塾長ブログ
2026.08.31
明日から二学期!でも、この日は子供たちの自殺の多い日でもあります

夏休みも終わりに近づき、都内では明日から二学期が始まる学校も多いと思います。 しかし、この二学期初日というのは統計上子供たちの自殺の最も多い日でもあります。 今日はこの点について考えてみたいと思います。
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夏休みが終わり新学期が始まる憂鬱
長期休暇の終盤には大人でも、通常生活に戻る不安を感じ憂鬱になりがちです。
子供たちも夏休みの休日モードから通常モードに戻れるか心配になります。ましてや勉強嫌いの子供にとっては、これまで解放されていた勉強にまた縛られるので、嫌な気持ちが増します。
また、一学期にいじめなどにあって学校に行くのがいやだった子供には、夏休みの間会わなくて済んだ嫌な生徒と再び顔を会わせないといけなくなります。
「人間関係がうまくいかず、またいじめられたり無視されたりするのではないか」「勉強がより難しくなって、自分はついていけるのか」「そのことで親や先生から叱られるのではないか」など。
いずれにしても不安やストレスの増える時期なのです。
自殺に至る心理
では、自殺に陥る子供たちの心理状態を考えてみましょう。
「自分を分かってくれる人はいない」「誰も助けてくれない、頼れない」「 独りぼっちなんだ」というような 思春期の子供にはありがちな孤立感という心理状態があります。
自分のことは誰もかかってくれないと思い込み、誰とも相談せず一人で問題を抱え込み、その悩みがどんどん大きくなっていく。
孤立して外部からの新たな考え方が入ってこないので、自分の中で問題をますます深刻化してしまう。
または自分の居場所がないと疎外感を感じることもあるでしょう。
そして、「自分はこの世に存在する意味のない人間だ」「価値のない人間だ」と卑下してしまう。
更に、このような状況は今後の人生でも変わらず、ずっと続くように感じてしまう。
そうなると未来への希望が持てなくなり、生きる気力、生きたいと願う力が弱まります。
「ならば、いっそのこと死んだ方がまし」と考えてしまい、将来に絶望した結果最悪の場合自殺という行為に及ぶこともあるそうです。
また、いじめに苦しむ生徒などは、苦しい現状から逃げるために、自殺という選択肢を選ぶこともありますが、自分のできる唯一の抵抗として、自殺という手段を選ぶこともあるそうです。
現実では抵抗できないから、自分が死ぬことでいじめた生徒が罪悪感にさいなまれ苦しむことを期待する。
しかし、この行為で期待したようにことが運ぶかは不確定です。
おそらく相手は一過性の罪悪感で苦しむことはあるとしてもそれで終わりで、いじめた子供も時間がたてば忘れてしまうでしょう。
冷静であれば、自分の命を犠牲にしてまで効果のある方法ではないことは気がつくことでしょう。
しかし、視野がせまくなっている当事者はそこまで考えが及ばず、「自殺が最後の希望」に見えてくるのかも知れません。
または、「いじめでなぜ自分がこんな目に合わなければならないのか」という怒りが、何もできないふがいない自分に向かい、自分自身を傷つける行為に及ぶこともあり、その究極が自殺なのではないのでしょうか。
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自殺に至るにはそれなりに追い詰められている状況と理由がありあます。
その状況から脱するには自殺以外の選択肢はないと判断し実行してしまう内的要因(心理)と外的要因(環境)があるのです。
この点を理解し両者を注視し、子供たちの尊い命が犠牲にならないように、我々は対処していかなければなりません。
子供たちの自殺に向かう兆候、それを防ぐにはどうすべきか。
難しい問題です。
未来のある若い命が失われることのないよう、今年も心から願います。
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