塾長ブログ
2022年08月
2022.08.25
二学期!しかし二学期初日は子供たちの自殺の多い日でもあります
夏休みも終わり、都内では今日から二学期が始まる学校も多いと思います。
しかし、この二学期初日というのは統計上子供たちの自殺の最も多い日でもあります。
今日はこの点について考えてみたいと思います。
長期休暇の終盤には大人でも、通常生活に戻る不安を感じ憂鬱になりがちです。
子供たちも夏休みの休日モードから通常モードに戻れるか心配になります。
ましてや勉強嫌いの子供にとっては、これまで解放されていた勉強にまた縛られるので、嫌な気持ちが増します。
また、一学期にいじめなどにあって学校に行くのがいやだった子供には、夏休みの間会わなくて済んだ嫌な生徒と再び顔を会わせないといけないのです。
人間関係がうまくいかず、いじめられたり無視されたりするのではないか。
勉強がより難しくなって、自分はついていけるのか。
そのことで親や先生から叱られるのではないか。
いずれにしても不安やストレスの増える時期なのです。
では、自殺に陥る子供たちの心理状態を考えてみましょう。
自分を分かってくれる人はいない、誰も助けてくれない、頼れない。
独りぼっちなんだ。
思春期の子供にはありがちな孤立感という心理状態です。
だから、誰にも相談せず、一人で問題を抱え込み、どんどん大きくなっていく。
外部からの新たな考え方が入ってこないので、自分の中で問題を深刻化してしまう。
また、自分の居場所がないと疎外感を感じることもあるでしょう。
そして、自分はこの世に存在する意味のない人間だ、価値のない人間だと卑下してしまう。
更に、このような状況は今後の人生でも変わらず、ずっと続くように感じてしまう。
未来への希望が持てず、生きる気力、一体と願う力が弱まってしまう。
ならば、いっそのこと死んだ方がましと考える。
いじめに苦しむ生徒などは、苦しい現状から逃げるために、自殺という選択肢を選ぶこともありますが、自分のできる唯一の抵抗として、自殺という手段を選ぶこともあります。
現実では抵抗できないから、自分が死ぬことでいじめた生徒が罪悪感にさいなまれ苦しむことを期待する。
しかし、ことがそのように運ぶかは不確定だし、おそらく一過性で終わり、いじめた子供も時間がたてば忘れてしまうでしょう。
実際自分の命を犠牲にしてまで効果のある方法には思えませんが、視野がせまくなっている当事者には最後の希望なのでしょう。
または、いじめられてなぜ自分がこんな目に合わなければならないのかという怒りが、何もできないふがいない自分に向かい、自分を傷つける行為に及ぶこともあります。
自殺に至るにはそれなりに追い詰められ、その状況から自殺以外の選択肢はないと判断する心理があるのです。
これを理解し、子供たちの尊い命が犠牲にならないように、我々は対処していかなければなりません。
子供たちの自殺に向かう兆候、それを防ぐにはどうすべきか。
未来のある若い命が失われることのないよう、心から願います。
2022.08.19
イベント紹介『化石ハンター展』夏休みは特別展がいっぱい!
夏休みも終盤に入ってきましたがいかがお過ごしでしょうか。
勉強や遊びも大事ですが、夏休みだからこそ行われるイベントもたくさんあります。
そんな特別な展示や催しに出かけて、日頃なかなか味わえない経験をするのもいいでしょう。
イベントを通じて得られる特別な感動が子供たちの人生を大きく変えることもあります。
よって、この長期休暇を利用して様々なイベントに参加し、子供たちの心に多くの刺激を与えてあげることをお勧めします。
毎年そうですが、今年もいろいろなことが予定されているようです。
そんな数ある夏の特別展の中で葛西TKKアカデミー紹介するのは『化石ハンター展』です。
上野の国立科学博物館で現在行われている特別展で、10月10日までやっていますのでまだ日程的に余裕があります。
ご時世柄、入場にはオンラインによる事前予約が必要なので注意してください。
立地も上野公園内なので、アクセスも非常に楽です。
このイベントはアメリカのロイ・チャップマン・アンドリュースが、1922年に中央アジアのゴビ砂漠で大規模な化石の調査を行ったのを記念して開催されました。
本展では彼の生い立ちから始まり、この有名なゴビ砂漠での成果を展示してあります。
大発見と言われるプロトリケラトプスとその卵の化石もあります。
そして、彼の業績に刺激を受け、彼のような化石ハンターを目指した人々の成果も見ることができます。
恐竜や哺乳類の数多くの標本はその大きさや奇抜さから、驚くこと間違いなしです。
実は、彼がこの大規模調査を行ったのは、恐竜の化石発見のためではなく、彼の師が提唱する「哺乳類の起源はアジアにある」という言葉を立証するためで、本来は哺乳類化石の収集と調査が目的でした。
インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突をした際、地形が変化し、それに伴いアジアの気候も変化しました。
ヒマラヤなどの高地が誕生し、そこに暮らす哺乳類が寒冷気候に適応した結果、後の氷河期に拡散して生き延び、動物相の変化をもたらし、現在のように哺乳類が繁栄するようになったと考えたのです。
これを「アウト・オブ・チベット」説と言うそうです。
非常に興味深い考え方ですね。
この「アウト・オブ・チベット」説の裏付けを得るために行った大調査ですが、この展示ではその調査の様子やそれに関連した哺乳類の標本化石が見られます。
史上最大の陸生哺乳類といわれる「パラケラテリウム」の化石は圧巻です。
史上最大というだけあって本当に大きい!
キリンかと思うくらい。
サイの仲間なのですが、今のサイとは全く違うすらりと高い背にビックリです。
また、他にも多くの哺乳類化石や標本がありますが、中でも人気なのは、今は絶滅してしまった「チベットケサイ」という、全身が長い毛で覆われ大きな角を持つサイの生きていた様子を表した生体モデルです。
世界初公開ということ、全身骨格の圧倒的に大きな角などもありますが、最大の人気の理由はこの生体モデルなのではないでしょうか。
これは親子のチベットケサイが復元されていますが、ここには次のようなストーリーが表現されているそうです。
「生まれて初めて見る雪はしゃく子供のケサイ、そして、お母さんケサイはその様子をそっと見守ってあげている。その一方でお父さんケサイは家族を守るように外敵に向かって威嚇を仕掛けています」
ここの注目ポイントは何と言っても子供のケサイです。
雪で滑って転んだのか、それとも楽しくて雪で遊んでいるのか。
母親の足元でコロンと寝そべっている姿がとてもかわいいのです。
ぬいぐるみになってグッズとしても売られているそうですが、思わず持ち帰りたくなりますね。
展示だけでも大変楽しめますが、それ以外に図録や小物などのグッズ、それから食も注目です。
この特別展を通じて子供たちが古生物や世の中の不思議に興味を抱き、驚きと感動を体験し、いろいろなものに対する好奇心を育ててくれればと思います。
『化石ハンター展』以外にもたくさんの展示やイベントが夏休みにはあります。
残りわずかですが、チャンスを逃さず、豊かな心を持って、楽しい夏の思い出を作ってください。
2022.08.09
もうすぐ夏休みも終わってしまいますよ!『毎週月曜日はTKKで宿題やるぞ!』来週は水曜日もやります!
暑い日が続きます。
暑さに負けて毎日をだらだら過ごしていませんか。
夏休みの宿題は順調に進んでいますか。
気づけばもう夏休みも半分終わっていますよ。
今年は8月25日まで。
大丈夫ですか?
宿題終わりますか。
そこで、葛西TKKアカデミーの夏休み企画『毎週月曜日はTKKで宿題やるぞ!』ですが、来週は特別に水曜日も実施します。
夏休みの宿題が思うように進んでいない人は是非参加してください。
『毎週月曜日はTKKで宿題やるぞ!』
毎週月曜日、午前10時~午後4時まで、葛西TKKアカデミーが教室を開放し、皆さんの夏休みの宿題をお助けします。
来週は特別に8/15(月)と8/17(水)の二日間!
事前予約制で参加希望者はメールにてご予約お願いいたします。
tkkac2016@gmail.com
お問い合わせもこちらまで。
基本的に参加は無料ですが、工作等材料費がかかる場合はそちらを請求することがあります。
また、生徒たちの代わりに葛西TKKアカデミーが宿題をするのではありませんので、誤解のないように。
あくまでも宿題をするのは本人です。
葛西TKKアカデミーは皆さんが早く終われるように、少しでも良いものができるように、手伝ったりヒントを与えたり相談にのったりします。
次のような人は是非ご参加ください。
1.毎年宿題のワークやドリルが終わらない
そんな人は、このイベントを毎週利用して、勉強の環境の整った葛西TKKアカデミーの涼しい教室で集中して勉強に取り組むことができます。
しかも、分からないときはTKKアカデミーの先生に直接質問して教えてもらうことができます。
最初に計画を立てて、毎週のノルマを決めてやると、宿題が遅れることなく進みますよ。
2.自由研究に何をしていいか分からない
自由研究何をしていいか分からないという生徒は非常に多く、アイデアを出すのに一苦労です。
そこでTKKアカデミーがどんな自由研究にするか、本人と相談しながら考えてくれます。
その研究方法やレポートの書き方までアドバイスしてくれますよ。
3.工作や絵などの作品を作りたい
葛西TKKアカデミーの経験豊富な先生がちょっと変わった工作や絵画のアイデアを出してくれます。
そして、一緒に作品を作るお手伝いをします。
他の人と一味違うものを作りたいなら、是非お知らせください。
4.読書感想文が苦手
読書感想文は毎年夏休みの宿題として定番です。
しかし、本を読んでもどう書いていいか分からず、悩む生徒もとてもたくさんいます。
そこで葛西TKKアカデミーの先生が、読書感想文を書くためのフォーマットを用意し、その指示に従ってメモ書きをするだけで、何を書けばいいか分かるように指導してくれます。
また、作文の書き方も教えてくれますし、書いた作文を添削してより素晴らしいものに仕上げてくれます。
他にも夏休みの宿題でお困りの方は、この機会にお問い合わせください。
毎日の猛暑で勉強をする気になれないかも知れません。
それでも夏休みの宿題はやらなくてはいけません。
そうであれば、少しでも効率よく、人より秀でたものにしたいものです。
葛西TKKアカデミーならきっと皆さんのお役に立つことができると確信しております。
夏休みも終盤になって手遅れになる前に、葛西TKKアカデミーで夏休みの宿題を終わらせて、悠々自適なゆとりのある夏休みを過ごしませんか。
皆様の参加をお待ちしております。
- 1 / 1