塾長ブログ
2020年12月
2020.12.30
受験生にはいよいよ本番間近。この時期は何に注意して過ごすべきかお話しましょう。
冬休みが終わり新学期になれば、特に受験生にとっては本番の時期です。
大学を目指す生徒には今年が最初の共通テストが行われます。
中学高校受験生も推薦入試や本試験があります。
本番直前のこの時期はどのように過ごすべきか考えましょう。
一番大切なのは健康管理です。
どんなに勉強で頑張ってきても、体調を崩し本番で力を発揮できなければ意味がありません。
風邪などを引きやすい季節なので、マスクをしたり、うがい手洗いをして予防をしっかりしましょう。
また、少しでも体調が変だなと思えば無理せず、病院に行き、しっかり体を休めましょう。
特に今年は新型コロナウイルスの脅威が未だ収まらず、むしろ拡大しています。
感染力がより強力な変異株も見つかっており、いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。
我々一般市民ができることは非常に限られています。
今、若い世代における感染者が最も多く、しかも家庭内感染という身近な者からの感染が多いので、受験生本人だけでなく、その家族や周囲の人々も積極的に感染予防しないといけません。
マスク、うがい、手洗いなどの基本的なことに加えて、不必要な外出を控え、人ごみを避け、最大限の警戒が必要です。
それでも感染する人がたくさんいるので厄介です。
コロナウイルスに関しては非常に多くの場面で語られているので、そちらを参考にしていただくとして、それ以外にも以下のような事柄に注意しましょう。
生活のリズムを整え朝型にしましょう。
睡眠時間をしっかり取り、本番当日のことを考え、午前中に頭が回転するように調整してください。
どうしても勉強をしないといけないときは早朝にするのがいいです。
暴飲暴食を避け、食事も健康的で栄養のあるものにしましょう。
部屋に閉じこもってばかりでなく、適度に外に出て軽い運動をした方が頭が冴えます。
成功した自分を想像したり、合格した後何をするかなど、ポジティブで楽しいことを考えましょう。
イメージすることは大切で心の安定につながります。
常に自分に「できる」と言い聞かせ、自分自身に自信を持たせるようにしましょう。
とにかく普段以上に健康に気を遣い、心身ともに最高な状態に持っていってください。
勉強に関しても、この時期に慌てて新しいことを覚えようなどとしないでください。
今自分が身に付けていることを100%本番で出せるようにすることに集中した方がいいです。
今までやった問題集などを開き、ざっと目を通して自分がどの程度できるかの確認をしてください。
一度やった問題を繰り返すというのは、実は非常に良い勉強方法です。
新しい本を買う必要はありません。
一度やったからやる意味ないとは思わないでください。
意外とできないものです。
パッと見て「分かるな」と思えばやらなくていいです。
「あれ、どうかな」「不安だな」「分からない」と感じた問題だけやってください。
できればいいし、できなければ教科書や解答を見て確認してください。
こうやって自分のあいまいなところを直していくことに残りの時間を費やしましょう。
これが手軽で実力をつける勉強法です。
受験は本当に苦しいものです。
でも、そのくらいやらないと本番で実力が出ないし、後悔します。
自分の持てるものは全て出し切れば、必ずうまくいきます。
だから、付け焼刃で慌てて新しいことを勉強するのではなく、今まで頑張った自分を信じ、自分の力を全て出せるようにコンディションを整えることに尽力してください。
これがこの時期受験生がすべきことです。
あと少し。
頑張ってください。
応援しています。
2020.12.28
子供たちの学びの機会が失われています。コロナ禍の影響で失業、倒産、給料激減と家計が厳しい状況に陥っている家庭が急増。結果、塾や習い事、進学をあきらめなければならないことも。
コロナウイルスが猛威を振るって随分長くなっています。
ワクチンが開発され、いよいよ摂取も始まると言いますが、未知の事態なのでまだ安心はできません。
現に感染者の増加は歯止めがきかず、更に感染力の強い変異株も確認されています。
第一波で緊急事態宣言が出され、外出自粛、経済活動の大幅な停止により中小企業を中心に倒産が多発し、シングルマザーやパートタイマーなど社会的弱者を中心に失業、仕事がない状況が続き家計は大きな打撃を受けました。
そして、今、第三波でこれまで以上に感染が広がって、これまで以上に人々の生活は厳しくなっています。
「GoToキャンペーン」で経済回復を期待していた会社は、だからこそ経営悪化は致命的でまたも倒産は広がる一方です。
倒産、失業、収入激減は当然子供たちの学びにも響いて来ています。
文科相によると、4月から10月でコロナウイルスのせいで退学した大学生、大学院生は1000人を超え、同じく休学したものは4200人を超えたそうです。
回復の見通しの立たないまま、この数字は増加すると見込まれます。
親の仕送りも難しくなり、バイトもコロナウイルスのせいで会社の売り上げが伸びない以上バイト切りに会い、学費と生活費が払えないという状況に追い込まれた学生が多く存在します。
かと言って、奨学金は借金のようで借りたくない。
一時学業を中断し、その間に十分なお金をため復帰することができればまだいいのですが、現実としてそれも難しく、結局退学という道を選ばざると得ない学生もいます。
そして、今は在学中の学生も退学や休学を考えている人が少なくありません。
憲法でも認められている「学ぶ権利」が大きく損なわれているのです。
この事態はかなり深刻なのですが、政府は本当に事の重大性を理解しているのか疑わしいです。
コロナによる家計の悪化は大学生ばかりに打撃を与えているわけではありません。
高校三年生の中には今年から変わる大学入試制度に不安を覚え戸惑っている者が多くいました。
それでも頑張ろうとした矢先に、コロナウイルスによる混乱。
受験の大事な時期に学校が一斉休校となり勉強がままならなくなりました。
塾や予備校は感染拡大防止のため、休校になってしまいました。
それでも経済的にゆとりのある家庭は、オンライン授業や個別指導など、勉強が滞るのを回避する方法がありますが、コロナにより減収となった家庭では何もしてあげられません。
多くの生徒が、コロナがとどめとなって進学をあきらめたと言っています。
受験生でなくても、私立学校に通う生徒はオンライン授業などで勉強を進めることができましたが、家計がぜい弱で公立学校に通っている生徒は三か月も勉強がまともにできず、止まったままになりました。
そして、学校が再開しても、感染防止のために多くの制限が学校生活にかかり、遅れた勉強を取り戻すために(感染拡大防止の意味もあるのですが)学校行事を中止または縮小し、長期休みも削られ、突貫で勉強を強いられる。
これまでにないスピードで進む授業に追いつけない生徒が多く発生し、いつものような学校生活の中の楽しみも削られ精神的に参ってしまう生徒も少なくありません。
収入が十分あれば、それでも塾でついていけない分を補習することもできますが、コロナによる収入の減少は授業料の捻出を難しくし、不本意ながらも塾をやめるざるを得ない生徒をたくさんうみました。
そして、学校の勉強から取り残されていくのです。
私の身の回りでもこのような生徒の話は聞きます。
大学進学をあきらめた生徒。
今までの生活を維持できず、やむえず転居しなくてはならない家庭。
塾の授業料が払えずやめてしまった生徒。
子供たちにとってもコロナウイルスは災難です。
いくら社会が困難な状況であっても、最低限子供たちの学びは保障できないものでしょうか。
お金で彼らの大事な勉強の機会が損なわれるのは本当に悲しいし、あってはならないと考えます。
将来の日本を考えるなら、彼らのことを第一に考え、社会として何か手を打たなければなりません。
もちろん葛西TKKアカデミーは困窮している生徒のためにあらゆる手を尽くす準備があります。
困ったときはご連絡ください。
一緒に親身になって解決法を考えます。
学びを決してあきらめないでください。
希望はまだあると信じましょう。
2020.12.24
今日はクリスマスイブ。「サンタさんっているの?」と聞かれたらどうしますか。私はこんな風に考えます。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは親子の愛情を大切にします。
今日はクリスマスイブ。
楽しみにしている子供も多いでしょう。
子育てをしている親にとって困る質問の一つが、「サンタさんって本当にいるの?」ではないでしょうか。
皆様はどのように答えますか。
私ははっきりと「いるよ。」と答えます。
サンタクロースって何なのでしょうか。
赤い服を着た白いひげのおじいさん?
恐らくこれは象徴なんだと思います。
子供たちを愛おしく大切に思い、笑顔にしてあげたい、幸せになってほしいと願う心。
これがサンタクロースだと思っています。
その心の表れとして、その思いを託してサンタクロースが存在すると思います。
だから、赤い服を着た白いひげのおじいさんでなくてもサンタクロースなのです。
その思いは親子の間だけでなく、色々な間柄にも存在し、その表現手段としてサンタクロースがいるのです。
だから、例のおじいさんでなくてもいいのです。
だから、プレゼントを渡されないからと言って、サンタクロースがいないということにはならないのです。
愛情や優しさ、思いやりなどと言う人のものは目に見えません。
でも、私たちはそれらが存在することを知っています。
同様に、赤い服を着た白いひげのおじいさんがプレゼントを持ってきたところを見たことがないからと言って、その存在を否定することはできないのです。
以上のことから、私はサンタクロースがいると答えます。
人々が子供や他の人のことを思う限り、サンタクロースはいるのです。
クリスマスという特別な時間を楽しく大切にお過ごしください。
そして、人と人との愛情を再認識し深め、より強い絆になることをお祈りします。
この愛情があれば子供たちも健やかに育ってくれるでしょう。
そして、葛西TKKアカデミーも全ての子供たちに幸せになってほしいと願い、その力になりたいと真剣に考えています。
それではよい一日をお過ごしください。
2020.12.21
私がTKKアカデミーを始めた理由。しばしば聞かれることなのでここでお話したいと思います。
もうすぐ冬休み。
葛西TKKアカデミーでは現在、冬期講習受講生受付中です。
新規生徒は無料。
この機会に葛西TKKアカデミーで勉強し成績をアップしましょう!
まだまだ受講生受付中です。
個別指導塾葛西TKKアカデミーを始めてしばらくたちますが、時折なぜこの塾を開いたのか聞かれることがあります。
私も初心の気持ちを忘れず、自分の塾を始めた意義を確認するためにも、ここで簡単にその経緯をお話したいと思います。
この塾を始める前、私もとある大手塾で働いていました。
関東の各地に多くの校舎を構える大規模な塾でした。
多くの大手塾がそうであると思いますが、外部にいる生徒や保護者には見えにくいですが、営利団体としては効率よく利益を生まなくてはいけません。
ということは生徒の上位層に焦点を絞り、彼らの成績を上げ、有名校の合格者を増やした方が、塾の実績として宣伝になり、それを期待した保護者から新規の生徒が獲得するのが戦略としては効率的です。
上位層の生徒は理解力もあり勉強に対する自覚もあるので、塾としても教えることに集中できるので楽です。
一方、下位層の生徒たちは勉強を教える以前に、勉強をさせるようにしなくてはならず、限られた授業時間内に、こちらに多くの時間を費やすと勉強そのものの時間が少なくなり、結局生徒が学ぶことが少なくなります。
最も学ぶべきことが多い生徒に十分な勉強時間を取れなくなります。
結果、時間をかけた割に成績も上がらない。
このような状況では塾講師としては上位層にエネルギーを注いだ方が結果が出るし、自身の評価も上がる。
だから、下位層の生徒は分からなくても彼らのために時間を割くということはあまりせず、ただやったという事実を作るだけの形式的な授業になり、成績が上がらないのは生徒の努力が足りないからとすれば、自分の責任は問われない。
営利目的である以上、経営は重要でありその点は割り切って生徒と接しないと、全体の業績が悪化する。
下位層の生徒は放置されるのです。
集団教室ではこのようにどうしても置いていかれる生徒が発生します(これは学校でも同じことです)。
私は個別指導で教えていたのですが、個別では集団でついていけない子供たちが集まるので、彼らと接しながら、彼らが何を考え、何を望んでいるかなど分かりました。
本気で勉強を頑張りたいのに様々な理由から、今の自分はうまくできない。
でも、何とかしたいともがいている。
そんな生徒たちと親身になって付き合い、苦労と喜びを分かち合う。
集団と違い一度に多くの利益を生まないので給料は労力の割に安かったのですが、やりがいは感じていました。
しかし、そんな個別指導にも効率化の風が吹き、どの生徒も同じように決められた電子デバイスを使った指導にしろという指示が来ました。
学び方は人によって違うのだから、一つの方法で全員が勉強ができるようになることなんてありません。
これでは集団と同じように取り残される生徒が出てしまう。
個々に合わせられる柔軟性が個別指導の強みなのに、それを捨ててみな同じ勉強を押し付けられる。
一人ひとりの生徒を見ない塾の方針に反対でした。
しかも、子供が相手で保護者には見えないという考えがあるのでしょうか、本来公言している内容と違う指導(「一人の先生に対して生徒は二人まで」と約束しているのに、先生付属だからと三人、四人を担当させるなど)をしろというのです。
こういう不誠実な所も大いに疑問に感じ、これではよくないと考えました。
そして、自分の考える誠実で一人ひとりを全力で正直に、親しみと信頼を持って学びの喜びを提供できるような、そんな理想の塾を作りたくて、葛西TKKアカデミーを立ち上げたのです。
大手塾でやっていける生徒はいい。
でも、様々な理由で大手ではうまくやっていけない、取り残されてしまった、そういう生徒のための塾を開きたい。
お金とか関係なく、勉強がしたいという意思があれば誰でも利用でき、一緒に勉強を頑張れる塾を作りたい。
生徒一人ひとりを対等の人間として尊重し、彼らを否定するのではなく、秘めているものを引き出し、より良い未来を手にできる手伝いをしたい。
そうしてできたのが葛西TKKアカデミーです。
勉強と営利は必ずしも両立しません。
なぜなら、勉強は一生かけてするもので、実際に成果が出てその人のためになると分かるまでに時間がかかるからです。
生徒が勉強を身に付けるには、損得を超えた長期的な視点が必要な場合もあり、営利を考えた場合、まっとうな経営者であれば利益にならないことはしません。
でも、それではあふれてしまった生徒に希望はないのでしょうか。
彼らをどうしても見捨てたくないのです。
だから、今の葛西TKKアカデミーは実は規定にある授業料をいただいていません。
運営を考えた場合の最低限の利益すら出ないのですが、生徒の勉強に対するやる気、勉強を通して彼らの可能性を広げられるのなら、利益は度外視してでも力になりたい。
本当に経営は苦しいですが、それでもお金のことで勉強ができないのは可哀想過ぎる。
だからあえて厳しいですが、子供たちの将来のために頑張っています。
本当に経営者としては私は失格ですが、それ以上に自分の理想のため、そして葛西TKKアカデミーが手助けできるであろう全ての人々のため、苦しくても諦めずに頑張ってこの塾を守っていこうと思います。
2020.12.15
受験生もそうでない生徒も新型コロナウイルスの感染を防ぐために注意すべきこと。
現在、今までにない勢いで新型コロナウイルスの感染が広がっています。
入試を直前に控えている受験生にとって、自分が感染して試験が受けられなくなることが一番心配でしょう。
受験生でなくても、いつ自分がコロナウイルスにかからないか不安なはずです。
今日は新型コロナウイルスの感染を防ぐために注意すべきことを考えてみます。
かつてないくらい困難な状況ですが、生徒の皆さん学校生活に、そして勉強に頑張って下さい。
一般的に学生を始めとする若い世代にはコロナウイルスに感染しにくいと言われています。
確かに中高年に比べ感染率は低いようですが、これは若者がコロナウイルスに決してかからないということではありません。
現に江戸川区内でも小中学生の感染が頻繁に報告されています。
また、感染しても自覚症状が出なくて、知らないままウイルスを保持して周囲に広めている場合があるというのも、今回のコロナウイルスの厄介なところです。
確かに発熱などの症状はないかもしれませんが、それは感染していないということには必ずしもならないのです。
知らないだけで、調べてみたら周りは全員コロナウイルスに感染しているということも十分に考えられます。
そうして静かに感染が広がり、そこから今度は別の世代(特に高齢者は死の危険が高まるので要注意です)にうつり、全体的に感染者が増えるというケースがたくさん見受けられます。
だから若い世代だからと油断してはいけないのです。
新型コロナウイルスが流行してかなり経ち、人々の間にもこのウイルスに関する理解が進んでいます。
マスクの着用はかなり浸透しており、人々の意識がかなり浸透してきていることが分かります。
「3密」なんて言葉もでき、感染を防ぐために、「密閉」「密集」「密接」を避けるべきという認識も非常に広がっています。
外から帰ってきたら、うがいと手洗いをする、毎朝検温するなど家庭での感染防止活動も進んでいるように思えます。
また、各施設も消毒をしたり従業員にマスクをさせたり、人々が混んできたら入場制限をしたり、席と席の間を一つ分開けたりと家庭外でもとても真剣に感染防止対策をしています。
それでも非常事態宣言時のようにリモートでの勤務を行っている企業は減り、毎朝毎晩、通勤電車の満員状態は以前とさほど変わりません。
やむえない場合は仕方ないのですが、その気になれば外出しなくても済むのではないかと思える場合でも仕事にレジャーに外へ出て街中の人ごみがさほど減っていないのも気がかりです。
政府の「GoToキャンペーン」の影響もあるのでしょうが、今回の感染者急増は人々の心のゆるみも大きな理由の一つと言われるのも納得できます。
こうした状況で全国的に全世代においてコロナウイルスの感染が広がっています。
以上のことを踏まえて、生徒、特に試験を目前に控えた受験生に対して注意してほしいのは、家庭内感染です。
これまでの小中学校などでの感染経路を調べると、今では家庭内感染が圧倒的に多くなっています。
学校で生徒間での感染より家庭で親から子へ移る方が多いのです。
仮に本人が感染していなくても家庭内の誰かが感染すれば濃厚接触者となります。
一応文科省によると濃厚接触者も一定の条件を満たし、試験当日に特別な対応を取れば受験はできることになっています(ここでいう濃厚接触者とは保健所が認定した人を指し、保健所に行っていない場合は濃厚接触者にはなりません。つまり実質濃厚接触者であっても、濃厚接触者ではないとして一般受験生と一緒に試験を受ける可能性はあります)。
でも、そのためには検査を受けたり当日に発症してないことが条件になっていたりといろいろ面倒です。
精神的コンディションも受験にはかなり影響しますので、濃厚接触者でもならない方が断然いいです。
従って、受験生本人はもちろんですが、周囲にいる大人、特に接触の多い親兄弟や、塾や学校の先生も彼らのために十分に感染防止をし警戒し、彼らからコロナウイルスをもらわないようにしないといけません。
人との接触は可能な限り避け、「3密」を回避しましょう。
感染の危険性の高い外での飲食(本来なら年末の忘年会シーズンですが)は、今年ばかりは子供たちのためにも大人は我慢した方がいいですね。
できれば試験の二週間前からは感染を防ぐため、受験生は学校や塾に行くのは控えた方がいいかもしれません。
当然マスクは日常的にした方がいいし、しゃべる時も十分な距離を取る必要があるでしょう。
部屋に閉じこもっているだけでなく、頻繁に換気をし、食事のときも人との距離を取りましょう。
以前、ニュースで読んだのですが、トイレやお風呂など家庭内のメンバーが共有する空間も注意した方がいいそうです。
これらの場所が特に感染が多いという訳ではないのですが、少しでもリスクを避けるために具合が悪い人はお風呂には最後に入るとか、トイレはできるだけ分けて入るのが望ましいようです。
受験生や生徒本人だけでなく、周りの人間も協力して彼らを守るという意識が重要です。
今年は本当に異例で、受験生の皆さんは例年以上に苦労していると思います。
心中お察しします。
万が一、濃厚接触者になってしまっても多くの大学で試験日程を増やしたり追試をしたりと対応を考えています。
今回が最初となる共通テストでも第二日程、第三日程もあります。
だから、不幸にも最初の日程で濃厚接触者になって不安であったり、体調がいまいち万全でないなと感じたならば、無理せず次のチャンスで挑戦するのも一つの手かもしれません。
大変な事態になっていますが、できることは全てやって試験に臨んでください。
そして、自分の力を全て出し切ったといえるように頑張ってください。
葛西TKKアカデミーはいつでも皆さんを応援しています。
当塾にできることがあれば何なりとお申し付けください。
全力でサポートしたいと考えています。
2020.12.13
冬期講習生徒募集中!何と新規生は無料!冬休みを利用して、皆様の勉強のお手伝いをします。特に受験生は冬休みをどう過ごすかで、合否が分かれます。この機会をお見逃しなく!
もうすぐ冬休みになります。
今年はコロナウイルスのせいで学校が三か月も休校になり、生徒の間ではコロナウイルスは終息するのか、学校が始まったとき自分はきちんとやれるのか、遅れた勉強は取り戻せるのか、いつもの様に外で遊ぶこともできずストレスがたまるなど、通常とは全く違う状況に不安と戸惑いを隠せない生徒がたくさんいました。
学校が再開した今でも彼らの心配はなくなりません。
特に受験生は今年から入試が大きく変わるのに加えて、このような感染防止をしながら十分にできない勉強を一生懸命頑張っていることと思います。
葛西TKKアカデミーはこのような不安を抱える生徒が少しでも安心できるように、冬休みという長期の休みを利用して皆様の勉強のお手伝いをしたいと考えています。
葛西TKKアカデミーは冬期講習を行います。
小学生から高校生まで対応いたします。
冬休みの課題をするもよし。
今まで学校で分からなかったところの確認をするもよし。
新学期に向けて予習をするのもいいでしょう。
特に今年は一斉休校があり、授業の遅れを取り戻すため、学校の進度が早く、着いて行くのも大変。
だから、冬期講習でフォローするのもいいです。
また、受験生は本番直前の最後の頑張りとして、冬期講習を利用してください。
更に、自習はし放題で、授業でないときも勉強ができます。
もちろん分からないところは遠慮なく先生に質問して構いません。
先生が親切丁寧に教えてくれます。
家ではなかなか勉強しづらいと思いますので、葛西TKKアカデミーを第二の勉強部屋として使ってください。
しかも、疲れたら休憩エリアでお菓子とドリンクを自由にいただけます。
葛西駅より徒歩3分、アクセスも便利な個別指導塾葛西TKKアカデミーでは冬期講習の受講生を募集中です。
しかも、今なら新規生徒はもれなく無料で冬期講習が受けられます。
でも内容は一般生徒と同じ。
是非、この機会を利用してお得に勉強するとともに、葛西TKKアカデミーがどのような塾か体験して下さい。
〈ここでキャンペーン情報!〉
お問い合わせの際に「まいぷれ江戸川区を見た。」とおっしゃってください。
もれなく次の得点がついてきます。
今だけお得、五大特典
・1セット(授業5回分)が無料で体験できます。
・更に入塾してご兄弟、友人を紹介していただければ、1人に付き2000円、2人で5000円、授業料を割引!
・今、入塾すれば授業料30%OFFのキャンペーン中。
・入会費20000円が無料!
・自習し放題!
つまり、無料で冬期講習が受けられ、更にキャンペーンと紹介割引を利用すれば、何と個別指導でありながら授業料が一万円以下になることも可能!
是非、お見逃しなく。
特に中学三年生には受験に向けた授業を準備しております。
一般入試に加え、推薦入試のサポートも致します。
進路相談も承りますので、
進学にお悩みの方は気軽に葛西TKKアカデミーにいらしてください。
2020.12.12
「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」の結果が報告されました。その結果は悪くはないのですが問題点も見えてきました。
もうすぐ冬休み。
葛西TKKアカデミーでは現在、冬期講習受講生受付中です。
新規生徒は無料。
この機会に葛西TKKアカデミーで勉強し成績をアップしましょう!
小学4年生と中学2年生を対象として数学と理科の国際的調査が行われています。
「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」と呼ばれるもので4年ごとに実施されるのですが、2019年の結果が公表されました。
小学4年生は58の国と地域で、中学2年生は39の国と地域で調査は行われ、日本は中2の数学が8点上昇し、過去最高の点数を記録しました(第4位)。
小4の算数は世界5位、中2の理科は世界3位、小4の理科は4位と平均してよい成績を修めました。
この調査によると日本は成績の上位層と下位層の差が小さいのが特徴と言われています。
このことは日本では地方も中央も同等の教育水準が保たれていて、教員の指導力の高さが会の子供たちを引き上げていると文科省は分析しています。
ただ、問題点としては学習意欲などを尋ねる調査では国債平均を下回っているという結果が出ました。
算数・数学が楽しいかという問いに対して、小4が77%(国際平均84%)、中2が56%(国際平均70%)が楽しいと答え、理科の勉強に関しては、小4で92%(国際平均86%)、中2で70%(国際平均81%)が楽しいと答えたそうです。
また、同様に学習が日常生活に役立つと考える中学2年生の割合も海外に比べて低い結果が出ました。
学年が上がるごとに学習内容が難しくなってきて簡単には分からなくなる。
その時的確にフォローしてくれる人がいればいいのだが、子供ができないことに耐え切れずイライラして当たってしまうような対応をされると、子供は勉強に対する興味が一気に失せます。
加えて、勉強を頑張るように励ます、大丈夫、できるようになるからと安心させ促すように接してくれればいいのですが、なんでできないんだと本人を否定したり、勉強なんか何の役にも立たないと周りが無責任に言ったりするのも、せっかく勉強をしようという気持ちをなえさせます。
多くの子供たちと接し(そのうちの多くは勉強に苦労しているのですが)分かったのは、このような経験をしている勉強嫌いの子供が非常に多く、大人の心無い接し方が子供の学びへの好奇心を奪っているのが分かります。
このようなことも今回の調査結果は物語っていると思います。
更に今回の調査から分かったこととして、日本の教育におけるコンピューターの普及の遅れも指摘された。
シンガポールや韓国、台湾などアジアでも高い教育水準を維持するところが今回のテストで軒並みコンピューターを使った解答を採用したところが多かったが、日本だけは従来通りの筆記式で、日本の生徒たちがコンピューターを使った文章作成能力などで遅れを取っていることが明るみになりました。
実際に学校へのコンピューターの普及は政府の声明とは裏腹に遅れており、子供たちの中にはこれらの扱いに不慣れな者が多く、これらの技術的な整備がまだ十分でないことを物語っていました。
この点に関しても何年も前から全国の学校にコンピューターを備え、Wi-Fi環境を整え、授業でも積極的に活用すると言いつつも一向に進みませんでした。
今回のコロナ禍においてようやくオンライン授業の有効性(整備の整っていた私立学校では勉強が滞らなかったのに対し、ほとんどの公立学校では勉強が完全に停止してしまった)を指摘されたにも関わらず、未だに十分に整備ができていません。
これは要するに関わる人間がどれだけ本気で取り組んでいるかということでしょう。
口では言いつつも行動しないのは、そのつもりがないからではないでしょうか。
特に年配の職員や関係者は新しいものに対して、自分が適応できないから積極的に導入したがらないという点が挙げられます。
コンピューターやWi-Fiだけでなく、それを使いこなし教えることができる人材の育成、または投入が求められますが、どうもそこまで手が回っていないようです。
つまり、子供が使いこなせないというより、使いこなせるように指導できる環境と人材がないということが原因ではないでしょうか。
これまでの教育を見直して新しい教育を目指すとして、現在日本では教育改革が進められていますが、今回の調査結果によるとまだその成果は出ていないようです。
自ら考え答えを導き出せる人材を育てると銘打って、教育方法や評価の仕方、教育内容まで改変が求められていますが、これらが焦点とする、子供の思考力や想像力は全般的に、日本の生徒は正答率が低かったようです。
例えば、小4の理科、砂漠の絵を見て生きものと生きものでないものを答えさせる問題では、国際平均45%だったのに対して37%で、身近でない物事に自分の想像力を使って考えることが苦手なのではないかと言われています。
また、同じ問題から言語能力の低下を指摘する人もいます。
つまり、「生き物」というのが何なのかわかっていないということだそうです。
似たような言葉の違いが分からない、使い分けができていない。
「生き物」ということと「動物」ということがどう違うのか、「虫」は生き物だが「動物」ではないというのが分からない生徒が多いようです。
そして、記述式の問題は軒並み正答率が低く、思考力や表現力が十分に育っていないことが懸念されています。
実際に子供たちと接して記述問題は敬遠されます。
分からないというのもありますが、面倒くさいからやりたがらないというのが個人的には気になります。
(逆に言えば、きちんと解き方を理解してやればできるのに、やる前にあきらめているということ)
面倒くさいことを非常に嫌がるというのは現代の価値観が影響していると思います。
大人もよく面倒くさいと口にするし、面倒くさいことはやらない、面倒くさくないのがいいことと我々は考え口にしていないでしょうか。
子供は大人をよく見ています。
大人の何気ない言動が子供に大きな影響を与えてるということはよくあり、気を付ける必要があります。
語彙力や表現力の貧しさも目につきます。
言葉を知らないから使えない。
これはSNSなど便利なツールが普及すると同時に、接する人間の多様性が減り、お互いによくわかっている同じ人間とばかりコミュニケーションをとるので、あえて相手に理解してもらう、そして相手を理解する努力をあまり必要としないからでしょう。
これも時代の仕方ない流れと言ってしまえばそれまでですが、子供の成長を考えるものとしては、何らかの対策をとる必要があると思います。
言語の問題は実はとても重大な問題で、何故なら言語は直接人間の思考につながるからです。
(この点はまた別の機会に議論したいと思います)
いずれにしても、言語能力の問題は単純に国語の問題ではなく、日常生活の中でのもんだいと私は認識しています。
子供たちの学力の国際比較はしばしば行われ、毎回興味深い結果からいろいろなことを考えさせられます。
今回も点数的には上位の日本のこどもたちですが、学びに対する喜びや幸福度が低いのは、日本の教育に対する姿勢が大きく影響していると思います。
また、子供が勉強で壁にぶつかったときの大人がどのように対応してあげられるかということも個人的には重要な課題だと思います。
文章を理解したり発信したりする能力が低いと指摘されたことも心配です。
これらは学校だけの問題ではなく、子育ての問題で社会で取り組むべき問題ではないかと考えます。
子供たちの学びや成長に対して心配事や悩みがある方はどうか気軽にご相談ください。
一緒に考え、子供たちの支えになりたいと思っています。
2020.12.09
図表問題を解けるようになろう。教育改革に伴いこれからは与えられた資料から情報を読み取り、その意味を考える問題が増えていきます。そんなときも臆することなく答えられるようになりましょう。
教育改革により、これまでのような暗記中心の教育が見直され、これまで学んだことを使って自分で問題を分析し、自分で解答を考えなければならない問題がテストでもたくさん出されるようになります。
生徒の中には、表や図を見て何を示しているのか理解できず、または図表があるというだけで挑戦しようともせず投げ出してしまう人がいます。
しかし、文科省の方針に従えば今後、図や表、グラフなどを利用した問題は数学や理科だけでなく様々な教科で導入されることは明白です。
よって、これらを苦手とする生徒はテストや試験では非常に不利になることが見込まれます。
では、これらの問題にどのように取り組めばいいのでしょうか。
1.先ずは問題をよく読む
何に答えるか。
これは全ての問題に共通していますが、正しく答えるためには、先ずは正確に問題を読み取り、出題者の要求する者が何かを把握しなくてはいけません。
例え図や表をきちんと読み取れても、問題の意図を読み違えて求められていない解答をすればバツになります。
基本的に問題の前半は条件、後半は何を答えてほしいのかが書いてあります。
従って、問題の条件部分から自分が何に注目して図表を見ないといけないか理解し、そこから図表の何を捉えなければならないか、後半部分から考えます。
例えば、「グラブの2000年と2010年を比較し」とあればこの二つのグラフのみに注目し、他の年は見てはいけません。
更に、「石油の輸入が全体で何パーセント減りましたか」と書かれてあれば、輸入量ではなく全体に対する割合を出して答えないといけないということです。
しかも、「パーセント」でないといけません。
2.グラフや表そのものを見る前に、その周りを見る
図や表を見て考えなければいけないのですが、その前にそれらの周囲に書かれているものを見ましょう。
タイトルには何の話題についてのものか、何を示そうとして書かれたものかが書いてあります。
数量の単位や何が図表内に示されているか正確に分かっていないといけません。
縦軸、横軸が何を示しているかも大切です。
このように図表そのものが何を表しているかを理解しましょう。
3.グラフや表の特徴を知りましょう。
いろいろな図や表がありますが、それぞれに特徴があり、何を示すのに適しているかが違います。
例えば、時間的変化を表すなら折れ線グラフや棒グラフが適していますし、全体に対する割合を見たいなら帯グラフや円グラフが適しています。
二つの要素による組み合わせの結果を見たいなら二項対立の表が分かりやすいです。
また、地図もたくさん種類がありますが、距離や面積、方角など何が正確で何が不正確かが違います(実物である地球は空間上の球体で、これを平面で表すには必ずゆがみが生じ、何かを犠牲にしないといけません)。
何が正確に描かれているかが分かれば、不正確なものからは解答は出ないので、問題を解くヒントになります。
このように図表の特徴を理解していれば、問題がこれらを使って何を示し何を要求しようとしているのか分かります。
そうすれば問題に対して的確に答えることができます。
4.図表が示している特徴や変化を読み取る。
基本的に問題は図表から読み取れる特徴や変化を問うものが多いです。
最も多いものは何か、最も少ないものは何か。
時間が経つにつれ増えているのか減っているのか。
あるものが多い地域は他のものも多い。
あるものの増減は他のものの増減と一致している、または逆になっている。
このような特徴や変化、関連性を見つけましょう。
そんなに複雑に考える必要はありません。
問題に要求されているものが一つ分かればいいのです。
5.必要であれば図表内の要素同士、またはこれまで学んで得た知識から関連性を考える。
図表の読み取りだけを目的としている問題であれば4までで十分ですが、中には図表から分かることに基づきその関連性や因果関係を考えさせる問題もあります。
予備知識がなくても問題ないの図表の特徴から推測できるものもありますが、問題内に書かれていない、これまで自分が学んできた知識を使って考えさせるものもあります。
問題内の情報から推測可能な問題は是非チャレンジしてほしいです。
なぜなら、学校で習ってなくても、たくさんの知識がなくても、図表の読み取りができれば解ける問題だからです。
また、学習で得た知識を必要とする問題も、その問題の意図が理解できれば、「ああ、学校で習ったこのことを答えさせたいのだな。」と分かるので、その知識を図表と関連付けすれば簡単に答えられます。
例えば、「時代が経過するにつれて日本の産業は第一次産業から第二次、第三次産業へ移行していく」ということを学んで知っていて、問題内のグラフで産業構造の変化が示されていれば、「グラフから分かることとして、あれを答えればいいのだな」と分かります。
ただ、稀に予備知識と異なる事実を示す図表をわざと出して、それに気づけるかを問う問題もありますので、注意してください。
答える時はあくまでも図表に基づいて答えるのが基本です。
図表を使った問題はこれからどんどん増えていくことが予想されます。
文科相がそのように示しているからです。
でも、コツさえ分かっていれば意外と答えるのは簡単です。
図表から分かる単純な情報の一つを読み取る問題が多いので、図表を見ただけで最初から難しそうとあきらめるのは止めましょう。
慣れないうちは大変ですが、それは何でも同じです。
方法を理解し練習するだけです。
練習としてはテレビや新聞、ネットにあるニュースを利用することをお勧めします。
その時々で実際に話題になっていることの図表なのでより身近で理解もしやすいからです。
そして、親子でその話題について話し合い、どうしてそうなるのか一緒に考えれば、図表の問題を解く練習になるだけでなく、話題に関する知識も深まり一石二鳥です。
更に、親子の会話も生まれ、家庭内の人間関係も良好になっていくでしょう。
また、議論の中から自分の意見を確立することもこれからの教育で求められ重要になっていきますので、これを機に、何を根拠にどうして自分はそう考えるか、相手はそう考えるのかということを理解できるように訓練するのもいいと思います。
もちろん、うちで指導するのは難しいというご家庭は葛西TKKアカデミーまでご連絡ください。
こちらで親切丁寧に指導してまいります。
2020.12.08
昨日、反抗期の息子さんに悩むお母さんのための相談会を開きました。先輩お母さんからとても有意義なアドバイスをいただきました。
もうすぐ冬休み。
葛西TKKアカデミーでは現在、冬期講習受講生受付中です。
新規生徒は無料。
この機会に葛西TKKアカデミーで勉強し成績をアップしましょう!
子育ては大変、そして分からないことだらけ。
手探りで日々奮闘している親御さんが多いことと思います。
葛西TKKアカデミーでは学校の勉強だけでなく、子供たちの健やかな成長と明るい未来のために力になりたいと思っています。
先日、中学生の男の子を持つお母様から、息子の反抗期で困っているという話を聞きました。
そこで、葛西TKKアカデミーでは以前通っていた男子生徒のお母様と連絡を取り、同じ男の子を持つ親として自分の経験談やアドバイスをしていただけないかと問い合わせたところ、快く引き受けてもらえました。
本当にありがたい限りです。
子育ては大変で一人ですべてうまくやろうと思うとどうしても無理が出ますし、うまくいかず精神的にも追い詰められたりすることもあります。
それは親御さんにとっても、そして子供たちにとっても決して健全ではありません。
葛西TKKアカデミーはみんなで協力し、役割分担して子供たちの成長を促すのがいいと考えています。
このチームワークという考え方は当塾の根幹の一つですが、これは勉強だけでなく子育て全判に通じることと考えます。
今回も葛西TKKアカデミーの持つ人とのつながりを利用して反抗期に悩むお母さんの助けになればと、先輩お母さんに声掛けをして、相談会の実現となったわけです。
私もかつての中学生男子として、また、多くの思春期の子供たちを見てきたものとして、コーディネーターとしてだけでなく、何らかのお役に立てる話ができればと同席しました。
自分が姉妹として育ち、男の子を育てるのは初めてなので、この反抗期というものに相当手を焼き悩んでいました。
何を考えているのか、どうしていいのか、ついつい言いすぎてしまったり、イライラしてぶつかったり、子供の反抗的な態度に困り果てたり。
そのような現状を聞いて、これまで思春期の男の子を育ててきた先輩お母様からとても有益なアドバイスをいただきました。
たくさんあったのですが、例えば、あまり言いすぎるとかえってこじれるので、ある程度は触れないようにすること、仕事先の同僚などに軽い感じで話して共感してもらったり、助言をもらうといいこと、そして、とりあえず人に打ち明ければ気持ちが軽くなれること、いろいろ反抗期でぶつかってきた息子が大人になって親の気持ちや苦労が分かるようになり、そっと家事を手伝ってくれたことなど、貴重な話をしてもらえました。
これは本当に助かりました。
実際の経験を通しての話なので説得力があると同時に、よくわからなかったこの時期の男の子の気持ちや言動が理解できました。
私も自分の中学生自分の経験、親とぶつかったことや、塾で生徒たちと接する中、彼らが実はわがままで反抗していうのではなく、彼らなりのしっかりとした筋の通った考えの中で自分の主張をしていることなど話しました。
一時間ほどの話し合いでしたが、悩んでいたお母さんもいろいろ参考になったようで、少しは肩の荷が軽くなったように見えました。
最後はお母様同士で連絡先を交換して終わりました。
この出会いをきっかけに、今後も困ったときはお互いに連絡を取り合い、親子ともども良好な子育てと成長があればと願います。
葛西TKKアカデミーは常に子供たちを心配します。
そして、彼らを育ててくれる親御さんのことも心配します。
葛西TKKアカデミーの願いは子供たちの健やかな成長の手助けをし、彼らに明るい未来を迎えて欲しいということです。
勉強を教えるだけでなく、ちょっとおせっかいの塾です。
でも、皆さんのお役に立ちたいという気持ちは本物です、
今回のようにお悩みのある方は気軽にご連絡ください。
私なりに考え最善を尽くしたいと思います。
2020.12.01
学びあい、教えあい。子どもたちで自主的に勉強を深めていく活動。
もうすぐ冬休み。
葛西TKKアカデミーでは現在、冬期講習受講生受付中です。
新規生徒は無料。
この機会に葛西TKKアカデミーで勉強し成績をアップしましょう!
勉強というのは先生からしか学べないと思っていませんか。
しかし、勉強というのは様々な形でできるものです。
今回は「学びあい」について考えてみたいと思います。
「学びあい」と言うのは子供同士など、ほぼ対等な立場にいる者同士がお互いに助け合いながら勉強を進めていく方法で、上のものが下のものに知識を与えるというような勉強とは観点がかなり異なります。
子供たちがそれぞれの得意分野で他の子をサポートしてあげると同時に、苦手な分野ではほかの子供から教えてもらうのです。
こうしてお互いの得意で相手の不得意を補って、共に勉強を深め進めていくのです。
この勉強法のよい点は、お互いに対等な関係、または対等になってくれる関係なので、上下関係のような妙なプレッシャーや緊張がなく気軽にリラックスした環境で勉強できる点です。
対等または対等になってくれる関係と言いましたが、これは相手は必ずしも子供である必要はないということです。
大人であっても、子供が上からではなく自分と同じ目線でいてくれると感じればいいのです。
従って、もし大人がこれをするときは自分の立ち位置に十分注意してください。
これを間違ってしまうと上下関係になり学びあいは成立しなくなります。
これは子供同士でも同じで、一方が上からの態度を示せば学びあいの関係は崩れてしまいます。
悪い点としては、教育のプロが教える訳ではないので、必ずしも効率がいいとは言えないこと。
いくら得意分野を教えると言っても、経験が十分でない子供は時にうまくできなかったり、遠回りになったりします。
一所懸命教えても相手がなかなか理解してくれず、イラつくかもしれません。
これは本人の性格も関係しますが、短気ではいけません。
粘り強く根気よくなければなりません。
(これは大人も同様ですね。)
また、子供同士ということで勉強がいつの間にか、ふざけあって遊びになってしまうかもしれません。
きちんとけじめをつけて子供同士で、そんなときは「いけないよ、勉強に集中しよう」と言えればいいのですが、そうでないときははたからの大人のサポートが必要です。
何かあったときは軌道修正してくれる存在があった方がいいでしょう。
でも、これはあくまでもサポートであって、出しゃばりすぎてはいけません。
基本は子供たちの主体性ですから。
子の勉強方法の考え方としては、子供たちは劣った存在、欠けた存在ではなく、自分から能力を伸ばす存在ということ。
よって、これまでの勉強のように与えるのではなく、子供たちが自分で力を伸ばしていくので周りの人間のすることは支援や促しです。
目標を一緒に考えたり、勉強に必要なものや環境を提供したり、的確に評価しアドバイスを与えたりします。
(勉強に必要な資料をどうやって手に入れるかを教えたり、他の解法を紹介したり、面白そうな豆知識を話したり)
このような子供の自主性、主体性を尊重する勉強は、現在文科省が目指す21世紀型教育にも合致します。
生徒同士の学びあいは先ほど話したとおり時には遠回りになるかもしれません。
でも、学びあいではそれも重要な学習過程だと考えます。
遠回りの中に思わぬ発見や面白さがあるかもしれず、その経験は子供たちにより深い学習経験として残るからです。
一方的な授業は主体である生徒が必ずも学ぼうとしているわけではなく、そのような姿勢ではいくら授業をしても残るのは5%程度です。
これにいくらプリントや映像など工夫を加えたとしても、学ぶ側が学ぼうとしていなければせいぜい二、三割ほどです。
しかし、同じ勉強でも生徒が主体性を持ち積極的にディスカッションや共同作業に参加した場合は、学んだことの50%以上が長期記憶に残ると言われています。
これは学んだことそのもの以外にも、それに到達するまでの様々な出来事が関連しながら記憶となるエピソード記憶という効果もあるのでしょう。
一方で、「勉強しなさい」と親が子供にしつこく言うのは子供の主体性ややる気を削ぎ、逆効果だと言われています。
ただ「勉強しろ」というだけでは子供の勉強は伸びず、むしろマイナスの影響があると言われています。
それよりも何も言わずに子供たちが勉強に必要な参考書や情報へのアクセスを可能にする、普段から美術館や博物館へ連れていったり、異文化体験をさせたりという脳への好奇心を駆り立てるような活動をした方が、直接学校の勉強と関係がなくても成績が上がるという報告もあります。
大事なのは本人の学ぼうという意思です。
だから、各家庭で独自の価値観はあるとおもいますが、 子供にどうして勉強しないといけないのかきちんと答えられる用意はした方がいいでしょう。
(少なくとも子供と話し合いながら、自分なりの回答を形成する必要があります。よくある「いい会社に入って、いい人生を送る」と言うのは説得力がありませんよ。)
明確な勉強の意義が分かれば、勉強すべき理由も分かります。
それは動機づけにもなりますし、目標にもなります。
こうして子供たちに学ぶ下準備ができれば、後は「学びあい」に必要なパートナーとサポーターを見つけましょう。
先ほども述べましたがパートナーは必ずしも生徒である必要はありません。
共に学ぶ人物であれば誰でもいいのです。
そして、学びあいを見守るサポーターは保護者の方でもいいですし、適格者であれば学校や塾の先生でもいい、もちろん近所のおじさんおばさん、先輩などでもふさわしければ構いません。
ここにはもちろん葛西TKKアカデミーも含まれています。
今、日本の教育は大きな転換期に当たっています。
文科省なこれまでの伝統的な日本の授業形式から脱却し、より崇高で理想的な学びを目指しています。
これは非常に難しい課題です。
しかし、目標としては間違っていません。
要は、どうやって達成するかという方法論です。
その中にアクティブラーニングなど、これまで我々の多く(学校の先生も含む)が経験したことのない未知の学習法へのチャレンジがあります。
馴染みがない分、よく分からず試行錯誤で難しいと感じることでしょう。
しかし、子供たちのことを考えると、どちらがより彼らのために本当になるのか分かるでしょう。
挑戦する価値は十分ありますし、その成果はかけがえのないものとなるでしょう。
「学びあい」というこれまでの常識とは少し違うアプローチですが、うまくやれば勉強がとても楽しく喜びに満ちたものになるでしょう。
皆様も試してみてはいかがでしょうか。
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