塾長ブログ

2017.08.17

こんな筆箱ご存知ですか

今日は生徒が面白い筆箱を持っていたのでご紹介したいと思います。

それほど人数が多くない塾生の二人が持っていたので、気になって聞いてみました。

この筆箱、実はジッパーでできていて、ご覧のようにほどくと一本のひも状になります。


その発想も斬新ですが、更にジッパーの歯を利用して顔に仕立て上げるとは、そのデザインセンスに関心せざると得ません。
いやあ、面白い物を持っていますね。

聴いてみると、この筆箱は2、3年前に生徒の間ではやったそうです。
そう言われると、確かにその頃、この筆箱を持っていた生徒が何人かいたような気がします。

この筆箱を持っている生徒は、むしろ中のシャープペンを推していました。
かなり熱意を持って話してくれたのですが、自分に関心がなかったせいで、あまりついていけませんでした。
ごめんなさい。
次は彼らの勧めるシャープペンを紹介したいと思います。

 

こんな感じで、葛西TKKアカデミーは常に生徒と交流し親密な関係を重視しています。
一般の塾とはかなり違って個性的ではありますが、どの塾よりも生徒を大切にしています。

2017.08.14

子供の相談にのるときのコツ

子供が成長する過程で、彼らはいろいろなことにぶち当たります。
そして、どうしていいのか分からず、悩み苦しみます。
そんな時、子どもの成長に関わる大人としては、相談にのり道を示すべきです。
しかし、数学の問題とは違い、明確な答えのない悩みにはどのように対処すべきでしょうか。
私の経験上、いくつかのコツを今日はご紹介したいと思います。

1.いつも子供が心を開ける存在であること
特に思春期の子供たちは悩みが多くなります。
そんな時に大人が相談できる存在であることは重要です。
子供に信頼されている、少なくとも不信感を持たれないことが大切です。
付きつ離れつの適度な距離感を保ちましょう。
微妙な年頃なので口出ししすぎると、反って嫌がられます。
時には言いたくても我慢することが必要です。
でも、時には声を掛け、困ったことがないか聞きましょう。
いざという時は頼れる人がいるという安心感は、子供の精神安定の大きな助けとなります。
普段から他愛ない話をして、何でも気軽に話せる間柄を築きましょう。

2.まずは子供と同じ視点に立つこと
相談にのるとき、大人はつい自分が子供より経験豊富で知識もあるから、子供を無視して自分の考えを押し付けがちです。
しかし、押し付けは反って子供の反発を招きます
いくら良いと分かっていても、自分が納得しなければ行動は難しいし、精神的負担も多いでしょう。
だから、最初は子供の視点に立って、問題に対する考えを共有することが第一歩です。
拒絶と否定は可能性を狭めます
まずは子供を受け入れ、同じ立場で考えましょう。
そうすると子供も自分と同じ立場で考えてくれると安心し、見方として受け入れてくれます。
そうして同じ方向を向いて考え、もし道が間違っていれば少しずつ方向転換するように導きましょう。
誘導しつつ、子供が自分で答えを出せるように手助けをするのが相談役としての立場です。
答えを与えるのではなく、自分で考え出せるように促す。
その過程に子供の成長もあります。

3.文字や図にして目で見えるようにすること
よく口頭だけで話し合いをします。
しかし、口から出た言葉はすぐに消えてしまいます。
だから、文字や図などで紙に書いて目に見えるようにする(視覚化)とお互いに分かりやすくなります。
何が問題なのか、何が原因なのか、今後どのように対応するのか。
これらを全てはっきりと見える形にすると、考えもまとまりやすいし、お互いに共有もできます。
こうすれば問題解決もより簡単になります。

4.プレッシャーをかけ過ぎないこと
大人が子供であったころと今とでは環境がかなり違います。
自分たちの子供のころの経験が、そのまま当てはまらないことが多々あります。
大人にとっても未知の問題に子供たちが直面しているとき、大人は明確な答えが提示できないこともあるのです。
だから、自分が良かれと思って言った助言が必ずしも正しいとは限らないのです。
むしろ、そうしない方がうまくいったりすることもある。
「こうすればいいんだ。」「こうしないとダメなんだ。」とプレッシャーをかけるのは、子供の精神的負担を増やすだけでやらない方がいいでしょう。
逆に「これでうまくいかなければ別の方法をまた考えよう。」というくらいの軽い気持ちでいた方がいいです。
「今後もサポートするからね。」というメッセージにもなりますから。
そもそも子供は答えを求めているのではなく、一緒に考えてくれるという安心感を求めている場合が多いのです。

以上の点に気をつけて、子供が悩んでいるときは相談にのってみてはいかがでしょうか。

2017.08.11

夏休み勉強合宿に行ってきました -その2-

ちょっと忙しくて間が空いてしまいました。

今回も先日行った勉強合宿の報告です。

 

前橋駅からバスに乗って20分くらいで今回お世話になる群馬県青少年会館に到着しました。

早速、昼食。

合宿の食事なのでこんなものでしょう。

ご飯食べ放題。

食べざかりには質より量ですね。

 

お腹が膨れたら、すぐに部屋で勉強です。

今回、生徒5名ですが、部屋は35畳、18畳、8畳の三部屋。

広すぎます。

 

これから午前、午後、夜と勉強生活。

携帯電話も預かり、寝るまで触ることはありません。

SNSなどから離れ、早寝早起きの規則正しい生活をします。

そして勉強習慣を身に付けるのが狙いです。

どんどん夏休みの課題を終わらせます。

 

近くには敷島公園という大きな公園があります。

朝にはラジオ体操。

ボート池やバラ園もあります。

バラは残念ながら季節ではなかったようです。

あまり咲いていませんでした。

三日間はアッと言うまでした。

特に大きな事件もなく終了できました。

みんな本当に頑張りました。

勉強を終わらせるだけでなく、苦労を分かち合った生徒同士に絆が生まれたことでしょう。

その「仲間」という意識が今後の勉強でも大きな力となるでしょう。

お互いに助け合い、厳しい受験勉強を乗り切ってほしいです。

 

帰りは二階建新幹線MAXです。

お疲れ様でした。

 

 

 

2017.08.10

今 女子高生ではやっているもの 「ナイトプール」

葛西TKKアカデミーでは授業外の時間を活用して、生徒との交流を活発に行っています。
そんな中で、生徒たちの間ではやっているものよく耳にします。
大人の自分には全く知らないものもたくさんあります。
いつもびっくりの連続です。

と言うことで、生徒たちの流行も今後発信していきたいと思います。

第一弾は「ナイトプール」です。


女子高生の塾生が教えてくれました。
都内ではホテルがプールを使って「ナイトプール」をやっています。
ライトアップされた夜のプールで女子会をしたりしているそうです。
DJがいたり、ドリンクがあったり。
早い話が「クラブ」だそうです。
音楽をガンガンにかけ、泳ぐというよりはプールで踊っています。


そして、その状況をインスタグラムなどのSNSに載せるのが女子高生の今のはやりだそうです。
俗に言う「パーリーピーポー」ですね。


楽しさを満喫する方法を知っている若者を、非常にうらやましく思います。
自分の若い頃はどうだったかなと改めて考えます。

夏休み、勉強も大事ですが遊びも大切
メリハリのある生活を送ってほしいと思います。

2017.08.07

夏休み勉強合宿に行ってきました ー その1 ー

葛西TKKアカデミーでは8月3日より2泊3日で勉強合宿を行いました。

場所は群馬県青少年会館でした。

3日間親元を離れ、勉強のみの環境で自分のすべき勉強を終わらせることが第一の目的。

合宿中は休憩時間以外は携帯を預かっているので、携帯のない生活をし、携帯の呪縛から逃れることが第二の目的。

そして最後の目的は、この合宿生活を通して生徒同士の絆を深め、共に頑張る仲間としてお互いに助け合い励ましあえるようになることです。

 

朝早く集合して、東京駅から新幹線でいざ出発。

 

個人的なささやかな楽しみです。

中身はこんな感じです。

不思議ですが、電車の駅弁おいしいですよね。

思い込みとは思いますが、やめられません。

 

そして群馬につきました。

駅で早速「ぐんまちゃん」がお出迎え。

これから三日間頑張ります。

2017.08.02

英語を効果的に身に付けるには

今日は、学校の授業は横に置いて、英語が効果的に身につく方法を考えてみましょう。
やはり学ぶのが苦痛では何事も身につきません。
精神的に拒絶するからです。
ということで「楽しい」は効率よい学びの大前提です。

ではどのような方法が楽しく英語を学べるのでしょうか。

よく言われるのは歌です。
私も実践したことがあるのでよく分かります。
歌は意味が分からなくてもいい。
聴いているだけで楽しくなるものです。
何を言っているのか分からないけど、聞きながら音楽に合わせて、自分の聞こえるままに声を出す。
最初はこれでいいのです。

最近はYoutubeなどのインターネットを通じて、洋楽が映像付きで見ることができます。
これらを利用し繰り返し聞いてまねをしましょう。
「まね」は「学び」の第一歩です。

分からないまま歌っていると、やはり歌詞が気になります。
「本当は何と言っているのだろう。」
「意味は何なのだろう。
こうなれば次のステップです。

歌詞を探してみましょう。
これも最近ではインターネットで簡単に入手できます。

音楽のいいところの一つは歌手が発音を教えてくれることです。
その発音と歌詞の語を照らし合わせて、単語の発音を身に付けましょう。
更に音楽のいいところはメロディーがあるので、言葉が頭に入りやすいことです。
人間の脳はそのものだけを覚えるより、何かと関連付けて覚える方が得意なのです。
そうして歌詞を追いながら歌ってみてください。
最初は早口で付いていけないかもしれませんが、やがて付いていけるようになります。
心配しないでください。

ここで再び音楽を聴くと、だんだん聞き取れる単語も増えて、記憶に残る語彙も増えていきます。
こうして語彙を増やします。

今度は歌詞の日本語訳を見ましょう。
どうしてこの英文がこの日本語訳になるのか、徐々に自分なりに分かっていきます。
どうしても分からないときは、自分に知りたいという動機付けがあるので、自主的に調べるようになります。
こうして英語を理解し身に付けていくのです。

やがて、日本語の歌を歌うときもそうですが、歌詞を見ないでも、思い出そうとしなくても、自然に英語が出てくるようになります。
これが習得です。
実際に英語を使うとき、フレーズとして身についているので、単語を置き換えるだけでいろいろと話せるようになります。

肝心なのは楽しいから飽きない、自主的に学ぼうとする意欲に満ちているということです。

注意しなければならないことは、音楽のジャンルによっては英語の勉強に向かないものがあるということです。
例えばラップやデスメタルなどは聞き取りが難しかったり、あえて発音を正しくないものにしています。
また、スラングや一般的に不適切と言われる表現をわざと使ったりするのでお勧めしません。
60年代や70年代のポップスは英語の勉強にいいでしょう。
歌詞も簡単で発音もきれい、そして歌詞に物語があり理解しやすい。
ビートルズやカーペンターズなどは英語初心者に最適だと思います。

加えてうれしいことは、こうやって身に付けた洋楽をカラオケで歌えるということです。

みんなの前で流暢に洋楽を歌って、他の人に差をつけましょう。

同様のことは映画やドラマを使った方法でも言えます。
字幕などを使って話している英語の確認をしたり、訳の確認ができます。
これらは場面を演じているので、登場人物の動きなどが理解の助けになります。
実際の日常を切り取っているので、気の利いたセリフなどを学ぶことができます。
ここでも勉強に適した映像とそうでないものがあるので注意してください。

最後に最も効率的に英語を身に付ける方法を教えます。
それはネイティブスピーカーの彼氏彼女を作ることです。
恋は楽しい。
もっと気分良くなるために英語を学ぶ努力を惜しまない。
この方法の最も優れている点は、自分専任の先生ができるということです。

皆さんも英語を身に付けるために恋をしましょう。

2017.07.30

最近の若者言葉 分かりますか

言葉は常に変化し、生まれては消え、そして、また生まれます。
特に日本語は世界的に見ても、その変化のめまぐるしさが激しい言語です。
フランス語などのように、政策として文法などを固定し変化を極力避けようとする国民がいる一方で、
日本人にはそのような意識は乏しく、むしろ変化を楽しんでいるように思えます。
毎年行われる流行語大賞は、そのいい例でしょう。

私も生徒と触れ合う中で、耳慣れない言葉をしばしば聞きます。
私が実際に聞いた若者言葉の中から、いくつかをご紹介したいと思います。

・りょ:「了解」の意味。時には単に「り」とも言う。
・JK:「女子高校生」の意味。「早くJKになりたい。」などと使う。
・ググる:「インターネット詮索サイト グーグルで調べる」の意味。「分からないからググってみて。」などと使う。
・ディスる:「相手を侮辱する、罵る」の意味。英語の「disrespect」からきた言葉。
・リア充:「交際相手がいるなどで生活がとても充実している」の意味。「リアル(本当に)」+「充実」の造語。
・ワンチャン:「ワンチャンス」の意味。チャンスが一回しかないということ。
・パリピ:「パーティーピープル」の意味。パーティーなどに行って人生を楽しく過ごす人々。
・ガチ:「冗談ではなく本気である」の意味。相撲用語の「ガチンコ」からきた言葉。最近では程度が激しい時にも使う。

若者言葉の中でも比較的分かりやすいものを紹介してみました。
特に若者は自分たちのつながりを強めるためにわざと新しい言葉を作ります。
そうして仲間以外のコミュニケーションを断つと同時に、理解できない者は仲間ではないとみなされます。
だから、その誕生過程も非常に個人的で特殊、一見誰にもわからないような難解なものになっています。

そしてこれらの言葉は世代の代名詞となるので、すぐに古くなり、また次の世代が新語を作るのです。
雨後の筍のように生まれ、惜しげもなく捨てられる運命の言葉たち。
現代社会の象徴のようにも思えます。

同時に長い間使われてきた言葉遣いは、若者に伝わることなく、どんどん失われています。
生徒たちと接して実感することは、子供たちは確実に言葉の数が減っているということです。
これは実は大問題です。
なぜなら言語は思考と直接結びついているからです。
この点については、また別の機会でお話しましょう。

いかがでしょうか。
皆さんもご存知の若者言葉があれば、教えてください。
また、若者言葉を使って子供たちとの会話のきっかけにするのもいいかもしれません。

 

 

2017.07.28

学校はブラックボックスか⁉

今日、あるニュースを見て驚くと同時に、「またか。」と思いました。

産経新聞『教員が失言「騒ぐと加害者に」・・・手紙で自殺を迫られた女子生徒の親族に謝罪 大阪・枚方の市立中学』

ニュースの内容は次の通りです。

ある中学の女子生徒が他の生徒から誹謗中傷と共に自殺するよう書かれた手紙を受け取りました。

後で差出人が男子中学生と分かり、男子生徒は口頭で謝罪しました。
ところがその時、その女子生徒は周りにいた教員に許すように強要されたとして、その謝罪を拒否。
その後、彼女の親族が再発防止策が不十分と学校に抗議。
その際、その親族が男子生徒の様子を見に行こうとしたところ、複数の教員に制止されたそうです。
その時ある教員が、「これ以上のことをすると人権侵害になる。」「加害者の立場になりますよ。」と発言したそうです。

以前、この場で触れたこともありますが、このニュースはまさに日本の公教育の隠蔽体質を表していると感じました。
詳細は分かりませんが、私にはこれ以上学校が騒ぎを大きくしないための対応だったとしか思えません。

問題が表ざたになると教員たちは責任を問われる。
だから、騒ぎにならないように生徒をなだめごまかし、何とか校外に問題が出ないようにして時間を稼ぐ。
そうして3年間を乗り切れば、生徒は自動的に出ていき、学校は関わりがなくなる。
学校は責任を問われずに済むのです。

正直話しますと、これは私が中学生の時に経験した学校の対応でした。
そして、その体質が今も変わらず学校に蔓延しているとこの記事は教えてくれました。
何とか言いくるめ生徒を黙らせる。
時には高圧的な態度でのぞみ、それでも生徒がひるまないときは成績という人質を掲げる。
そうやって無理やりにでも生徒を従わせようとする。
己の保身のために、本来学校がすべき問題解決を怠り、隠蔽することに必死になる。
そして、残された生徒は大人に失望し、信頼を失い、心に大きな傷を負うのです。

「問題が解決されていないにもかかわらず、抗議をやめるよう教員に迫られたと感じた。(女子生徒が)本当に自殺でもしない限り、学校は被害者に寄り添ってくれないのか」という女子生徒の親族の発言は、私には重く感じられます。
本当に命と引き換えないと、学校は問題に取り組めないのか。
毎年多くの若い命が失われ、それでも尚、学校を始めとする教育機関の行動は鈍い。
未来ある若者の命が失われることの重大さが分かっていないのか。
もう彼らは戻ってこない。
更に、その陰に多くの心に傷を負った若者がいることが分からないのか。

学校に問題があってもいいじゃないか。
この社会だって完璧ではない。
問題だらけだ。
人間だもの、完璧でないのは仕方ない。
でも足りないものを補おうともがき、問題を解決しようと努力する。
そうして一歩ずつ高みを目指す。
それが人間だ。

学校で解決できないのであれば、外に助けを求めてもいい。
そうして生徒が抱える問題に大人たちが一丸となって真剣に取り組む。
その姿勢を示すことが大人の責務であり、子供たちの信頼を保つ方法です。
ごまかしても子供は見抜いています。
素直に全てをさらけ出し、子供と一緒に苦しみ悩めばいいんじゃないでしょうか。
人を育てるとは楽なことではありません。
問題がないなんてありえません。
彼らの痛みを自分のものとして分かち合える、そんな大人でなければいけません。

隠しては何も解決しません。
それは子供から目をそらしているだけで、教育ではありません。
それは怠慢です。

だからこそ、私も教育に関わる者の端くれとして、いつも生徒と寄り添っていきたいのです。

 

 

2017.07.27

子供の勉強と心

子供が勉強をしなくて困っている家庭が多いと思います。
子供が「勉強をしない」「勉強ができない」というのには、心理的要因が大きいのです。

実は、人間は全ての情報を100%受け取っているわけではありません。
意識的、または無意識的に情報を選んでいるのです。
必要と思われる情報は取り込みますが、必要でない、重要でないと判断した情報は受け取りません。
例えば、風景や写真を見たとき中心部分、または自分の興味ある点は非常に覚えているのですが、
周辺部分や興味のないところの記憶はないか非常にあいまいです。
これは情報を選んでいるからです。
意識的、無意識的に情報を選ぶ理由は、全ての情報を取り込むと脳への負担が大きく処理しきれないからです。

この心理的選択、情意フィルター、が先ほどの子供の勉強に大きく関わります。
自分にとって嫌な情報、重要と思わない情報は拒絶します。
だから、「勉強嫌い」「無関心」な子供は勉強が頭に入ってこないのです。
一度こうなってしまうと、直すのには大変な労力と時間がかかります。
当然、受験などのタイムリミットがあるので、場合によっては間に合わないかもしれません。
従って、「勉強嫌い」「無関心」にさせないことが肝心です。
そうなる前に手を打たなければなりません。

いつも私が生徒に言うことは「勉強は好きにならなくてもいいけど、嫌いにはならないでください。」です。
と頭では分かっていても、なかなか嫌いを直すことは難しいです。

生徒の話を聞くと、嫌いになるきっかけは随分前にあります。
例えば、小学校のときの分数が分からなかった。
でも、分かるように教えてもらえなかったからあきらめた。
その後、どんどん算数が分からなくなり、先生や親に叱られるので嫌になった。

そんなきっかけを敏感に感じ取る必要があります。
また、勉強を教える側も常に生徒がついて来ているか、興味を失っていないか注意する必要があります。
しかし、それができていないのが現実です。
だから、ちょっとでもおかしいなと思ったら確認してみましょう。
手遅れになる前に行動をするのが大切です。

少しでもお子様に気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。

私も勉強を教えるときは、分かりやすく、そして飽きさせない授業を心がけています。

2017.07.25

前回のクイズ 「4つの4」の答え

前回のクイズは「4つの4」というものでした。
問題は数学のいろいろな記号を使い、4を四つだけ使って0より大きい整数を作り出すというパズルでした。

例えば「0」
4-4+4-4=0
とか
44-44=0
「1」
4-4+4÷4=1
「2」
4÷4+4÷4=2

という具合に4を四つと数学で使う記号を駆使して頑張ってみてください。
0から1000までの整数(ただし、113、157、878、881、893、917、943、946、947を除く)は
作れるそうです。

とりあえず0から10までチャレンジしてください。
できた方は更に20までやってみてください。

答えは一つとは限りません。

では答えです。

0=4+4-4-4
1=4÷4+4-4
2=4÷4+4÷4
3=(4+4+4)÷4
4=4+(4-4)×4
5=(4×4+4)÷4
6=4+(4+49)÷4
7=44÷4-4
8=4+4+4-4
9=4+4+4÷4
10=(44-4)÷4
11=44÷(√4+√4)
12=4+4+√4+√4
13=44÷4+√4
14=4+4+4+√4
15=4×4-4÷4
16=4+4+4+4
17=4×4+4÷4
18=4×4+4-√4
19=4!-4-4÷4
20=(4÷4+4)×4

これは一例なので他の方法で数字が作れれば、それでも結構です。

 

21以降の答えはこちら

 

どうでしたか。

できましたか。

難しかったでしょうか。

いろいろ工夫をして頭の運動をすると、脳が活性化されひらめきや発想が豊かになります。

楽しくやわらか頭でいきましょう。

 

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