塾長ブログ

2018.06.11

桜町高校演劇部の 公演会に行ってきました。TKKアカデミーの生徒も出演していました。

昨日、桜町高校の演劇部の公演会がありました。


葛西TKKアカデミーの生徒も出演していました。
その生徒に見に来てほしいと言われたので、雨の中行ってきました。
生徒から来てくださいと言われることは非常にありがたいことです。
このように葛西TKKアカデミーは生徒との絆を非常に大事にします。
塾での勉強以外にも触れ合いを持てる、人と人との付き合い。
そんな塾を目指しています。

最寄り駅は桜新町駅。
駅を出ると早速サザエさん一家の銅像が。


そう、ここはサザエさんで有名な長谷川町子さんの美術館があります。


ここはサザエさん通りなど、サザエさんの町となっていました。

そんな町を抜けたところに桜町高校があります。


このような機会を利用して高校を見学するのもいいことです。
生徒との縁があって行くことができました。
学校の雰囲気を知ることは、これからの進路指導にも役に立つのでよかったです。

階段を上ったところに会場がありました。
時間ギリギリに着いて、会場は保護者の方々で一杯でした。
お子様に対する熱意が感じられます。

劇の内容は探偵事務所で起きた事件を通して、そこでの人間関係が展開していく内容です。
笑える場面も非常に多く面白かったです。
ストーリーは多少分かりにくい点もありましたが、これも生徒の自主製作というので驚きです。
新人講演会なので部員は一年生のみですが、みんな声が通りなかなか様になっていました。

こうやって生徒たちが青春を謳歌している姿を見るのは微笑ましいものです。
この大切な時間を精一杯悔いなく過ごしてほしいです。

個の生徒も演劇がやりたくてこの高校に入りました。
その情熱が今も続き、こうやって部活に励んでいることが分かり一安心。
苦労はしましたが、彼女の役に立ったと実感できました。

生徒たちの成長を眺めながら手助けができれば理想です。
人の人生に関わり力になれることは何と有難いことか。
そのためにも私は小さいながらも葛西TKKアカデミーという塾を開いたのです。

最後にもう一度この生徒に感謝の言葉を送りたいと思います。
「公演に呼んでくれてありがとう。よく頑張っていい演技でしたよ。これからも変わらず勉強に演技に励んでください。」

 

2018.06.08

勉強をやらせるよりは、習慣化した方がいい。何も言わなくても自分から勉強するようになります。個別指導塾葛西TKKアカデミーは勉強の習慣化にお役に立てる塾です。

家で勉強をしないとお嘆きの家庭が多いです。
そんなときに「やりなさい。」と勉強を強制しても、かえって反発したりダラダラしてやらなかったりします。
どうすればいいのでしょうか。
キーワードは「習慣化」です。

やれと言ってもやらないのは、「勉強をやる意義が分からない」「もう勉強嫌いなので逃げたい(言い逃れ)」「反抗期」などが考えられます。
しつこく言ってようやく勉強をするようになる場合もありますが、結果、勉強をやりたくない気持ちを強めることになると、ますます勉強に手がつかなくなるでしょう。
つまり、子供に色々考えさせると、やりたくない意思が強いので結局やらないことになるでしょう。

だから、考える前に行動する「習慣化」が大事なのです。

日常の多くのルーティーンが小さい頃に身に付いたように、勉強も中学生よりは小学生、それも低学年の方が勉強の「習慣化」は簡単です。
そして、「勉強しなさい。」と口うるさく言うのではなく、目に見える形で示すことが大事です。
一日のスケジュールを一週間分作り、何時から何時までは勉強の時間、何時から何時までは遊びの時間と明確に決めて表にし、家族全員が見えるところに貼り出貼りだしましょう。ましょう。
家族全員がスケジュールを共有しているので、「いつになったら勉強するのだろう。」「また遊んで、宿題やったの?」とイライラすることもなくなります。
また、その日のやる内容も具体的に紙に書いて貼りだしましょう。
「問題集〇〇ページから〇〇ページまで」とか「漢字を10個覚える」という風に。
こうするとゴールがはっきり見えるので勉強も進みますし、今日はどれだけやったかという成果も分かります。
この達成感が心地よくなり、勉強が習慣化するのです。

ここでもポイントは親が決めたことをさせるのではなく、話し合って最終的には本人が決断するということです。
親が決めてしまえば責任感もなく、やらされている気持ちが強くなり嫌になります。

いきなり頑張りすぎない、無理ない計画を作りましょう。
最初は短い時間でも構いません。
先ず「やる」ことが大事なのです。
そこから少しずつ時間も内容も増やしていけばいいのです。
週に一日くらい勉強をしない日があってもいいでしょう。

勉強の習慣が定着するまでは、親がついてあげましょう。
よく子供が机についたらほったらかしにする人がいますが、それでは子供は勉強するようにはなりません。
一人より誰かと一緒の方が楽しいですし、一緒にしてあげるだけで信頼感が子供に生まれます。
一人だとどうしても怠けたり勉強が進まなかったりしますが、そばに誰かがいればそれもしにくくなります。
「一緒に勉強しようか。」と声を掛けてあげるといいです。
そうすれば、親が自分の勉強を他人事のように考えていないことが伝わります。
そして間違えを指摘しすぎないように注意しましょう。
「ほら、また間違えた。」なんていちいち言われたり怒られたりすると、せっかくのやる気も失せてしまいます。
むしろ、できたことをより多く褒めてあげると、子供のモチベーションも上がります。
また、「~しなさい。」と命令形で言うのではなく、「~する?」と疑問形にして子供に決定権を与えると、子供もやらなきゃなという気分になります。

子供のそばについてあげる時は気長にイライラしないでください。
イライラは子供に伝わり、勉強するのがより嫌になります。
子供の発達は人それぞれなので、簡単なものもできないこともあります。
だからと言って焦ってもできるようにはならないので、大人はどっしりと構え、根気よく見守ってください。
それが安心感にもつながります。
何回もやればできるようになります。

最初は大人も子供も大変ですが、長期的視野で見ましょう。
少しずつで構いません。
習慣化できれば、勉強が嫌とか考える前に机につくようになります。

もし、家庭で親がついてあげられない、子供の質問に答えられないということがあれば、葛西TKKアカデミーにご連絡ください。
塾を勉強の場として使っていただいて結構です。
私も子供たちを見ていますので、ご安心ください。
この塾をもっと利用して、皆様のお役に立ちたいと思っていますので、どうかご遠慮なくお声掛けしていただければと思います。

2018.06.05

新指導要領でどう変わる?教育改革により小学校から高校まで、教科が大幅に変わります。個別指導塾葛西TKKアカデミーは新しい変化にも対応します。

2020年度から本格的に変わる教育改革に伴い、教科の内容も大幅に変化します。
多くの生徒や先生が、この変化に対応できないのではないかと不安を感じています。
でも、対応でない人が多いからこそ、対応できれば大きなチャンスなのです。

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーでも常に情報収集し新たな授業内容に対応します。
同時に、教育改革の関する情報も随時発信してまいります。

2020年度から大学入試改革が行われ、新しい入学試験の制度が始まります。
今回の教育改革の柱の一つとして「高大接続改革」があります。
これは高校と大学を別々の教育機関とするのではなく、連続性を持たせることで大学や社会が求める水準に足る人材を高校で育てるということです。
そのために入試改革は、単なる試験形式の変更にとどまらず、高校での学習内容や学校生活までも大きく変えていくのです。

この裏には、今まで文科省がいろいろ改革を試みても、受験科目以外は学校も生徒も真剣に取り組まず、なかなか成功しなかったことがあります。
つまり、どんなに学校を変えていこうとしても、結局、受験には関係ないと言ってまともに現場が対応しなかったということです。
現場の本音としては「今の受験に対応することで手いっぱいで、それ以外のことに尽力する余裕がない」ということですが。
いくら文科省が努めても学校は一向に変わらず、マスコミなどの批判ばかり受ける。
業を煮やした文科省は、入試制度を変えることで否応なしに現場が指示に従うよう改革に着手したのでした。

教育改革に関する例として、高校の科目について見てみましょう。

高校では55科目中27科目が新設や見直しになります。

英語
小学3,4年生で英語活動として児童が英語に触れる機会が与えられ、5,6年生では正式な教科として学びます。
英語のスタートが早まった分、求めらえる英語力もより高度となります。
身に付けるべき語彙数も格段と増え、「新聞記事を速読して必要な情報を取り出したり、時事問題など幅広い話題について発表・議論したりできる」と具体的目標を新指導要領は掲げています。
今までの「読む」「書く」が中心だった英語試験が、民間試験を利用することで「聞く」「話す」も大学入試の中で評価することが決定されています。
これに伴い、高校入試でもスピーキングを取り入れることを検討している学校も増えています。

社会
これまでは「世界史」が必修で「日本史」と「地理」が必修選択になっていました。
しかし、改革後は近代の日本史と世界史を合わせた「歴史総合」と、地理に環境や防災の内容を加えて「地理総合」になります。
しかも、それは両方とも必修です。

また、これまでの公民は「現代社会」が「倫理、政治・経済」が必修選択でした。
法改正により18歳から選挙権を得られるようになり、それに伴い主権者としての知識や判断力を育てる「公共」という科目が公民では新たに設立されます。

他にも、新しく設立された科目に「古典探求」や「理数探求」など「探求」のついているものがいくつかあります。
これも大学入試改革で、「思考力・判断力・表現力」が問われることに対応して設立されたものです。

以上のように、小学校から高校までの全段階において授業内容の大幅な変更がなされ、現場は準備対応に忙しくなっています。

教育改革が目指す学業のレベルは非常に高く、内容の量だけでなく質もより高度なものが求められます。
今までの習った知識を覚えていればいいのではなく、自分で問題を抽出し、身に付けて知識をもとに、状況を分析し答えを判断しないといけない。
これは一朝一夕でできるものではなく、日頃から問題意識を持って論理的に考えることに慣れていないと(訓練していないと)できません。

果たしてこれは可能なのか。
現行の指導要領で授業内容を消化するのも大変なのに、更にそこまで生徒に考えさせる時間が取れるのでしょうか。
生徒たちは不安かもしれませんが、案外生徒は柔軟性があるので、しっかりとして学習環境があれば十分に適応できると思います。

一番不安がっているのは現場の先生です。
新指導要領が求める授業は今まで学校の先生が受けたことのないものです。
自分に経験がないので、どうやればいいのは分からないのです。
新指導要領が示す授業は豊富な知識と経験を要するので、実際にできるかどうか自信がないのです。
10年くらいは混乱が続くと思います。

また、これらの改革で習得する能力を新しい入試が正確に適切に、そして公平に評価されるのかという疑問もあります。

2020年度から変わるということは決まっているのですが、そのための準備は間に合うのか、実践できるのか、具体的にどうすればいいのか、未解決な課題が山積みです。
しかし、そのようなことを言ってもどうしようもないので、私たちは可能な限りの対応をするしかありません。
大変になりますが、逆に言うと、変化に対応できない者が多いからこそ、きちんとやるべきことをやっていれば非常に有利ということです。

だからこそ、葛西TKKアカデミーは新しい制度に対応した指導を重視しています。

2018.06.02

料理をしよう!キッチンは勉強の宝庫!子供たちの頭の訓練には持ってこいです。しかも、おいしく食べられ、家族の会話も増えます。一石何鳥にもなりますよ。

頭の訓練には料理が一番、と私は思っています。
それは学校で学ぶことが様々な場面で関わるからです。
従って、料理を上手に利用すれば子供たちの勉強の定着や促進に役立ちます。
個別指導塾葛西TKKアカデミーでは常に授業に工夫を凝らし、生徒が分かる授業を心がけています。

1.算数
お菓子やケーキを作るときは分量を正確に計って作らないと失敗します。
レシピ通りの分量がない時やレシピの人数とは違う人数分の料理を作るときは、分量を変えなければいけません。
そんな時は分数や割合の計算が必要になります。
また、計りで測ることも算数の練習になります。
時間も考えなければならないので、いつ出来上がるかの計算もできます。
材料を買う時も何個分でいくらとか、何割引きだからいくらになるとか、消費税が入るからどうなるかなど、算数を利用する機会はたくさんあります。
このようなチャンスを活用すれば計算の練習になりますし、算数もより身近なものに感じられるようになります。

2.国語
作り方を読むことは読解力の練習につながります。
正確に内容を理解しないと作れません。
特にレシピなどには指示語や接続語が多いので、これらを正確に捉えられることは文章を正確に読み取る訓練になります。
材料や器具、専門用語なども出てくるので語彙を増やすことにもなります。
当然、漢字を学ぶこともできます。

3.社会
材料がどこで取れ、どのような人々がどのように作ったか考えることができます。
上手に子供たちに興味を持たせ、本やインターネットで調べさせると、とてもいい勉強になります。
今は輸入物も多いので国内に限らず海外の産地を学ぶこともできます。
様々な食材が手に入るので、外国の料理から人々の文化や暮らしを知ることもできます。

4.理科
料理には科学の側面もあります。
何と何を混ぜればどのような変化が起こるか考えなければなりません。
酸やアルカリ、氷・水・水蒸気などの状態変化などを経験として捉えることができます。
植物や動物について考えたり、消化・吸収など体について考えることもできます。

料理をするということは当然家庭科の勉強になります。
しかし、盛り付けなどはデザインなどは美的センスが問われます。
以上述べたように、工夫さえすれば料理は勉強のネタの宝庫なのです。
料理を通してたくさん学びましょう。

おまけ
料理のいいところは他にもあります。
作るのは楽しいし、出来上がりを食べるのは美味しい。
手作り料理をほめてもらえば、子供たちもテンションが上がります。
親子のきずなも深まり、いい思い出にもなります。
そして、何と言っても料理ができるとモテますよ!

 

2018.05.30

重たいランドセル、人間関係、スマホ・・・。今どきの環境が子供たちの健康に大きな影響を与えています。

我々が育った時とは大きく異なる環境で、今の生徒たちは育っています。
その結果、子供たちの成長や健康に害が出ているようです。

スマホやインターネットが普及し私たちの環境は大きく変わりました。
学校の教育方針も同様です。
つまり、子供たちは私たちが経験したことのない環境の中で生きているのです。
従って、私たちが想像しなかった悪い事態が子供たちに起こっています。

最近特に取りざたされているものの一つに生徒たちの持ち物の問題があります。
ランドセルは年々改良されより軽く丈夫になっています。
しかし、教科書やノート、ドリルなどの教材は以前(特に「ゆとり教育」のころ)に比べ格段に多くなっています。
学習指導要領の改訂により、教科書のページすすが増え、サイズも大型化しています。
昔みたいに教科書が上下に分かれておらず、一冊の厚みも増えています。
時には体操着や上履き、ピアニカや粘土も持たなければならず、平均で7.7㎏の荷物を持たなければならないと言われています。
パンパンになったランドセルを背負って、よたよたと通学路を休み休み歩く小学生の姿が目撃されます。
7.7㎏と言えば、自分の体重の4分の1くらいになるので、疲れて当然です。

中学生では更に教科書は増えます。
更に「置き勉禁止」(学校に教材を置いておくのを禁止すること)なので、毎日生徒は全教科の教材を持って往復しなければなりません。
よく後ろにこける生徒がいるそうです。

この問題は生徒を疲れさせ活力を奪ったり、登下校中ふらふら歩いて事故に巻き込まれるだけではありません。
背中に重い荷物をかるわなければならないので、どうしても前傾姿勢になります。
前かがみの姿勢は重い頭を支える首の負担を増やし、肩こりを引き起こします。
また、猫背になり、頭痛や腰痛を発症することもあります。
子供はまだ骨格がしっかりしていませんから、重すぎるカバンは大きなダメージになります。

精神面からの子供たちへの影響も見過ごせません。
今の生徒たちは面と向かった人間関係だけでなく、SNSなどを使った人間関係も重要になっています。
そして、常にSNSを通じてグループに触れていないと大きな不安を感じるようです。
そんな中で、第三者には分かりにくいいじめにある生徒も多いです。
グループから外されるのが怖い、自分がいじめられる立場になるのが恐ろしい。
結果、生徒たちは常に空気を読んで全体が期待する役割を演じなければならなくなっています。
SNSには逃げ場がなく、一日24時間つながっているので、気の休まる場所がありません。
彼らを取り巻くぎくしゃくとした人間関係が、より生徒たちを委縮させる。

更に親の期待や成績など、様々なストレスにさらされ肉体に影響が出る子供もたくさんいます。
腰痛に頭痛、肩こりに円形脱毛症まであります。

「スマホ老眼」も子供たちの間で増えているようです。
スマホのゲームなどで目を酷使して、目の調整機能が落ちることを「スマホ老眼」と呼ぶそうです。
焦点がなかなか合わなくなるだけでなく、更に症状が悪化すると近視、頭痛、肩こり、集中力低下が起きてきます。
現在学校ではIoT化で授業でもタブレット端末やパソコンを使う機会が増え、子供たちの目に対する環境はより厳しくなります。
2時間以上スマホを連続して使うと相当の負担になるそうです。

世の中がめまぐるしく変化する時代、私たちが経験したことのない環境に、子供たちはさらされています。
その結果、子供たちは心身共に非常に大きな負担を受け、健康を害するものが増えています。
これは環境の問題なので、社会全体で取り組むべきです。
しかし、第一歩としては身近な大人が、自分の子供を始めとする子供たち一人ひとりに、丁寧に対応していくべきでしょう。

 

2018.05.27

子供が学ぶべきことは5教科だけではない。図書紹介『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズ 100万部を超える大ヒットシリーズ。人間関係や自分磨き、世の中の仕組みなど様々なことが分かります。

人間が成長するには多くのことを学ぶ必要があります。
それは学校で教科として教えられるものだけではありません。

今回ご紹介する図書は旺文社から出されている『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズです。

『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズへのリンクはこちら

本屋の店頭にも山積みになって特集が組まれていたりするので、ご存知の方も多いかと思います。

小学生とその保護者を対象としたものですが、もちろん中学生や高校生、大人が読んでもいいと思います。
100万部を超える大ヒットシリーズで、整理整頓の仕方や時間の使い方、自分をより素敵にする方法や友達との付き合い方など内容も多岐にわたります。
しかも、思春期の子供たちが疑問に思うような事柄に対応しているのもいいです。
子供から大人に成長する時期、様々なことに悩み苦しみます。
そんな時、これらの本が役に立つことでしょう。

イラストや漫画を多用し、カラーでとても読みやすくなっています。
内容もまとめられていて分かりやすいです。
しかも、面白い!
あっという間に読んでしまう読者が続出。
本当に日常にある些細な疑問から丁寧に書かれているので、かゆいところに手が届く。
そんな一冊です。

 

2018.05.24

漢字を覚えよう!子供たちが勉強でぶつかる壁の一つが漢字です。個別指導塾葛西TKKアカデミーの先生が漢字を覚えるコツをご紹介します。

子供たちが勉強で最初にぶつかる壁の一つが「漢字」です。
当塾でも「漢字が覚えられない。」と嘆く生徒がたくさんいます。
ただやみ雲に覚えようとしても、なかなかうまくいきません。
やはりコツや工夫が必要です。
葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーでも漢字の指導を行っています。

子供たちに聞くと「漢字が嫌い」という生徒がたくさんいます。

二年生までは学校でも一つ一つ丁寧に漢字を教えますが、学年が上がると他に学ばなければならないことが増え、「漢字は自分で覚えなさい。」と先生はおっしゃるのではないです。
または「ノートに漢字を10回から20回ずつ書いてきなさい。」なんていわれることもあるのでしょう。
苦行以外の何物でもなく、やがて生徒は嫌になって漢字を覚えようとしなくなる。
これは逆効果です。

そこで今回はいくつかコツをご紹介します。

漢字の成り立ちを知る
一般に漢字はその成り立ちから四つのタイプに分けることができます。
「象形文字」「指示文字」「会意文字」「形成文字」です。

「象形文字」は絵から作られたもので「山」「川」「日」など。
「指示文字」抽象的な概念を記号的に表したもので「一」「二」「三」「上」「下」など。
「形成文字」は複数の漢字を組み合わせ、そのもたらす意味を漢字にしたもので「明」「鳴」など。

これらはインターネットで検索すると簡単に見つけられます。
中には動画で紹介しているものもあるので、それらを参考にしてから勉強すると脳への刺激も増え、漢字が納得できるので覚えやすくなります。
以上の三タイプはシンプルなものが多く、小学校低学年で習うものが多いです。

これらの基本的な漢字の音と、意味を表す部首を組み合わせてできるのが「形成文字」です。
漢字を音と意味の組み合わせと考えると覚えやすくなります。

共通な部首などでまとめて覚える
これはゲーム感覚で親子や友達同士で競い合ってもいいと思います。
ニンベンやゴンベン、サンズイやシンニョウなど一つ部首を決めて、どちらが多く書けるか勝負すると楽しいです。
お互いに書いたものを見比べて、そこでも覚えられます。

また部首でなくても、「体に関する漢字」「植物に関する漢字」などテーマを決めてやってもいいです。

好きなことに関する文をたくさん読む
文章を読めば漢字に触れるチャンスも増えます。
本が好きなお子様ならば自主的に読むので、自然と漢字も覚えます。

そうでなくとも漢字に触れる機会を増やすことは大事なので、例えば好きなスポーツ選手の名前を読ませたり、趣味のものの説明書を読ませるのもいいでしょう。
ゲームの解説本や攻略本もお勧めです。

間違えやすいパターンを覚える
せっかく覚えても、漢字が不正確であったり混同していたりします。
子供たちの間違えやすいところはある程度決まっているので、そこを重点的に印象に残るよう指導するといいです。
例えば、「牛」と「午」を間違える生徒がいます。
私は「「牛」には角があるから出っ張るんだよ。」なんて教えたりします。
間違えやすいところを把握していれば、子供たちも書くときに気をつけるので正確に書けるようになります。

熟語は意味と構成からまとめる
熟語も子供たちが苦手とするところです。
やはり工夫が必要です。

熟語の作りにもいくつかのパターンがあります。
パターンを知るとまとめることができ覚えやすくなります。
・前→後(前から後ろに意味が成立)
 例)病人=病の人、日没=日が沈む、新品=新しい品
・後→前(後から前に意味が成立)
 例)帰国=国に帰る、入学=学校に入る、着地=地に着く
・前≒後(似た意味の漢字を並べる)
 例)寒冷、豊富、勤務
・前⇔後(反対の意味の漢字を並べる)
 例)多少、増減、強弱

熟語は意味を考えながらやると覚えやすいし、熟語から漢字を覚えることもできます。
三文字以上の熟語も同様に熟語の構成を考えるといいでしょう。

他にも工夫やコツはありますが、一般的に行われている「ただひたすら何回も書く」方法はあまり効率的ではありません。
上記のように、漢字そのもの以外の情報も関連付けて覚えると、脳への刺激が増え身に付きやすくなります。
面倒くさがらず、急がば回れです。

国語で言えば慣用句や故事成語なども同様に、言葉そのものを覚えるのではなく、工夫して脳への刺激を強めることが大切です。

子供たちの間で人気のある「うんこ漢字ドリル」もいいです。
当塾の生徒にもやらせましたが、他のドリルと違い、本人が楽しみながら自主的にやっていたのが印象的でした。

勉強は大変です。
でも、ちょっとしたコツや工夫があれば効率よく学ぶことができます。
葛西TKKアカデミーでは、先生がこれまでの経験をもとに分かりやすく指導してくれます。
遠慮なく、是非見学や体験に来てください。
勉強や子育て、進路や学校生活などの相談も受け付けています。
地域の皆様に開かれた塾ですので、いつでも気軽にお越しください。

 

2018.05.21

倍数の見分け方教えます。小学高学年になると倍数を習います。倍数の問題だけでなく、割り算、そして、中学高校の指数や因数分解でも何の倍数か分かると大変便利!コツを知っていると楽ちん。

ある数を何倍かしてできる整数を倍数と言います。
小学五年生で習います。
何の倍数かが分かると、割り算も簡単にできるようになります。

実は、中学高校でも倍数が分かるといろいろ便利なことがあります。
例えば、指数や因数分解で役に立ちます。
他にもいろいろな場面で倍数が分かると、数学の問題も簡単にできるようになります。

1の倍数
全ての数は1の倍数

2の倍数
一の位の数が偶数
例)4532→2で偶数

3の倍数
各位の和が3の倍数
例)1587→1+5+8+7=21で3の倍数

4の倍数
下二桁が4の倍数
例)5487624→24が4の倍数

5の倍数
一の位が5か0
例)26975

6の倍数
2の倍数かつ3の倍数
例)875016→一の位が6で偶数、8+7+5+0+1+6=27なので3の倍数

8の倍数
下3桁が8の倍数
例)9541112→112が8の倍数

9の倍数
各位の数の和が9の倍数
例)67852152→6+7+8+5+2+1+5+2=36

10の倍数
一の位が0
例)4855620

以上が倍数の見分け方ですが、7の倍数だけありません。
7の倍数はあまり簡単な方法がないようですが、一つだけご紹介します。
下から3桁ずつ区切って、下から順番に-、+を繰り返します。
その答えが7の倍数なら元の数も7の倍数です。

例)107791355→107・791・355→-355+791-107=329、329は7で割り切れるので7の倍数

やっぱりちょっと大変ですね。

学校や塾で教える先生もいますが、多くの生徒は知りません。
最初は大変かもしれませんが、一度覚えてしまえばとても重宝です。
是非覚えて、自慢気にお子様に教えてあげましょう。

 

2018.05.18

今年度もVもぎがあります。模試を受けることで試験に慣れ、実力を伸ばし、入試に必要な情報を得ることができます。しかも、個別指導塾葛西TKKアカデミーは提携塾なので通常より受験料が安くなります。

今年度のVもぎの日程が決まりました。
模試を受けることは受験生には特に重要です。
偏差値や志望校判定だけでなく、学力向上にもつながりますし、場慣れにもなります。
可能な限り模試を受けることをお勧めします。

模試を受ける第一の意義は自分の実力を知り、志望校選択の確かな資料にすることです。
Vもぎは関東最大規模の模試なので、そのデータ量の多さから、より正確な情報が得られます。
信頼できる偏差値や志望校判定は、高校受験で合格するための強力な武器となります。
確実な情報は合格のためには不可欠なのです。

また、模試の問題は厳選された良問ばかりで、しかも毎年の入試分析に基づくものなので、実際の入試問題に似た形式で出されます。
入試問題のパターンを知っていれば、本番で驚き慌てることもないでしょう。
しかも、模試でできない問題があれば、そこを重点的に勉強すればいいことも分かります。
言い換えれば、模試で間違えても、それをきっかけに勉強すれば、効率よく実力を伸ばすことができるのです。

更に、模試をたくさん受けることは、試験会場の雰囲気に慣れることにもなります。
いきなり本番では緊張し実力が十分に発揮できません。
平常心で受験するためにも、できれば模試はたくさん受けてほしいです。
現実に模試をたくさん受けた生徒は、やはり点数もよく入試での合格率も高くなっています。

葛西TKKアカデミーはVもぎと提携していますので、こちらで受験申込ができます。
しかも、料金が割安になります。
お問合せ、申込は葛西TKKアカデミーまでご連絡ください。

今年度の日程は以下のようになっております。

都立もぎ
 6月3日、7月8日、8月26日、9月2日・9日、10月7日・14日・21日、11月4日、18日、25日、12月2日・9日・16日、1月13日・20日
都立自校作成対策
 10月21日、11月25日、1月13日
私立もぎ
 9月2日、10月14日、11月4日、12月9日

 

 

2018.05.15

イベント紹介『私立中学・高校進学相談会』私立中学・高校進学をお考えの皆様、72校の先生方が一堂に会して直接進学の相談ができるイベントです。私立学校がどんなものなのか知るチャンスです。少しでも興味があれば是非ご参加ください。

政府の進める教育改革に伴い、高校や大学の入試がより難しくなることが懸念されています。
その結果、少しでも受験のリスクを回避するため、中高一貫校や大学附属の私立学校の人気が非常に高くなっています。
また、設備やカリキュラムの充実度も公立学校より高いと言われます。
更に、東京都からの助成金で、私立高校の授業料も無料となり、今までより割安で学校に行けることも理由です。

そこで個別指導塾葛西TKKアカデミーも、中学受験や付属の私立高校への進路相談や受験対策も行っています。

今回はそんな私立中学・高校の進学のイベントのご紹介をします。
東京およびその近辺の私立学校(72校)の先生方が集まり、学校や進学についての質問に答えてくれます。
直接現場の先生に聞けるので、学校の状況がリアルに分かりますし、受験の対策もしっかり教えてくれます。
信頼性高い情報がたくさん得られることでしょう。

入場無料なので、私立学校に少しでも興味があれば、是非参加していただきたいと思います。

『2018 私立中学・高校 進学相談会』
 日時:6/16(土)10:00~18:00
 場所:松坂屋上野店本館6階
 入場無料

『2018 私立中学・高校 進学相談会』へのリンクはこちら

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