塾長ブログ

2018.07.15

「九段中学」の授業見学に行ってきました。

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは中学受験の指導も承っております。

2020年度から学校の制度が大きく変わり、勉強がより高度化し大学受験もより困難になると言われています。
そんな中、よりゆとりを持って勉強ができるようにと、今まで以上に中学受験をする生徒が増えています。

中高一貫校の利点は、高校受験がない分、余裕を持ってしかも早く授業を進められる点でしょう。
また、みんな中学受験で合格した生徒なので、レベルも同じくらいで高い生徒が集まります。
当然、中学受験をするくらいなので意識も高いと考えられます。

葛西をはじめとする東京都東部の中高一貫の公立校として人気があるのは、「都立両国高等学校附属中学」と「千代田区立九段中学校」です。
江戸川区だけでなく江東区など広い範囲の生徒が受験し、倍率も5倍以上の難関校です。
それでも、受験させたい家庭が多く、大学進学の実績などが評価されているようです。

今回は中学受験を目指す生徒がいるので、学校公開の機会を利用して九段中学に行ってみました。
地下鉄東西線九段下駅より徒歩5分程度のアクセスです。

校舎の印象は一般的な都会の学校でした。
都心なのでグラウンドを始め全体的にこじんまりした感じです。

一階のロビーを上がると二階から大小さまざまな教室があり、生徒たちが実際に授業を受けていました。
その様子を教室の内外から見ることができました。

個人的な感想ですが、授業自体は特記するようなものもなく普通だなと思いました。
ただ、先生によっては実際のレタスを使ったり、スクリーンに映像を出したり、クイズで英単語を考えさせたりと、工夫も見られました。
しかし、全体的には他校でもやっている形式の授業で、特に九段高校だから優れているというふうには思えませんでした。

先ほど話したように、受験を潜り抜けてきたので前向きに授業に臨む生徒も多く、周りに迷惑を掛け授業を妨害するような、俗に言う「不良」のような生徒は見受けられませんでした。
実はこの点は学校教育において重要です。
多くの問題を抱える学校は、授業内容以外のことで時間を取られると勉強の質と進度が落ち、十分な教育が提供できません。
従って、その点の問題がないということは、十分な教育が保証されているとみなしていいでしょう。
だから、生徒だけでなく保護者にとっても安心感があり、進学状況もよくなるのです。
ここにおいて価値があり、人気もあるのでしょう。
また、4年生、5年生(一般の高2、高3生)は校舎がかわり、他の生徒と話されるのでより受験に特化した教育ができるようです。

もちろん迷惑を掛ける生徒がいないからと言って、全員が勉強に熱心という意味ではありません。
私が実際に見学した時も寝ている生徒、早弁をしている生徒がいました。
先生の対応は特になく無視して授業を進めているようでしたが、これも一つの現実を垣間見ることになりました。

受験をしただけあって、他の一般校より自覚ある生徒は多いように思われます。
俗に言う「不良」と呼ばれるような生徒は見受けられず、授業は粛々と行われていました。
多少の工夫はあるものの、全体としてはよその学校の授業と内容はあまり変わらない印象でした。
ただ、そういう「普通」が現代では貴重なのかもしれません。
その意味では九段中学は保証されている気がします。

進学において学校見学や説明会は是非行ってください。
受験に有利になるだけでなく、自分が入学した時のビジョンをより明確にすることで、受験に対する意思を高めることができます。
逆に見ておかないと、後で後悔することになると思います。
まめに学校へ足を運んで、納得のいく学校選びをしてください。

2018.07.12

勉強しても成果が出ない。何が悪いのか見直してみましょう。

個別指導塾葛西TKKアカデミーでは生徒一人ひとりの状況を分析し、個々に合った勉強方法を提案します。
今回は、いくら頑張ってもなかなか成果が出ないという生徒によくあるパターンをご紹介します。
勉強はしているのになかなか結果が出ないのは勉強に対する姿勢、考え方が間違っているからなのかもしれません。

1.ノートにまとめただけで満足している
勉強としてノートにまとめる作業をするのはとてもいいことです。
まとめることで習ったことを整理し、自分なりに分かりやすくする。
しかし、綺麗にまとめるのに夢中になり、時間をかけて一生懸命作って満足して終わりになってしますといけません。

まとめる作業は、ただ教科書などを写すのではなく、写しながら学習内容を確認するための作業なのです。
まとめる時に「なるほどそうなのか。」「そう言えば先生はこう言っていたな。」など考えられるといいです。
分からないときは参照する。
まとめノートにないことがあったら、付箋などで新しい情報を追加する。
こうしてノートを充実させ、その生徒だけの参考書を作るのです。
まとめる作業が目的ではなく、まとめを通して勉強することが目的です。

2.問題をやっただけで満足する
よくあるのですが、問題をやって○×を付けて終わる人がいます。
実は問題やテストの目的は○×を付けることではありません。
これをきっかけに自分に何ができて、何ができないかを明らかにすることです。
だから、分からなかったところ、間違ったところはそのままにせず、必ず確認してください。

間違えるということは悪いことではありません。
むしろ学ぶチャンスなのです。
人間の記憶にはインパクトが大きく関わってきます。
「間違った。」「分からなかった。」という経験は、大きなインパクトです。
だから、インパクトのあるときに勉強すると頭に入りやすいのです。

結果重視の風潮がありますが、勉強では一つの結果は学習のきっかけになるです。
そのきっかけを作るために問題を解くのです。
そこで終了ではありません。

3.暗記を嫌がる
暗記は時間がかかる割に成果がなかなかでないように思えます。
しかも、一般的に暗記というと書「書く」や「唱える」という単純作業の繰り返しで、面白くなく苦痛でもあります。
確かに暗記がなければ勉強もいささか楽しいのかもしれませんが、それでも最低限覚えないといけないことは存在します。
いつまでも暗記を避けると、結局いつまで経ってもそこで勉強が進まなくなります。
数学や物理の公式など、考え方が分かれば暗記しないでも作り出すことができます。
ここで注意しないといけないのは、なんとなくではなく正確に理解することです。
そうでないと、自分で作りだしたものもあいまいで正しくないからです。

また、勉強の中では作り出すのが難しいこと、理屈よりむしろ覚えてしまった方が簡単なこともあります。
最低限覚えなければいけないことは腹をくくって覚えましょう。
そこで問題になるのが暗記の仕方です。
人によって様々ですが、人間の脳は意味づけがなされていないものを覚えるのは苦手です。
例えばランダムな数字の羅列はせいぜい一度に7桁くらいまでしか覚えられません。
だから、何か意味のあるものと関連付けて覚えるのがいいです。
歴史の年代の語呂合わせなどはいい例です。
暗記の工夫についてはまた、別の記事で議論したいと思います。

4.暗記さえすればいい
英語はどう勉強するのか聞くと、「単語を暗記すればいい。」
国語はどう勉強するのか聞くと、「漢字を覚えればいい。」
その他の教科も同じ、「理科は言葉を覚えればいい。」「社会は年号を覚えればいい。」「数学は公式を覚えればいい。」
これも間違った勉強の仕方です。

覚えるのも必要ですが、それだけでは結局問題は解けません。
なぜなら、どのように覚えたものを使うのか分からないからです。
実践演習が必要な訳はここにあります。
上記の発言は本当に勉強ができない生徒がよく言います。
理由は、暗記以外勉強法を知らないからです。

人間の脳は意味づけできないと、せいぜい5~6文字くらいの言葉しか覚えられません。
やみくもに紙に書いて覚えようとしますが、これは脳の負担が大きく、時間がかかる割に覚えられません。
そうやって暗記だけで時間が無くなり、練習する時間がないから問題が解けないのです。

むしろ、丸暗記するより実践を通して覚えた方が身につきやすいです。
それは経験という記憶を仲介して刺激を与えるからです。

5.完璧でないといけないと思う
完璧に全ての問題が最初からできてないといけないと思う。
だから、最初から丁寧に一つずつ問題やテキストに取り組む。
結果、最後まで行く前に時間が無くなりテスト当日となる。
これもよくある間違った勉強法です。

これだと、問題集や参考書の後ろの方は手が付けられなくなります。
大事なのは一度で全て完璧にやるのではなく、不十分でもいいからざっと最後まで通すことです。
そこで最重要事項、基本をしっかり身に付ければそれで充分です。

その後戻って、また最初からざっとやる。
今度は基本はできているから、応用も分かりやすいし、勉強に余裕ができます。
何回も同じ内容を繰り返すことで勉強が少しずつ身に付いてき、やり残しが無くなります。
どんな問題でもある程度できるようになります。
面倒に思えますが、繰り返しをした方が、一度で完璧に済ませるより、効率的で労力がかかりません。

6.勉強のレベルがあっていない
新しいものに挑戦するのは不安で気が進まないものです。
意識的にせよ無意識にせよ、自分が解ける同じようなレベルの問題ばかり解いていませんか。
確かにこれだと問題は解けるので楽しいかもしれませんが、何も新しいものは身に付いていません。
勉強の目的は自己満足ではありません。
できないことができるようになることです。
「間違え」や「分からない」を恐れないでください。
これはむしろ学びのチャンスでいいことです。

逆にレベルが高すぎることもあります。
向上心が高いのはいいのですが、いきなり手の届かない目標にチャレンジするのも効率が悪いです。
先ず基礎をしっかり理解した上で、応用に挑戦しましょう。

一般的に学習に最も効率的なレベルは「α+1」と言われています。
自分の力「α」より少し高いレベルが丁度いいのです。

7.目標が明確でない
何をするにしても目標があると計画も立てやすいしより組みやすいです。
表かも明確で達成度もはっきりします。
なんとなく勉強するのではなく、目的意識を持つことが心理的に効率をよくします。
最終目標を立て、それに到達するために中間目標をいくつか立てる。
そして、手前の目標から一つずつ達成していけば、最終的に自分の目指すゴールにたどりつけるのです。
目標を明確にすることで、自分が何をすべきかはっきりします。
不必要な勉強に割く時間が無くなり、必要なことをより深く学べるのです。

多くの場合、やっているのにできない生徒は、勉強をやったつもりになっています。
つまり、自己満足になってしまって、本当に勉強内容が定着していないことが多いのです。
勉強は「学習」と「習得」の二段階からなります。
「学習」の段階で止まって、「習得」に至っていないのが原因だと思われます。
具体的には一人ひとり状況が違うので一概に言えませんが、困ったときは一度ご相談ください。
いつでも喜んで承ります。

2018.07.09

『54字の文学賞』が発表されました。子供から大人までうなる作品がいっぱい。これにあやかり、葛西TKKアカデミーでも作文大作戦を行います。

『54字の文学賞』ってご存知ですか。

氏田雄介さんが『54字の物語』を発表し、その後、Twitterで盛り上がったのですが、PHP研究所が公募したところ、子供から大人まで秀逸な作品が多数集まりました。
その中で優秀な作品を選び、この度大賞が決まりました。

氏田雄介著『54の物語』へのリンクはこちら
Twitterハッシュタグ「#54字の物語」へのリンクはこちら
『54字の文学賞』へのリンクはこちら

一ひねりあるけど分かるとなるほどとうなるもの、笑えるもの、本当に小学生の作品と疑いたくなるもの様々です。

ルールは簡単。
9字×6行の原稿用紙にぴったりになるように書くこと。
これだけです。

世界で最も短い短編小説と言っても過言ではありません。

葛西TKKアカデミーもこれに刺激を受けて、是非何か面白いのを作ってやりたいと考え、『作文大作戦』を展開したいと思います。

文章を書くことは発想力を高め、思考をより深くさせます。
文章力は受験やテストだけでなく、将来大人になっても欠かせない能力の一つです。
また、文を書くことで読解力も養えます。

以上の理由で葛西TKKアカデミーは作文の指導をとても重視しています。

夏休みになれば恒例の読書感想文もありますし、オリジナルの物語の公募もたくさんあります。
もちろん『54字の物語』に挑戦するのもいいでしょう。

何であれ、葛西TKKアカデミーは生徒たちの創作のお手伝いをしようと考えています。
興味のある方は是非葛西TKKアカデミーまでご連絡ください。

葛西TKKアカデミーの連絡先はこちら

因みに、現在1名の小学生がオリジナルの小説に頑張って挑戦しています。

また、彼女の発想をもとに私も一つ物語を作ろうかと考えています。
完成すれば、ホームページにて発表しようと思います。
お楽しみに。

せっかくの長い休みです。
余った時間を活用して、作家になって新作を発表してみませんか。

 

2018.07.05

高校見学で注意すること。夏休み中は学校説明会も多く催されます。貴重な機会を無駄にしないためにも、注意点を挙げます。

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは高校進学の相談も承ります。
2020年から大きく変わる教育制度に対応できるためにも、高校選びは今まで以上に重要になりました。
悔いのない学校選びのためにも現地に足を運び、様々な情報を得ることは大切です。

夏休みは高校の学校見学会、説明会がたくさんあります。
進学を控えたお子様をお持ちの家庭は、色々な高校に出向くことも多いでしょう。
今回はその時に注意すべき点をお話します。

1.コースやカリキュラム、卒業後の進路について確認
入れるならどこでもいいというわけではありません。
入学した後の学校生活、卒業後の進路まで見据えて学校に確認するのがいいでしょう。
資料を見てコースやカリキュラムについて分からないことは必ず確認しましょう。
授業に関するその学校の特色(単位制など)や特別プログラム(海外研修、国際交流など)も説明を受けましょう。
直接学校の先生と話すことはいろいろな意味で利点があります。

2.学校の施設や設備を確認
プールや体育館、教室の空調など、生徒が実際に学校生活を送る上で快適な環境かどうかを確認しましょう。
部活に興味があるのなら、それに関連したもの(備品やコートなど)も見ましょう。
図書館やパソコンも大事です。
特に最近はタブレット端末や電子黒板を導入している学校もあり、生徒が使いこなせるか、先生が使いこなせているか知る必要があります。
IOTの推進を文科省はうたっていますが、現実にはまだ整っていない学校がたくさんあります。
また、適切な進路相談ができ、そのための資料が十分整っているかも見ましょう。

3.構内掲示や清掃状況を確認
掲示物や清掃状況はその学校の普段の姿を知る手がかりにまります。
掲示物がきちんと整理され見やすいか。
廊下や教室が綺麗に掃除されているか。
生徒の日常の営みが現れます。
また部活の賞状などは、その学校がどんな課外活動に力を入れているかが分かります。
新しい大学入試制度では当日の試験の点数だけでなく、高校時代での様々な活動への参加などが評価に大きく関わってきます。
学内外の活動に積極的な学校かどうかは、大学受験の大きな要素の一つになります。

4.公開授業は見た方がいいです
公開授業は学校生活の実態を知る上で役に立ちます。
公開と分かってそれ用に繕っていても、何十人もいる生徒が全てが演じることができません。
よく見るとどうしても普段の癖が出るものです。
だから、公開授業は普段の生徒の姿を見るのにはいい機会です。
そして、できれば生徒の生の声を聞いてみてください。
案外正直に話してくれるものです。
ダメ元で試してみるのもいいでしょう。

学校見学は高校を知る重要な機会です。
事前連絡すれば、説明会の日でなくても学校を見せてもらえることもあります。
後悔しないためにも学校選びは慎重にし、正確な選択をするために少しでも多くの情報を集めましょう。

 

2018.07.01

イベント紹介「変身!昆虫スゴわざ展2018」夏休みはワクワクドキドキ心動かす学がいっぱい!あなたも昆虫になって、虫たちの世界を体感!

いよいよ夏休みも間近。
夏休みは各地で特別なイベントが盛りだくさんです。

本日は、「変身!昆虫スゴわざ展2018」をご紹介します。

横浜みなとみらいにある「オ―ビィ横浜」で行われる特別展です。
期間は7月1日から9月30日まで。
料金はオービィ横浜の入場料のみで楽しめます。

「変身!昆虫スゴわざ展2018」へのリンクはこちら

昆虫になりきった体験アトラクションがいっぱい。
自分の体を通して、昆虫の世界への理解を深めます。

自分がセミになって、木にしがみついて鳴いてみたり、バッタになって高く飛び上がったり、どれも楽しそうです。
また、3mのクワガタムシロボットと2.5mのカブトムシロボットと一緒に写真を撮ることもできます。
まるで自分が小さくなって昆虫の世界に迷い込んだようで、来場の良い記念になるでしょう。
更に、3Dの立体昆虫標本はリアルで迫力も満点です。
他にも多くのアトラクションがあります。

是非ご家族でいらしてはいかがでしょうか。
ここで学んだことを自由研究としてまとめるのも大変いいと思います。

また、併設する「みんなの世界昆虫展2018」では三本角のアトラスオオカブトやアジア最大のカブトムシ、コーカサスオオカブトなどと触れ合うこともできます。
こちらは別途入場料が必要です。

オービィ横浜自体も動物と触れ合える施設で、動物と触れ合える「アニマルガーデン」、仮想飛行体験で世界を一周する「アースクルージング」、動物や自然との合成写真が作れる「エクストリームフォトスポット」など、最先端技術と動物、自然が組み合わさり、非常にユニークで直感的な遊びと学びが体験できます。

個別指導塾葛西TKKアカデミーはこのような、生徒が体を通して楽しく学べるイベントをお勧めします。
他にも楽しそうなイベントがあれば随時ご報告させていただきます。
お楽しみに!

2018.06.28

面白い!漢字アート。漢字に隠された言葉が分かりますか。漢字を楽しみましょう。

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒一人ひとりを思い、常にどうすれば勉強を楽しく学べるかを考えます。
様々な状況の生徒に合わせた授業を提供できます。

漢字というものは、退屈で複雑で厄介なものと思う生徒がたくさんいます。
確かに、ひたすら練習帳に書かされたり、見ただけでごちゃごちゃしているものを覚えようとするのは気が進まないものです。

そこで漢字を違う視点から見られるサイトをご紹介します。
いとうさとしさん「ことば漢字」というサイトです。

「ことば漢字」へのリンクはこちら

上の画像の「感謝」という文字を見てください。
一見ただの漢字のように見えますが、よく見ると「ありがとうございます」というひらがなの組み合わせでできています。
本当にびっくり!
いとうさんは他にも様々な漢字アートを発表しているのでご覧ください。
ちょっと感動します。

特に私は「誕生日」という漢字が「うまれたしあわせ」になっているのに非常に心動かされました。

これを参考に、生徒たちにも漢字アートに挑戦させてはいかがでしょうか。
漢字がもっと楽しくなると思います。

勉強に限らず何でもそうですが、やる前に「苦手だ」とか「嫌だ」という意識を持たせないことが大切です。
なぜなら、そのようなマイナスの感情は、学びに置いてはフィルターとなって、知識の吸収を妨げるからです。

勉強をさせなければと焦るのも分かりますが、その結果子供に嫌悪感を持たせるとかえって効率が悪くなります。
本人がやりたいと思えるように、楽しいと思えるように、肯定的で促す言葉を投げかけるのがいいです。

本来、人間にとって知るということは喜びであります。
だから、子供たちも勉強が楽しくなるよう、葛西TKKアカデミーは指導にも工夫しています。

2018.06.25

ちょっと一息 クイズ 正しく漢字読めますか。

本日はクイズです。

よく見る漢字も実は読み間違えていたりしますよね。
生徒の漢字指導も大事ですが、案外教える側も間違って覚えていたりします。

今日はそんな漢字をご紹介し、きちんと読めているかチェックしましょう。
果たして何問答えられるでしょうか。

問題:次の言葉の読みは何でしょうか。
1.茨城県
2.乳離れ
3.続柄
4.依存心
5.礼賛
6.間髪
7.汎用
8.肉汁
9.古文書
10.一段落
11.出生率
12.他人事
13.あり得る
14.異名
15.貼付

答え
1.いばらきけん(いばらではありません。)
2.ちばなれ(ちちばなれではありません。)
3.つづきがら(ぞくがらではありません。)
4.いそんしん(いんしんではありません。)
5.らいさん(れいさんではありません。)
6.かんはつ(かんつではありません。)
7.はんよう(ぼんようではありません。)
8.にくじゅう(にくじるではありません。)
9.こもんじょ(こぶんしょではありません。)
10.いちだんらく(ひとだんらくではありません。)
11.しゅっしょうりつ(しゅっせいりつではありません。)
12.ひとごと(たにんごとではありません。)
13.ありうる(ありえるではありません。)
14.いみょう(いめいではありません。)
15.ちょうふ(はりつけではありません。「貼り付け」と送り仮名がつくとはりつけになります。)

いかがでしたでしょうか。
結構間違って読んでいませんでしたか。
また、機会を見てクイズなどもやりたいと思います。

2018.06.21

「さくらんぼ計算」ってご存知ですか。小学校で習うのですが、親からの「よく分からない」という声が多いので説明します。

家庭でどのように教えていいか分からないときは、個別指導塾葛西TKKアカデミーにお声をおかけください。
生徒一人ひとりに親切丁寧に教えます。
葛西TKKアカデミーはその時々に合わせて指導内容をアップデートしています。

学校で習う内容は時代とともに変わります。
文科省が指導要領を定期的に変更しているからです。
その結果、親が習ったことを子供は習わなかったり、逆に親が習わないことを子供が習うことがあります。
後者の場合、家庭で子供の勉強を助けようにも、自分がやったことないことを教えるのは一苦労だと思います。
そんなご家庭の力にも葛西TKKアカデミーはなれます。
いつでも気軽にご連絡ください。

葛西TKKアカデミーへのお問い合わせはこちら

本日はそんな親は習っていないのに子供が習うものの一つとして「さくらんぼ計算」をご紹介します。
小学校低学年でやるのですが、親御さんが生徒のときは習っていないもので、勉強を見るのに頭を抱えるという声を非常によく聞きます。
そこで「さくらんぼ計算」を解説いたします。

「さくらんぼ計算」は子供たちの苦手とする、足し算引き算の「繰上り」や「繰り下がり」を簡単にできるようになるために編み出された計算方法です。


足し算のさくらんぼ計算
例えば上の画像にあるように「8+7」の計算を考えます。
8+7は繰上りが起きるので、子供たちは苦手とします。

そこで「8に2を足せばちょうど10になる」ということを利用します。
つまり、「7」を8に足して10が作れる「2」と残りの「5」に分けるのです。
そして、先に「8+2=10」をし、その後残りの「5」を足して「15」という答えを導き出すのです。

この数字を二つに分けてキリのいい数にするというのが「さくらんぼ計算」のポイントです。
その際、数字の下にさくらんぼのように分けて書くので「さくらんぼ計算」と呼びます。
このかわいらしい愛称から、学校は低学年の子供たちにキャッチ―なのでやるのではないかと想像しています。

もちろん、これは一桁どうしの足し算だけでなく、二桁でも応用が効きます。
例えば、57+9をします。
これも「57」に3を足せばキリのいい60になると考え、「9」を「3」と「6」に分けます。
「57+3=60」をし、残りの「6」をこれに足して「66」が出せます。


引き算のさくらんぼ計算
同様に画像にある「14-8」を考えましょう。
これも繰り下がりが起きるので、子供たちは苦手とします。

そこで「14」を「10」と「4」に分け、先ず「10-8=2」をします。
これで引くものは引いたので、この「2」と残った「4」を足して「6」という答えを導き出します。

これも数を二つに分けることで計算がしやすくなる工夫をしています。

また、二桁の引き算でも数を二つに分けることで計算しやすくすることができます。
例えば、「63-17」を考えます。
この場合、「17」を「13」と「4」に分けます。
そして先に「63-13」をします。
するとキリのいい「50」という数字が表れます。
そして、引くべき数で残っている「4」を引いて「46」という答えが導き出せます。

要は一度に計算するのではなく、キリのいい数を作るにはどうすればいいか考え、ひと手間増やすことで計算を楽にしようということです。
意図が分かればそれほど難しくないのですが、そうでないと、親は初めて見る内容にびっくりしてどうすればいいか分からなくなりますよね。

葛西TKKアカデミーでは全ての家庭の力になりたいと考えていますので、勉強でお困りのことがあればいつでもお知らせください。
塾生でないからとか、そんなことは申しませんので、安心してお問い合わせください。

ある家庭でお困りのことは、きっと他の家庭でも問題になっていると思います。
今後もこのような問い合わせがあれば、随時ご紹介しようと考えています。

2018.06.17

「いじり」と「いじめ」 最近テレビなどで「いじられキャラ」が流行っています。「いじり」という名の「いじめ」に注意しましょう。

最近、テレビで「いじられキャラ」としての出演者が増え、新しい笑いを誘っています。
しかし、勉強だけでなく生徒の心も考える個別指導塾葛西TKKアカデミーは、この現象を心配しています。

「いじられキャラ」とは何でしょうか。
みんなにわざとからかわれたりバカにされたりすることで、番組内の立ち位置を確立している人たちです。
番組内の軽い嫌がらせなどは、視聴者にも問題視されることはあまりありません。

出演者は仕事として、了解の上にそのキャラクターを受け入れていますが、テレビで行われることは現実社会に影響を与えます。
当然十分な思慮分別が育っていない子供たちは、同じように同級生などを「いじり」という名目でターゲットにします。
特定の人を馬鹿にしたり茶化したり。
テレビで許されているので、罪悪感も感じません。
「いじっている」本人は軽い冗談や遊びのつもりでやるのですが、やっていることは実質「いじめ」と変わりません。
他人を犠牲にして自分の優越感を感じたり、愉快になるのです。

一方、「いじられる」側も「いじられキャラ」になればみんなが構ってくれるので、集団での居場所が保証されると考えます。
逆に「いじり」に対して声を上げると、自分の存在をグループに示されなくなるので、そのキャラを演じ甘んじるのです。
無視され孤立するくらいなら、自分のプライドを犠牲にしてもみんなの中にいたいと考えるようです。

ある意味相互に利益があるので、この関係は強固になり、解消は難しくなります。
しかし、「いじり」がエスカレートし「いじめ」に変わることは十分に考えられます。

しかし、いじめ同様に度が過ぎると心身に影響が出てきます。
体調不良になり登校できなくなったり、精神的に不安定になったりします。
自覚しないままストレスをため込み、体が耐え切れなくなるようです。
自身のプライドを犠牲にしているので、自分に対する自信がなくなり、自分を否定的に見なすようにもなります。

この場合、「いじり」だと言えばやっていることが「いじめ」であっても軽視されるという問題があります。
仲良いもの同士のふざけあいの延長。
また、先ほど述べたようにいじめられる側も拒否しにくいう問題があります。
自身の居場所を失う覚悟が必要だからです。

このような新しい状況は憂慮すべきであり、いじめ同様周りがしっかり自覚し注意しなくてはなりません。
「いじられキャラ」を演じる子供はやはり不安感が強く、それを解消して自信を持たせることが大事です。
これは自分を犠牲にしてまで保つ価値のない友達関係だということを理解させなくてはいけません。
友達とはお互いに認めある対等な関係であるべきだからです。
特に「いじり」の場合は本人の安心できる居場所が重要となるので、様々な場所に積極的に出ていき、学校以外にも仲間が作れると知れば、現在の状況が以上であり声を上げなければならないと分かるはずです。

葛西TKKアカデミーもそのような子供たちの力になれるように準備しています。

 

2018.06.14

葛西TKKアカデミーの社会見学、東京地方裁判所に行ってきました。

生徒に寄り添い、要望に応える個別指導塾葛西TKKアカデミーが特別授業として社会見学を行いました。

昨日、生徒の希望があり東京地方裁判所に行ってきました。

以前から興味があったらしく、生徒から是非裁判の様子を見に行きたいと言われていました。
何であれ生徒が興味を持つことはいいことです。
そして、このように生徒が興味を持った時こそ、学びが身に付く大きなチャンスです。
裁判所は中学の公民の授業で扱います。
しかし、実際に現場に行き、その様子を実感した方が机上の勉強よりはるかに印象深く、生徒の脳に刻まれます。
だからこそ、色々調べ特別に社会見学として裁判所に行く機会をアレンジしました。

私自身も裁判所を訪れるのは初めてで勝手が分からないことがたくさんありました。
入り口の写真を撮ろうとしたら、早速警備員に注意されてしまいました。
中の撮影はいけないと察しがついたのですが、まさか外の看板までダメなんて思いませんでした。

入るとすぐに裁判の予定を検索できる端末があり、自分で傍聴したい裁判を知ることができます。
一般の裁判であれば傍聴券もなく、自由に入って裁判を見ることができます。
司法制度改革などと称して、裁判所は現在一般の人々にも身近なものになりたいと考えています。
そのせいか、裁判を見ること自体はさほど困難でもなく、誰でも気軽に傍聴できます。
昨日も学校の授業の一環でしょうか、高校生と思われるグループが来て裁判を傍聴していました。
他にも裁判とは関係のない一般の方もたくさん傍聴していました。
こんなに関心がある人が多いのかとちょっと意外でした。

裁判を実際に見たのは初めてでしたが、独特の雰囲気と緊張感がありました。
一緒に行った生徒も興味深かったと話していました。
以前から強く希望していて、また見学したいと言っていました。
これをきっかけに更に学びを深めていってほしいものです。

裁判所の地下の食堂で昼食を取りました。
非常にリーズナブルな価格で食事ができました。

本当にこんなに簡単に裁判って見ることができるのだと驚きました。

裁判所を始め多くの公官庁や企業の本社などがたくさんあり、幸いにして東京は社会見学には最適の場所です。
こんな恵まれた環境を生かさないのはもったいない。
今後も希望があればどんどん外に出て、生徒に様々なことを学んでほしいと思います。
興味関心を生かし、より一層勉強を楽しく深く身に付けてほしいです。

特に今回のように生徒自身がやりたいと言ったときは好機です。
生徒のためにやれることは喜んでやりたいと考えています。

今回の経験を活かし、今後も特別授業としてどんどん外に出て、現場で生徒たちに実感としていろいろなことを学んでほしいと思います。
よって、希望があれば社会見学も続けていこうと考えています。
その時はまたご報告いたします。

このような大手塾にはない柔軟で要望に応えられる点も葛西TKKアカデミーの魅力の一つです。

 

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