塾長ブログ

2019.02.13

子供を自主的に勉強させるためにはどう接すればいいのでしょうか。個別指導塾葛西TKKアカデミーは個々の生徒に合った学習を柔軟に行い、生徒が自主的かつ積極的に勉強に取り組むことを重視しています。

勉強ができない子には、ただ机に着いて先生の指示がないと何もしない子が多いようです。
自分から進んで勉強を身に付けようとしないで、言われるからやるという姿勢です。
つまり、「勉強ができない子供の多くは学校の授業を積極的に受けていない」のです。
自分から能動的に授業を受けていないので習ったことが明確に頭に残りません。
身についていないのだから勉強をしたことになならず、テスト前にもう一度やり直さなくてはならないという二度手間になります。
そして結局時間が無くなり、テストで十分な結果が出ないのです。

だから、普段から主体的に勉強する癖を付けさせることが肝心です。

今回は、そのために家庭でできること、家庭での子供の接し方の注意点を紹介します。

自分で考え決められるように導く
大人は自分の考えを押し付けがちです。
子供が十分に納得できるように説明して、子供もそれを受け入れたならいいのですが、
ついつい面倒で、「〇〇やりなさい。」と言ってします。
これでは子供がやる意味を理解できず勉強がやらされるものになってしまいます。
子供は受動的になり、人に言われたことをやるので、自分の責任転嫁をし、言い訳ばかりするようになります。

勉強を指導するとき、子供と大人の関係を見直す必要があります。

学校でもそうですが、多くの場合、大人は子供を足りない者と考え、
「教えること」は大人が足りないものを与えることと考える。
結論を急ぎ、子供に考える時間を与えず答えを教えてしまう。
答えを教えるのは簡単で早いから、教える方も教わる方もそれを当然と思ってしまう。
でも、これでは子供が考える時間を奪ってしまうことになり、主体的に学ぶ生徒にはなりません。
焦って教えて、その場で答えることはできても、
結局自分で考えていないので、真の理解にはつながらず、
ましてや既習事項を用いて応用することはできません。
勉強が依存体質になっているので、与えられないと何もできないのです。

では大人はどのように子供と接すればいいのでしょうか。
いくつか方法はありますが、とりあえず一つ述べたいと思います。

先ほどの「与える」という大人の立場を「促す」に変えるのです。
子供は「足りない」のではなく、「持っているものを伸ばす」という立場です。
答えを教えるのではなく、ヒントを与える。
解答を導き出せるように促すのです。
「こうだったらどうなると思う。」
「他にどんな方法があるかな。」
「例えば、こんなのはどう。」
という風にヒントを与える。
答えにたどり着けるように誘導してあげるのです。
こうすれば生徒が自分で考える余地ができます。

このような接し方は勉強そのものだけに限りません。
勉強に仕向けるのにも役に立ちます。
「勉強しなさい。」と言うのではなく、
「勉強はいつする。自分で計画を考えようか。もちろん休憩も計画に入れてね。」
と言う。
こうすると子供は自分で考え、与えられるものではないので、自分に責任を持つようになります。
時間になれば自分から勉強するようになり、無駄にがみがみ言う必要がなくなります。
「今やろうと思っていたのに。」
なんていわれることもなくなるでしょう。
親もいつ勉強して、いつ休憩するか分かるので安心です。
上手く計画がいかなければ、一緒に考え相談役、アドバイザーとして助言をする。
しかし注意してほしいのは、最終的に計画を決めるのは本人だということです。

このような接し方は受験校を決める時や、その他の人生の選択を考える時、様々な決断の場面で重要です。
主体的に行動できると、何をしなければならないかが自分で分かるようになります。

そして、その結果は本人の自信につながり、更なる向上心が芽生えます。
これは学校の勉強も含めた人生の勉強として、非常に大切なことです。

言いたいのは分かりますが、そこを踏みとどまって、子供自身に考え決めさせてください。
遠回りで面倒くさそうですが、長い目で見ると近道だと考えます。

2019.02.11

書籍紹介『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは読解力の大切さを理解します。

最近よく感じることが子供たちの読解力の低下です。
試験の問題文だけでなく、日常の説明文やニュースなどの文章もままならないこともあります。
試験問題で受験生を困らせようといじわるしているわけでもなく、むしろしっかり理解してほしいから分かりやすく述べている文章でさえです。
原因はいくつか挙げられます。
語彙力のなさ、文章に対する拒絶反応、読んだつもりで何も頭に残っていないなど。
しかし、読解力がないと国語だけでなく数学も含めたすべての教科において支障が出ます。
更に日常生活における伝達事項なども正確に伝わらないことになります。
社会人になれば会社の内外のコミュニケーションにも問題が発生し、大きな損失失態に至る可能性があります。
やはり、読解力は必須です。

最近ではSNSやインターネットで文字に触れる機会は格段と増えたと思います。
文章に触れる経験は増えているはずなのになぜ読解力は落ちているのでしょうか。
この点に関してはいつかお話をしたいと思いますが、実は文章経験の頻度は増えても中身が希薄になっていること、文章に対する人々の価値観の低下、反応速度に迫られて熟考する余裕がなくなっていること、匿名性や文章に対する意識の変化による責任感の低下などがあると思います。
つまり現代人はしっかり腰を据えて文章を読み、書くことが難しい環境にあると考えます。

これは言語能力とも関わってくるので、人の話が理解できない、自分の思いを満足に表現できないことにもなります。
さらに言語は思考とも直接結びついているので、言語能力の低下は考える力の貧困をももたらすのです。
事態は深刻です。

そこで本日ご紹介したいのは吉田裕子著『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』です。

『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』へのリンクはこちら

タイトルに大人と書いてありますが、中高生が読んでもいい本です。
例や図を通して非常に分かりやすく説明されています。
文章を読むうえで便利なテクニックや要約の方法を具体的に書いてあり、すぐに日常での様々な場面で実践できそうです。

本書で書かれている読解力とは、文章を誤解や曲解なくそのまま読みとれる力、書かれている要素の重要度を判別できる力、内容を自分でまとめられる力です。
これらが身につけば、誤解や曲解を避けられるでしょう。
特に最後の自分の言葉で要約ができるまでいけば、受験(特に国語)の問題で何を言っているのか分からないということは避けられるでしょう。
私も常日頃、「問題文に書き込みをして自分に分かりやすくしなさい。要点をしっかり押さえ各段落で何が書かれているかタイトルを付けなさい。そうすれば、後でそのタイトルを追えば内容が分かるから。文章を正確に捉えられれば国語に関しては満点も夢じゃないよ。」というのですが生徒たちはなかなか面倒くさがってやってくれません。
手間かもしれませんが慣れれば正確に理解でき分かりやすくなるので、反って近道なのですが。
この本にはその点のトレーニングもできるので是非お勧めです。

社会人にとってビジネスや日常生活を効率的にするスキルですし、学生にとっても授業やテスト、自主学習を上手く方法が書かれているので、非常に実用的で役に立つ一冊だと思います。

特に文科省も読解力の低下は深刻に受け止めているようで、これから本格的になる教育改革においても様々な工夫がなされています。
2022年度より適用される高校の新学習指導要領では「現代の国語」という必修科目が新たに作られるそうです。
これは今の「現代国語」とは違い、「実社会・実生活における拳固による活動に必要な国語の能力」を育てる科目です。
文章を読むだけでなく、それを踏まえて「書く」「話す」「聞く」まで行うようです。
(現場の先生方はとても大変になりそうですが。)
このような変化に対応するためにも、学生だけでなく父兄の方にもこの本に目を通してもらえるといいと思います。

2019.02.09

都心は雪!入試の時期です。怪我に気をつけましょう。雪の日の歩き方を葛西TKKアカデミーがお教えします。都心は雪!入試の時期です。怪我に気をつけましょう。雪の日の歩き方を葛西TKKアカデミーがお教えします。

天気予報の通り都内は朝から雪です。
受験真っ只中の生徒も多いと思いますが、ここで怪我をしては大変。
これまでの苦労が水の泡になるかもしれません。
今日はいくつかの私立大学で入試があります。
また、私立高校では明日が入試のところも多いようです。

今後もどんどん入試が行われていくなか、今日みたいな天気にまたなるかもしれません。
そこで万が一のために、雪の日の注意事項に触れたいと思います。

例え試験日でなくても、この時期に骨折など怪我をしてしまっては大変です。
特に雪が積もった道路を歩くときは気をつけないといけません。
雪に慣れていない人は特にどうしていいか分からないと思いますので、次のことを注意しましょう。

1.適切な服装で出かけましょう
服装は厚手の丈夫なものにしましょう。
防寒の意味もありますが、転んだ時のクッションとして怪我から身を守ってくれます。
滑りやすい靴やバランスの取りにくいハイヒールはやめましょう。
不格好でも長靴をはいた方がいいです。
また厚手の丈夫な手袋をして、転んだ時には手がつけるようにしましょう。
手袋が厚ければ、手をついた時の衝撃を吸収してくれます。
ポケットに手を突っ込んでいると、いざという時に対処できないのでやめましょう。
女性はスカートより動きやすいパンツをはいてください。
また、傘を持つと手がふさがれるので、できれば撥水性のレインコートを着た方がいいです。

2.歩き方に注視しましょう
普段と同じ歩き方をしては滑って転んでしまいます。
雪に慣れていれば違うかもしれませんが、多くの人はそうではないと思います。
よって次のような歩き方をしてください。
歩幅は小さくゆっくり歩きましょう。
大股で急ぐとバランスを崩しやすく危険です。
時間に余裕を持って慌てて歩かなくても済むようにしてください。
足を高く上げると転びやすくなります。
そして、足を下すときはまっすぐ上から降ろすようにしてください。
そうするとしっかり踏みしめられ、こけにくくなります。
体の重心を低くし、ややつま先にかけるといいです。

3.歩く場所に気をつけましょう
マンホールや道路の側溝の金属のふたなどは非常に滑りやすいので避けて歩きましょう。
後、タイルや横断歩道の白線も同様です。
また雪が一度溶けて凍ることもありますので、よく地面をみて滑りにくいところを選んで歩いてください。
歩道橋や階段も注意が必要です。
急がず一歩ずつ踏みしめながら上り下りしてください。
あれば手すりをしっかり持って歩きましょう。
転倒防止になります。
屋根に積もった雪が滑って落ちることもありますし、つららから水が滴ることもあります。
足元だけでなく頭上にも気をつけてください。
自動車の通る道路の横を歩くときも注意してください。
タイヤが雪に対応してなかったり、運転手が不慣れでうまく運転できなかったりして、車が滑ることもあります。
事故に巻き込まれないように、できるだけ離れて歩いてください。
日陰は雪が氷になっていますので、日が当たってと雪の溶けているところを選びましょう。
それから、屋内でも石の床だと濡れた靴底が滑るので、気を抜かないようにしてください。

また他に、試験日に大雪になったときは、天気予報で情報を集め、余裕を持って家を出てください。
電車やバスが遅れたり止まったりすることも考えられます。
特に都心の交通機関は雪に弱いですからね。
場合によっては迂回ルートが取れるくらいの余裕を持ちましょう。
万が一間に合わないときは試験会場に速やかに連絡し指示に従ってください。
普通に歩くにも、不慣れな雪道は時間がかかってしまいます。
歩く時間も1.5倍くらいで計算しておきましょう。

当然寒いので風邪などひかないように防寒に気をつけてください。
濡れたり、かいた汗をそのままにしていると体温が下がってしまいますので、着替えやタオルも用意しましょう。

東京は雪に弱いと言われます。
この時期は本当に受験生にとって大事です。
細心の注意を払って、万全の態勢で試験に臨めるようにしてください。
葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは皆さんを応援しております。

2019.02.07

自分から考え行動する子供を育てるにはどうすればいいのでしょうか。

子供が自分から考え行動するようになるにはどうしたらいいのでしょうか。
葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは勉強だけでなく、子供の育てからと成長についても考えます。

こちらからやれと言わないと子供が勉強しない。
今、何をすべきかを考えて自主的に行動してほしい。

そんな言葉を親御さんからよく聞きます。
言われないと何もできない指示待ち人間では、将来社会に出てからも困ります。
では、どうすれば自分から積極的に考え行動できるのようになるのでしょうか。

子供には「認めてもらいたい」「褒めてもらいたい」「役に立ちたい」という三つの欲求があります。
これは子供に限ったものではありませんが。
この三つの欲求を上手く活用して、子供が様々な経験をするように仕向けるのです。
その経験の中で試行錯誤し自分なりに目的に向かって努力する。
そうすると子供は頑張ることが楽しくなり、自分から進んで色々な課題に挑戦するようになります。

一番身近なものがお手伝いです。
特に小さい時にたくさんお手伝いをさせてあげてください。
小さい時は大人のすることをなんてもやってみたがるのもです。
だから、お手伝いを頼むと喜んでします。

確かに子供に手伝わせると、反って時間がかかり仕事の手間もかかり仕上がりも悪くなるかもしれません。
でも、そこは子供の経験と成長のためとがまんしてください。
逆に全て大人がやってしまうと、せっかくの学びのチャンスを奪ってしまうことになります。

子供は失敗を繰り返し、その中でそうすればいいかを考え、またうまくいかなくて考え工夫し・・・。
このような経験が自分から考える練習につながります。
そして、自分の考えをもとに行動できる人間になります。

絶対に忘れてはいけないことは、子供たちの行動に対して「認めてあげる」ことです。
「すばらしい、よくできたね。」
「すごいこんなこともできるんだ。」
「あなたのお陰で助かったわよ。」
などと言ってあげましょう。
子供は最初に話した三つの欲求を満たされ、気持ちがよくなり、更に進んで何かにチャレンジしようとします。
自分に自信が付き、自分を肯定的に見なせるようになります。
この自己肯定感は学習においては非常に重要で、これがあるとないとでは学習効果に大きな違いが生じることが分かっています。

キャンプなどに出かけるのもいいでしょう。
グループで役割分担をし、みんなで協力しながら何かを達成するというのもいい経験です。
大事なのは大人が全て準備をするのではなく、それぞれが担当を決めて、子供がそれに責任を持ってやることです。
失敗してもいいのです。
それはそれで一つの経験であり、そこから学んだことはいい思い出としていつまでも心に残ります。
先ほども触れた通り、失敗は学びの大チャンスですから、むしろ全て完璧にできてしまうよりはいいのです。

このように自分から考え行動することが楽しくなると、それが苦ではなくなり、頻度が増せばそれが習慣になります。
こうして自分で考え行動する人間が育つのです。

このように子供に経験を積ませるときに注意しなくてはならない点があります。
それは否定的な言葉は使わないということです。

大人は子供のうまくできないことにイライラし、つい否定的な言葉を浴びせてしまいます。
そうなると、せっかくの子供のやる気が失せ、「どうせ無理。」「努力しても無駄。」と考えるようになります。
認められず、褒めてもらえず、役に立たないと感じられ、どの欲求も満たされなくなり、なかなか行動に移そうとしなくなります。
自分が取るに足らない人間に思えて、考え行動することも面倒になってしまいます。
自己否定ですね。

こうなると大きくなって直すのは大変です。
頑張る習慣もないので、勉強もモチベーションが上がらず、成績も改善しません。
そうならないように、小さい時からの習慣づけが大事なのです。

そこで、否定的な言葉が出そうになったときは「リフレーミング」をしてみてください。
言葉を発する前に一呼吸置き、もう一度肯定的に捉え直すのです。

行動しない→慎重だ
くらい性格→落ち着いた性格
好き嫌いが多い→食べてくれると嬉しい

と言うように言葉を置き換えるといいでしょう。
また、けなすのではなくアドバイスをあげるのだというのも肝心です。
できないことに「ダメな子ね。」と頭ごなしに人格否定しても何の利点もありません。
そうではなく、「ここをこうすればいいんじゃない。」とアドバイスをすれば、それは子供の成長につながります。

もちろんやってはいけないことに対しては厳しい態度で臨む必要がありますが、それも子供の成長が目的なので、子供にとってプラスになるような言い回しで話しましょう。
人間は本質的に知的好奇心が旺盛で学びたいものです。
そこをうまく利用しましょう。
自信を持って自分を肯定的に捉え、プラス思考で学習できるように、前向きな言葉で子供を励まし、自分から考え行動できるように育てましょう。

2019.02.04

二月は天体イベントがいっぱい。この機会に星空を眺めてみませんか。自然に触れて好奇心を育ててほしいと思います。

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは学びの中に感動を与えられればと考えています。
色々なことを実際に体験し、不思議に思ったり感動をしてほしいと思います。
好奇心をくすぐり積極的に学びに取り組んでほしいからです。

昨日、我が家の娘も大好きなプリキュアの新シリーズが始まりました。
今回のテーマは宇宙だそうです。
主人公の女の子は星を見るのが大好き。
天体望遠鏡を眺めながら星を記録し、オリジナルの星座を楽しんでいました。

これは非常にいいことだと思います。
是非子供たちにも同じように星を眺め、宇宙の神秘に触れ、その思いをはせてくれるといいです。

先月は部分的月食がありました。
天気の関係で見れなかった方も多いと思いますが、それには様々な天体イベントが目白押し。
今月もいくつかありますので、ご紹介します。
時にはすべてを忘れ、無心で星の織り成すエンターテイメントを楽しんではいかかでしょうか。

2月19日、木星と金星の大接近
今月の中旬には木星と金星の大接近があります。
大接近と言っても実際に近づくのではなく、地球からの見掛け上の大接近なのですが、二つの星は満月2個分ほどの距離に近づいて見えます。
金星は宵と明け方しか見えないので、観測できる時間が限定されます。
19日の5時半ごろ、南東の空の低い位置に見えます。
どちらも目立つ星なので肉眼でも見えなくはないと思いますが、できれば望遠鏡や双眼鏡があるといいでしょう。

2月20日、今年最大の満月
20日には、今年代々の満月が見られます。
月はいつも同じ距離で地球の周りをまわっているわけではありません。
楕円軌道を描いています。
だから一番近い時で約36万㎞、一番遠い時で約40万㎞になります。
距離が近いと当然見た目の大きさも大きくなり、近年ではスーパームーンと呼ばれています。
今年は19日の18時頃に月が最接近し、満月になるのは20日の深夜1時ごろです。
ちなみに今年最少の満月は9月14日で、見かけの直径は14%も違います。
一割以上も違うんですね。

2月27日、水星が最も高く昇ります
2月27日には水星が太陽から最も離れます。
最も地平から高くなるので観測しやすくなります。
金星と同じく水星も地球の内側の軌道を回っているため、宵と明け方しか見えません。
東京では2月23日から3月3日にかけて、日没後30分に高度が10度を超え、西の空に見ることができます。
-0.8等星から0.5等星(星の明るさを表す単位で数字が小さいほど明るい)で、かなり明るく輝いているのですが、まだ太陽の残光が残る時間なので見つけるのは大変かもしれません。
双眼鏡か望遠鏡の用意をしておくといいです。

2月28日、月と木星の接近
未明から明け方に南東の空で月と木星が並んで見えます。
その右手にはさそり座のアンタレスが、そして左下には土星や金星が見えます。
目立つ星が南東から南の空に集まりにぎやかになります。

夜空には毎月のように何かしら面白い天体ショーが見られます。
それらを見ながら色々なことを考えてほしいです。
忙しくゆとりのない生活をしているならなおさらです。
星には人の心をくすぐる不思議な力があると思いますし、未知なるものへの好奇心を楽しんでほしいと思います。
そうして広大な宇宙において、このちっぽけな自分がなぜ存在しているのだろうなんて考えるもの一興ではないでしょうか。
特に日本人には昔から自然をめでる習慣があります。
月を一晩中眺めながら酒を楽しむなんてこともしていました。
皆さんも先人の感動を共有してみませんか。

2019.02.03

今日は節分。実は入試などでよく日本古来の年中行事のことが出てきます。幼い時から経験として知っておくことは大事です。

今日は節分。
俗に言う「豆まき」ですね。

実は、節分に限らず日本の年中行事は入試や学力テストなどでよく出てきます。
国語や社会で問題の話題として、また、常識として聞かれることもあります。

伝統的な年中行事を通して日本的な考え方を知ることは、日本人というものを考え直すよい機会にもなります。
更に、今後ますます活発になるであろう国際交流においても、日本の伝統文化を紹介できることは重要になってくるでしょう。
試験のためという枠に縛られることなく、純粋に多彩な日本の行事を楽しみ、日本人の教養としてその意義を理解してほしいと思います。

また、親子間の会話のきっかけとしても年中行事は役立ちます。
年中行事を通し経験を共有し会話をすれば、親子間の距離も縮まり相互理解も深まります。
いじめなど子供が抱える問題の早期発見にもつながるので、親子の交流のためにも是非年中行事を家族でもやってほしいと思います。
最近はなかなか個人で年中行事をやることも少なくなってきています。
小学校や保育園でイベントとしてやったり、先生から教わったりしますが、せっかく日本人として素晴らしい伝統文化があるのだから、しっかりそれを活用し家庭の円満につなげられるといいと思います。

ただ楽しむのではなく、行事の意味や由来を理解し、日本人としての教養を深めるといいと思います。

因みに「節分」とは季節の変わり目の前日を示し、当然年に四回あります。
しかし、冬から春になる節目を一年の境目と見なるようになり、この2月の節分が注目されるようになりました。
中国から伝わってきた鬼払いの儀式と日本の儀式が交わり、豆まきの風習が始まったとされます。
季節の変わり目には邪気が生じると考えられていたからです。
室町時代に豆まきはもう一般庶民の間でも行われるくらい普及していたようです。

節分のおまじないとして「柊鰯」があります。
焼いた鰯の頭を柊の枝につけ、魔よけとして飾ります。
これは鰯のにおいと柊のとげが、鬼を防いでくれると考えられたからです。
これは結構古くからあるおまじないで、平安時代の「土佐日記」の中にも登場します。

最近節分で特に流行っているのが「恵方巻」です。
元々関西の一部の地方の風習だったようですが、平成10年に大手コンビニエンスストアがビジネスチャンスとして恵方巻を全国に広めたようです。
今では海苔巻きに限らず、ロールケーキなども恵方巻のように見立て販売しているみたいです。
クリスマスやバレンタイン、ハロウィンのように商人の商魂が日本文化に大きく影響を及ぼした例と言えますね。

それでは豆まきを楽しんで、良い一年になりますように。
くれぐれも豆や恵方巻の食べ過ぎには注意してください。

2019.01.31

東京都が調査を始めて以来、インフルエンザ患者数が最高に!小学校低学年の児童や園児を中心に大流行!葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは子供たちの健康を考えます。

葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーでは度々インフルエンザの予防を呼び掛けてきました。

今年は例年より暖かいから大丈夫かと思っていましたが、ニュースによるとインフルエンザがの患者数が、東京都の調査で過去最高に達したそうです。
10歳以下の児童、園児でほぼ過半数になり、いかに大流行しているかが分かります。
学級閉鎖も出ています。
これまではB型が流行っていましたが、今はA型が数を伸ばし始めているようです。

くれぐれも気をつけてください。

『東京都感染症情報センター』へのリンクはこちら

これから本格的な受験シーズンになります。
ここで病気になり、テストを受けられなくなると泣くに泣けない結果となります。
休まないにしても体が本調子でなければ実力を発揮するのは難しくなります。

勉強は今まで十分やってきた。
これまでの努力を無駄にしないでください。
この時期は学力を伸ばすよりも、身に付けた力を本番で100%出せるようにすることに集中すべきです。
もちろん体調管理もその一つで、むしろ、こちらの方が今は大事です。

インフルエンザにかかると強制的に学校を5日は休まないといけません。
そして、医者の許可が出て初めて登校が可能になります。
いくら元気そうであってもこの期間は学校に行けないのです。

当然入試も受けられません。
今ではそのような受験生に配慮して、インフルエンザに限り都立高校入試などでは再試験を認めているようですが、こちらの方がずっと狭き門なので、やはり病気にならないのが一番です。
(合格を認められるのは各高校一名くらいです。)

従って、予防と休息をしっかりし、体調を整え、試験本番でベストな状態にもっていくことを第一に考えてください。
今、慌てて勉強するようでは遅いし、大して身に付くものではありません。
むしろ腹をくくって、コンディションを整えることに力を注いだ方がいいでしょう。

最後にもう一度、インフルエンザ予防のポイントです。

1.うがい手洗い(アルコール殺菌)
2.マスク
3.十分な睡眠休息と栄養補給
4.予防接種
5.適度な湿度
6.早目の対応(医師による診察)
7.日に当たり適度な運動

受験生はあと少し。
気をつけて、悔いのない受験をしてください。

2019.01.28

学力は母親で決まる?どういうことでしょうか。最近話題になっているようですが。

先日、テレビで学力は母親によって決まると言っていたそうです。
つまり、子供が勉強できないのは母親のせいだということらしいです。
最近話題になっているようですが、今日はこの件に関して考えてみたいと思います。

この点に関して、その根拠は次の二点だそうです。

1.文科省の調査結果による統計学的根拠
まず最初の理由は文科省が公表した調査結果です。
学力の指標として使われたのは「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」で、調査対象は小学6年生から中学3年生までの約100万にです。
そして、これに伴い小6と中3の保護者の中から14万人を選びアンケート調査が行われました。
両親の年齢や収入、最終学歴、ポランティア活動や地域活動への参加や子供との会話の内容まで多岐にわたり調査されました。

ここから分かったことは次の通りです。
中3の数学の問題に関して、父親の採取学歴が高校・高専だと子供の平均正答率は60.4%に対し大学だと74.6%に上り、14.2%の差があります。
一方、母親については全社が59.1%で校舎は77.7%になり、その差は18.6%となり父親よりも差がついてします。
同様に小6でも、父親での差が12.8%、母親で17.5%になりこちらでも母親の学歴ほうが子供の学力との相互関係がるように思えます。
これに関して、「子供と接する時間の長さが影響している」と分析しています。
高学歴の親ほど教育に対する意識は高く、母親は特に子供と一緒にいる時間が長いので、母親の教育観がより子供の学力への影響が多いということらしいです。

ちなみに、ジェンダーロールが逆で、母親が働き父親が専業主夫の場合でも、母親による教育の方が子供の学力に影響を与えているようです。
このことに関して、高学歴の母親は自分の経験や周囲の人の状況から、学歴の有用性を認識しやすく、その分教育により熱心になるのではないかを分析しています。

2.遺伝に関する研究の成果
二つ目の根拠は遺伝に関する研究の結果です。
これによると、子供の学力の限界は生まれてからの学習努力よりも、母親からの遺伝によるところが大きい可能性がるということです。
親からの遺伝は子供に影響を与えますが、神経質、外向性、勤勉性など一部の性格は30%、運動神経は40%の遺伝率だそうです。
それに対して知性の遺伝率は50%以上で、他の要素に比べかなり高くなっています。
生後親によって作られる環境要因などを含めると、ほぼ100%親から受けつくものといても過言ではないそうです。

さらに脳の限界値は受精の段階で決まり、一部は潜在能力となるのですが、その発言は7~8歳までの環境によって決まるそうです。
これが脳の限界になり、教育でどれだけ伸びるのかが決まります。
いくら熱心に教育しても、脳の限界を超えた教育は効果がないとも言われています。

しかも、知性の遺伝は両親から等しく遺伝するのではないそうです。
ラットを用いた研究では、本能や情緒、自立神経活動は父親から遺伝するのに対して、記憶や思考、そして知性を扱う大脳皮質はほとんど母親由来だそうです。
これが人間にも当てはまるか現在研究中ですが、その可能性は今のところ否定できません。

また、別の研究では知性をつかさどる大脳皮質の遺伝子は、母親から受け継がれたときのみ機能するらしいです。
父親から遺伝子を受けついてもほとんど機能しないそうです。
これは、この遺伝子がX染色体上にあるからで、女性は両親からX染色体を受け継ぎますが、男性は母親からしかこの遺伝子を受け継ぎません。
そのため、男子の方が女子より母親の知性の遺伝の影響が大きくなるのです。

これが「子供の勉強の結果は母親次第」と言われるゆえんです。
これによると、いくら努力しても母親で子供の学力は決まってしまうので無意味という希望のない結論に至るような気がします。
果たしてそうなのでしょうか。

文科省の調査も科学的研究成果も100%そうだということになっていないことに注意してください。
人間の知性はそれほど単純なものではありませんし、何をもって知性とするかも複雑なものです。
今回のことで勉強の責任をすべて母親のせいにしてほしくもないと考えます。
人間の素晴らしさは可能性ですし、はやり努力すれば、しないより成果があると思います。
特に可能性に満ち溢れた若者がこれによって自分を否定することがあってはなりません。

例え今回のことが事実であっても、それで個人のすべてが決まるものではないと信じます。

2019.01.24

高校の推薦入試直前。面接試験や作文が課せられます。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーが推薦入試のための面接指導や小論文の最終指導を行います。

もうすぐ高校入試が始まります。
都立高校の推薦入試と私立高校の入試がまず行われます。
そして、これらの入試では面接試験や小論文が課せられます。
葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは、そのような受験生に対応した指導を行っています。
入試直前の最終チェックとして利用してください。

不安やよく分からないことがあれば、個別指導塾葛西TKKアカデミーまで、ご連絡ください。

葛西TKKアカデミーへのお問合せはこちら

もちろん、中学校でも面接の指導で入退場の仕方など教えてもらっていると思います。
しかし、面接や小論文は練習をすればするほどうまくなります。
逆に、全く準備していないと絶対にうまくいきません。
本試験じゃないからと言って甘く見ない方がいいですよ。

面接に関しては以前、コツをお話したので、今回は小論文についてお話します。

1.小論文や作文は読む相手がいることを意識して書く
当り前のことですが、小論文や作文は採点者によって読まれます。
つまり、自分の立場だけで書くのではなく、自分が読んだら分かるかな、読みたいと思うかなという点を意識して書きましょう。

自分ではわかるつもりで書いても、読む人は言葉足らずでさっぱりわからないということはよくあります。
具体的に明確にそして簡潔に書くのが大事です。
余計なことが多いと、何を言いたいのか焦点がぼやけてしまうからです。
たくさん書きたい気持ちは分かりますが、論点は一つにしましょう。
捨てる勇気も大切です。

2.綺麗でなくてもいいから、丁寧な字を書きましょう。
特に男子に多いのですが、何と書いているのか読めない字、本人は正しく書いたつもりでも間違っているように見える字はやめましょう。
読むか読まないか、どのように読むかは採点者の裁量なので、読み手が読みたくない字は書かないでください。
いじわるな採点者だとわざと間違って読み取り、減点にするかもしれません。

ここで誤解してほしくないのが、字は丁寧に書くのであって、書道家のようにきれいに書くのではないということです。
当然、書道家のような立派な字は書けないですし、読み手も期待していません。
でも、読める字を書くことが大切です。
つまり、一画一画をきちんと書き、面倒くさがって続けたり省略したりしないということです。

後、字の見栄えはその形や全体のバランスにも関係します。
ひらがなは漢字より大きめに書く。
ひらがなはそれそれにおおよその形があるので、それを意識する。
(「ふ」は△、「め」は〇、という感じで、その形に収まるように書きましょう。)
漢字は偏と旁など部分のバランスを考えるといいです。
そして字を書くときは、行の中心に上から下までの「線」をイメージして、その上に書くつもりで書きましょう。

3.いきなり書くのではない
時間がなくて焦る気持ちは分かりますが、いきなり書いてはいけません。
まずは、問題にある条件をしっかり理解しましょう。
この手の小論文や作文は何の意図もなく自由に書いていいという訳ではありません。
必ず条件があるのです。
これを抑えておかないと、いくらいい文章が書けても得点にはなりません。

条件が分かれば何を書くのか考えましょう。
箇条書きでいいので、頭に浮かんだことをメモしましょう。
そして、それらで関連付けられるものはあるか考えましょう。
そうやって内容をまとめていくと何を書いて、何を書かないかが決まっていきます。

そうすれば、次は構成を考えます。
何をどの順番で書き、字数配分を決めます。

以上を決めてから、書き始めましょう。
実際に書く時間は10分から15分あれば十分だと思います。
残りの時間はこれらの準備に当ててください。
思い付きで書くと、絶対にまとまりのない、何を伝えたいのか分からない文章になります。
これだと得点が低くなってしまいます。
遠回りに見えても、書くまでに内容を決めてしまった方がいいです。

他にもありますが、とりあえずこれくらいにしておきます。

もちろん、作家が書くような芸術的言い回しや、美しい表現は要りません。
内容はいたってありふれたつまらない文章でいいのです。
大事なのは論理展開や説得力です。
そこを採点者は見ているのです。

また、作文は必ず練習してください。
日本語だから書けると思ったら大間違いです。
やってみると意外と書けないものです。
逆に書けば書くほどうまくなっていきます。

他にも小論文や作文がうまくならない理由や上手になる方法はあります。
そちらは個別指導塾葛西TKKアカデミーまで気楽にご相談ください。

後少しです。
葛西TKKアカデミーは全ての受験生を応援しています。
力になれることがあれば、何なりとお話ください。

2019.01.22

先日、センター試験が行われました。総評をしてみたいと思います。

19日、20日にセンター試験が行われました。
個人的にテストの総評を行いたいと思います。

今年は去年の「ムーミン問題」のような混乱もなく、設問解答に関しては問題がないようです。
全体として社会がやや難しかったように思えますが、難易度としてはさほど平年と変わらないかと思いました。

私たちの時代と比べて図の読み取りなどが増えていますが、ここ数年の傾向としては特筆するものではありません。
教育改革に向けて、すでにセンター試験でも読解力と理解力を通じて考える問題が増えているからです。

ある記事によると平均点は5教科7科目900点満点で、理系576点、文系576点だそうです。

英語
リスニングはいつもと変りなく対話を聞いてイラストや数字などを選ぶもの、会話に関する質問に答えるものなどがありました。
音声内容は比較的聞き取りやすく、分かりやすかったのではないかと思います。
読解問題も対話からそれぞれの主張を読み取る問題、図表を見て答える問題、がありました。
それぞれの意図や図表の示している情報を素早く読み取ればさほど難しくはなかったと思います。
最後の物語もよくある形式の問題だったので、過去問をしっかりやっていれば大丈夫たったと思います。

数学
数ⅠAは各分野の難易度がかなり違ってしまったようなので、どの問題を最初にやるか、その問題に時間を割くかで結果が大きく変わったと思います。
問題は誘導になっていることが多いのですが、今回も出題者の意図をきちんと理解し、それに従って対応しないと難しかったかもしれません。
全体として難易度が上がった気がします。
逆に数ⅡBは難易度が下がった気がします。
全体的に計算も誘導も分かりやすかったと思います。
よくある典型的な問題が多かったと思います。

国語
こちらも全体的には読みやすかったと思います。
評論は分量、難易度共に減って読みやすかったと思います。
また、この文章を踏まえた生徒たちの話し合いに関する問題(最近よくあるパターン)ですが、こちらも分かりやすかったと思います。
古文は『玉水物語』からの出題でしたが、こちらも比較的分かりやすく、設問も難しくなかったように思えます。

理科・社会
理科・社会に関しては分野によって難易度が分かれたような気がします。
理科は実験観察に関する問題が多く、新しい「共通テスト」を意識したように思われます。
社会も図表を活用した問題が多く、単なる知識だけでなく、それらを活用して考える問題も増えた気がします。
資料を使った問題ではいくつかの新しい形式の設問があったため、その点において難易度は上がったと思います。
とにかく資料の読み取りと基本知識を結びつけ、的確な判断ができるかどうか正誤の分かれ目になったと思います。
これは普段から考えることに慣れていないといけません。

教育改革で「共通テスト」開始が明確になり、センター試験もそれを意識した設問形式に変わりつつあります。
これはここ数年続いている傾向です。
どの教科も普段から資料を読み取り、自分なりに考え、自分なりの結論を導き出すということに慣れていないといけません。
直前の詰め込み勉強が難しくなっているゆえんで、早い時期から準備した者がいい結果を残せます。

それぞれ結果に関しては一喜一憂あるかもしれませんが、もうセンター試験は終わってしまったので、いつまでもその結果を引きずるのではなく、気持ちを切り替えて次なる試験に向けて残りの時間を思い残すことなく使いましょう。

あと少しです。
頑張ってください。

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