塾長ブログ

2020.11.28

気になるニュース。コロナウイルスの感染が広がっていますが、文科相は緊急事態宣言が出されても一斉休校はしない方針だそうです。

気になるニュース。コロナウイルスの感染が広がっていますが、文科相は緊急事態宣言が出されても一斉休校はしない方針だそうです。

このところ新型コロナウイルスの第三波として、感染者数が急激に、しかもこれまでにない数で全国的に増えています。
政府によるとこのままの状態が続くと緊急事態宣言をまた発動しないといけなくなるかもしれないそうです。

これに関連して先日、文科相は記者会見を開きました。
そこで文科相は、例え緊急事態宣言が出されたとしても、前回のような全国規模での一斉休校は要請しないとの方針を明らかにしました。

その理由は「学びの保障や子供たちの心身への影響の観点から、必要な場合に限定して慎重に判断すべき」とのことです。
また、来年1月に大学入試で行われる共通テストも、厳格な予防対策を講じた上で予定通り実施することを示しました。

大学入試とコロナウイルスについて先日、私もここの記事で触れましたが、思っていた通り大学入試の日程を変えることなく、予定通り行うようで、例えこれからコロナウイルスが更に深刻な状態になっても中止や延期はあり得ないようです。
少なくとも、選択肢として中止や延期があるのであれば、現時点で明確にどのような条件で中止や延期になるのか示すべきですが、それがないということは何があろうと予定を変えるつもりはないということでしょう。

一斉休校に関しても、前回の休校で会社が自粛するのは仕方ないが、学校を休校することは果たして正しい判断だったのかという批判が出ていたのも確かです。
感染率と重症化のリスクが少ない子供たちの集まる学校において休校にする必要はなかったのではないか、むしろ休校によって起こる勉強の遅れの方が問題だという意見です。
一斉休校を否定したのはこのような背景があり、再び批判されるのを恐れてではないかと思います。

以前から、ウイルスの感染が広がりやすい冬にまたコロナウイルス感染が増えるということは言われていました。
しかし、政府は学校教育においてこれから起こるであろう新しい感染拡大に対する準備を怠ったのではないかと考えます。
子供たちの安全を学びを守るためにあらゆる手段を選択肢として用意していれば、どのような状況であろうとそれなりに対応ができたと思います。
例えば、前回の一斉休校でオンライン授業が利用できた私立学校の生徒は一斉休校でも学習と滞らせることなく進めたのに対し、オンライン環境が未整備であった公立学校はただただ学習をストップするしかなかった。
オンライン授業が評価され注目され政府もその有用性を確認していたにもかかわらず、オンライン授業ができる環境整備はほとんど進んでいません。
休校すれば勉強が止まる。
勉強を止めないためには、いくらコロナウイルスの脅威にさらされようが、生徒をそのまま学校に通わせ続けなければならい。
これが一斉休校を否定した本音ではないでしょうか。
自分たちの怠慢を子供たちの健康リスクと引き換えに正当化しているように思えます。

これは大学入試でも同じで、本当に文科省は真剣に受験生たちの将来のことを考えているのか疑問に思います。
中止や延期の選択肢を最初から切り捨てるのではなく、どういうときに通常通り試験を実施し、どういうときに試験を中止、延期するか明確な基準と方針を示せば、受験生の不安もかなり軽減されたはずですが、未だに曖昧な文句で今回も中止や延期が絶対にないとは言っておらず、ひょっとしたらあり得るのかと心配な受験生が多くいます。
このような明確な態度を示さない姿勢が、これまでも子供たちを振り回し、混乱させてきたことを反省しているのでしょうか。
場当たり的で後手後手の対応は止めてほしいと思います。

態度を明確に示せないのは、その裏に責任を負いたくないという心理があるのはないでしょうか。
そんな個人的保身のために子供たちの将来がぐちゃぐちゃにされているのであれば、私は強く怒りを覚えます。
本当に今の子供たちがかわいそうです。
同時に大人である自分たちが情けなく感じます。

今回の感染拡大は今までにないくらい危機的な状況と私は思います。
どんなに感染予防をしてもなってしまうことは十分にあり得ます。
にもかかわらず、文科省はこの危機を過小評価しているように思えます。
厳格な感染防止をしてもかかるときはかかります。
その時の責任は誰が取るのでしょうか。
誰も取りません。
だから、中央はおざなりでいるようにしか私には見えません。

そして、そんな中央からの無責任で無茶な要求を突き付けられ実際に対応しないといけないのは現場。
そして、最も危険の剤前線に立っているのも現場。
その現場には生徒や彼らに直接かかわる職員たちがいます。
これらの人々の不安、苦しみ、混乱を文科省は理解しているのでしょうか。

教育をもっと真剣に考え、責任ある行動をとってもらいたいと考えます。

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