塾長ブログ

2017.10.23

書籍紹介『小学生のための英語練習帳シリーズ』

2020年度から新指導要領に変わり、学校の授業も大きく変わります。
その中でも注目すべき内容の一つが、小学校の英語正式教科化です。
小学校5年生より英語が正式な教科となり、成績評価の対象になります。
つまり、中学校のようにきちんとテストなどで評価をし、成績として残るのです。
今までは英語活動として行われることはありましたが、正式な教科ではないので、評価はありませんでした。
今行われている英語活動は小学3,4年生にずれます。

まだ具体的に決まっていないことも多いですが、成績になることは決まっています。
従って、先を見越して早めに英語に取り掛かるのも一つの方法でしょう。

そこで本日紹介するのは、『小学生のための英語練習帳シリーズ』(旺文社)です。

三冊からなるこのシリーズは、アルファベットから発音、単語から簡単な英文まで、初級を一通り勉強できます。
とても丁寧な解説で、カラーになっているので見やすいです。
イラストもふんだんで、小学低学年の児童には親しみやすい作りになっています。
CDもついているので発音も勉強できます。
スマートフォンやタブレット端末でも音声の確認ができるので、どこでも簡単に練習ができます。

英検5級程度の内容となっています。
先ず基本的な語彙と簡単な文章力を身に付ければ、実際に英語の授業が始まっても安心です。

難を挙げるなら、フォニックスの練習をできるようになっていればよかったです。
そこはこちらでフォローした方がいいでしょう。
発音は言語を学ぶ上で最も大切です。
なぜなら、発音が分からないと聞き取りもできませんし、頭で考えることもできないからです。

この点を補えば、初球英語の練習としては最適と判断します。
実際に、葛西TKKアカデミーでも使っています。
この本で基礎がある程度できれば、英語の物語などの読み物をどんどん読ませ、英語力をつけていきたいと考えています。

皆様も小学生の英語をお考えならば、気軽にお問い合わせください。

2017.10.21

子供たちのなりたい職業って・・・

先日、中高生の将来なりたい職業についての調査結果が出ました。

中学生男子
1位:ITエンジニア・プログラマー
2位:ゲームクリエーター
3位:ユーチューバーなどの動画投稿者
4位:プロスポーツ選手
5位:ものづくりエンジニア

中学生女子
1位:歌手・俳優・声優などの芸能人
2位:絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)
3位:医師
4位:公務員
5位:文章を書く職業(作家・ライターなど)

高校生男子
1位:ITエンジニア・プログラマー
2位:ものづくりエンジニア
3位:ゲームクリエーター
4位:公務員
5位:学者・研究者と運転手・パイロット

高校生女子
1位:公務員
2位:看護師
3位:歌手・俳優・声優などの芸能人
4位:教師・教員
5位:絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)

いかがでしたでしょうか。
自分たちのころと随分変わったと思いましたか。

個人的な印象ではガテン系の作る仕事に男子は人気があるなと思いました。
ただし、ITを使った頭脳系のですが。
特に注目したいのは「ユーチューバーなどの動画投稿者」でしょう。
これまでになかった全く新しい分野です。
葛西TKKアカデミーの生徒もよくユーチューバーの話をしています。
みんなよく見ているようです。
憧れの職業になるほど、子供たちの間では地位が上がっているのでしょう。
とは言え、生活ができるほどのユーチューバーはごく一部だということも分かっているようです。

一方、女子はIT関係のクリエーターは男子に比べ人気がないようです。
もっとも「絵を描く仕事」や「文章を書く仕事」もパソコンを使ったりするので、大きなくくりでは同じかもしれません。

こうやって見ると、時代の移り変わりを感じずにはいられません。
皆様はどう思われましたか。
いづれにしても、子供たちが将来の夢に向かっていけるように、全力でサポートしたいと葛西TKKアカデミーはいつも考えています。

2017.10.19

数学って美しい

数学というと難しいイメージ、よく分からないものというイメージがあります。
学校でも勉強でしか必要なく、日常からかけ離れたもの、つまらないものと感じる人も多いでしょう。
そんな数学もGIFを使ってアニメーションにすると、感動すら覚えるものに変化します。

本日ご紹介するのは、そんなネガティブな数学のイメージを一新してくれるページです。

『気持ちよすぎる数学的GIFの世界』BuzzFeedへのリンクはこちら

GIFというのはコンピュータのファイル形式で、画像を入力すると簡単につなぎ合わせてアニメーションにしてくれます。
この手軽さから最近は特にGIFを使った動画があふれています。

このページの動画はGIFを使って作成されたものですが、数式やグラフなどが普段と違った視点から見られ、とても面白いものばかりです。
「なるほど、こういうことだったのか。」と改めて理解させてくれるものや、単純にその動きが滑稽なもの。
不思議な感覚に捕らえられたり、純粋に美しいと感じさせてくれるものがあります。


ただ単に嫌悪感を抱くのではなく、こうやって見直すと新たな発見があり、楽しくなってきます。

勉強をただテストのためだけに覚え、その後は役に立たない無意味なものと思わないでください。
このようにちょっとした工夫で、少しでもその面白さや感動を受け取っていただければと考えています。

また面白そうな記事を見つけましたらお知らせしますので、お楽しみに。

2017.10.17

映画紹介『わたしたち』 いじめなどの子供たちが直面している問題をリアルに描き、色々考えさせる映画です

本日は皆様に見ていただきたい映画があるので、ご紹介します。
韓国映画で『わたしたち』です。

映画『わたしたち』の公式サイトはこちら

日本と同じく学校教育が重んじられる韓国でも、子供たちが多くの問題を抱えています。
この映画は、韓国出身の監督の実体験をもとに、韓国におけるい社会問題を描いています。

11歳という子供たちの人間関係が、学校ヒエラルキーの中でいかに複雑に変化していくか。
家庭環境や格差、そしていじめの問題をリアルに映し出しています。

友情や裏切り、嫉妬など幼い子供が直面する現実を通して、苦しみながらも成長する姿に感動と共感を覚えます。
と同時に、学校という子供たちを取り巻く環境を舞台に、現実世界で自分がいかに振る舞い、子供たちに何をしたか再認識すると共に、深く後悔と反省の念にもかられます。
やはり、子供だけの問題としてではなく、大人も誠実に関わりながら、子供たちの成長を促す必要があるでしょう。
そのためには良き手本として、誇れる存在であるように努めることが大切です。
大人も大人でつらい。
でも、だからと言って安易に流され、子供に歪んだ世界観を与えるのもよくないと感じました。

この映画に出演する子供たちは、演技の経験がほとんどない子供ばかりだそうです。
子供たちの素直な、そしてリアルな演技を引き出すために、監督はできるだけセリフなどで縛らず、状況の説明だけして、撮影中は極力子供たちに任せたそうです。
その甲斐あって、映画はドキュメンタリーかと思うほど、自然な演技と表情が見られます。

公開から日にちは経っていますが、まだ都内でも見られる映画館があります。
勧めの作品です。
是非一度足を運んでいただきたいと思います。

2017.10.15

2020年度からの新指導要領 プログラミングについて

2020年度から学習指導要領が大幅に変わります。
今までも葛西TKKアカデミーはそのことに触れてきましたが、今回はプログラミング教育についてお話します。

中学ではすでに技術の時間にロボットを使ってプログラミングの授業を行っています。
しかし、実際に社会で活用するのはウェブ関連のプログラミングです。
そこで新学習指導要領ではこちらのプログラミングに重点がシフトしています。

また、高校では文系理系共に必修科目としてプログラミングを履修することになります。

小学に関しては中高校と違い、もともと関連した授業がなかったため、プログラミングの導入には慎重論がありました。
しかし、新学習指導要領に言語能力、問題発見・解決能力、情報活用能力が示され、プログラミングの導入が必要となりました。
これらの基礎能力習得にはICT(Information and Communication Technology)の活用が必須で、ICTを使いながら各教科でアクティブラーニングを展開する。
そのためには、ただICTを使えるだけでなく、どのような仕組みなのかを理解する必要があるからプログラミングを学ぶべきだということです。
ITの専門家を育てようという訳ではないが、ICTが今後広く社会に普及し、人の仕事の多くがAIなどに置き換わられると言われる現代、人が主導権を離さないためにもプログラミングを理解しなければならないそうです。

とは言え実際の活動としては、小学生に対し高度なプログラミングの習得を期待している訳ではなく、むしろ体験を通してプログラミングのすごさを実感してもらうことが主旨のようです。
また、アルゴリズムなどを利用して他の教科との関連付けと活用も考えられています。

ただ問題は指導する先生の技能でしょう。
新しいテクノロジーが導入されるとき、どうしても大人はその習得と適応が難しいです。
十分な理解と実践がないまま、現場で授業を行わないといけないという状況は、非常に厳しいものがあります。
外部との連携も考えられていて、プログラミング本来の専門的指導は外部に任せ、教員はその技術を授業に活用できるよう誘導するのが主な仕事になるとも言われています。

更に十分なインフラを整えられるかという問題もあります。
せっかくプログラミングが始まっても、必要なパソコンやタブレット端末などのICT環境が整ってないと困ります。
それは新指導要領の目玉であるアクティブラーニングの成果にも関わります。
こちらのハードの面の充実も忘れてはいけません。

2020年度というと、後わずかです。
それまでにしっかり現場に理念が正しく伝わり理解され、現場の教員と設備の準備を十分整えることができるのか。
これが新指導要領の成否の分かれ目になるでしょう。
考え方は素晴らしいと思いますが、ゆとり教育での教訓を生かし、失敗のしわ寄せが生徒にいかないよう願います。

2017.10.13

中学生の間ではやっているもの『シャクレルプラネット』

今回も子供たちの流行をご紹介します。

今回紹介するのは、『シャクレルプラネット』です。
ガチャガチャの景品で、ネットを通じて子供たちの間ではやっているそうです。
要は動物のフィギュアですが、どの動物も顎がしゃくれています。
リアルな造形とあり得ない顎のデフォルメのミスマッチが特異性を醸し出して、独特の面白さがあります

絶滅を乗り切るためにバクバク食べて生き残り、結果顎がしゃくれてしまったという設定です。

先日、生徒が持って来て見せてくれました。
そして、今とてもはやっていると教えてくれました。
「こんなものに1回200円も使ってしまった。」とも言っていました。
結構はまっているみたいです。

よくこんなものを作って売ろうと思ったものですが、何がヒットするか分からない時代ですね。

皆さんも子供との話のネタに一ついかがでしょうか

2017.10.10

『まいぷれハロウィーンワークショプ』にお越しいただき、心よりお礼申し上げます

10月7日(日)、『まいぷれハロウィーンワークショプ』にたくさんの方に足を運んでいただき、心よりお礼申し上げます。
当日の朝は霧雨も降っており大丈夫かと不安でしたが、開始時刻にはやみ、日中は暑いくらいでした。

開始時間前から「チラシを見てパタパタ飛行機を作りたかった。」とブースにお客様がいらして、非常に嬉しく思いました。
やはり、パタパタ飛行機は小さい子供には難しいので、作成はこちらで行い、羽へのシールやカラーマジックを使ったデコレーションをしていただきました。
一生懸命絵を描いている子供たちの姿に微笑ましく思いました。
そして、子供たちが完成させた羽を飛行機に取り付け飛ばしてあげると、みんな大喜びでした。
本当によく飛びます。
風邪に乗れば20~30メートル以上は飛んだでしょうか。

前回のイベントで好評だったゴム動力車も作りました。
こちらも同様にデコレーションをして、完成。
みんな集中して黙々と作り、オリジナルの素敵な自動車ができました。
こちらも早速走らせ、勢いよく疾走する姿に歓喜していました。

終了間際にも工作に来ていただき、その熱心な子供たちの姿に感激しました。

多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
またこのような機会があれば、ぜひ参加したいと考えております。
今後とも、葛西TKKアカデミーをよろしくお願いいたします。

2017.10.06

書籍紹介 『学習塾トップ講師がすすめる読解力アップ直結問題集 小学校の国語』

最近、趣味の読書紹介が続いているので、今回は生徒の勉強に直結する本をご紹介します。
本日紹介するのは『学習塾トップ講師がすすめる読解力アップ直結問題集 小学校の国語』高濱正伸, 片岡上裕 (実務教育出版)です。

子供たちを教えて思うことは、問題を解く以前に、文章を理解できていないということです。
問題の意味が分からないから、何を答えていいのか分からない。
何を答えていいのか分からないから、何をどのように解けばいいのかもわからないということです。
つまり、国語力(読解力)のなさが問題であることが多いのです。

そこで今回はこの本を紹介します。
この本は文章のつながり(主に接続語)を中心に、論の展開が分かるように書かれています。
文と文のつながり方を理解し、それをサイン化します。
そのサインを活用して実際の読解でも役立つように意図された本となっています。

カラー印刷でマンガを交えることで、子供にも親しみが持てるように工夫されています。
無理のない量を毎日することで、約1ヶ月以内に全て習得できるようになっています。
もちろん問題も用意してあり、学んだことを練習できるようになっています。

一応小学生向きとなっていますが、読解力の弱さを考えると、中学生にもお勧めできると思います。
ただし、文同士の関係を中心とした読解なので、語彙の部分のフォローは必要なので注意してください。

先ほども申した通り、読解力は全ての教科に通じるので、ぜひ身に付けてほしい力です。
これは問題を解くときに限らず、教科書や先生の説明を理解するのにも必要です。
そして、この本だけで十分ではないので、更なる読書で実践練習して、読解力に磨きをかけなければなりません。
この本だけで安心という訳ではありませんが、読解力向上の第一歩としてお勧めします。

 

 

2017.10.04

いろいろな理由で学校に通うのが困難な生徒の力になります

生徒たちの中には学校に行きたくても行けない生徒がたくさんいます。
葛西TKKアカデミーはそんな生徒たちの力になりたいと考えています。

体調やいじめ、家庭の事情、先生との確執や勉強に関する問題など、学校に通えない理由は様々です。
現に葛西TKKアカデミーは、体調のせいで登校できない生徒も扱っています。

学校に行ったとしても教室に入れず、保健室や相談室で過ごす生徒も多いそうです。
しかし、そのような場所も限度があり、全ての生徒が利用できる訳でもありません。
また、問題が起こったときも、学校が必ずしも満足いく対応ができるとは限りません。

つまり、学校の対応にも限界はあるのです

そのような場合は学校外に助けを求めても、何の問題もないと考えます
どうしても公的機関では意思決定に時間がかかり、その間に当事者の問題がどんどん深刻になります。
迅速な対応と選択肢を増やすという意味でも、様々な組織と連携を取り、協力することは有効と考えます。
葛西TKKアカデミーはそのような点においても、お役に立てると信じております。

葛西TKKアカデミーは大手塾とは違い、小規模だからこそ生徒それぞれの状況に合わせた授業ができます。
学校に居場所が求められないなら、葛西TKKアカデミーは喜んでその空間を開放します。
こちらに通うのが困難であれば、インターネットを利用したオンライン授業も提供しております。
勉強が嫌にならないように様々な工夫も凝ら、分かりやすい授業をモットーとしております。

家庭と本人と連携を取りながら、生徒を一人の人間として尊重し、最善の対応を心掛けています。
それは勉強に限ったものではありません。
この柔軟性と生徒に対する熱い思いが、葛西TKKアカデミーの強みだと自負しております。

学校に通うことが困難である家庭がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
まずはご相談から。

2017.10.01

書籍紹介 『驚異の未来生物:人類が消えた1000万年後の世界

本日ご紹介するのは『驚異の未来生物:人類が消えた1000万年後の世界』(創元社)です。

この本はセバスティアン・ステイエというフランスの古生物学者が想像した未来生物を紹介しています。
これは単なる空想ではありません。
科学的根拠と進化に基づき、プレートテクトニスに従った1000万年後の地球環境を踏まえ、実際に現れるであろう生物を考えているのです。
化石などから恐竜など、かつて生きていた古生物を紹介する本は数多くあります。
そういう意味ではユニークではありますが、このような本がなかった訳ではありません。
ドゥーガル ディクソンの『アフターマン』や『マン アフター マン』は有名な所でしょう。
しかし、この本の最大の魅力は、考え出された未来生物をCGで再現し、あたかも存在している生き物の写真を撮ったように生き生きと見せていることです。
これにはマルク・ブレーというCGクリエーターの力が大きいです。
フランス人の両者がタッグを組むことで実現したこの本に掲載されている生物は非常に魅力的です。
驚きと共に知的好奇心をくすぐらずにはいられません。

例えば、
シロナガスクジラより大きなオタマジャクシ。
キリンのように背が高く、四足歩行する鳥。
獰猛でエイリアンのようなイカ。
空を滑るように飛ぶムカデ。
モンスターのゴブリンのようなコウモリなど。

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メイキング映像2はこちら

その全てが想像を絶するものです。
読んでみて非常に興味深い本となっています。
機会があれば手に取って、知的好奇心を刺激してみてください。
秋の読書にお一つどうぞ。

 

 

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