕を持って慌てて歩かなくても済むようにしてください。
足を高く上げると転びやすくなります。
そして、足を下すときはまっすぐ上から降ろすようにしてください。
そうするとしっかり踏みしめられ、こけにくくなります。
体の重心を低くし、ややつま先にかけるといいです。

3.歩く場所に気をつけましょう
マンホールや道路の側溝の金属のふたなどは非常に滑りやすいので避けて歩きましょう。
後、タイルや横断歩道の白線も同様です。
また雪が一度溶けて凍ることもありますので、よく地面をみて滑りにくいところを選んで歩いてください。
歩道橋や階段も注意が必要です。
急がず一歩ずつ踏みしめながら上り下りしてください。
あれば手すりをしっかり持って歩きましょう。
転倒防止になります。
屋根に積もった雪が滑って落ちることもありますし、つららから水が滴ることもあります。
足元だけでなく頭上にも気をつけてください。
自動車の通る道路の横を歩くときも注意してください。
タイヤが雪に対応してなかったり、運転手が不慣れでうまく運転できなかったりして、車が滑ることもあります。
事故に巻き込まれないように、できるだけ離れて歩いてください。
日陰は雪が氷になっていますので、日が当たってと雪の溶けているところを選びましょう。
それから、屋内でも石の床だと濡れた靴底が滑るので、気を抜かないようにしてください。

また他に、試験日に大雪になったときは、天気予報で情報を集め、余裕を持って家を出てください。
電車やバスが遅れたり止まったりすることも考えられます。
特に都心の交通機関は雪に弱いですからね。
場合によっては迂回ルートが取れるくらいの余裕を持ちましょう。
万が一間に合わないときは試験会場に速やかに連絡し指示に従ってください。
普通に歩くにも、不慣れな雪道は時間がかかってしまいます。
歩く時間も1.5倍くらいで計算しておきましょう。

当然寒いので風邪などひかないように防寒に気をつけてください。
濡れたり、かいた汗をそのままにしていると体温が下がってしまいますので、着替えやタオルも用意しましょう。

東京は雪に弱いと言われます。
この時期は本当に受験生にとって大事です。
細心の注意を払って、万全の態勢で試験に臨めるようにしてください。
葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは皆さんを応援しております。

2019.02.07

自分から考え行動する子供を育てるにはどうすればいいのでしょうか。

子供が自分から考え行動するようになるにはどうしたらいいのでしょうか。
葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは勉強だけでなく、子供の育てからと成長についても考えます。

こちらからやれと言わないと子供が勉強しない。
今、何をすべきかを考えて自主的に行動してほしい。

そんな言葉を親御さんからよく聞きます。
言われないと何もできない指示待ち人間では、将来社会に出てからも困ります。
では、どうすれば自分から積極的に考え行動できるのようになるのでしょうか。

子供には「認めてもらいたい」「褒めてもらいたい」「役に立ちたい」という三つの欲求があります。
これは子供に限ったものではありませんが。
この三つの欲求を上手く活用して、子供が様々な経験をするように仕向けるのです。
その経験の中で試行錯誤し自分なりに目的に向かって努力する。
そうすると子供は頑張ることが楽しくなり、自分から進んで色々な課題に挑戦するようになります。

一番身近なものがお手伝いです。
特に小さい時にたくさんお手伝いをさせてあげてください。
小さい時は大人のすることをなんてもやってみたがるのもです。
だから、お手伝いを頼むと喜んでします。

確かに子供に手伝わせると、反って時間がかかり仕事の手間もかかり仕上がりも悪くなるかもしれません。
でも、そこは子供の経験と成長のためとがまんしてください。
逆に全て大人がやってしまうと、せっかくの学びのチャンスを奪ってしまうことになります。

子供は失敗を繰り返し、その中でそうすればいいかを考え、またうまくいかなくて考え工夫し・・・。
このような経験が自分から考える練習につながります。
そして、自分の考えをもとに行動できる人間になります。

絶対に忘れてはいけないことは、子供たちの行動に対して「認めてあげる」ことです。
「すばらしい、よくできたね。」
「すごいこんなこともできるんだ。」
「あなたのお陰で助かったわよ。」
などと言ってあげましょう。
子供は最初に話した三つの欲求を満たされ、気持ちがよくなり、更に進んで何かにチャレンジしようとします。
自分に自信が付き、自分を肯定的に見なせるようになります。
この自己肯定感は学習においては非常に重要で、これがあるとないとでは学習効果に大きな違いが生じることが分かっています。

キャンプなどに出かけるのもいいでしょう。
グループで役割分担をし、みんなで協力しながら何かを達成するというのもいい経験です。
大事なのは大人が全て準備をするのではなく、それぞれが担当を決めて、子供がそれに責任を持ってやることです。
失敗してもいいのです。
それはそれで一つの経験であり、そこから学んだことはいい思い出としていつまでも心に残ります。
先ほども触れた通り、失敗は学びの大チャンスですから、むしろ全て完璧にできてしまうよりはいいのです。

このように自分から考え行動することが楽しくなると、それが苦ではなくなり、頻度が増せばそれが習慣になります。
こうして自分で考え行動する人間が育つのです。

このように子供に経験を積ませるときに注意しなくてはならない点があります。
それは否定的な言葉は使わないということです。

大人は子供のうまくできないことにイライラし、つい否定的な言葉を浴びせてしまいます。
そうなると、せっかくの子供のやる気が失せ、「どうせ無理。」「努力しても無駄。」と考えるようになります。
認められず、褒めてもらえず、役に立たないと感じられ、どの欲求も満たされなくなり、なかなか行動に移そうとしなくなります。
自分が取るに足らない人間に思えて、考え行動することも面倒になってしまいます。
自己否定ですね。

こうなると大きくなって直すのは大変です。
頑張る習慣もないので、勉強もモチベーションが上がらず、成績も改善しません。
そうならないように、小さい時からの習慣づけが大事なのです。

そこで、否定的な言葉が出そうになったときは「リフレーミング」をしてみてください。
言葉を発する前に一呼吸置き、もう一度肯定的に捉え直すのです。

行動しない→慎重だ
くらい性格→落ち着いた性格
好き嫌いが多い→食べてくれると嬉しい

と言うように言葉を置き換えるといいでしょう。
また、けなすのではなくアドバイスをあげるのだというのも肝心です。
できないことに「ダメな子ね。」と頭ごなしに人格否定しても何の利点もありません。
そうではなく、「ここをこうすればいいんじゃない。」とアドバイスをすれば、それは子供の成長につながります。

もちろんやってはいけないことに対しては厳しい態度で臨む必要がありますが、それも子供の成長が目的なので、子供にとってプラスになるような言い回しで話しましょう。
人間は本質的に知的好奇心が旺盛で学びたいものです。
そこをうまく利用しましょう。
自信を持って自分を肯定的に捉え、プラス思考で学習できるように、前向きな言葉で子供を励まし、自分から考え行動できるように育てましょう。

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