塾長ブログ
2021.11.09
塾は行かないといけないのですか?いいえ、でも行った方がいい理由もあります。(その二)
先日に引き続き、塾に行った方がいい理由についてお話します。
部活や習い事など個人の事情に合わせた勉強が必要だから
部活動(特に運動部)や習い事で他の生徒より勉強時間の確保が難しいとき、短い時間で効率よく勉強をしなくてはいけません。
そんな時に塾を利用している生徒もたくさんいます。
基本的に塾は勉強に特化した授業を行い、要点をしっかり押さえた勉強を提供してくれるので便利です。
特に個別指導塾では個々に合わせて時間や授業内容をアレンジしてくれるところもありますので、お勧めです。
このような勉強を生徒一人で行うことは非常に難しいです。
どこを押さえればいいか分からないまま、律儀に最初から最後まで勉強するのではなく、ポイントをしっかりわかっている専門の先生に教えてもらった方が手っ取り早く、生徒の労力も少なくて済みます。
だから、忙しい生徒には都合よく勉強ができます。
勉強の動機づけとして
よくあるのが、「学校の勉強や宿題をやらなければならないのは分かっているのですが、どうしても一人だとやる気になれない。」「頑張って勉強したいけど、何をやればいいか分からない。」というものです。
勉強で何をどのくらいどのようにすればいいというのは生徒一人ではなかなか分からないものです。
塾はその点を十分に理解しているので、それぞれの目的に合わせて最適な教材、勉強量、勉強方法などを教えてくれます。
だから、それを信じて言われた通りやれば、たいていの場合勉強がうまくいきます。
特に個別指導塾では生徒一人ひとりに合った勉強を提供するので、生徒が自分の能力で十分達成できる問題を出してくれます。
先生の指導を受けて、少し難しそうな問題、これまでできなかった問題が解けるようになるとモチベーションも上がり、もっと勉強に励むようになります。
また、一人ではできませんが、一緒に勉強する仲間がいれば、教えあい助け合ったり、他の生徒と比べることで競争意欲もわき、ライバルの存在がお互いを切磋琢磨させるきっかけにもなるでしょう。
学力の分析と対策のため
塾では塾内のテストや模試などを通して、生徒の習得状況の分析ができます。
何が苦手で何が得意か、何が分かっていないかなど、専門的な観点から指摘され、それらを克服するためのアドバイスももらえます。
特に受験に至っては、都内で同じ学校を受ける生徒と比べて自分が合格圏内にいるのか、どの学校を選らずのがよいかという点などは個人ではつかめません。
受験の最新情報はやはり塾に行った方が手に入りやすいです。
それ以外にも勉強に関するノウハウが豊富なので、それぞれに合った学習計画や提案をしてもらえます。
現在日本の教育は文科省の指導の下、大きな転換期を迎えようとしています。
親御さんが経験したことのない教育をこれからの生徒は受けるようになっていきます。
このような時代の変化に対応するにも、塾が有利になります。
広い範囲での自分の勉強の位置づけを知り、様々な刺激が得られる
自分のクラスや学校以外の生徒と関われることも塾の良い点であります。
よその生徒を知らず、自分のクラスや学校の中だけで生活しているとどうしても視野が狭くなってしまいます。
受験などで他校の生徒と競争しないといけないとき、自分の学校では優秀でも、実は他校の生徒はもっと優れていたなんてこともあります。
日頃から様々な学校の生徒と関わっていれば、自分の実力がもっと広い範囲においてどのくらいなのかが分かります。
そして、異なる学校の生徒と関係を持つことは、自分の世界観を広げ、互いに良い刺激になります。
中には自分の学校の生徒以上の友情が育まれることもあるでしょう。
ヒューマンネットワークが大きくなれば、それだけ自分に有利な情報が手に入ったり、いろいろ助け合うことができたりします。
このような学校の枠を超えた人間関係に基づく利点というのは、やはり塾に行けこそでしょう。
このように単純に「勉強ができるようになる」以外にも塾に行くべき理由はたくさんあります。
もちろん、塾は義務ではないので必ず行く必要はありません。
でも、行くからこそ得られる利点を見据えて、子供たちの勉強をどのようにするか考えるべきでしょう。
ただ一つだけ、多くの生徒たちを見てきた経験から言わせてもらうならば、子供たちがちょっとでも勉強に関して困っていたら、一刻も早く対応すべきです。
勉強が少しでも分からなくなって、生徒たちが分かるように勉強を家庭や学校で支えてあげられないなら、すぐに塾を考えた方がいいです。
早目の対応が子供たちの勉強を救います。
しかし、現実には多くの生徒が問題をそのままにして事態が悪化してどうしようもなくなってから塾に通おうとします。
勉強嫌いになり勉強する意欲が、少なくともやる気がなくなった場合は、人並みに勉強させるのも一苦労になり、多くの時間と労力を消費してしまいます。
そうなる前の予防的対処が勉強でも有効かつ得策です。
最初の小さなつまずきを見逃さず、解決を先延ばしせず、先ずは相談ください。
葛西TKKアカデミーも喜んでお答えします。