塾長ブログ
2021.12.17
動画紹介『1 LANGUAGE, 3 ACCENTS! UK vs. USA vs. AUS English Pronunciation!』英語は一つではない!?
葛西TKKアカデミー
2021/12/17
英語に苦労している生徒は多いことと思います。
中には目にするのも耳にするのも嫌という人もいるかもしれません。
そこで今日は、英語に少しでも興味を持ってもらおうと、この動画を紹介します。
『1 LANGUAGE, 3 ACCENTS! UK vs. USA vs. AUS English Pronunciation!』へのリンクはこちら
皆さんは英語を勉強していますが、英語は一つではないということをご存知でしょうか。
実は多くの日本の学校で教えられている英語は、アメリカで使われているものが基となっています。
しかし、世界で使われている英語は、その国や地域によって様々な違いがあり、時には発音やアクセント、単語そのものが違ったりします。
英語は多くの国で話されています。
それも国際コミュニケーションの道具としてだけではなく、実際に英語で考える母語として多くの国々で使われています。
長い歴史の中で多くの経緯を経て、英語は一国の言語から多くの国で使われる言語となり、更に国際語としての地位も獲得しました。
これほど多くの地域で使われていれば、当然時間と共に言語が変化し地域差が生じます。
皆さんは日本の教育のせいで「アメリカ英語が本当の英語」なんて思っているかもしれません。
しかし、英語圏で考えるとアメリカ英語はどちらかというと特異な方で、元々のイギリス英語との違いも他の英語圏と比べ大きくなっています。
今回、ご紹介する動画はイギリス、アメリカ、オーストラリアの英語を比較しています。
この動画は同じものに対する単語が異なる代表的なものを取り上げています。
例えばクッキーはイギリスとオーストラリアではビスケットと呼ばれるのに対して、アメリカではクッキーとなります。
アメリカでビスケットと言えば、あのケンタッキー・フライド・チキンで売っているパンのようなものになるみたいです。
キャンディーはアメリカではキャンディーですが、オーストラリアではロリー、イギリスではスィーツらしいです。
これらは数ある違いの中の一部ですが、それでもこんなに違うのかと驚きます。
更に関連して、三国の発音やアクセントの違い、他の英語圏の国の英語と比較した動画もあります。
私もイギリス英語だけでなく、フィリピンやインドの英語も聞いたことがありますが、かなり違っているのが分かりました。
特にインド英語は聞き取りが難しかった気がします。
また、アメリカ英語でも黒人の方が話す英語はアクセントが強く、本当に何を言っているのか変わらなかった経験があります。
この動画は全て英語ですが、初心者でも違いが分かるように作られていますから、安心して見てください。
また、英語の比較だけでなく、ちょっとした英語表現など、英語に関するいろいろ面白い動画があるので、楽しく英語の勉強に役立てることができるのでお薦めします。
高校生くらいになれば英語もかなりわかってくるので、出演者たちの話も楽しめると思います。
英語に耳を慣らすのにも最適です。
「学校で勉強する英語はテストのための英語になっていて、おもしろくなく苦痛である」、「日本では英語がなくても生活に困らないから必要性を感じない」などの声もよく聞きます。
確かに一理あります。
でも、できないよりはできた方が、特に子供たちにとっては、自分の可能性が大きく開きます。
英語をただの学校のための勉強と考えるのではなく、「いろいろな発見がある興味深く楽しいもの」なんて捉えてくれると英語に少し親しみが持てると思います。
今回の動画をそのようなきっかけにしてもらえれば幸いです。
今はネットが発達しており、その気になれば英語に関するものは簡単に触れることができます。
映画や音楽、ドラマや一般人の登校する日常と面白映像。
言葉は完璧に分からなくても大丈夫です。
なんとなく分かれば、コミュニケーションはできます。
言葉である以上、それが第一ステップですよね。
英語に対してかしこまり、肩に力を入れて身構えるより、気軽な楽しみとして接してくれるといいですね。
そして、そこから学校の英語も身近に感じられれば、訳の分からないまま教わるよりも、より実感として学べるのではないでしょうか。
英語を楽しく頑張りましょう。