塾長ブログ

2018.04.11

現役高校生と親世代が高校生だったときの生活についての調査結果が報告されました。見えてきたのは今の高校生の多忙さ。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒たちの生活環境を見つめます。

河合塾マナビスが現役高校生とその親世代を対象に、高校生活に関する調査を行いました。
そうすると高校生の生活が大きく変わってきていることが分かりました。

結論から申し上げますと、「現役高校生は親の時代よりもずっと忙しい高校生活を送っている」ということです。
その大きな要因は、親世代のときにはなかったツール
スマホやパソコンを使って、SNSやyoutubeのような動画視聴、ゲームやインターネットの利用などに費やす時間が増えたようです。
また、現役と親の世代に共通する音楽鑑賞やアルバイトも、現役高校生の方が時間が多くなっています。
部活動やテレビ視聴、家の手伝いはほぼ変わらないのですが、上記のものが増えたため全体に忙しくなりました。

そして、この多忙さはデータとしてだけではなく、実感として現役高校生も分かっているようです。
程度の差はあれ8割の生徒が忙しいと答えています。
一方、親世代が高校のとき忙しかったと回答したのは6割ほどです。

更に現代の高校生の多忙さを物語るのが就寝時間です。
親世代が高校生の時の就寝時間として最も多かったのが23時。
それに対して現役高校生は0時で、1時間も寝るのが遅くなっています

時代の産物と言ってしまえばそうかもしれません。
今の高校生は家に帰ってからもSNSの付き合いをしなくてはならず、自分が本当に自由に使える時間が減ってきていると言えます。
同様に、できることが多様化し増えてきている分、それらを全て(または可能な限りたくさん)やろうとし、結果休まることができないという姿が見えてきます。
高校生を取り巻く環境の変化には違いないのですが、問題はどのように対応するかです。
少なくとも、「忙しくてもSNSなどの新しいツールを使った趣味や楽しみの時間」は諦めたくないようです。
もちろん勉強の大切さも自覚し、両立を目指して工夫と苦労をしているようです。

今まで以上に便利になり、できるようになるからこそ多忙になり苦しむとは、皮肉な感じがします。

大切なのは子供と接するとき、彼らが我々大人と違った環境で生活しているということを理解することです。
だから、自分の経験や主義主張を押し付けるのではなく、互いに話し合いながら知恵を出し合い、解決策を考えるべきです。

2018.04.07

いよいよ新学年が始まります。。今までよりも勉強が難しくなります。毎日の勉強の習慣を身に付けましょう。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒たちの勉強しやすい環境を考えます。

新学年が始まると、勉強のレベルも上がります。
そんな時にも困らないように勉強の習慣を身に付けましょう。
そうすれば勉強に対する嫌悪感や苦しみが和らぎます。

新年度になると、クラスが変わったり、学校が変わったり。
新しい友達、新しい先生、新しい部活に新しい勉強。

新しいことや慣れないことがいっぱいで、忙しく混乱してしまいます。
そんな状況に飲み込まれてしまうと勉強まで手が回らなくなり、勉強についていけず成績が下がります。

では、どうすればいいのでしょうか。

・勉強はその時に解決する
忙しいからこそ、あえて特別に勉強の時間を作らないのがベスト。
習ったら、その時に身に付けてしまうのがいいです。

学校の授業はしっかり集中して聞き理解する。
ただ聞いているだけでは何も頭には入らないので、積極的に聴くのです。
例えば、先生の言ったことを心の中で繰り返すとより頭に残ります。
ノートも黒板に書かれたことだけを写すのではなく、先生の話したちょっとしたことでも大事だと思えばメモをするのです。

そして、分からないことはその日のうちに解決する
授業中の質問が難しいなら授業後でもいいし、先生に質問しづらいなら友達や兄弟、塾の先生でもいいです。
とにかく分からないままにしないでください。
分からないままにしておくと、次の勉強も分からなくなりますし、分からないことがたまると解決することも大変になります。

・生活のスケジュールを作る
色々忙しいからこそ、毎日のスケジュールを決めるべきです。
遊びの時間、勉強の時間などきちんと決めてメリハリをつけた生活をしましょう。
こうすることで、遊びやSNSをだらだらやってしまうのを防ぎます。

ここで大事なのは、スケジュールを自分一人作らないことです。
必ず誰か(そばにいる家族がベスト)と話し合って決めるのです。
周りの人がスケジュールを知っていれば、無用な誤解を招くこともありませんし、スケジュールがずれていれば指摘し助けてくれるでしょう。

また、自分で決めることも大切です。
そうすれば人のせいにできず、自分で責任を持つようになります。
また、一度決めてスケジュールも無理なようであれば、みんなで再考し変えるのもいいです。
できないのに無理しても苦痛なだけです。

・勉強と大仰に考えない
勉強と言ったら、すごく難しい問題を解かなければならないとか、何時間もやらないといけないとか思うかもしれません。
でも、そんなことはありません。

最初は一日15分でもいいです。
毎日やる癖をつけることが第一です。
慣れてくれば必要に応じて、時間を延ばしてもいいでしょう。
また、やる内容も教科書にざっと目を通しながら、その日の授業を思い出したり、次やるところをさっと見て、「こんなことをするのかあ。」と思うだけでも違います。
そうすれば、自分が理解できていないことが分かるので質問できます。
次の内容をあらかじめ知っていれば、心構えができているので授業の理解もしやすくなります。
大事なのは、継続することと苦にならない(耐えられる)ようにすることです。
つまり、勉強に慣れるということです。

自分で勉強の習慣を作れるかどうかで、学校の生活も成績も大きく変わります。
毎朝起きたらトイレに行くように、習慣にしてしまえば勉強もつらくなく、何も考えずにやるのが当たり前になります。

「面倒くさい」とか思うかもしれませんが、あれこれ考える前に、先ずはやってみましょう。
意外と簡単なものですよ。
そしてできるようになれば、もう勉強の心配はありません。

上手くいかないときは葛西TKKアカデミーにご相談ください。
いつでも、一緒によくする方法を考える準備ができていますので。

2018.04.05

整理整頓をしよう!生活習慣が学力アップにつながります。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生活習慣の改善から勉強を考えます。

勉強と環境は深い関わりがあります。
勉強しやすい環境であれば当然成績もアップするでしょう。

勉強ができる生徒は整理整頓ができている場合が多いと言われています。
もちろん必ずしもという訳ではありません。
しかし、整理整頓をすると勉強に効果的である理由がいくつか考えられます。

1.集中力を高める
目の届く範囲にゲームや携帯電話などがあると、どうしても気持ちがそちらに行ってしまいます。
誘惑に負けて、ほんの少しの休憩のつもりが気付くと何時間もたってしまったなんてよくあることです。
勉強に必要ないものは視界に入らないようにしましょう。
目の前になければ余計なものに気を取られず、勉強に集中できます。

2.効率を上げる
勉強中に必要なプリントや教材がなく、探している間に時間が過ぎてしまったなんてことはよくあります。
普段からプリントを科目ごと分けるなど、普段から整理しておけすぐに見つかります。
どこに何があるかが分かり、必要な時にすぐに手が届けば勉強の効率も上がります。

3.判断力や論理的思考が身に付く
整理整頓をするということは、先ず必要なものと不必要なものに分けたり、使用頻度や重要性によって物を分別しなければなりません。
その時に優先順位や取捨選択などの判断力が養われます。
身の回りの物を扱いやすく配置するにはどうすればいいかと考えることは、論理的な思考の訓練にもなります。
特に変わりつつある学校教育では、これらの思考力が大きく問われます。
気付き考える力を鍛えるためにも、整理整頓は役に立ちます。

4.勉強しない言い訳をなくす
「プリントがなくなったから。」とか「汚くてやる気が出ない。」などの言い訳をなくす効果もあります。
「そばにゲームがあったから、ついつい遊んでしまった。」
特に勉強が嫌な生徒は何かにつけて言い訳をします。
これを防ぎ、勉強するしかない状態にすることが大事です。

5.何よりも気持ちがいい
「面倒くさい。」とか「どうせまた使うから放っておいていい。」などと言って片づけない生徒がいます。
そして、勉強に必要なものがどこに行ったか分からなくなる。
散らかった環境に慣れてしまうと、将来自立した時も片づけられず、俗に言う「汚部屋」になることも考えられます。
慣れると気にならないのでしょう。
しかし、整理整頓の気持ち良さを知らないだけ。
整理された環境のスッキリした爽快感をしればそのようなこともなくなるでしょう。
綺麗な環境で効率よく勉強し成績が上がれば、やはり気分もいいものです。

整理整頓を「面倒くさい」と言い、やらないことがが常態化すると勉強自体出来なくなります。
なぜなら勉強とは「面倒くさい」ものだからです。
程度の差はあれ生きること自体も「面倒くさい」ことですし、ちょっとした手間を嫌がらずにやることで大きなチャンスが訪れたりします。

料理と同じですね。
手間を手間と思えないくらい習慣にしてほしいです。
そうすればおいしい料理が味わえます。

整理整頓は今後の生活においても大きな差を生みます。
最初は大変ですが是非やってみてください。

2018.04.01

桜満開!この週末は花見にぴったり。しかも、昨日は「ブルームーン」!美しい満月と夜桜も乙なもの。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは自然に感動する塾です。

すっかり暖かくなり、どこも桜が満開となっています。
春ですね。
この週末はお花見に行く人が多いことと思います。
丁度見頃ですね。

私ごとですが、四歳の娘が通う保育園の桜も満開でした。
ご覧のように、よくもここまでと思うくらい、枝にいっぱいの花を咲かせていました。]

ところで昨夜は「ブルームーン」でした。
私も空を見ましたが、とても美しいまん丸の満月でした。

残念ながら、仕事で月を見ながらの夜桜見物は出来ませんでしたが、きっと素敵だと思います。
機会があれば、1日遅れのブルームーンと桜を愛でたいなと思います。

皆さんもいかがですか。
綺麗な満月は、夜桜により一層の妖艶さを添えてくれます。
きっと感動的な夜になりますよ。

勉強には豊かな心が欠かせないと考えています。

ちょっとしたことに気づき興味を持ったり感動したりする。
これこそ学びのきっかけであり原動力であります。

だから、子供が感動しそれを一所懸命話し大人に伝えようとしているときは、たわいのないことでも耳を傾け共感してあげてください。
感情を共有する喜びを知れば、色々なことを発見し考え伝えようとします。
こうして豊かな心が育つと同時に、思考力も育ちます。

花見に限らず自然に触れるのは、ちょっとした感動や発見を味わえる方法の一つです。

この「気づき、考え、伝達する力」が、現在、文科省が生徒に求める力です。

葛西TKKアカデミーは、ただ知識を植え付けるだけではなく、心も育む塾を目指しています。

2018.03.30

以前ご紹介した5分で読める物語『五分シリーズ』(河出書房新社)がラジオやYoutubeでも聞けるようになりました。物語の世界を想像してみてください。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒たちの想像力を大切にします。

以前ご紹介した河出書房新社の『五分シリーズ』がラジオやYoutubeで聞けるようになりました。

『五分シリーズ』(河出書房新社)のリンクはこちら

文科省が推進している「朝の読書活動」に基づき、多くの小中学校で朝10分程度の読書の時間が設けられています。
この通称「読活」のお陰で、小中学生の読書量が増ています。
このような背景もあり、学級図書として短い時間で読める短編の読み物の需要が高まっています。

この『五分シリーズ』は5分で読めるというコンセプトで、一冊に10本ほどの短編集となっております。
内容も「感涙」から「衝撃」まで幅広く、好みに応じて選ぶことができます。
もともとはweb投稿コンテストへの投稿物でしたが、非常に人気が出て書籍としても扱えるようになったそうです。
新人作家が中心とはいえ、内容のいいものばかり集められ、意外などんでん返しがあったりして面白いです。

本当に短く手軽なので、大人が通勤通学の車内で読んでもいいでしょう。

そんな『五分シリーズ』が今度はラジオやYoutubeで聞けるようになりました。

『五分シリーズ』の朗読、Youtubeへのリンクはこちら
文化放送『真夜中のラジオ文芸部』へのリンクはこちら

人気声優三人(豊永利行、小松未可子、三上枝織)が文芸部員となって小説家やアニメ、漫画の原作者を目指すというコンセプトで番組が展開していきます。
その中に『五分シリーズ』の朗読プロジェクトも含まれています。

本来読書という観点では、実際に文字を読んで自分の想像力を生かして物語を楽しむのがいいです。
漢字や語彙の勉強になりますから。

しかし、朗読を聞き物語を考えるだけでも、理解力を高め想像する訓練になるでしょう。
純粋にお話を楽しむのであれば、こちらでも十分かもしれません。

逆に、話を聞いてから原作を読みたくなることもあるでしょう。

いずれにしても、朗読を聞く価値はあると思います。
ラジオなので作業中でも聞けますしね。

一度お試しください。

SNSが普及している現在、生徒たちの言語活動は非常に限定的で、毎日同じメンバーと同じ内容のコミュニケーションを繰り返すようになっています。
昔なら、そのようなツールはないので嫌でも様々な人と触れ合わなくてはならず、自然と多様な考え方に触れ理解力と表現力が養われてきたものでした。
しかし今はそうではなく、私も現場で生徒たちを教える時、これらの能力が非常に低下してきているのを感じ、危惧しております。

どのような形であれ、様々な言葉に触れる機会を作る必要があります。
なぜなら言語は直接思考と結びつき、言語の貧困はそのまま思考力の貧困につながるからです。

取り掛かりやすいものから読書を始め、やがてその面白さに引き込まれ、どんどん本を読んでもらえることを期待します。
非日常的な物語は刺激的で、生徒たちの想像力を培うのにも役立ちます。
それは与えられたものを正確に読み取る力に加え、自己表現、自ら創造する力にもなります。

現在、文科省は知識偏重の学習ではなく、学んだことを活用し始めから答えの定まっていない問題まで対処できる人材の育成を目指しています。
それが今、着々と進められている教育改革の基盤の一つです。
このような人材には状況を分析する力、持っている知識を適応する力、論理的に結果を判断する力、そして自分の考えを誤解なく伝える力が必要になります。
このような力が備わっていない生徒は、今後の勉強や受験において非常に困ります。
そうならないためにも、この『五分シリーズ』は考える力を養い、より高度な学びへの入り口として最適かと考えます。

2018.03.26

暖かな春がやってきました。花が咲き、緑が芽吹き、虫や動物が現れ始めます。自然に敏感であれば新たな発見もいっぱい。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは季節の変化を感じ取る感覚を大切にします。

今週は暖かい日が続くそうです。
本格的に春の到来です。

私の周りも桜が咲き、その他様々な花が満開です。


冬の間冬眠していた虫や小動物も動き始めます。
少し注意すれば自然の変化に気づくことができます。
そんな小さな発見が日々になんだか幸せを感じてしまいます。
季節の変化を感じられる環境にいることに感謝です。

季節の変化に限らず、日常の何気ない生活の中にも小さな発見がたくさんあります。
そこに喜びや疑問を抱き、探求を深めることは、学びの面白さを実感する良い機会です。

葛西TKKアカデミーでは、生徒たちの些細な疑問や発見(学校の勉強と関係ないことでも)を尊重し大切にします。
小さな塾ですが、入り口に観葉植物を置いているのもそのためです。
生徒たちが入ってくるときに何か変化に気づき興味を持ってほしいと思っています。
「なんか暖かくなって葉っぱが増えてきたなあ。」とか。
正直、もう少し利益が出れば小動物でも飼ってみたいなとも思っています。

このような知的好奇心をくすぐる経験をすれば、学校の勉強でも自主的に取り組めると考えます。
そして、自主的に探究する姿勢は、現在進行している教育改革で行われるアクティブラーニングの要になります。
今までのように知識だけあればいいという教育方針から大きく転換し、身に付けた知識を活用して未体験の問題に対応できる人材育成を文科省は目指しています。
それに伴い教育制度も大きく変わり、学校でも日頃から調査研究そして発表を要求されるようになります。

そのような探求の第一歩は出された条件を正確に分析できる目を持ち、積極的に考え調べる能力です。
これは教えられてできるようになるものではなく、経験が大きくものを言います。
従って、普段から身の回りをよく観察し気づける訓練が必要です。
そういう意味では、自然の変化が分かりやすい日本はうってつけです。

伝統的にも自然をめで感じ取ってきた日本人には、血の中にそのような感覚が備わっていると言えるでしょう。
忙しさに忘れがちですが、時には立ち止まり、道端にある自然の変化に目を向けるのもいいでしょう。

2018.03.24

「中一ギャップ」ってご存知ですか。新しく中学一年生になる生徒は要注意です。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒たちが新しい環境に適応できるようにサポートします。

「中一ギャップ」という言葉をご存知ですか。

小学校から中学校へと環境が大きく変わります。
学校のシステムが変わり勉強も高度になって、初めてのことだらけ。
先生が教科ごとに変わったり、定期試験があったり、部活などの先輩後輩の関係がより厳しくなったり。
新しい学校になじめず戸惑うことが多くなります。

加えて、この時期は子供たちの第二次性徴の時期でもあります。
声変わりや初潮、体型もより大人っぽく変化します。
しかし、心は十分に成長しきれているとは言えず、不安定で多くの不安や悩み、ストレスを抱えます。
大人と子供のはざまで、自分でもどうしていいか分からなくなる。
周りの大人も、ある時は自分たちを大人扱いするのに、ある時は子供扱いする。
その矛盾に理不尽さを感じることもあります。

この環境と心身の変化が丁度、中学一年生で起こるので「中一ギャップ」と呼ばれています。
そして、その急激な変化にうまく適応できずに、学校に行くのが嫌になったり、体調を崩したり、落ち込んだり。
様々な問題が起こるのです。
子供から大人に変わる中途半端な過渡期は、俗に言う反抗期とも関係します。

では、どのように対応すればいいのでしょうか。

第一に、大人が信頼されいつも寄り添い頼りになる存在であること。
中学生になると色々なことが自分でできるようになります。
自分に自信ができプライドも高くなってきます。
自尊心は決して悪いことではありませんが、注意しないと心を傷つけたり自暴自棄の原因となります。
何でもできるように見えて心はまだ十分成長できていないので、実はどうしていいか自分自身のことでさえ分からないことが多いのです。
そんな時は、何でも素直に安心して話せる存在が必要です。
大人が子供に共感し、同じ立場に立って問題を解決するために考えてあげる。
「自分でどうにかしなさい。」とか「ちゃんとできるでしょう。」というような突き放す言葉はいけません。
ましてや、大人の考えからを押し付けるのもいけません。

しかし、この時期の子供はあまり大人にべたべたされるのも嫌います。
適度な距離感が重要です。
関わりすぎず、突き放し過ぎずです。

次に情報を正しく伝えること。
中学校と小学校では人間関係も勉強もかなり違います。
それを知らないで新しい学校生活に入ると、その差の大きさに驚くのも無理はありません。
従って、中学に入る前から少しずつ情報を与え、生徒が準備と覚悟ができるようにしましょう。
いいことばかりではなく、悪いことも含めて現実を話しましょう。
そうでないと「こんなはずじゃなかった。」ということになります。
大事なのは、嫌なこと、苦しいことがあっても、みんな経験してきているし、必ず乗り越えられると安心させることです。
その際に、困ったときは大人が力になると分かれば安心感も違ってきます。

第三に勉強を助けてあげましょう
小学校とは授業の内容もかなり異なり、今まで知らなかった概念や考え方がたくさん出てきます。
その情報量に圧倒され、先生が何を言っているのかさえ分からなくなります。
そんな時に教えてくれる誰かがいると、生徒も気持ちが楽になります。
中学生だから一人でできるなんて思わないでください。
勉強が難しくなった三年生から勉強を見てあげればいいと考える人がいますが、むしろ急激な変化に対応しなければならない一年生の方が生徒は支えてほしいのです。
勉強を教えることができなくても、せめて勉強習慣が維持できるようなサポートはするべきです。
自分が教えられなければ、教えられる他の大人を紹介したり、学校の先生に指導してもらうように促すのもいいでしょう。

最後に身体面のサポートもしてあげましょう。
体の変化は明確に表れ、その変化をどう受け止めていいか分からなくなることがあります。
初めての経験に一人で悩み苦しむこともあるでしょう。
そんな時は大人が自分の経験も踏まえてアドバイスをしてあげてください。
体の変化は当たりまえで、決して恥じることではないということ。
自分が彼らの年齢のときはどうしたか、話し合うのもいいと思います。
また、成長期において健康は重要ですが、子供たちはよく理解せず、知らずに害することもあります。
生活リズムを見て、必要であれば適切に指導することも大事です。
食事や睡眠時間、運動など健康に関することは、子供だけではなかなか管理できないものです。

様々な変化に見舞われ、子供たち自身もどうしていいか分からない時期です。
彼らに寄り添い、同じ目線に立って一緒に解決策を考えましょう。
まだまだ未熟な彼らです。
上手くいかないこともあるでしょう。
でも、責めてはいけません。
大切なのは、彼らが大人が誠実に気にかけてくれると実感できることです。
手助けは必要です。
失敗にくじけず、中一ギャップを乗り越え、前向きに学校生活が送られるようになってほしいです。

葛西TKKアカデミーも、そんな子供たちの力になれることを心から望んでいます。

2018.03.21

「ピクチャーディクショナリー」ってご存知ですか。イメージで理解するので分かりやすい。英語の単語力アップにお試しください。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは小学生の英語指導も承ります。

英語を学ぶ上で、初級者がぶつかる壁として単語があります。
英語が嫌いになる最初の原因が大抵ここにあります。

ローマ字のようにスペルと発音が1対1対応ではない。
日常生活の中で英単語がないので、なじみがないから覚えられない。
など理由は様々です。

当塾の英語嫌いの生徒は、単語を覚えるのが嫌だから最初の文字が「p」であればいつも「people」、「in」であればいつも「interesting」としていました。
もちろんこれで英語が分かるはずもありません。
単語を最後まで見て判断する気力さえなかったのでしょう。
お陰で非常に苦労しました。

皆さん、ピクチャーディクショナリーをご存知ですか。

ピクチャーディクショナリーとは文字通り、絵で描かれた英語の辞書です。
イラストで描かれているため親しみがあり、取り掛かりやすいという利点があります。
つまり、絵本みたいな感覚で学べるということです。

本来、言葉はイメージと直接結びついているものです。
しかし、英語初級者は一度日本語に変換してから両者を結びつけます。
「英語⇒日本語⇒イメージ(英語を聞く、読むとき)」
「イメージ⇒日本語⇒英語(英語を話す、書くとき)」
このように余計な変換が入るので脳の負担が大きくなり、なかなか英語ができないということが起こります。
ピクチャーディクショナリーはイメージと単語を直接結びつけているので、本来の英語脳の発達に役立ちます。

綺麗なイラストが多用され脳への刺激も強く、視覚的に一度に多くの情報が入ってくるので、目的の単語だけではなく周辺にある単語まで覚えられます。
勉強という堅い感覚がなく、ただ眺めるだけでも楽しいので、知らない間に覚えることもあります。
また、絵は海外の日常生活を描いたものもあり、海外生活の情報も得られると同時に微妙なニュアンスを理解するのにも役立ちます。

ただ、ピクチャーディクショナリーは覚えやすい反面、忘れやすいという欠点もあります。
従って、常に手の届くところに置いて、気が向いた時や、「おやっ」、「あれっ」と思ったときに見られるようにするのがいいでしょう。
また、単語のワークなどを併用して定着を図るのもいいと思います。

お勧めのピクチャーディクショナリーをご紹介します。

『オックスフォード ピクチャーディクショナリー』
4000語をカバーしており、CDも付いているので発音も分かります。
日本語訳も付いたバイリンガル版もあります。
4000語は日常生活に必要な基礎語を学ぶには十分ですが、ちょっとボリュームが大きいかもしれません。

『ロングマン チルドレンズ ピクチャーディクショナリー』
こちらは800語とお手軽で、CDも付いているので単語をしっかり一つ一つ学びたい人にはお勧めです。
カラフルで子供でも楽しく学べます。

いずれも初級者が英語を学ぶ第一歩として適しています。

2018.03.18

先日、東京大学が2020年より変わる入試テストにおいて英語の民間試験の結果を合否判定の材料にしないと発表しました。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは2020年より変わる入試制度について考えます。

先日、東京大学が年より新しくなる「大学入試共通テスト」において、民間の英語試験を合否判定の材料にしないことを発表しました。
「現時点で業者テストを入学の試験として用いることは、あまり正しくないだろうと。ちょっと拙速だろうというふうに考えています」と福田裕穂副学長はおっしゃったそうです。

文科省が進める新しい入試制度では、英語の四技能(読む・書く・聞く・話す)を評価するために、大学入試共通テストでは英語の試験を行わず、民間の英語試験を受験生に課す方針です。
これまでのセンター試験では特に「話す」力が判定できないとの観点から決められました。
しかし、移行期間として2020年から4年間は移行期間として、大学入試センター試験のようなマークシート方式のテストと民間の英語試験の両方を受けさせるようです。

東京大学では移行期間の終わる2023年の入試までは、大学入試共通テストの英語の成績と二次試験の結果で判定するそうです。
そして、民間の英語試験の結果は、入試後の学生の英語力を追跡するために活用するらしいです。

民間の英語試験の活用は以前から様々な疑問が投げかけられていました。
・目的の異なる英語試験の結果を一律に評価していいのか。
・受験生や家庭への経済的負担が増え、家計の差が大きく影響するのではないか。
・入試に活用するには共通テストよりも早く受験する必要があり、スケジュールとして大丈夫なのか。受験生に十分な準備期間があるのか。
・都会なら会場や機会が豊富だが、地方では受験するにも会場が少なく、高い交通費を掛けて受けなければならないので、地域格差が生じるのではないか。
など多くの意見が寄せられています。
文科省がどのように対応するかはまだ不明な点が多いですが、入試である以上、公平性と妥当性は保ってほしいものです。

例えば、「聞く」「話す」能力は長けているが「読む」「書く」能力が劣る生徒が英検を受けた場合、一次試験である記述テストで合格点に達しないと面接試験を受けられないので、自分の長所を生かした受験ができなくなります。

東大であれば合格者は一定水準の英語力を持っているはずなので、民間試験はさほど意味がないのかもしれません。
もしくは本当に新制度の公平性と妥当性に疑問を呈しているのかもしれません。
いずれにしても、東京大学が民間の英語試験で合否判定をしないと決定したことは、他の大学にも影響を与えずにはいられないと思います。

東京オリンピックがあるから2020年にこだわっているのでしょうか。
しかし、新しい大学受験制度の進展は遅々としていて、まだ具体的にはっきりとした全容は表せていません。
同様に現場の学校でもどのように対応するのか、本当に対応できるのか、全くの未知数です。
パソコンやタブレット端末のようなハードの面だけでなく、指導する教師たちの技術的な問題もあります。
時間をかけ良い制度に仕上げてから実践した方がいいと思います。
個人的には準備不足は否めないように見えます。
2020年に固執して不十分な教育を受けるようなら、生徒たちが不憫でなりません。

今行われている教育改革はこれまでにない大改革です。
それなりの準備が必用なのに時間と状況が整っていないように思えます。
これが私の勝手な取り越し苦労ならばいいのですが。

生徒がどうであれ制度としては決定事項です。
そうなれば我々で不十分な部分は補っていくしかありません。
もちろん葛西TKKアカデミーはそんな生徒たちの支援を喜んで行います。

新しい試みで誰もが皆、五里霧中の状況です。
備えあれば患いなしという言葉もあります。
早めの対応が生徒たちの人生を左右するかもしれません。

2018.03.15

先日の「お疲れ様の会」で生徒からプレゼントをいただきました。とてもかわいい観葉植物です。大切に育てたいと思います。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒や家庭との親密な関係を築き大切にします。

この写真は、先日、葛西TKKアカデミーで行われた「お疲れ様の会」のときに生徒から頂いた観葉植物です。
手のひらサイズの小さな観葉植物です。
かわいいリスも付いていて、とても素敵です。
くれた生徒らしいなと思いました。
鉢に移して大切に育てようと考えています。
季節も春めいてきたのでどんどん大きくなるのでしょうか。
非常に楽しみです。

思いもかけないサプライズでびっくりしました。
そんなこと何も期待していなかったので。

これも生徒が私を慕ってくれてのことかと目頭が熱くなる思いでした。

葛西TKKアカデミーはまだまだ駆け出しの小さな塾です。
様々な方々に助けられている点が大きいです。

保護者の方からお菓子の差し入れや備品の寄付をいただくことがあります。
助かります。
ありがとうございます。
このような細かな気遣いが本当にうれしいです。
皆様からの支えて下さる気持ちにお応えすべく、私も全力で生徒たちと当たり、指導いたします。

生徒たちも気さくに接してくれます。
いつも本音で話せる関係を築くことをモットーにしています。
そしてお互いを思いやり信頼できる関係が葛西TKKアカデミーの良さだと自負しております。

このように個別指導塾葛西TKKアカデミーは人とのつながりを大切にします。
ビジネスの関係ではなく、人間同士として本気で付き合える塾にしたいと考えています。
当塾で出会った全ての方々との縁を大事にし、感謝の気持ちを忘れず生徒たちを支えていきたいと考えています。

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