塾長ブログ
2017.08.02
英語を効果的に身に付けるには
今日は、学校の授業は横に置いて、英語が効果的に身につく方法を考えてみましょう。
やはり学ぶのが苦痛では何事も身につきません。
精神的に拒絶するからです。
ということで「楽しい」は効率よい学びの大前提です。
ではどのような方法が楽しく英語を学べるのでしょうか。
よく言われるのは歌です。
私も実践したことがあるのでよく分かります。
歌は意味が分からなくてもいい。
聴いているだけで楽しくなるものです。
何を言っているのか分からないけど、聞きながら音楽に合わせて、自分の聞こえるままに声を出す。
最初はこれでいいのです。
最近はYoutubeなどのインターネットを通じて、洋楽が映像付きで見ることができます。
これらを利用し繰り返し聞いてまねをしましょう。
「まね」は「学び」の第一歩です。
分からないまま歌っていると、やはり歌詞が気になります。
「本当は何と言っているのだろう。」
「意味は何なのだろう。
こうなれば次のステップです。
歌詞を探してみましょう。
これも最近ではインターネットで簡単に入手できます。
音楽のいいところの一つは歌手が発音を教えてくれることです。
その発音と歌詞の語を照らし合わせて、単語の発音を身に付けましょう。
更に音楽のいいところはメロディーがあるので、言葉が頭に入りやすいことです。
人間の脳はそのものだけを覚えるより、何かと関連付けて覚える方が得意なのです。
そうして歌詞を追いながら歌ってみてください。
最初は早口で付いていけないかもしれませんが、やがて付いていけるようになります。
心配しないでください。
ここで再び音楽を聴くと、だんだん聞き取れる単語も増えて、記憶に残る語彙も増えていきます。
こうして語彙を増やします。
今度は歌詞の日本語訳を見ましょう。
どうしてこの英文がこの日本語訳になるのか、徐々に自分なりに分かっていきます。
どうしても分からないときは、自分に知りたいという動機付けがあるので、自主的に調べるようになります。
こうして英語を理解し身に付けていくのです。
やがて、日本語の歌を歌うときもそうですが、歌詞を見ないでも、思い出そうとしなくても、自然に英語が出てくるようになります。
これが習得です。
実際に英語を使うとき、フレーズとして身についているので、単語を置き換えるだけでいろいろと話せるようになります。
肝心なのは楽しいから飽きない、自主的に学ぼうとする意欲に満ちているということです。
注意しなければならないことは、音楽のジャンルによっては英語の勉強に向かないものがあるということです。
例えばラップやデスメタルなどは聞き取りが難しかったり、あえて発音を正しくないものにしています。
また、スラングや一般的に不適切と言われる表現をわざと使ったりするのでお勧めしません。
60年代や70年代のポップスは英語の勉強にいいでしょう。
歌詞も簡単で発音もきれい、そして歌詞に物語があり理解しやすい。
ビートルズやカーペンターズなどは英語初心者に最適だと思います。
加えてうれしいことは、こうやって身に付けた洋楽をカラオケで歌えるということです。
みんなの前で流暢に洋楽を歌って、他の人に差をつけましょう。
同様のことは映画やドラマを使った方法でも言えます。
字幕などを使って話している英語の確認をしたり、訳の確認ができます。
これらは場面を演じているので、登場人物の動きなどが理解の助けになります。
実際の日常を切り取っているので、気の利いたセリフなどを学ぶことができます。
ここでも勉強に適した映像とそうでないものがあるので注意してください。
最後に最も効率的に英語を身に付ける方法を教えます。
それはネイティブスピーカーの彼氏彼女を作ることです。
恋は楽しい。
もっと気分良くなるために英語を学ぶ努力を惜しまない。
この方法の最も優れている点は、自分専任の先生ができるということです。
皆さんも英語を身に付けるために恋をしましょう。