塾長ブログ

2017.10.06

書籍紹介 『学習塾トップ講師がすすめる読解力アップ直結問題集 小学校の国語』

最近、趣味の読書紹介が続いているので、今回は生徒の勉強に直結する本をご紹介します。
本日紹介するのは『学習塾トップ講師がすすめる読解力アップ直結問題集 小学校の国語』高濱正伸, 片岡上裕 (実務教育出版)です。

子供たちを教えて思うことは、問題を解く以前に、文章を理解できていないということです。
問題の意味が分からないから、何を答えていいのか分からない。
何を答えていいのか分からないから、何をどのように解けばいいのかもわからないということです。
つまり、国語力(読解力)のなさが問題であることが多いのです。

そこで今回はこの本を紹介します。
この本は文章のつながり(主に接続語)を中心に、論の展開が分かるように書かれています。
文と文のつながり方を理解し、それをサイン化します。
そのサインを活用して実際の読解でも役立つように意図された本となっています。

カラー印刷でマンガを交えることで、子供にも親しみが持てるように工夫されています。
無理のない量を毎日することで、約1ヶ月以内に全て習得できるようになっています。
もちろん問題も用意してあり、学んだことを練習できるようになっています。

一応小学生向きとなっていますが、読解力の弱さを考えると、中学生にもお勧めできると思います。
ただし、文同士の関係を中心とした読解なので、語彙の部分のフォローは必要なので注意してください。

先ほども申した通り、読解力は全ての教科に通じるので、ぜひ身に付けてほしい力です。
これは問題を解くときに限らず、教科書や先生の説明を理解するのにも必要です。
そして、この本だけで十分ではないので、更なる読書で実践練習して、読解力に磨きをかけなければなりません。
この本だけで安心という訳ではありませんが、読解力向上の第一歩としてお勧めします。

 

 

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