塾長ブログ

2017.05.22

2020年 大学入試が大きく変わります

以前、このブログでも触れましたが、

2020年より大学入試制度が大きく変わります。

ブログ「2020年より様々な制度が変わります」

 

つまり、今の中学三年生から大学入試の仕組みが変わるのです。

 

当然それに伴い、高校の授業の内容とあり方、ひいては小中学校の授業も変わっていきます。

今の中学三年生を持つ家庭は目の前の高校受験で精一杯で、きっとそれどころではないでしょう。

しかし、受験が終わったら一度じっくり考える必要があります。

 

細かい点はまた別の機会に述べるとして、今回は概要として、私の個人的な見解を述べたいと思います。

 

先日、文部科学省「大学入学共通テスト」の実施方針最終案が発表されました。

英語は民間の検定試験が利用できること、国語、数学では記述問題を出すことなどが今までとの違いです。

更に英語で「書く」「話す」を評価に加えるなど様々な変化が見られます。

(この英語の評価に関する疑問点は後日、このブログで触れたいと思います。)

今回の改革の基本的考え方は、今までの「知識・技能」中心の評価だけではなく、

一歩進んで、その知識・技能をいかに活用できるかを考え「思考力・判断力・表現力」、更に実際に行動できるか「主体性・多様性・協調性」まで評価する。

そうすることにより変化の目覚ましい、グローバルな社会で活躍できる人材を育成しようというものである。

この目標を実現するために現場の教育方法も変えなければならない。

それで取り入れられるのが「アクティブ ラーニング」「グローバル教育」「ICT教育」「キャリア教育」などである。

以上が改革の概要です。

確かに言っている内容自体は何も間違っていないし、素晴らしいものだと思います。

でも気を付けてほしいのは、これを実践するときに混乱が起きないか、本当に目標を達成できる仕組みが整っているかです。

そうでなければ「ゆとり教育」の二の舞になってしまいます。

学校教育という巨大な仕組みの中で、上に立つ文部科学省は理想を掲げていますが、それが末端まで誤りなく伝わり、現場が理解し、目的に沿って適切に行動できるか不安です。

新たに導入される「アクティブ ラーニング」という教授法を現場の先生はきちんと習得し実践できるのだろうか。

講習だけやって終わりでは無理でしょう。

「ICT教育」も同様で、道具だけ渡しても人間が使いこなせなければ意味がありません。

他のものもそうです。

新たなものを導入するときは、それが効果的に使われなければなりません。

そのためにはかなりの準備と訓練が必要です。

この辺りは万全でしょうか。

 

また、今までの「知識・技能」だけでもままならなかったのに、さらにそれを土台としたところまで教育が進むのでしょうか。

確かに「知識・技能」が身に付いた子供たちにはいいでしょうが、そうでない子供たちはどうなるのでしょうか。

第一歩でつまづいているのに、そこから先には進めません。

ここの対応は具体的にどうするのでしょうか。

また、教える先生も「知識・技能」中心の教育できたのに、それ以上のものをうまく教えられるのでしょうか。

教えるということは本当にその内容を理解し身に付けてないとできません。

全ての先生が2020年までにできるでしょうか。

 

新しく制度を変えるときは、ただ理想だけを掲げるのではなく、具体的に現場と連携して、万全の準備を整えて実施しなければなりません。

そうでないと混乱し、形式だけになって、結局何の意味もなくなってしまう。

その時に一番被害をこうむるのは生徒です。

学校で過ごす時間だけでなく、その後の人生に大きく関わるのだいう自覚と責任は持てるのでしょうか。

 

改善の努力は素晴らしい。

ただ、やるならば万全の準備をして実行において誰も不利益のないようにする。

教育の改革は人の人生を左右する一大事業であることを忘れないでいてほしいと思います。

 

 

2017.05.19

今年も咲いてくれました。

五月も半ばを過ぎ、すっかり初夏の暑さになってきました。

 

今日、我が家のサボテンとバラが咲いていました。

毎年咲いてくれてありがとう。

でも、今年は私の手入れが行き届いていなかったせいか、サボテンが一輪。

今まで5~7輪咲いていたのに。

植物に詳しい人がいましたら、どうか手入れのアドバイスをください。

 

バラもこれからもっと咲くのでしょうが、小さいです。

うーん、栄養不足でしょうか。

この週末に土を替えてみます。

 

そして、今年も緑のカーテンに取り掛からないといけませんね。

もう時期的には遅いかな。

今年もゴーヤを植えてみようと思います。

小さくてもいいから実るといいですね。

 

植物を植えて育ってくれると気分がいいです。

植物のある空間は落ち着きます。

 

葛西TKKアカデミーの生徒たちもグングン伸びるように、

私が手塩にかけて、大事に大事に育てないといけませんね。

そして、来年には大輪の花を咲かせてほしいと思います。

 

 

2017.05.19

Michel Gondry その2

以前紹介しましたが、ミッシェル・ゴンドリーの第二弾です。

 

今回紹介するミュージックビデオはケミカルブラザーズの『Star Guitar』です。

 

The Chemical Brother - Star Guitar

[embed]https://www.youtube.com/watch?v=0S43IwBF0uM[/embed]

 

一見、何の変哲もない車窓の風景を映しているようですが、よくよく見るとその風景と音楽がリンクしているのが分かります。

鉄塔や信号機、煙突など、映し出されるものが映されるタイミングとドラムやシンセサイザーの音がぴったり合っているのです。

しかも、映像が何の不自然さもなくつながっていています。

いつものことながら、「どうやってこんな映像を作ったのだろうか。」「よくこんなアイデアを思いつくな。」と関心させられます。

 

ミッシェル・ゴンドリーに関してはまだまだ面白いミュージックビデオがあるので引き続き紹介していきたいと思います。

 

 

2017.05.18

どうして英語はやる気にならないのか

生徒の間で「英語はやる気になれない。」という声を聞きます。

どうしてなのでしょうか。

 

たいてい「日本で英語なんて必要ない。」と答えます。

この言葉には二つの解釈があると思います。

 

一つは文字通りの解釈。

実際日本で、英語を使わないという選択をして生きていけなくはありません。

公用語が日本語である以上、それ以外の言語が分からなくても生活できるのが前提です。

 

でもこの考え方には落とし穴があります。

まずは、英語という選択肢を放棄するということは、人生の選択の幅を狭めることになる。

言い換えれば、自分の可能性を広げる機会を自ら捨てているということ。

反対に英語ができればどれだけの可能性が増えることか。

単純に収入を考えてもその差は大きいです。

現実としてこれは間違っていません。

ただ子供たちは社会経験が少ないので、それでどれだけの損失になるか実感しません。

だからこそ大人が上手に子供に分かるように具体で気に説明しなくてはなりません。

この説明が大人の腕の見せ所です。

そこを理解すれば、英語を勉強する意義が出て、取り組むようになるでしょう。

 

もう一つは、その言葉は方便であって、本当の理由は別にあるという解釈です。

「英語をやりたくない。」という気持ちを正当化するための理由付けです。

 

この場合は単に逃げているだけなので、やりたくない気持ちをなくせばいいのです。

とは言え無理やりはいけません。

子供が自主的に取り組むように導かなければいけません。

基本的には英語を学ぶ楽しさ、喜び、達成感と感じさせればいいのです。

でもこれはテストでいい点を取るということではありません。

たいていこのように言う生徒は、英語に対して苦手意識が高く、テストでいい点を取ることをあきらめている、そんなテストの点だけで騙されない生徒です。

テストのための英語が役立たない、意味がないと悟っている子供たちです。

でも心のどこかで、「英語が話せたらいいな。」と思っているはずです。

では、どうすればいいのでしょうか。

テストのための勉強をとりあえず置いておきましょう。

そして、とっかかりやすいことから始めましょう。

 

一般的には音楽や映画がいいでしょう。

「外国人アーティストの歌が歌えたらなあ。」

「この歌詞どういう意味なのだろう。」

「日本語の字幕や吹き替えで見た映画を、その俳優本人の声で聞きたい。」

「YouTubeで話していることを理解したい。」

そんな自主的な動機付けが大切です。

 

「外国人の友達が欲しい。そして日本以外のことを知りたい。」

「友達が外国人と話して楽しそうだから、自分もその輪に入りたい。」

「海外で自分と同じ趣味を持つ人と、いろいろなことを共有したい。」

コミュニケーションの楽しさが分かれば、自分から言葉を使いたいと思うでしょう。

 

こうして英語の楽しさ、実用性が分かってくれば、自分の将来とつなげることは簡単です。

そうして具体的な夢が決まれば、進んで勉強するようになります。

 

つまり、子供たちが英語に興味を持つ機会をいかに提供できるかが問題です。

 

英語は言葉である以上、コミュニケーションができること、相手に伝わり、相手を理解できることが第一です。

しかし、残念ながら日本の学校教育では完璧であることを求められます。

学校で教える文法的に正しい英語以外は全てダメという姿勢。

これが生徒の英語に対するやる気を奪うのです。

しかし、実際の英語の使用では文法通りでない場合もあります。

また、文法的に間違っていても、意思の疎通ができ目的を達成することが可能です。

「文法的に完璧な英語を使えるようになる。」のが目標なのか、「英語を手段といして使え、コミュニケーションを通して目的を達成する。」のが目標なのか。

やはり前者では、子供たちに「英語なんて必要ない。」と言われても仕方ないでしょう。

しかし、学校教育では前者です。

理由は単純で、教える者にとってそれが楽だし、テストで点数を付けるのが簡単だからです。

教える者にとって楽な方法が教わる者にとって楽だとは限りません。

生徒たちの成長が目的ならば、やはり教わる者中心の仕組みに変える必要があります。

日本の学校教育も理想に向けて試行錯誤しているようですが、この根本的視点をもう一度考え直す必要があるのではないでしょうか。

そうすれば授業も大幅に変わるし、生徒の英語に対する考え方も変わるでしょう。

 

2017.05.14

書籍紹介 『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典』

今回紹介する本は『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典』です。

 

 

中学、高校で教える英語自体は実践的ではないとは言い切れませんが、その教える過程に関して実用からかけ離れている場合が多くあります。

「英語を教える」ということと「英語について教える」ということを取り違えているのです。

典型的な例は、文法中心の文法対訳法による授業です。

英語をシステムと捉え、一連のルール、品詞と構造による分析によって英語を理解するというアプローチです。

この方法は百年前くらいに行われた教授法ですが、これが英語の実践にはあまり効果がないことは既に多くの国々で認められています。

 

しかし、日本の学校ではこの方法が未だに主流です。

理由はいくつかありますが、第一にテストとして点を付け生徒の差別化を図るには非常に簡単だということ。

第二に多くの英語教師がこの方法で英語を学んでいて、他の方法を知らない、知ろうとしないこと。

第三にこの方法は形式だけを教えればいいので、教える者にとって簡単だということ。

しかし、これらは全て教える立場を中心とした考え方で、教わる者にとっていいとは言えません。

6年間も学校で勉強して会話もできないのは日本人くらいです。

文法用語を聞くだけでも嫌悪感を表す生徒もいます。

形式が分かりテストの解き方を理解する生徒にはいいのですが、そうでない生徒にとっては何のために英語を学んでいるのか分からず、英語に対する魅力は一気に失われます。

 

また、この英語に対するアプローチは実際に英語を使う状況において全く役に立ちません。

そんな文法的分析を逐一やっていては1ページ読むのに莫大な時間がかかり、とてもではありませんが数ページの英文を読むのも大変です。

会話においても、そんなこと考えていると会話についていけず、話ができません。

理解するまでに時間がかかり、さらに自分の意見を考え、そしてどのように話すかも文法で考える。

会話になりません。

 

結局、何のために英語の授業を受けているのか分からない。

生徒は直感的にそのことを理解しています。

 

 

そんな学校の授業に疑問を持つ方にこの本をお勧めします。

実はこの本は『ビッグ・ファット・キャット・シリーズ』と呼ばれる一連の英語読本の一部です。

パイ屋のエドを中心の物語で、読んでいくうちに、その物語の面白さと共に英語を身に付けるようになります。

特別イラストも多く、難しい文はなく、所々に解説もついているので、非常に取り掛かりやすい内容になっています。

実際、私も英語を教える中で、生徒が英語に触れる機会が圧倒的に少ないことに気づいています。

生徒が積極的に機会を作らなければいけないのですが、今のテストのためだけの英語では、そこまでする動機が起きにくいのです。

だからこそ、読み手を物語に引き込める力のあるこのシリーズがお勧めなのです。

 

とは言え、いきなり長文に挑戦するのは気が引けるという人はこの『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典』を先ず読んでみましょう。

最初に英語の解説が書いてあり、英語がどういうものか理解してから読み物を読む形になっています。

この本の一番のいい点は、文法用語を一切使わず英語を説明している点です。

イラストを使って、母語話者が英語をどのように捉えているのかを分かりやすく教えています。

箱と矢印を使って英語のルールを説明し、品詞などの文法用語を使わず、「化粧品」などのように言い換え、身近に分かりやすくする工夫がなされています。

イラストを上手に使っているので、英語が持つイメージやニュアンスがとても伝わります。

更に物語自体も楽しいので、読んでいるうちに語彙も自然と増えていきます。

 

個人的には、まだ工夫すれば文法を簡単に分かりやすくできるのではないかと思う点もありますが、全体的には非常に優れていると思います。

また、物語という性質上仕方ないことですが、どうしても過去形中心の文章になってしまいます。

その点は英字新聞や雑誌、その他の読み物で補う必要があるでしょう。

いずれにしても、英語入門としては評価できます。

学校の文法中心の英語で挫折した人は、この本でもう一度英語を見直してください。

英語に対する考え方がかなり変わってくると思います。

 

 

2017.05.09

五月病

ゴールデンウイークも終わり、また現実に戻る時期になりました。

この時期よく言われるのが五月病です。

 

五月病と言っても、肉体的病気というよりは、なんとなく気分がすぐれない、やる気が出ない、なんかシャキッとしないというような気分の問題が多いようです。

精神的に不安定になり、鬱のような状態だったり、逆にイライラして落ち着かない状態だったりします。

一般的に大人に限らず子供でもなるようで、しかも、五月病と言いながらこのような症状になるのは五月だけとは限りません。

四月に新年度が始まり、新しい環境で早く慣れようと緊張しながら生活するのですが、五月、ゴールデンウィークの連休になると、ふと緊張の糸が解け精神的に落ち込むようです。

新生活で気合を入れている人ほど、その反動からか、五月病が深刻になるみたいです。

あまり気にしない人ならいいのですが、休みに入って自分を見つめ直す機会があると、失敗やうまくいかなかったことが思い出されて、自分を余計に責めて自信を失い、やる気もなくなってしまう。

つまりはストレスが原因ということになるのです。

 

子供の教育に関わる者としても、この状況は見過ごすわけにはいきません。

皆さんも自分の子供が五月病になっていないか確認してみてください。

さっきも言ったように、まじめないい子ほど五月病にかかりやすいみたいです。

なんかイライラする、やる気が出ない、学校に行きたくない、寝つきが悪い、食欲がない、だるい、疲労感が抜けない。

このような症状が現れたら五月病かもしれません。

うまく対処しないと、そのまま不登校になってしまいます。

 

対処法はいろいろですが、一般的に次のようなことがあげられます。

 

まず、ストレスを取り除いてあげる。

先ほど述べた通り、まじめで完璧主義の子供がなりやすいです。

自分の理想と現実の違い。

思うようにいかないので責任を感じストレスになる。

だから、完璧でなくてもいいことを分からせてあげましょう。

焦らず自分のできる範囲で構わないんだと言ってあげましょう。

 

次に体を動かすこともいい方法です。

軽い運動でも構いません。

外に出て、太陽の下で体を動かすと、夢中になって嫌なことも忘れてしまいます。

リフレッシュすると新しい考え方も生まれ、別の視点から見直すことできるようになります。

新たに前向きな気持ちになれば、また頑張れます。

しかも、運動すればお腹が減り、食欲もわきます。

また、肉体的に疲れれば夜も熟睡ができます。

 

子供たちと一緒に運動すれば尚いいでしょう。

親子のスキンシップにもなりますし、会話のきっかけにもなります。

そうすれば子供も心を開いて悩みを打ち明けるかもしれません。

そうして心の平穏が得られるといいです。

料理も頑張って、おいしく栄養バランスが取れたものを食べれば、きっと元気になって学校にも行けると思います。

 

中学生時代は成長期であり、思春期でもあります。

心身ともに大きく変化し、いろいろ不調などが発生します。

大人はそんな子供の変化に注意し、適切に対処してやる必要があります。

それは子供の健全な発育に欠かせません。

常に注視し、予兆を見逃さず、上手にサポートしましょう。

 

2017.05.04

鋸山に行ってきました

ゴールデンウイーク真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。

私も5月3日、千葉県の鋸山に行って来ました。

普段、家族サービスで足を延ばすことがなかなかできないので、何とか一日、家族で過ごせる時間を作りました。

 

家から電車を乗り継いで二時間。

ゆっくりしていたらすぐ一日が終わってしまうので、休日にも関わらず早起きをして出かけました。

 

内房線の浜金谷駅に降りると、目の前に平らで山頂が少しギザギザした山が見えます。

これが鋸山です。

 

少し歩くとロープウェイ乗り場に着きます。

やはりゴールデンウイーク。

昼前ですがすでに結構な人が並んでいました。

山頂に出発。

 

山頂からの景色は美しく、東京湾を隔てて対岸の久里浜を結ぶフェリーが行き交い、うっすらとですがかすんだ富士山の雪を携えた姿も見れました。

 

そこから歩いて日本寺へ。

もともと鋸山は石切りの山として、人が人力でくさびを打ちながら石を切り出していろいろな所へ運び出したそうで、今のその石切りの跡が残ります。

 

また、そうした地質を利用して石窟の観音像、日本一の仏像が見らせます。

 

さすが日本一の仏像、その存在感は圧倒的です。

 

またここの名所で「地獄のぞき」というのがあります。

断崖から突き出た岩の先に行って下をのぞけるのですが、さすがに長蛇の列だったので断念しました。

 

アップダウンが激しく、足場も平らでないところが多く、険しい道のりでしたが、三歳の娘はあえてそんな中を冒険して、どんどん先に進んでいきました。

とは言え、さすがに後半は疲れて、下山のロープウェイでは寝てしまいましたが。

 

そこから「カフェ エドモンズ」に行きました。

岐阜から合掌造りの古民家をそのまま移築した喫茶店です。

大きな看板があるわけでもないので、知らないと通り過ぎてしまいます。

無造作な入口を通って進むと店の入り口になります。

一見大丈夫かと不安になりますが、入ってみると素敵なたたずまいです。

 

店内は広く、娘も田舎の実家に来たみたいではしゃいでいました。

NHKの富津市を紹介する番組の撮影に使われたそうです。

マスターもウェイトレスの女性もとても好感が持てました。

 

コーヒーも本格的です。

また、セットの手作りバームクーヘンも最高。

本当にゆっくりと癒される空間です。

 

二階もあって、古美術品の絵画や着物、武者鎧に雛人形など置いありました。

合掌造りらしい高い吹き抜けの天井に感激です。

一階には囲炉裏もあります。

手作り小物も売っています。

昔懐かしい日本の家屋を体験できるいいお店です。

是非皆さんにお勧めしたい場所です。

 

その後、海岸へ。

潮の香、大好きです。

こんなに近くで山と海を満喫できるなんていいですね。

 

ここでも娘が大はしゃぎ。

磯に降りて、ヤドカリや貝、ウニにクラゲ、小魚にカニといろいろなものを探し発見しました。

 

町に住む子供にはなかなかできない経験です。

そして彼女が自然の中、こんなに楽しむなんてびっくりです。

さっき疲れていたのに、すぐに元気になって遊びだします。

遊ぶことがエネルギーの源、元気に体を動かし、様々なことを体験を通して学んでほしいものです。

 

最後に海辺のレストランで夕食です。

富津市はアジが有名らしいです。

ここのアジは豊かな餌に支えられ、脂がのった、おいしいアジで、黄金アジと呼ばれているそうです。

アジフライにアジの天ぷら、アジの刺身はお勧めです。

当然、地元の魚介も堪能しました。

また、磯焼もやっていて、次はそちらも挑戦しようかと思います。

 

ここは温泉もあるみたいで、次回来るときは入ってみたいものです。

 

海あり山あり、とにかく充実した一日でした。

本当にいい一日だったと言える、よい思い出ができたと思います。

皆さんも一度こちらにいらしてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

2017.05.02

書籍紹介 『うんこ漢字ドリル』

これから機会を見ては図書紹介も行いたいと思います。

勉強に関するもの、教育に関するもの、趣味に関するものなどなど、一つに縛られずに紹介したいと思います。

もし興味を持たれましたら、お手に取っていただけることを期待します。

 

第一弾として紹介したいのは『うんこ漢字ドリル』(文響社)です。

本屋の店頭にも並べられていますので、ご存じの方も多いかと思います。

 

小学1年生から6年生までの指導要領に対応しています。

何と言ってもその特徴は、すべての漢字、熟語をうんこに関連付けて紹介していることです。

子供はうんこが大好き。

「うーんこ、うんこ」と歌まで作ってしまう始末。

なぜなのか。

本能なのか知りませんが、うんこが子供に与えるインパクトは絶大です。

 

(記憶)=(インパクト)*(回数)

例えば凄惨な交通事故を目の当たりにしてしまえば、一度であっても、その記憶は脳裏に深く刻まれます。

また、九九を覚えたときに経験している方も多いと思いますが、九九のようなインパクトの薄いものでも、何十回、何百回と繰り返し唱えることで暗記でします。

私が教える時も、いかにインパクトを大きくして子供の記憶に残るようにするか苦心しています。

 

だから、この『うんこ漢字ドリル』は理にかなっているのです。

漢字を覚えることは退屈で、子供には苦痛な作業になってしまいがちです。

しかし、このドリルは違います。

面白楽しく漢字の勉強ができます。

 

1ページに漢字2個ずつ、カラーで大きく書かれ、書き順、熟語も載っています。

そして、その熟語は全てうんこ絡み。

 

漢字は小学生がぶつかる大きな壁の一つです。

今まで効果がなかった人は、是非、このドリルを試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

2017.04.23

2020年より様々な制度が変わります

2020年より様々な教育に関する制度が変わります。

 

一番大きなものはやはり大学入試制度の変更でしょう。

更にそれに伴い高校の教育内容も変わります。

更に中学の指導要領も一年後から新しくなり、これまでとは大きく変わる予定です。

 

まず、大学入試では大学センター試験が廃止され新しいテストになります。

今までのように一回限りの試験ではなく複数回受けられるようです。

チャンスが増えると同時に公平性がどのように保たれるかが気になります。

 

各教科ごとのテストに加え、教科をまたいだ横断的な問題、総合型のテストも行われるようです。

つまり文系・理系の枠を超え、各教科の内容をつなぎ合わせることができなくてはなりません。

特定の教科だけ得意では高得点が見込めないということです。

 

解答方法もマークシートからコンピュータ端末を使った入力形式になります。

つまり普段からコンピュータになれておく必要があるのです。

まだ不明な点が多く、実施してみないと分からないこともありますが、例えば家庭の経済的事情などで家にパソコンがない生徒は不利になるのかもしれません。

ブラインドタッチには練習が必要だし、指一本で一つずつキーを打つようでは到底試験時間が足りなくなるでしょう。

 

学校でも対応が始まっていると思われますが、学校任せだけでは満足いく準備ができるか不安です。

学校外のサポートが重要な意味を持つようになるでしょう。

 

中学でも様々な変更が行われます。

特に注目すべきは、生徒たちの評価方法でしょう。

今までのようにテストをし、その点数が評価の主要内容とはなりません。

思考力・判断力・表現力というような、一つの型にはめれば皆同じ解答にたどり着くようなものではないものの評価を重視するそうです。

生きる力、社会に出たときの即戦力になれる実践的な力を身に付けさせるのが目的です。

 

しかし、このようなものの評価は数字に出にくく、生徒間の優劣を決める形式の評価法とは非常に相性が悪い。

客観性に問題が生じ、どうしても採点者の主観に頼らざるを得なくなっしまう。

この点をどのように乗り越えるかが大きな課題となります。

今のところこの問題に対する明確な解は出ておらず、試行錯誤の段階のようです。

 

ただし、制度の変更期日はすでに決まっており、それまでに納得のできる、そして誰もが理解し共有できる制度ができることを切に願います。

ゆとり教育のときもそうでしたが、理念は素晴らしく間違っていないのですが、実践において、上からの押し付けでなく、現場の十分な理解と具体的で明確な行動内容が伝わっていないといけません。

そうでなければ、いたずらに現場を混乱させるだけです。

そして、その混乱の一番の被害を受けるのは他でもない子供たちです。

多くの子供たちに多大な影響を与える責任の大きさを十分に理解した上で、我々は教育に携わる必要があります。

 

 

 

2017.04.23

手作りパン

昨日は久しぶりに一日お休みでした。

家でゆっくり娘と遊んだり、手作りパンに挑戦したりしました。

 

小麦粉、バター、イーストなどなど、材料を混ぜて、娘とコネコネ。

それから炊飯器で発酵。

これが一回40分で二回。

更にレーズンを入れてレーズンパンにしようと思い、自分で試行錯誤、結局焼きあがるまでに4時間以上かかりました。

 

焼き上がりはフカフカで香ばしい香り。

結構大きなパンになってしまいました。

でも、一日でなくなってしまいました。

作るのは何時間もかかるのに、食べるのは一瞬。

 

見るだけで美味しいのが分かります。

やっぱり出来たてが一番。

 

今日、自習に来た塾生にもおすそ分けしました。

喜んでいただければ幸いです。

 

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