塾長ブログ

2020.06.27

コロナウイルス対策にマスクは必要?!でも、これからの酷暑に熱中症も心配。ということで文科省が学校向けマニュアルを一部改訂。そのポイントを見てみます。

コロナウイルス対策にマスクは必要?!でも、これからの酷暑に熱中症も心配。ということで文科省が学校向けマニュアルを一部改訂。そのポイントを見てみます。

コロナウイルスの感染リスクがゼロとならないまま学校は再開しました。
文科省の方針としては感染防止に全力を尽くしつつ学校生活を行うというものです。
そこで文科省は感染防止の具体的対策を示したマニュアルを発表しています。
学校ではマスクをする、生徒同士の間隔をあける、施設をこまめに消毒する、会話は極力避けるなど。
しかし、これから予想される猛暑に対して、これまでのマニュアルに従っていると今度は熱中症の危険が指摘されています。
そこで文科省はこのマニュアルを改訂しました。

コロナウイルスにより三か月学校が休みになり、停止していた分の授業の遅れを取り戻すべく、夏休みは大幅に短くなり(例年の半分の期間)、本来猛暑の中での授業を避けるために設けてある夏休みであった期間にも学校に行かなくてはならなくなりました。
多くの公立学校にはエアコンがなく、例えあったとしてもコロナウイルスの感染のために窓は開けっぱなしにするのでエアコンは使えそうにありません。
さらに学校にいるときは一日中マスクを着用しなくてはならず、これらの理由で今度は熱中症のリスクが高まると指摘されています。

以上の点を踏まえ、文科省は先日、この学校向けマニュアルを一部改訂しました。
そのポイントは次のようになっています。
・暑さで息苦しいときは本人の判断(先生の指示を待たなくてもよい)でマスクを外せる。
・熱中症のリスクが高い場合は、距離の確保が難しくても熱中症の対応を優先。
・登下校中は距離が十分保たれていればマスクを外してもよい。
・しかし、公共交通機関を利用しているときはマスクを着用する。
・マスクの取り外しは活動内容や子供たちの様子を踏まえて現場で臨機応変に対応する。

このように熱中症の危険があるときは熱中症対策を優先するように示しています。
マスク着用は必須ではなくなって場合によっては自ら外してよい。
マスクは飛沫感染を防ぐためのもので、十分な距離が確保でき飛沫感染の恐れがない場合はマスクはつけなくてもいいということになっています。
よって、体育の授業や部活など、体を活発に動かし多くの吸気が必要な時は、条件をきちんと守ってさえいればマスクなしで活動してもよく、熱中症防止を心掛けるようとしています。
また、状況を見ながら現場の判断で柔軟に対応することも示され、必ずしもマニュアル通りのコロナウイルス防止策を行使しなくてもよいということです。

とは言え、生徒や児童が自分でマスクをつけるべきか外すべきかを判断することは難しいかもしれません。
特に低学年の子供たちは臨機応変と言ってもそのさじ加減が分からず、つらくてもひたすら先生の言いつけを守る傾向があります。
変にすれていないので親が「マスク外してもいいよ。」と言っても「先生に言われたから。」と言って外さないこともあるでしょう。
だから、低学年生に対しては学校の先生がどういうときマスクを外していいか具体的に細かく示してくれた方がいいと思います。
また、普段からコロナウイルスだけでなく、熱中症の恐ろしさも家庭で話し合って、熱中症がどのようなものでなぜ危険か、防止するにはどうすればいいかなど、熱中症に対する知識と理解を深めていくもの大事です。

これから勉強には厳しい季節になります。
コロナウイルス対策をしながら大変だと思いますが、頑張ってください。
葛西TKKアカデミーには快適な環境で勉強ができる空間があります。
どうかこちらも利用してください。
厳しい状況で頑張る子供たちを応援し、支えてゆきたいと考えています。
いつでも気軽にお問い合わせください。

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