塾長ブログ

2020.04.01

都内の学校再開がゴールデンウィーク明けまで延期になりました。勉強は自分たちで何とかしないといけません。

本日、コロナウイルス感染者の拡大に伴い、東京都が予定していた学校再開をゴールデンウィーク明けの5月6日まで延期することに決めました。

文科省が新学期からの学校再開を発表するも、最終決定は地域にゆだねるということでした。
毎日のように感染者数が増え続ける東京では、この環境のもとでの学校再開は感染拡大につながるとしての判断です。

またギリギリになっての発表でしかも具体的対応は全て現場任せです。
命に関わることなので休校は仕方ないとしても、それに伴って必要となる細かいケアは相変わらずはっきりせず、政府の対応の甘さを感じずにはいられません。

一ヶ月に及ぶ休校から各家庭では疲弊の声が出始め、子供たちにも精神的な問題も指摘されています。
子供がずっと家に閉じこもっていることで、家族間のストレスがたまり、イライラが募り、口論やケンカが増えているようです。
また、子供たちも友達に会えず寂しがったり、外へ遊びに行けなくて運動不足、エネルギーの発散ができていません。
勉強の遅れに対する不安も多く、学校が始まって補習で補えるのか、本当に学校だけで学習内容を全て終わらせられるのか疑わしいです。
子供が一日中家にいることで光熱費や食費が如実に上がり、特に給食が子供たちの栄養バランスの要となっていた家庭には大きな打撃です。
健全でない生活が続くことで子供の赤ちゃん返りを懸念する専門家もいます。

こんな状況で、更に一ヶ月の延長。
もうこれ以上、こんな生活を維持するのは難しい家庭も多く出てきていることと思います。
各家庭でどうにかできる範疇を超えた状況になっているにも関わらず、政府は生活の保障も安心も与えてくれません。
本来の役割をきちんと果たせない政府に何の意味があるのかと疑問を持たずにはいられません。

一か月後にコロナウイルスが収まっているとは考えにくく、またその時になって延長するのでしょうか。
世間ではいっそのこと9月まで一斉休みにしてアメリカなどと年度始めを合わせるのがいいのではないかという意見もあります。
しかし、コロナウイルスの収束には何年もかかるという専門家もおり、また休校の9月までの間をどのように過ごすべきかなど課題があります。

オンライン授業を推進させるという声もありますが、これもオンライン授業ができる環境を全ての生徒が整えている訳でなく、その準備や整備には費用が掛かります。
学習機会の平等を考えるならば、やはり政府による援助は不可欠です。
しかも、私の経験からオンライン授業は個人や少人数ならばいいのですが、人数が拡大すればするほど、個人個人での学習理解度や成果にばらつきが出るように思えます。
すぐそばでライブの感覚がなく生徒が油断してしまうせいでしょうか。
学校という専門の場ではなく家庭など勉強以外の誘惑の多い環境のせいでしょうか。
はたまた、画面を通しての指導なので先生の目がより行き届かなくなるせいでしょうか。
皆さんが思うほどオンライン授業は万能ではないことを言及しておきたいと思います。

葛西TKKアカデミーいつも学習を通して皆様の力になれるように考えています。
葛西TKKアカデミーにもオンライン授業はあります。
zoomというアプリを使ったもので、1対1または少人数による授業形式が中心です。
e-boardというオンラインアプリを使った自己学習型の授業もあります。
前者はいつもの個別指導の場所が自宅になるという感じです。
指導の内容と質は普段のものとさほど変わりません。
一方、後者は自分であらかじめ作られている学習内容を理解し、確認として問題を解くものです。
自主学習型なので費用は大きく抑えることができますが、生徒によっては自分のレベルに合わない可能性があります。

他にも勉強や生活に関する心配や不安があれば遠慮なくご相談ください。
どんな些細なことでも親身に対応します。

この状況下で学校任せだと本当に勉強が間に合いません。
待っていては何もしてもらえません。
自分たちで行動しないといけません。

親も生徒も本当に厳しいと思います。
みんなで力を合わせて乗り切りましょう。

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