塾長ブログ

2017.10.01

書籍紹介 『驚異の未来生物:人類が消えた1000万年後の世界

本日ご紹介するのは『驚異の未来生物:人類が消えた1000万年後の世界』(創元社)です。

この本はセバスティアン・ステイエというフランスの古生物学者が想像した未来生物を紹介しています。
これは単なる空想ではありません。
科学的根拠と進化に基づき、プレートテクトニスに従った1000万年後の地球環境を踏まえ、実際に現れるであろう生物を考えているのです。
化石などから恐竜など、かつて生きていた古生物を紹介する本は数多くあります。
そういう意味ではユニークではありますが、このような本がなかった訳ではありません。
ドゥーガル ディクソンの『アフターマン』や『マン アフター マン』は有名な所でしょう。
しかし、この本の最大の魅力は、考え出された未来生物をCGで再現し、あたかも存在している生き物の写真を撮ったように生き生きと見せていることです。
これにはマルク・ブレーというCGクリエーターの力が大きいです。
フランス人の両者がタッグを組むことで実現したこの本に掲載されている生物は非常に魅力的です。
驚きと共に知的好奇心をくすぐらずにはいられません。

例えば、
シロナガスクジラより大きなオタマジャクシ。
キリンのように背が高く、四足歩行する鳥。
獰猛でエイリアンのようなイカ。
空を滑るように飛ぶムカデ。
モンスターのゴブリンのようなコウモリなど。

メイキング映像1はこちら
メイキング映像2はこちら

その全てが想像を絶するものです。
読んでみて非常に興味深い本となっています。
機会があれば手に取って、知的好奇心を刺激してみてください。
秋の読書にお一つどうぞ。

 

 

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