塾長ブログ
2020.10.07
今日も昨日の続きで、子供たちが勉強に取り組めるようにするにはどうすればいいか考えます。参考にしていただければ幸いです。
今日も昨日に引き続き、子供たちに勉強させるコツを考えてみたいと思います。
私も多くの生徒に触れる中で、どうしても勉強に手がつかない、いやな気持が強すぎて勉強を拒否してしまうなど、様々な経験をしてきました。
その中で自分なりに考え、試行錯誤してきたわけですが、うまくいくこともあれば失敗してしまうこともあります。
しかし、その都度反省し、少しでも生徒たちが勉強に取り組めるように工夫うしてきました。
勉強で集中力が続かずすぐに飽きてしまうのは、勉強への興味関心が薄い、勉強することの意義、重要性がしっかり理解できていない、分かっていても自分の心の弱さについつい負けてしまうなど、色々な理由が考えられます。
そのような原因を克服し、少しでも子供たちが勉強に向き合えるようになれるといいです。
諦めずに生徒たちがなぜそうするのか、彼らの立場で考え、どのように導けばいいかいつも悩んでいます。
今回もどのように接すれば子供たちがより勉強に取り組めるようになるか、その方法をいくつかご紹介します。
1.最初はレベルの低い問題から
いきなり難しい問題に当たると、解けず、それだけで無力感を感じやる気が一気になくなってしまいます。
自分はできないんだと自己否定をし、それを利用し勉強しないことを正当化してしまうと、もう勉強は難しいでしょう。
そうならないためにも最初は自分の手が届く範囲の問題から始めましょう。
できれば自信もつきますし、いやな気持も少しは和らぐでしょう。
早く結果を出したいからと言って、子供たちの能力を大幅に超える問題をさせるのは逆効果です。
よく「α+1」と言われます。
自分の力αにちょっとプラスしたくらいの問題が丁度いいということです。
焦るあまり、早く難しい問題のできるようにしたい気持ちも理解できますが、ここは長期的視点に立って、グッと我慢してください。
できたという達成感がもっとやりたいという欲求につながれば自主的に勉強もできるようになってくるでしょう。
2.細かく計画を作りましょう
目標を掲げることは大事です。
自分が何のために勉強するのかが明確になるからです。
しかし、最終目標だけ掲げても、そこまでどうやって到達するか、自分が確実に目標に向かって歩んでいるかが分からなければ、その目標の大きさに絶望感すら感じるかもしれません。
それを避けるためには、目標達成までの計画を作ることです。
目標までの日程は大雑把にわけ、いつまでに何ができるようになるべきか、何をするべきかと各区分ごとに決めます。
そして、各セクションごとに更に細かく、毎月何をするか、毎週何をするかを決めていきましょう。
こうして目標までの道のりがはっきりしていれば、勉強しても安心ですし勉強の目的も容易に理解できます。
コツとしては短期間に多くのことを詰め込み過ぎないことです。
あくまでも自分のできる範囲で考えましょう。
最初から問題集50ページとか無理なことを決めず、先ずは1日1ページからでも構いません。
慣れてきてから徐々に勉強量を増やせばいいです。
先ずは勉強に取り組めるということ、勉強をする習慣を付けること、勉強をしても苦にならないようにすることです。
3.勉強だけはダメ
勉強だけ強いるのは子どもたちの苦痛を増やすとともに、勉強に対する嫌悪感を強めてしまいます。
勉強だけでなく遊びも大事です。
遊びと勉強のメリハリをつけることは重要で、上手にバランスを取りながら勉強させましょう。
ここでも区切りをはっきりと決め、どこまでやったら何分休憩などとお互いに約束しましょう。
お互いに勉強と休みをきちんと決めれば、間違って勉強しろと言って、「いましようとしていたのに、もうやらない。」なんてへそを曲げられることもなくなるでしょう。
逆に、「もう遊びの時間は過ぎたから、今度は勉強をきちんとしようね。」ということもできます。
最初は勉強と遊びの割合が同じくらいか、やや遊びが多くてもいいと思います。
でも、少しづつ勉強の時間を増やし、将来的には1時間勉強して10分休憩ぐらいになるとベストです。
今、勉強がなかなか手につかない子供であればなおさらですが、これまでと違った生活リズムにするわけなので、急に変えられるとは思わないでください。
根気強く毎日の小さな努力が実を結びます。
最初はご褒美がほしくてやっていた習い事が、気づけば習い事自体が楽しくなるような感じが理想的です。
まだありますので、引き続きこの話題はどこかで触れていきたいと思います。
こうして書いてみると、やはり焦らないのが大事な気がします。
でも、現実には受験とかあって、勉強に時間的物理的、そして金銭的制限があるのが問題です。
これは本当に難しい問題で私自身も解決できていないのですが、本人を含め家族みんなで話し合うのが一番だと思います。
その時、親の意見を押し付けるのでなく、子供を尊重し、彼らの意見も同等に公平に取り上げ、全員が納得できるものを見つけられるように注意しましょう。
それが多少、親の考えたものと違っていても、時には柔軟に対応してあげることも大事です。
みんなが同じ方向を向けたら、これは非常に強いです。
特に勉強嫌いの子供に勉強させることは、どの家庭ても苦労しているようです。
もし、そのことで悩んでいらっしゃるようでしたが、一度ご相談くださっても大丈夫です。
非力ながらお役に立てればと常に考えています。
2020.10.06
工作教室で『パタパタ飛行機』作りました。勉強も大事、でも息抜きも大事。葛西TKKアカデミーはメリハリのある勉強を目指します。
先日告知したように、昨日、10月4日に葛西TKKアカデミーで工作教室を開きました。
コロナウイルスの影響でなかなかイベントが開けず、子供たちも物足りない日常生活を送っています。
そんな中、少しでもみんなが楽しく笑顔になれるようにと企画しました。
このパタパタ飛行機は、ゴムの力を利用して、羽ばたきながら滑空するのですが、構造も多少複雑で細かい作業を要求されるので、小さいお子様には難しいものがあります。
今回、参加してくれた生徒も、組み立ててみては部品が取れてしまったりと苦労していましたが、小一時間ほどで完成しました。
いつもは私も手を出して手伝うのですが、コロナのこともありできるだけソーシャルディスタンスを守りながらの指導だったので、思うようにいかない点も多々ありました。
しかし、本人の頑張りもあり、最終的には立派なパタパタ飛行機が完成しました。
今回、工作で使用した『パタパタ飛行機』は池田工業社製で、この会社は他にもたくさんの子供が作って遊べる商品を開発販売しています。
興味があればご覧ください。
この飛行機は非常によく考えられてあり、簡単な部品と竹ひご、語句から構成されており、しかし、簡素であってもしっかりと飛んでくれる安価でパフォーマンスのよいものです。
皆さんも家庭で子供と一緒にチャレンジして、大空にその雄姿を羽ばたかせてください。
その姿は感動ものですよ。
親子の会話の機会にもなりますし、経験の共有があれば家庭内の人間関係もよりうまくいくので、そういう意味でも今後もこのようなイベントを時折開きたいと思います。
さて、教室で組み立てが終わると、近くの公園で試験飛行です。
あいにく曇天でしたが、雨が降らなくて実際に飛ばすとことができたのは幸いでした。
先ずは私が手本を見せたのですが、いまいちバランスが悪かったのか、私の飛行機は思ったほど飛んでくれませんでした。
しかし、生徒の方は綺麗なカーブを描きながら大きく羽ばたいていました。
生徒の方が上手に作れてしまいました。
初めてとは思えない完成度の高さは、その羽ばたきに表れています。
大きく旋回しつつ、飛ばした元の位置へ帰ってきてくれました。
休日ということもあり、公園内は子どもや親子連れであふれていましたので、試験飛行が終わると早々に退散しました。
後で聞いたところ、この生徒は家でもう一度飛ばしてみたらしく、その時も遠くまで飛んでくれたと喜んでいました。
その笑顔を見るとやってよかったと思うばかりです。
葛西TKKアカデミーでは一般の授業の他にも、このような工作教室や作文教室など、他塾にはない内容もご用意しております。
また、小規模個別指導塾なので皆様のご要望を踏まえて、希望される授業を提供できるのが特徴となっております。
今回のことをきっかけに、今後もこのような楽しい、そして、他ではできないような一風変わったイベントを開いていきたいと思います。
葛西TKKアカデミーの塾生でないからと遠慮はしないでください。
興味があり、やってみたちと思われる方なら誰でも大歓迎です。
またイベントを開催するときはお知られしますので、それまで楽しみに待っていてください。
2020.10.06
集中力のない子供に勉強させる方法。勉強してほしいと思ってもすぐに飽きてしまう。どうすればいいのでしょうか。
勉強してもすぐに飽きて周りにあるものをいじり出す。
手が止まってぼーっとしている。
時間ばかり過ぎて一向に勉強が進まない。
こんな悩みを抱えている親御さんは多いと思います。
集中力のない子供の勉強をどうすれば進めることができるでしょうか。
子供も千差万別なので、この方法で絶対ということはありません。
だからこそいろいろ試して、その子に合った方法を見つけましょう。
ということで本日は、使えそうな方法をいくつか挙げてみます。
1. 勉強する時間を短くする
集中力のない子供に長時間の勉強を強いても逆効果です。
勉強そのものを放棄してしまいます。
「え、そんなに長くやらなければならないの。」と思わせてはいけません。
長続きしないので、できるだけ短く区切り、休憩を踏まえながらやるといいかも知れません。
時計を置くべきかどうかはわかれるところですが、時計がない方がいい場合があります。
気づいたら「随分勉強したな。」と思わせられればベストです。
ここで注意するのは、時間で区切るのでなくタスクで区切ることです。
時間で区切ると何もしなくても終わってしまいます。
何問とか何ページと言うように具体的にどこまでやったら休憩かを決めます。
くれぐれもタスクをたくさんやらせないようにしてください。
短く小刻みにたくさん回数をやらせるのがコツです。
慣れて数をこなせるようになったり、短時間で終わらせられるようになったりしたら、少しづつ増やすのもいいです。
2.自分の好きなもの得意なものからする
勉強する順番も大切です。
嫌なものからやらせると、それだけで気分が落ち込みうつ状態になることもあります。
「嫌だ。」という気持ちを持たせたら、集中はおろか勉強そのものを拒否してしまうかもしれません。
先ずは取り掛かりやすいものから始めましょう。
好きな教科、得意な教科なら集中力も持続するでしょう。
そこで調子が出れば、苦手な教科でも多少は進むかもしれません。
仮に苦手な教科まで手が回らなくても、全くできないよりはましです。
それ以前に嫌いな教科を作らないように心がけることが肝心で、一度嫌いになってしまうとそれをなくす、その教科に取り組ませることは困難になります。
好きにならなくても嫌いにならないようにするのがコツです。
3.子供がやった成果を褒めましょう
嫌々ながらも子供たちが頑張って成し遂げたことは褒めてあげましょう。
「これだけしかできないの。」なんて子供の心をくじくような発言はいけません。
例え少なくても、苦しいのを乗り越えて頑張った結果はきちんと認めなくてはいけません。
褒められれば気分がいいものです。
次にやる励みになります。
マイナスの面に触れるなら、必ずプラスの面にも言及してあげてください。
そして、マイナス面を指摘しなければならないときは、的確に明確に手短にしてあげてください。
長々と話すのはモチベーションを下げてしまいます。
嫌な気持ちがあれば当然勉強に集中はできません。
ただ責められるだけはつらいものがあります。
褒めることで自己肯定感ができれば自分に自信が芽生え、勉強だけでなく様々なことに取り組めるようになるでしょう。
とりあえず三点ほどお話しました。
他にも方法はあります。
そちらも後日触れたいと思います。
勉強は本来楽しいものです。
楽しいことは時間を忘れ他に目もくれず集中してできます。
小学校低学年で勉強嫌いの子は少ないです。
しかし、不幸にも学年が上がるにつれ勉強嫌いの子供は増えます。
その理由は様々です。
時には大人の何気ない言葉であったり、行動であったり、期待であったり。
プレッシャーが子供の心を勉強から遠ざけ、勉強を続けるのがただ単に苦痛になることもあります。
発達障害など最近は注目されていますが、子供たちの集中力のなさは我々大人に責任があるかもしれません。
そのことに気を留めながら、子供と接するとき、特に勉強に関しては慎重に考えながら行動しましょう。
修正がきかなくなってからでは手遅れです。
子供たちの心理に十分配慮しながら、子供たち勉強をさせる工夫をしましょう。
2020.10.04
今年も恒例の『国語に関する世論調査』が発表されました。言葉がどのように変化しているのか。自分たちは正しい日本語を使っているのでしょうか。
秋と言えば「スポーツの秋」「食欲の秋」「芸術の秋」などいろいろ言われます。
私にとって秋と言えば何度言っても「国語に関する世論調査」の秋です。
毎年秋になると文化庁から『国語に関する世論調査』が発表されます。
皆さんご存知でしたか。
日本語がどのように使われているかなどをアンケートにより知らべ、毎年文化庁より発表されます。
今年も調査結果が報告されましたので、本日はそれについて触れてみたいと思います。
『国語に関する世論調査』は日本語の実用に関して文化庁が国民に対して世論調査したもので、今年は国語や言葉への関心、表記、読書、慣用句などの言語の知識と使用について調べられました。
今回はその結果から個人的に興味深いと思った点についてお話しいと思います。
今回の調査で注目する点としては、「国語の乱れ」に関するアンケート結果です。
以前は「ある程度乱れている」「非常に乱れている」が合わせて6割以上で、逆に「あまり乱れていない」「全く乱れていない」が1割ぐらいでしたが、乱れていないとするグループは年々増え、今年は約3割にまで達しました。
これをして、日本人が言葉の乱れに対して寛容になってきているとニュースなどでは報じています。
SNSなど自分を発信することが簡単に、そして頻繁にできるようになり、表現の多様性が増え、人々もそれらに触れる機会が増えたためではないかと考えられます。
このようは社会背景から言葉は多彩である方が自然と考える人が多いのかもしれません。
ここで注意したいのは、多様だからと言ってその言葉が全ての人に共有されているわけではないということ。
むしろ一部のグループにしか通じない、仲間内だけの言葉が増えているように思います。
これは言葉の豊かさを言うより分断に近いのではないかとも感じますが、とにかく世間的には様々な人が多様な言葉を使うことに対して受け入れる傾向にあるということみたいです。
「乱れている」の中身をもう少し吟味すると、「敬語」「若者言葉」を指摘する人が多く、共に全体の6割以上となっています。
続いて、「新語、流行語」「挨拶言葉」が共に3割以上となっています。
これらの言葉の使い方で、人によっては非常に強い嫌悪を感じるようです。
意外なことに、「敬語」の使い方で乱れているとした人は30代で最も多くなり72%、それから年齢を重ねるごとに乱れているという意見は下がっています。
敬語は高齢者より30代の方が気になるみたいです
また、「若者言葉」を国語の乱れとしているのは10代が飛びぬけて多く84.4%となっており、他の世代が50~60%辺りなのを考えると、少し異常に思えます。
若者は「若者言葉」を乱れとして最も気にしているということでしょうか。
これはとても面白い結果です。
調査は他に外国人と日本語に関する意識について多くを割いており、こちらも興味深い結果となっています。
この点も後日触れたいと思います。
そして恒例の言葉遣いに関する調査を行われています。
いつもの「敬語」に関する正しい表現の仕方、慣用表現の正しい理解もあります。
最近よく耳にする「○○活」や「○○ハラ」について書かれています。
こちらも面白いので後日書きます。
毎年『国語に関する世論調査』は楽しみにしているのですが、毎回興味深い発見があります。
言葉は時代と共に変わるもの。
社会や人々の考え方が言葉の変貌に影響するし、変貌した言葉が人々の思考や社会風潮を大きく変えます。
言葉は身近で重要な割に、気楽に使える便利な道具です。
道具である以上、それらをどのように使うかで人々の暮らしを良くも悪くもできます。
手軽だからと言って安易に使うのではなく、時には言葉の本質を考えながら、現在の言葉のあり方について考えるのも大事ではないかと感じます。
2020.10.03
模試を受けよう!合否判定だけでなく自分の実力を伸ばす大きな力になります。個別指導塾葛西TKKアカデミーならどこよりも安く『vもぎ』が受けられます。
二学期になり志望校を徐々に絞っていく時期でもあります。
葛西TKKアカデミーでは志望校決定に『vもぎ』をお勧めします。
『Vもぎ』は関東最大規模の模試なので、そのデータ量の多さから、より正確な情報が得られます。
今年はコロナウイルスの流行もあり、いつものように大規模会場の実施ができなくなっています。
基本的に当塾で受けることになります。
なかなか本番のようにはいきませんが、模試を受けること自体大変有意義で、できるだけたくさん受けてほしいと思います。
コロナ禍で今年の受験生は非常に厳しい状況となっていますが、それはみんな同じ、一緒に頑張っていきましょう。
応援します。
模試を受ける第一の意義は自分の実力を知り、志望校選択の確かな資料にすることです。
信頼できる偏差値や志望校判定は、高校受験で合格するための強力な武器となります。
確実な情報は合格のためには不可欠なのです。
また、模試の問題は厳選された良問ばかりで、しかも毎年の入試分析に基づくものなので、実際の入試問題に似た形式で出されます。
入試問題のパターンを知っていれば、本番で驚き慌てることもないでしょう。
しかも、模試でできない問題があれば、そこを重点的に勉強すればいいことも分かります。
言い換えれば、模試で間違えても、それをきっかけに勉強すれば、効率よく実力を伸ばすことができるのです。
更に、模試をたくさん受けることは、試験会場の雰囲気に慣れることにもなります。
いきなり本番では緊張し実力が十分に発揮できません。
平常心で受験するためにも、できれば模試はたくさん受けてほしいです。
現実に模試をたくさん受けた生徒は、やはり点数もよく入試での合格率も高くなっています。
だから可能な限りたくさん受けることをお勧めします。
葛西TKKアカデミーは『Vもぎ』と提携していますので、こちらで受験申込ができます。
お問合せ、申込は葛西TKKアカデミーまでご連絡ください。
今後の日程は以下のようになっております。
[[strong;都立もぎ]
10月18日、11月1日、22日、29日、12月6日・13日・20日、1月10日・17日
都立自校作成対策
10月18日、11月22日、12月13日、1月10日
私立もぎ
11月1日、12月6日
早目の申し込みをお勧めします。
2020.10.03
今度の日曜日、葛西TKKアカデミーで工作教室を開きます!作るのはみんなに人気の『パタパタ飛行機』参加希望の方はご連絡ください。
葛西TKKアカデミーでは、今度の日曜日の工作教室を開きます。
工作するのは『パタパタ飛行機』です。
これまでもイベントで何度か作りましたが、とても人気で、みんな飛ばして大喜びです。
ゴム動力を使って羽ばたく姿はまさに鳥そのもの。
今回は私がついて丁寧に指導しますので、小さいお子様でも大丈夫です。
お好みで模様をつけるもよし。
飾りをつけるもよし。
30分から1時間ほどで出来上がります。
出来上がったら近くの公園で飛ばしてみましょう。
ビックリするくらい飛びますよ。
みんなが一生懸命作った飛行機がパタパタと飛んでいる姿を見るのは感無量!
自分の手で作ったので愛着がわきます。
葛西TKKアカデミーの工作教室で楽しい思い出を作りましょう。
工作教室
開催日時:10月4日(日) 2時30分
場所:葛西TKKアカデミー
江戸川区東葛西5-12-15 ビジネスゲート葛西2F-B
電話番号:03-5878-0027
e-mail: tkkac2016@gmail.com
参加費:500円(材料費)
参加人数に限りがあります。
お早目のご連絡を。
皆様のお越しお待ちしています。
2020.10.03
うかつでした。昨日は十五夜、お月見です。ご覧になりましたか。日本の伝統行事を理解することも大事な勉強です。実は受験でも一般常識として出てくるんですよ。
昨日、10月1日は十五夜で中秋の名月。
ご覧になりましたか。
私はうかつにも忘れており、夜になり気づき、外を見上げて大きな丸いお月様を堪能しました。
ということは、今日は十六夜ですね。
昨日、見逃した方はせめて今日の月ぐらいは見てくださいね。
まだ、見た目には真ん丸で美しいですよ。
そもそもお月見とは何なのでしょうか。
十五夜とも呼ばれ、旧暦の8月15日辺りに出るの夜に満月を味わうことです。
中秋の名月と言い、日本人はその見事な月を眺めながら歌を詠んだりしました。
因みに、日本人は月の黒っぽいところ(海と呼ばれていますが、実際に水はありません。)を見て、ウサギが餅つきをしている姿を想像しました。
南アフリカではロバやワニに見えるそうです。
アラビアでは吠えるライオン、ヨーロッパでは紙の長い女の人やカニなど国や地域によって、その見え方が変わっていきます。
これは違うものを見ているというより、見えているものを何と結びつけているかという文化的な違いによるものです。
(例えば虹の色は日本では7色と言いますが、他の国では違う数になっています。)
月を見ながらこんな話をしてみるのも楽しいと思います。
ウサギが当たり前と思っていたら、それは日本だけで他にもいろいろな考え方があるんだなんて気づくときっと面白いでしょう。
ところで、お月見を始めとする年中行事は、実は受験でよく出る話題です。
特に中学受験では、社会や国語などで出てきます。
各行事の日にちや由来、何をするのかなど問われますが、学校などであえて授業中に学ぶことはないと思います。
つまり、勉強というより、一般常識として聞かれるのです。
しかも、意外と年中行事に関する問題は多いです。
だから、知ることは必要です。
あえて勉強として学ぶよりは、実際に年中行事として家庭で実践された方が、子供も実体験として理解し、いい思い出にもなるので、家族みんなで楽しみながら、由来などを話し合うといいでしょう。
日本の伝統文化を学ぶことにもなり、日本的な考え方が分かってくると思います。
最近はクリスマスやバレンタインデー、それからハロウィーンなど西洋の年中行事も浸透してきているようで、こちらも子供たちに体験されるのがいいと思います。
現在行われている教育改革では、「考える力」を重視します。
年中行事を通して日本人の心を考える問題も当然想定されます。
年中行事に限らず、経験を通した学びは知識ではなく知恵として蓄積されるので、「考える力」を育てるには非常に大事になります。
皆さんも家族で年中行事を楽しみながら、子供の「考える力」を養いましょう。
2020.09.19
子供を孤立させないためにも、普段から子供とつながるチャンネルを作っておきましょう。それは必ずしも親や先生でなくても構いません。
子供が成長するにつれ、色々なことが自分でできるようになります。
それまで親に頼らないとできなかったことができるようになり、少しずつ独り立ちに向けて準備ができていくことは喜ばしいことです。
しかし、親としては一抹の寂しさもあるでしょう。
そんな親のメランコリーは別としても、人間関係が家族から友達に重点が移り、反抗期の親への反発心が出てくると、どうしても親は子供のことに立ち入ることが難しくなりますし、逆に入ってこないでくれと子供から言われるのが現実でしょう。
でも、だからと言って子供を完全に放任していると、まだ世の中のことも十分に分からず判断力も乏しい子供たちが過ちを犯したり、トラブルに巻き込まれたりします。
やはり、ほったらかしは問題でしょう。
では、どうしたらいいのでしょうか。
監視を強めるのも一つの方法ではありますが、それでは余計、子供は親から離れていってしまいます。
信頼を失い(子供は十分に分からないので)心を閉ざされたら、通常では再びつながることは困難です。
第一の方法としては普段から何でも話せる間柄を作っておくことです。
これは幼いころからの積み重ねで、半ば習慣化しれいればいいのですが、日頃から子供たちとの会話をたくさんしましょう。
そして、いつも話を真剣に聞いてあげましょう。
こうして信頼関係が築ければ、思春期になっても子供を孤立させることなく、問題や悩みをいち早く察知し対応できます。
そうは言っても、自然と親離れにむかいのが正常だし、それを否定してまで親がべったりくっついているのもよくありません。
その時は、子供の自立を尊重すべきでしょう。
ただ、距離感を慎重に保ち、いざという時は安心して頼れる立場にいることが大事です。
二番目に子供とつながるチャンネルを多く作っておくことです。
親だけが子供とつながる窓口ではありません。
先輩や友達、友達の親や学校の先生、近所の住民など子供とつながれる人をたくさん持っていれば、直接は無理でも間接的に子供の情報を知ることができます。
こうやって子供の孤立を防ぐのは非常に大事です。
大家族のときはおじいちゃんやおばあちゃんが丁度良い仲介者になってくれたのですが、現在ではなかなか難しです。
寄って、それに代わる人を見つけておくのは子供を守る上でも重要です。
一人で子育てを使用と気負うのではなく、みんなで育てる。
そう思える環境を整えれば、親御さん自身の負担が減り、精神的にもゆとりを持って子供に接することができると思います。
最近は技術が発達し、SNSなど外部からは非常に見えにくい人間関係が生活の重要な位置を占めるようになっています。
これまで大人たちが経験することのなかったような問題に直面することもあります。
そんな時は前例がないので、自分たちで解決しないといけません。
そういう時こそ、子供たちを含めて多くの知恵を持ち寄って対応を考えないといけません。
つながることの重要性を理解し、子供を孤立させないでください。
子供が孤立し周りが見えなくなったとき問題は起きます。
これは決して子供を監視せよと言っているわけではありません。
いつでも手を延ばせばつかんでくれる人を用意すべきだということです。
具体的には個々の状況で変わってくると思います。
ただ、葛西TKKアカデミーはそのようなチャンネルの一つになりたいと考えています。
もし困ったときは一声かけてください。
非力ながら、何らかの力になれると思います。
2020.09.17
やっぱり基礎は大切。伸びない子供は基礎も疎か。では、なぜ子供たちは基礎を疎かにしてしまうのでしょう。
何事にも基本があり、それをきちんと身に付けることが上手になる土台です。
しっかりとした正しい「型」が自分の中にできていれば、それを自分なりに工夫しアレンジしてより自分に適したもの、応用でより高度な技能として活用することができます。
これを「型崩し」といい、崩した方がうまくいかなくても根本に戻れば、また別の型に崩すことができます。
一方、自分の中に「型」がなく最初から自己流でやった場合、表面上うまくこなせているように見えても、難易度が上がりより高度になるとどうしても頭打ちになってしまいます。
これを「型なし」と言い、土台がないからしっかりと踏みしめることができず、根本に戻ってやり直そうにも、その戻るべき基礎がないので、やり直しも聞きません。
実は、私が勉強を指導していく中にも、「型なし」で勉強が伸びない生徒がよく見られます。
今回はなぜ子供たちが「型なし」になってしまうのか、「型なし」になりやすい生徒とはどのようなものか考えてみたいと思います。
1.自己流でできてしまう
基本を疎かにしてしまう理由はいくつか考えられますが、第一に基本を正しく身に付けなくてもできてしまうというのがあります。
器用な子供に多いのですが、幸か不幸かパッと見ただけでどうなればいいか自分で分かってしまう(分かったつもりになってしまう)。
確かに基本的な事柄はたいてい難しくなく、教えらえた方法でなくてもできてしまうことがあります。
しかし、最初に正しく基本を学ばないと、後により高度な内容を要求されたとき壁にぶつかってしまいます。
基本と言うのは初級のためだけでなく、その後の学びも含めて総合的に考えた上で成り立っているものなので、自己流では徐々にほころびが出て、だんだん対応ができなくなります。
漢字の書き順などがいい例で、最初に書き順がいい加減で間違って覚えると、漢字がシンプルな時はまだいいのですが、漢字は筆の文化を引き継いでいるので、画数が増え複雑になるとバランスが悪くなり見た目が汚くなります。
更に、書き順が適当だと漢字を覚えるときにも支障が出ます。
2. 面倒くさい
「面倒くさい」というのは現代のキーワードの一つと思います。
「面倒くさい」というのは非合理的で無駄、要領が悪く非効率的と言うように見なされ、現代では「罪悪」のように考えられています。
分からないことは何でもスマホのsiriに聞いて、即座に解決。
面倒くさいことが罪悪ならば、「面倒くさい」はやらないことを正当化する魔法の言葉。
詳しくは後日議論しようと思いますが、大人たちも日常的に「面倒くさい」と言います。
つまり、「面倒くさい」は社会的に認知され受け入れられている言葉なのです。
だから、子供たちも「面倒くさい」と言えば正当化され、勉強もしなくていいような考えがあるように思えます。
「面倒くさい」で基礎を学ぶことから逃げて、結果として「型なし」になってしまう。
後々困るのは自分自身なのですが、子供たちにはそれを実感として理解するのは難しいです。
「面倒くさい」というのはできないということではありません。
ただ、時間や手数がかかるだけ。
だから、それを嫌ってやらないのは単なる怠慢です。
「時間がかかってもできるのだからやればいい」と思うのですが、社会的価値観に対抗するのは大変です。
計算練習や書き取りなどはある意味単純作業の繰り返しで、それほど面白いものではありません。
しかし、面倒くさいからと言って、これらを疎かにするといつまで経っても上達せず、応用もできません。
そもそも勉強は面倒くさく、そうでないと学びは浅いものになってしまいます。
3. こだわり!?
基礎は大事だし初めてのことなのだから、こちらの言うことを聞いて素直に素直に言われた通りにやってくれればいいのですが、どうも子供たちには自分たちの中のこだわりがあるのでしょうか、どうしてもやりたがらないことがあります。
明確な基準がある訳ではなく感覚的なのですが、自身の中で「これはやるべき」「こればやらないべき」と決めてしまうのです。
よく言えば「強い自我」を持っていると言えますが、根拠のないこだわりは子供たち自身の可能性や自由度を狭めてしまい、結局は自分を苦しめることになります。
感覚的なものであり、いくら説明しても理解しない、受け入れようとしないので、正すのが非常に厄介です。
更に意固地になり、むしろこちらの言うようにすると「自分に負ける」などと言って、あえて逆らったりもします。
そんな勝ち負けの問題ではないし、不必要にこだわっている場合でもないのですが、当人にはものすごく重要で価値のあることなので、変えていって基礎を築くことは大変です。
他にもありますが、とりあえず今回は三つあげてみました。
本当に基礎は大事で正しく身に付けなければなりません。
しかし、それがいい加減で間違っていると、後のどこかの地点で改正しないといけません。
これは二度手間だし、後になればなるほど改めることは多くなりますし、子供たちの精神的にも嫌気が強くなります。
最初だからと、後で直せばいいといい加減にやっていると、本当に苦しい目に合いますし、正すことが非常に困難になります。
先のことを考えれば、基礎こそ襟を正して取り組まなければならないのです。
しかし、様々な理由でそうしない、そうできない。
だからこそ、子供たちの基礎学習にはしっかり注意を払い、焦らず時間をかけて丁寧に身に付けさせてください。
長い目で見れば、それこそ勉強の近道です。
2020.09.13
難しい思春期の子供との接し方。下手に叱って自己嫌悪の陥ったことはありませんか。どのような点に注意して彼らに接すればいいのでしょうか。
子育てで、子供と接していると本人のためを思っているのになかなかこちらの思うようにしてくれないなんてことはよくあると思います。
そんな時ついつい言い過ぎて後で後悔することはありませんか。
「言い過ぎたな。」「やりすぎたな。」と反省し、親として自分は不適格なのではないかと落ち込んだり。
でも、実はこのようなことは多かれ少なかれどこの家庭にもあることです。
だから、必要以上に深刻になりすぎないでも大丈夫です。
しかし、特に思春期と呼ばれる段階の子供たちとの接し方についてはある程度は知っておいた方が安全です。
ということで、今回はこの点について考えてみましょう。
小学校高学年から中学、高校となると子供たちの態度が急に反抗的になったりします。
小さい時とは違い素直に親の飯塚に従うのではなく、口答えをしてみたり自己主張をしてみたり、大人にとって触れてほしくない痛い点を突かれたり。
子育てがこれまでになく難しく面倒になる時期です。
成長し子供なりに考えるようになり、自分の考えと違う、おかしいと感じると反抗するようになります。
このような、俗に言う、反抗期という時期は大人になる過程においてなる必要な時期であり、決して悪いことではなく、むしろ順調な成長を示していると言えます。
だから、大変でしょうが子供の自立に必要なことで、どうしようもなく致命的な問題ではなく、前向きな現象と捉えましょう。
では、上手に子供たちと接するにはどうすればいいのでしょうか。
気持ちに余裕をもって
子育ての経験が豊富で様々な知恵を持って子育てができるという親はほとんどいないでしょう。
思いもがけない子供の行動に驚き、どうしていいか分からずあたふたしてしまうなんて言うのは普通で当たりまえ。
多くの家庭はそんな感じで、自分だけではないと知ってください。
だから、焦らないでください。
どんな時も「大丈夫、大丈夫、落ち着いて、落ち着いて。」と自分に言い聞かせましょう。
一度深呼吸をし、冷静になって状況を分析しましょう。
何が起こっているのか、どうしてそうなったのか。
状況も把握せず結論をいそがないでください。
こちらが興奮すれば相手も興奮し、事態はどんどん泥沼化します。
逆にゆとりある態度を示せば、子供もそこまでエスカレートしません。
「そう簡単に言うな。」と言われそうですが、内心パニックであっても表立っては平静を装うように努めましょう。
怒ったって問題は解決しません。
「だったらそんな無駄なことしない方がいい。」なんて考え直せるといいです。
また、心に余裕を持つには、普段から悩みを打ち明け腹を割って話しあえる存在を持つことが重要です。
自分一人で抱え込まず、パートナーや友達に気軽に話せる関係を作っておくと気が楽です。
そうでなければ、学校の先生や児童相談所、子育て支援センターなども選択肢として考えてみましょう。
全てを背負わず、負担を分かち合えれば精神的に余裕ができ、子供との接触も楽になります。
また、子供も同様に親以外に心を開ける存在があると、気持ちにゆとりができ客観的に物事を見つめることができるようになります。
学校や塾の先生、友達や先輩。
より豊かな人間関係を持っているといろんなことを発散でき、この時期を上手に乗り越えることができます。
こんな叱り方はNG
平和な子育てができれば何よりですが、現実はそのようにはいきません。
必ず叱らなくてはならないときがあります。
(逆に叱らないと問題をどんどん悪化させることもあります。)
何は許されて何は許されないか、一貫した基準を親は示し、子供がそのラインを越えてしまったときは毅然とした態度で接しなくてはいけません。
しかし、以前記事にも書いたのですが、叱るということは実はそんなに簡単なことではなく、正しく叱らないと子供は大人の態度を理不尽に感じ、信頼を失いかねません。
(思春期の子供は特にこの点に関しては敏感です。)
だから、次のようなしかり方はやってはいけません。
・気分で叱る(子供の信頼を失います)
・必要以上にねちねちとしつこく言う(分かっているのにそれでも言われれば子供もうんざりし、学ぶべき教訓がれてしまいます)
・親がおどおどしている(どっしり構えていれば子供も安心感と信頼を得られますが、そうでないと頼りなく、逆に子供のご機嫌伺のように思われます)
叱るときは要点を明瞭にし、本人に分かりやすく、簡潔に叱ることが大事です。
本人も悪いと分かっているにもかかわらず、いつまでもくどくど言うのは逆効果です。
本人の人格を否定するような言葉もNGです。
子供と接するときは、子供たちの人間としての価値を認め尊重することが不可欠です。
また、逆に良いことをしたときはしっかり十分に褒めてあげましょう。