塾長ブログ

2021.05.15

夏にはまだ早いですが、もうすでに日中は暑くなってきました。これからの季節、暑さに負けずに勉強するには

夏にはまだ早いですが、もうすでに日中は暑くなってきました。これからの季節、暑さに負けずに勉強するには

今年は梅雨が早いらしく、来週あたりから雨が増えてくるようです。
夏には少し早いですが、もうすでに日中は25℃を超える日もちらほら。
例年のように猛暑に向かっていく中で勉強するのは一苦労ですね。

今年も去年に引き続きコロナウイルスによる混乱が落ち着かず、感染防止のためにマスクの着用が生徒たちにも求めらます。
しかし、マスクは呼吸を難しくし、体内のガス交換を妨げる作用もあり、子供たちの熱中症の危険性が高まります。
文科省でもコロナウイルの感染防止をしながら、熱中症にも消えつけるようにガイドラインなどを出していますが、子供たちには過酷な夏となりそうです。

そこで今日は、暑さに負けず勉強する工夫を考えてみましょう。

夏バテや熱中症など、暑さによって身体機能が衰え体内の水分が不足すると、脳内の血流の循環が悪くなり、集中力が続かなくなり、勉強もはかどらなくなってしまいます。
夜も暑く寝付けない日々が続くと睡眠不足になり、更に勉強の効率が上がりません。
特に受験生は勉強のストレスなどで十分に休息が取れていないのに、加えて暑さによる体調の悪化は勉強をより困難にします。

暑さ対策の原則は温度を下げることです。
クーラーと扇風機を上手く組み合わせて、室温を25℃くらいに保てるといいでしょう。
それが難しい時は首の頸動脈に濡れタオルや保冷剤(熱さまシート)などを当てると、体温が下がります。

また、食事も気をつけたいところです。
だるいからと言って食事を取らないと、暑い気候に対処する体のエネルギーが不足し、余計に体調が悪くなってしまいます。
そして、冷たいものばかり食べるのもよくありません。
内臓を冷やし消化吸収機能がうまく働かず、十分な栄養が取れなくなってしまいます。
むしろ暖かいものを食べた方が発汗作用により、体温を下げるには効果的です。

真夏の太陽の下での運動は熱中症になる危険性がありますが、かと言って、室内でじっと机に向かって座るのもよくありません。
血液循環が滞り、十分な酸素が体内、特に脳に行き渡らなくなります。
ある程度勉強したら、室内でストレッチなど、軽い運動をすることをお勧めします。

最後に、早朝勉強法をご紹介します。
一日のうち最も熱くなる13時から16時は勉強を止めます。
昼食を取ったらお昼寝をして、リラックスする時間にします。
その分、暑さがそれほど厳しくない午前中や日の出前に勉強をするのです。
暑さの中の労働を避け、同時に頭をリフレッシュします。
この方が、無理して暑さの中勉強するより効率がいいです。
個人的にこの方法はお勧めです。

私はじっさ、学生のときは に次のような生活をしたことがあります。
夜、夕食を終えて20時か21時くらいには寝ます。
そして、3時か4時くらいに起きて勉強するのです。
やはり早寝早起きの習慣は気持ちをシャキッとさせます。
騒音もなくシーンとしているので、勉強に集中しやすい。
そのまま昼まで勉強するのです。
意外と効率よく学べた経験があります。
食事の後、すぐ寝てしまうので消化も良く、食後の眠気と闘いながら勉強するということもなくなります。
睡眠時間も十分に取れ体の調子も非常に良かったです。

猛暑の勉強はとてもつらいです。
それでも勉強はしなければなりません。
いろいろ工夫して、日本特有の蒸し暑い気候を乗り切れるよう頑張ってください。
応援しています。

熱中症に限らず、勉強で困ったことがあれば、いつでも葛西TKKアカデミーにご相談ください。
お待ちしております。

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