塾長ブログ

2023.09.19

コロナとインフルのダブル流行⁉受験生は特に注意を!

 

コロナとインフルのダブル流行⁉受験生は特に注意を!
新型コロナウイルスの話題も最近はあまり聞かれなくなりました。
しかし、新型コロナウイルスの脅威は去ったわけではなく、実はまだ続いているのです。
7月あたりから感染者数が急増し、各医療機関も徐々に圧迫されており、第9波に入ったと言われています。
そして、今回の流行で懸念されている点として、インフルエンザとの同時流行が言及されています。
以前からその兆しはあったのですが、今回はそれが更に明確になったようです。

新型コロナウイルスもインフルエンザもかかってしまっては大変です。
特に受験生は、人生に大きく影響する入試を控えているので、細心の注意が必要です。
しかも、新型コロナウイルスが5類になって国としての対策が行われなくなった現在、これまでのように感染者に対して特別処置を取って再受験させてくれる可能性は非常に低くなっています。
従って、これまでの受験生以上にこれらのウイルスに対する警戒が必要です。



新型コロナウイルスが5類になって、これまでのように全集調査が行われなくなりました。
感染者数がはっきりと出なくなり、ニュースでも取り上げられなくなったせいか、新型コロナウイルス対する警戒感はかなり下がってきました。
しかし、その陰で感染者数は確実に増え、明確な数値こそ示されませんが、感染者数は第8波に迫る規模になると予想されています。

エリス株とインフルエンザのダブル流行

新型コロナウイルスはその変異の激しさが特徴ですが、現在流行しているウイルスの4割が新しい変異株である「エリス」と言われています。
これはこれまでのものと比べ感染力が高くなっていますが、重症化のリスクは低いとみられています。

また、インフルエンザも同時に流行し始めています。
インフルエンザの流行開始の目安となる一週間の患者広告数の1.0人を既に大幅に超えて、5.95人となっているそうです。
本来インフルエンザは冬に流行するものですが、まだ暑いこの時期にこれほど感染者がいるのは極めて異例です。

学級閉鎖

都内では既に多くの小中高の学校で学級閉鎖などの臨時休校が起きています。
二学期が始まってから学級閉鎖となったクラスは全国で増え続け、今月8日の時点で新型コロナウイルスとインフルエンザ合わせて約700クラスに上っています。
都内でも小学校を中心に、のべ数で約100校で学級閉鎖のクラスが出ています。
既に医療機関でも感染者数の増加が施設を圧迫し始めており、患者受け入れができない事例が多く発生しています。
生徒たちがウイルスに感染しても十分な治療が受けられない可能性がありますので、ご注意ください。

新型コロナウイルスとインフルエンザのダブル流行の原因は、コロナ禍の予防でインフルエンザに対する免疫をもっている人が減ったことだそうです。
また、ワクチンの効果が切れる時期が重なったことも挙げられます。

そこで、多くの生徒が集まる学校では換気や手洗い、マスクなどこれまで通りの基本的な感染対策が求められています。
これまでと同じく、不必要な外出をしない、人ごみを避けることも重要です。
そして、各家庭でも油断することなく予防を心がけてください。

特に受験生は注意!これまでのような救済はない⁉

病気になってしまうのは、ある意味仕方ないことです。
いくら予防しても、病気になってしまうときはなってしまうのです。
しかし、ならないに越したことはありません。
病気になれば勉強ができず、学習が大きく遅れてしまいます。
このように生徒たちにとって病気にかかってしまうことは大きな痛手になるのですが、その中でも特に受験生は気をつけなければなりません。

受験生は入試に向けて毎日しっかり勉強をする必要があります。
しかし、病気で勉強ができない日が続くと、その分受験勉強が遅れ、志望校が遠のいてしまうかも知れません。
よって、受験生は他の生徒以上に新型コロナウイルスやインフルエンザにかからないよう、しっかり予防しないといけません。

でも、今回受験する生徒は前回の受験生よりもっと新型コロナウイルスの感染に注意しなくてはならない理由がもう一つあります。
今年の5月から新型コロナウイルスが「5類」に分類されるようになりました。
これは季節性のインフルエンザと同じです。
つまり、これまでのように政府が国全体の問題として対策を進めるのではなく、各自治体や医療機関での対応がメインになります。
感染症としての深刻度が下げられたということです。

これは受験に関しても同じで、これまで新型コロナウイルスに感染した受験生及び濃厚接触者は別室で受験したり、別日に受験したりと救済処置がなされてきました。
しかし、5類になって一般のインフルエンザと同じ扱いになると、これらの救済処置は実施されないことが予想されます。
そうであれば、今回の受験生はこれまでのコロナ禍での受験生より、新型コロナウイルスに感染してはいけないということになります。
これまでのようなセカンドチャンスはなく、感染して入学試験を受けられなければそれで終わりです。



以前のように毎日感染者の全数が発表されるわけでなく、報道でもあまりふれられなくなったため、世間的に新型コロナウイルス脅威は去ったかのように誤解されますが、実は現在全国で進行中の第9波の感染者数は今月10日までの一週間で約15000人と言われています。
すなわち、以前のように明確な数字が出ないから余計に危機感を持ちにくい状況で、実際の感染者数は非常に多くなってきているのです。
従って、感染に対する脅威は依然とさほど変わらないと考えた方がよさそうです。
用心に越したことはありません。

学校でも以前のようにマスクの着用が義務化されなくなり、修学旅行や運動会文化祭など多くの生徒が密になって活動する機会も増えました。
いつかは平常に戻らなくてはいけないのですが、新型コロナウイルスの第9波とインフルエンザの同時流行という現実を鑑みたとき、まだまだ油断してはいけないと考えられます。

特に受験生は、今回から以前のような新型コロナウイルスに対する救済処置がなされなくなると予想されるので、これまでの受験生と同様に厳とした警戒が必要です。
これまで行ってきた基本的感染対策をしっかり行い、何としても感染して受験できない事態は避けないといけません。
そして、感染を避ける努力は、受験生自身だけに留まらず、家族や学校関係者など周囲の人間にも及びます。
みんなで協力して、受験生がつつがなく入試本番で全力を出し切り、悔いのない受験ができるように努めなくてはなりません。

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