塾長ブログ
2017.04.11
浅田真央選手引退
昨夜、浅田真央選手引退のニュースが入ってきました。
幼いころから有能なフィギュアスケート選手として見続けてきただけに、その世間に与えた衝撃は大きかったようです。
気づけば彼女も26歳。
引退しても当然な年齢ですが、童顔な彼女はなかなかそれを感じさせませんでした。
オリンピックで大きな期待を背負い、なかなかその過度な期待に応えられないと悩み苦しんで、それでも踏みとどまて、ここまで頑張ってきましした。
彼女の演技を見て、その素晴らしさはメダルだけではなく、そのひた向きな姿勢にある。
だからこそ、多くの人々に感動を与え、人々も彼女から何かメッセージを受け取り、心動かされたと思います。
彼女に限らず何かを代表する立場に立たされた人々は、本意でなくても、期待と責任を背負わされてしまう。
それが日本代表となればなおさら。
そして期待に応える結果を出せなかったとき、心無い人は無責任にも彼ら代表者たちを責める。
しかし、その人たちは自分にそんな資格があるのか考えたことはないのでしょう。
自分があんな大舞台で彼らと同等のパフォーマンスができるはずないのに。
代表選手たちに何らかの支援をしているわけでもない。
ただイベントに乗っかって、彼らの成果をあたかも自分のもののように感じ、気分がよくなりたいだけである。
それができなかったからと言って、その怒りを彼らに向け罵るのは大きな間違いである。
我々がすべきことはそんな結果であれ、全力で目標に挑み続ける姿をたたえることである。
長い間様々なプレッシャーや苦しみに耐え、人々に感動を与えてくれた浅田真央選手に感謝の拍手を送ります。
2017.04.10
高校中退
先日、高校の教育困難校について触れました。
子供たちの勉強に対する姿勢と学校に置かれている環境が、教育現場を学習に不向きな状態にしているということでした。
そのような現状に加え、経済的理由、体調の問題、人間関係、大人の教育に対する理解の低さ等、様々な理由で高校を中退する生徒もたくさんいます。
せっかく入学できたのに、勉強が続けられないとは非常に悲しいことです。
一時期よりは減っているものの、多くの高校生が今も中退しています。
東京都教育委員会によると、都立高校のその数は平成26年度で2754人だそうです。
学歴とその人物の能力・人柄とは必ずしも一致しているわけではないのに、いまだに高校中退し最終学歴が中学だと、就職はおろかアルバイトも難しい。
または周りから見下されまともに扱われないという話はよく聞きます。
やめてとりあえずはアルバイトをしたり、それすらせず家に閉じこもったり。
将来どうなるのかと考えるととても心配です。
中には奮起して大検を受けて大学に行く人もいます。
でも、それは本人によほどの精神力と周囲の協力、またそのチャンスを知っているか(情報)が伴わないといけません。
人との巡り会わせ、運も必要です。
なかなか苦難の道です。
誰もが通れるものではありません。
諸事情あって学校をまともに続けられない子供たちを何とかできないかと、特に最近思います。
職業柄、学校にいけない子供たち、学校から退いてしまったこともたちの役に立ちたいものです。
それはこの塾を始めた主旨とも合致します。
そういう意味ではこの塾は十分に潜在力があると思います。
後は、どのようにすればその力を活用できるようになるかが問題です。
2017.04.06
新学年スタート
いよいよ今日から新学期です。
とは言っても今日明日は始業式、入学式で本格的に学校が始動するのは来週からでしょうが。
何はともあれ、新たな気持ちで新しい学年に臨みましょう。
勉強で分からないときは葛西TKKアカデミーが力になるので安心してください。
いつでも誰でも待っていますので、気軽にお訪ねください。
2017.04.06
中高生の英語力
本日4月6日、読売新聞の電子版に次のような記事がありました。
『文部科学省は5日、全国の公立中高生らを対象にした2016年度「英語教育実施状況調査」の結果を公表した。
政府が17年度までに目指す英語力のレベルに達した中学3年生は全体の36・1%(前年度比0.5ポイント減)、高校3年生は36.4%(同2.1ポイント増)だった。
政府目標は50%で、達成は厳しい状況だ。
教員の英語力についても調査し、政府目標に達した英語教員は、中学校が32.0%(同1.8ポイント増)、高校62.2%(同4.9ポイント増)にとどまった。
政府は、グローバル化に対応するため英語教育の充実を掲げ、13年6月の閣議決定で、中学卒業段階で「実用英語技能検定(英検)3級程度」以上、高校卒業段階で「英検準2級程度」以上の英語力を持つ生徒の割合を17年度までに50%にする目標を掲げた。』
(読売新聞 4/5 20:49配信)
中高生の3分の1程度しか目標に達していないということです。
政府の決定したがって目標達成の努力をしているはずだろうが、この達成率の低さは何でしょうか。
更に増減もほぼ横ばい。
学校が努力を怠っているからなのか、努力してもこの結果なのか。
情けない現状ですね。
また英語教員の目標達成度も、指導者という立場を考えると低すぎるとしか言いようがありません。
特に中学校の英語教員の能力に関してはがっかりせざるを得ません。
子供たちの多くが中学で初めて本格的に英語に触れるのに、その指導者の能力がこれとは、教職課程を経て教員免許を取っているはずなのに、その資格に疑問を持たずには入れません。
教員免許と担当教科の能力とは無関係ということでしょうか。
それならそれで問題があると思います。
一つ考えられることは、現場教員が実際の英語指導で身に付けるべき能力と、政府が指針としている英語能力が違うということです。
これなら、上記のような結果でもそれほど心配の必要がないのかもしれません。
それならば政府の決定はあまりにも現場を理解しておらず、この目標設定自体が無意味ということになります。
理想と現実の乖離があり、政府が理想を現場に押し付けるだけで、その到達への筋道は現場任せで示せないのであれば、それは無責任と言えるでしょう。
いづれにしても、実際に中高生に接している者として言わせてもらえば、やはり現場での指導力には疑問を持たずにはいられません。
文法中心の何十年も同じ指導法ならば、中学生が興味を失い英語から離れていくのももっともです。
最初に触れる英語だからこそうまくやれば生徒はどんどんのめり込めるはずなのに、それができないのが問題です。
そしてそんな現状を変えられないのはいくつか理由があります。
まず、指導者が他の指導法を知らない、考えて創造できないというのがあるでしょう。
とりあえずいつものようにやればいい、生徒がどの程度興味を持ち理解したかは関係ない。
ただやればいいという態度。
うまくいかなかったら工夫して試行錯誤する態度の欠如。
また、テスト形式の評価の方法がそれ以外の教授法での英語教育を不利にし、結果として変更を許さなくしていることもあるでしょう。
そもそも指導者の英語力不足以外にもいろいろ原因は考えられます。
以前にも話した通り、生徒の勉強に対する環境は変化しており、昔に比べ勉強しづらくなっています。
その変化に対応できず、相も変わらず何十年前のやり方で指導するのであれば成果は出ません。
最近はコンピュータやタブレット端末を使って学校教育をやろうということになっています。
でも、道具や表面的理念ばかり変えても、結局それを扱う人間、体現する現場教師が十分に意義を理解し使いこなせなければ無意味となるでしょう。
勉強は多分に個人的なもので絶対の教育方法はありません。
だからこそ、様々な状況に対応できる経験と知恵が必要なのです。
この度の調査の結果は、この点を考えるべきと示しているのではないでしょうか。
2017.03.31
教育困難校
先日高校受験が終わり、当塾でも中学三年生を高校に送ったばかりです。
どの家庭も希望の高校に入学できて喜んでいます。
しかし、入学できたからと言いて喜んでばかりはいられません。
卒業した生徒に言ったのですが、確かに受験で自分の希望する選択はできましたが、本当に大事なことは選択した後どうするかです。
彼らは恐らく受験から解放されてほっとして、今、遊びまくっていることでしょう。
実は高校について気になることがあります。
それは教育困難校という言葉です。
以前、中学での学級崩壊が話題となっていました。
高校でも少し異なりますが、勉強が難しい状況が起きているのです。
一部の生徒が授業を妨害し、先生が授業を行えない、生徒が勉強を受けられないというのもあります。
しかし他にも、生徒たちが授業を受ける意思がない、授業を放棄して聞いていない、寝ているというのもあります。
私が以前教えて都立高校に通っていた生徒がこんなことを言っていました。
「学年や年度によっても違いますが、教室の何割かの生徒は授業中も先生の言うことを聞かず寝ています。よくできるクラスなら少ないですが、多いクラスならば5割くらい、平均すると3割くらいは授業を聞いていません。」
彼は中堅の上の方の都立高校に通っていましたが、現役で高校にいる生徒が言っているのだから間違いないのでしょう。
これらは偏差値では分かりません。
偏差値が多少あっても教育困難校はあるのです。
以前、優秀な高校だったから安心とも言えません。
徐々に教育困難校になりつつあるところもあります。
先ほどの生徒のアドバイスとしては、公開授業に行くことだそうです。
そうすると、いくら繕ってもいろいろなところに見えてくるそうです。
個人的に心配なのは、せっかく手にした自分の勉強の機会を放棄しているということです。
もともと勉強嫌いだからやりたくないのは分かりますが、勉強をする権利がどんなに重要か分からないから簡単に放棄するのでしょう。
勉強を嫌いにさせた大人の責任であるし、勉強の重要性を語り理解させられない大人の責任でもあるのでしょう。
学歴が必ずしも幸せに直結しない。
学力偏重の弊害から、勉強を否定し、それ以外の価値に重きを置く風潮。
これは間違ってはいないのですが、これを逆手に取って勉強から逃避する言い訳になっているならば本末転倒です。
大人がうまく説明できないから、勉強を価値のないものと見なすことによって、勉強をしない自分を正当化するのは問題です。
そして、一部の生徒が勉強を放棄して、それを大人が放置すると、他の生徒もすぐに影響され勉強を放棄する。
特に生徒に限らず人間は空気に流されやすいものです。
結果、勉強をする生徒の方が異端に思われ、彼らもまた勉強放棄しなければならないようになってしまう。
発端となる一部の生徒は中学のときにすでに勉強についていけなかった生徒が多いようです。
ついていけない理由は様々で、単純に勉強嫌いでやらなかったと決めつけることはできません。
いじめや体調面の理由、最近特に増えているのは経済的理由です。
そういう点を十分に考慮して対処してこなかった大人のせいで、彼らはこうなってしまったのです。
いつも思うのですが、お金のことで勉強したいのにできないのは本当に理不尽です。
この塾を作った理由の一つはここにあります。
個人経営の小さな塾だからこそ融通を聞かせ、たとえお金がなくても勉強の機会を奪われることのないようにしています。
お金のせいで勉強は十分にできないなんて可哀そうだし、将来のある子供たちにあってはならないと思います。
その他の理由も同様で、子供の勉強する権利を守るのが葛西TKKアカデミーの目的の一つです。
少々話がずれてしまいましたが、中学生のお子様をお持ちでこれから高校受験を控えているという家庭は、教育困難校という点も踏まえて進学する高校を選んでください。
せっかく入ったけど、後で後悔するということのないように。
選択も大事ですが、選択した後いかに行動するかが実はもっと大事なのですから。
2017.03.30
Michel Gondry
皆さん、ミッシェル ゴンドリーをご存じですか。
フランスの映像監督で、1990年代からミュージックビデオや映画を手掛けています。
私は2000年頃に始めて彼の映像を見て知ったのです。
とても衝撃的であると同時に、彼の生み出すアイデアの独創性と、計算され工夫されつくした映像に感銘を受けました。
どれもが非常に興味深いものでした。
しかし当時、彼の名前を憶えていなくて、調べることもできませんでした。
もう一度ミュージックビデオを見たいと思っても、名前が分からないので検索しようがありません。
頭の中に映像の印象だけが残り、そのまま何年もの月日が流れました。
ところが先日、あるテレビ番組に彼の映像が出て、その番組ホームページからやっと彼の名前を発見することができました。
こうして再会できたので、彼の作品を是非皆さんにご紹介したいと思います。
私同様、きっと感動すると思います。
これから少しずつ彼のミュージックビデオを紹介しようと思います。
Kylie Minogue - Come Into My World
[embed]https://www.youtube.com/watch?v=63vqob-MljQ[/embed]
まずはカイリーミノーグの「Come Into My World」です。
これを最初に見たときは本当に衝撃でした。
カイリーミノーグが町を歩きながらその風景を撮っています。
最初は気づかないのですが、だんだん不思議なことに気づきます。
彼女は同じ所をぐるぐる回っているのですが、回る回数が増えるごとに本人を含め登場人物がどんどん増えていくのです。
実は前に回った映像にどんどん新しい映像を重ねているのですが、どれも計算しつくされて、ぶつかることなく自然に重なるのです。
これが実に彼らしく、こんなに繊細に先を考えながら映像を指示しているのだとすると、頭の中はどうなっているのかと思ってしまいます。
作られたのは2002年で、現在のようにCGが発達しているわけでもないのにこんなミュージックビデオが作れるなんて天才です。
しかもワンカット。
これができるまでにどれだけのリハーサルをしたのだろう。
私の一番のお気に入りです。
是非ご覧ください。
2017.03.27
最近の生徒のSNS事情
先日、SNSの弊害についてお話しました。
今回は生徒たちのSNS事情についてお話します。
私たちが子供のころにはなかったものなので、今の子供たちがSNSとどのように接しているのか予想が難しいのです。
しかし、塾で彼らから聞いたり、その活用を見たりするといろいろ分かります。
まず、彼らのネットワークの構築の早さにはびっくりします。
先日都立高校に合格した生徒たちは、合格発表の時にもうlineのグループを作り登録しているそうです。
もう友達ができたと自慢していました。
自分たちのころは友達作るのに一苦労していた気がします。
ましてや、入学前にできるなんであり得ない。
知らない同級生に声をかけるだけでドキドキして、なかなか勇気が出なかった記憶があります。
今はもう「lineに入ろう。」でいいんでしょうね。
気軽に声をかけられる時代になりましたね。
ただし、その生徒たちもlineのわずらわしさを指摘していました。
せっかく入ったはいいが、頻繁に送られてくるメッセージに対応しなくてはならず、それが面倒だと言っていました。
無視するわけにもいかず、こういう点ではこの時代の生徒でなくてよかったと胸をなでおろします。
また、SNSをうまく使って情報交換をしたり、自分が見逃した情報を得たりしています。
テスト範囲が分からないとき、宿題が何だったか確認するとき、提出物がいつまでか。
SNSを使って仲間に問いかければすぐに誰かが返事をしてくれます。
問題が解けないときも、できる仲間に聞けば答えが分かります。
わざわざ友達に聞かなくても、インターネットで単語を調べるなんてお手の物です。
面倒見のいい優等生はわざわざ自分で予想問題集を作って定期試験前に仲間に送信してくれます。
確かにうまく使えば自主学習に大いに役立ちます。
問題解決も簡単です。
しかし、思うのですが、ネットワークを使えば個々の負担が減り楽になるかもしれませんが、そもそも勉強は楽をするのがいいのでしょうか。
いろいろ苦労するから、自分も頭で考え、思考が発達するのではないでしょうか。
確かに答えは出ますが、答えが出ただけで、自分で導いた部分が少ないので、また同じ問題で解けなくなってしまう。
これでは勉強の意味がないように思えます。
他人頼りにしていると、授業中で一字一句逃さず自分のものにしようという貪欲さがなくなり、結局授業が上の空になってしまうのではないかと心配です。
助け合いはいいのですが、ある程度自立もしないとネットワークのしがらみから逃れられず、己の自由が減ってしまう。
でも自己解決できないから仕方ないと妥協し現状に甘んじる。
いささか恐ろしい気もします。
私一人の老婆心であってほしいものです。
今の子供たちはもっと柔軟に適応できると願いたいです。
SNSのしがらみには子供たち自身も苦労しているようです。
SNSは勉強の妨げになることはわかっているようで、彼らなりに何とかしようという動きもあります。
よくあるのは、携帯電話などの自分の手の届かない場所において、物理的に距離を置くというものです。
「携帯があるとつい触って、勉強しなくなる。」とよく言っています。
だから、テスト期間中などはどこかに隠してしまうそうです。
これができる生徒はまだいいのですが、完全に断つことはかなり難しいようです。
SNSは道具です。
上手に使えばとても有益ですが、下手に使えばとても有害です。
だから使う者次第。
まあ、無責任な言い方です。
しかし、残念ながら新しい技術で人類の経験が浅く、確立した方法が見つかっていないのです。
手探り状態。
これはSNSに限らず、発展には必ずついてくる問題です。
一昔前なら大人が経験から的確なアドバイスができましたが、今は大人すら未経験で結果がどうなるか自信が持てないのです。
子供から見れば頼りない存在です。
これが現在社会の実情なのでしょう。
大人も子供も厳しい時代に生きています。
2017.03.26
都立豊島高校 吹奏楽部 演奏会に行ってきました
3月25日、板橋区立文化会館にて、都立豊島高校の吹奏楽部の演奏会がありました。
中学生の時にみていた生徒がいて、彼女は吹奏楽部に所属していたのですが、せっかくの縁なので、可能な限り彼女の演奏会があるときは見に行くようにしていました。
その彼女が高校をこの度卒業し、大学に進学することになりました。
お祝いもかねて、今回も演奏会に行くことにしました。
前半はクラシックな感じでしたが、後半はポップで会場もノリノリでした。
演奏だけでなく、歌あり、ミュージカルあり、ダンスあり、エンターテイメントに富んだステージでした。
私も家族で行ったのですが、幼い娘も一緒に踊って拍手をしていました。
その生徒も今回はソロパートを見事にこなし、その成長ぶりを見せてくれました。
気づけば5年以上の付き合いになりました。
高校入学してから直接指導することはなくなりましたが、今も連絡が取れてこうやって演奏会が見れることは有難いことです。
中学生の印象が強いですが、こうやって改めて見るといつの間にか大人になったなあと感心しました。
左の青い服を着たのがその生徒です。
こうやって生徒の成長が見られることは最高の喜びの一つです。
いつまでも末永く関われればと思います。
人の人生に関われて、強い絆を作れるのが、この仕事の喜びで理想です。
だから、本気で取り組むのです。
2017.03.24
都立総合藝術高校 成果発表会に行ってきました
3月18日に行われた、都立総合藝術高校の成果発表会に行ってきました。
昨年入学した舞台表現科一年生の演劇の発表です。
シェークスピアあり、時代劇あり、コメディあり、いろいろな形態のオムニバスが9幕行われました。
私自身は演劇に詳しくはないのですが、学生らしく懸命に演じている姿に感銘を受けました。
「ここはどうかな。」「もっと発声の練習が必要だな。」「状況がよく分からないな。」など内心思うところもありましたが、それは発展途上の学生。
取り組む姿勢そのものに拍手を送りたいと思います。
まあ、自分がそこまでできる訳ではないので、偉そうなこと言えませんが。
もちろん観客が共感し、笑い、すすり泣く場面もありました。
未熟とは言え、見ている者の心をつかんだことに間違いはありません。
もっと稽古に励み、将来素晴らしい役者になってほしいと願いました。
音楽や美術に力を入れている高校はいくつかありますが、演劇はここくらいでしょうか。
少なくとも都立高校で専門にやっているのは総合藝術高校だけだと思います。
この学校の先生と話す機会があり、いろいろこの学校の入試について聞きました。
やはり、特殊な分、入試方法も一般とは異なりますし、受験の準備も違ってくるようです。
葛西TKKアカデミーでは、こちらも対応できるようになっていますので、興味のある方は是非、お問い合わせください。
2017.03.05