塾長ブログ
2022.02.18
来週月曜日は都立入試なので受験前日および当日朝の過ごし方教えます!
来週月曜日はいよいよ都立入試の日です。
長かった受験勉強も終わり、これまで頑張った皆さんの成果を見せるときです。
本当に長い間、ご苦労様でした。
受験生皆さんの成功を願っています。
そこで今回は、入試前日の過ごし方についてお話します。
どのようにすればいいのか。
万全の態勢を整えてテストに臨んてほしいと願います。
もう少しです。
最後の最後でつまずいて悔しい思いをしないように注意してください。
入学試験前日および当日の朝の過ごし方
ここまで来たのだからジタバタしてもどうしようもありません。
今、一番考えなくてはいけないことは、本番でどうしたら自分の持っている力を全て出し切れるかです。
いくら勉強してたくさん覚えて問題もたくさん解けるようになっても、肝心の本番で舞い上がって頭の中が真っ白になって、いつもならできるはずの問題も十分に答えられなかったのでは、何の意味もありません。
前日は勉強のことより、本番をいかにベストのコンディションで迎えるかを考えてください。
そこで前日の過ごし方で注意する点をいくつか挙げていきます。
1.前日は勉強しない
前日は勉強しないでください。
直前で慌ててやっても大した力にはなりません。
むしろ、寝不足になり本領を発揮できないリスクの方が恐ろしいです。
不安でしょうが、考えても仕方ありません。
勉強はしないと割り切って、精神と体のコンディションを最高に持っていく方が賢明です。
2.前日に準備は終わらせる
持ち物や着替えなど、受験の準備は前日に終わらせましょう。
当日の朝慌ててやると時間が間に合わなくなり、焦って心が落ち着かなくなります。
また忘れ物もしてしまいます。
会場までの道のりも確認し、必要であれば地図も用意しましょう。
できれば事前に自分の足で、実際に行ってみるとより安心です。
3.リラックスして精神を落ち着かせる
夕方帰ってきたら早めに食事をしてゆっくりお風呂に入りましょう。
そうして精神をリラックスさせてください。
気持ちが不安定だと、いい結果は残せません。
就寝1時間前の入浴が眠りにはいいと言われています。
4.食事
夕食と朝食はこってりしたものは避けましょう。
腹八分くらいにして、消化しやすいものを食べましょう。
特に朝食でとりすぎると消化に血液が使われ、頭まで回りません。
全く食べないのもよくありません。
脳は体内で最もエネルギーを使う器官です。
内臓が弱くすぐに下痢などを起こしやすい人は、薬も携行しましょう。
持っているだけでも安心して、症状が出にくくなります。
5.早寝早起き
試験は朝からです。
寝ぼけた脳では頭がはたらきません。
人間の脳が本来の働きをするには、起床から2~3時間かかるそうです。
つまり試験時間に合わせて逆算すると、朝6時には起きないといけないことになります。
そのためには早寝早起きが大事です。
つまり、夜更かしをしてはいけません。
どうしても眠れないときは無理に寝ようと考えず、目を閉じて静かに横になりましょう。
こうするだけでも体の70%は休めます。
逆にあれこれ考えると余計目が冴えてきます。
足元を暖かくするのも効果的です。
6.早めの出発
当日は何があるか分からないので、出発は早めにしましょう。
電車やバスが遅れたり、道に迷ったり、思わぬ怪我をしてしまったり。
会場につくまでトラブルが起きても対応できるようにしてください。
もし何か起きたら、速やかに試験会場に連絡しましょう。
早めについて、少しゆっくりできるくらいが丁度いいです。
会場を軽く散歩したり、窓からの景色を眺めたり、深呼吸したりして、気持ちを落ち着け集中力を高めましょう。
7.自分を信じ力を出し切る
これまで十分に準備した人もしてこなかった人も、今となってはじたばたしても始まりません。
今できることは自分を信じ、持てる力を全て出し切ることだけです。
ダメだとか不安だとかネガティブな気持ちでいると本当にそうなります。
人間はメンタルが実力発揮に大きく影響を与えます。
「自分はできる、大丈夫。」と自分に言い聞かせ、自己暗示をかけてください(スポーツ選手がよくやります)。
そうすると思いもかけない力が出るものです。
以上、試験前の過ごし方をお話しました。
前日からの話でしたが、できれば数日前から生活のリズムを試験当日のスケジュールに合わして調整できるといいです。
ここまできたら、どっしり構えて、「なるようになる」の精神でどんなことがあっても大丈夫と自分に言い聞かせてください。
自分のプラスの将来を考え、気持ちをポジティブにもっていってください。
自分の持っているものを全部出し切れば、結果は後からついてきます。
今は結果を考えるより、目の前の試験で自分のベストを尽くすことだけ考えてください。
そして、試験当日は時間の許す限り最後まで諦めず、ギリギリまで自分を信じてもがいてください。
大丈夫、これまでしっかりやってきたのなら必ずうまくいきます。
幸運を祈っています。
頑張ってください。