塾長ブログ

2022.01.22

コロナ禍で運動不足!体力が落ち怪我をしやすい子供が急増中

コロナ禍で運動不足、体力が落ち怪我をしやすい子供が急増中です。

コロナウイルスの感染防止のため外出を控えるように言われ、子供同士の接触も極力避けるように言われてきました。
学校が再開してもやはりソーシャルディスタンスを取り、子供たちが休み時間に思いっ切り遊びまわったり、体育の時間に活発にサッカーなどの接触を伴うスポーツをしたりもできなくなりました。
スポーツジムも閉鎖され、サッカーや水泳などのスポーツに関する習い事も中断されたところも多かったようです。
部活動も制限され、学校が終わってからも外出自粛で友達と外で遊ぶ機会が少なくなりました。

その結果、体を動かす機会が奪われた子供たちの体力が非常に落ち、病気にもかかりやすくなったという報告もあるようです。
また、肉体的にも丈夫でなくなり、鬼ごっこをしていて骨折したというケースも見られます。

元々子供たちの体力は年々低下する傾向があるのですが、今年はコロナウイルスで外で体を活発に動かすことができず、子供たちの体がもろくなっているのではないでしょうか。
現場でも、実感として子供たちの体力が極端に落ちているという声が聞かれるみたいです。

特に成長期に当たる子供は、体を適度に動かさないと成長における骨と筋肉のバランスが悪くなり、その後の生活にも影響が出ることが危ぶまれます。

このようにコロナウイルスによる運動不足から体力が落ちているうえに、今年の猛暑は子供たちの健康を非常に危険な状態にさらすでしょう。
夏休みが終わり再び学校が始まったとき、体力が落ちた子供たちは熱中症になる危険性が非常に高くなります。
コロナウイルスの感染防止のためマスク着用が呼びかけられていますが、これは同時に呼吸を苦しくし、体内の熱を呼吸と共に体外へ排出するのを妨げます。
どちらの防止も重要ですが、その方法が丁度反対の方向を向いている感じです。
文科省はガイドラインを出し、人との十分な距離を取り不要な会話を避ければマスクを取って熱中症防止に努めるように呼び掛けています。

怪我や病気とまではいかなくても、落ちた体力で学校に行けばいつも以上に倦怠感疲労感に襲われ、勉強が十分に身に付かないという危険性も指摘されています。
長期休校期間や夏休みで外で運動する機会がなくなった子供たちは暇つぶしに、SNSやYouTubeなどの動画、ビデオゲームなどにいそしみ寝不足や精神的疲労、昼夜逆転の生活が解消されず、学校が始まってもまともに登校したり勉強したりできなくなる場合もあります。
この不健全な状態が精神にも影響し、イライラしたり不安感にさいなまれたり、怒りっぽくなったり、マイナス思考になり否定的な考えしかできなくなったりすることもあります。
最終的には他の生徒と一緒に勉強ができなくなり不登校になる人も多いようです。

このような状態になってしまった場合、落ちた体力の体にいきなり激しい運動が危ないので、軽い運動から徐々に時間をかけながら体力を戻していくことがいいと思われます。
無理のないように計画的にスケジュールを立て、少しずつ元の体力に戻るようにしましょう。
適度な運動は精神状態の改善にもつながり、気持ちがスッキリします。
そして、昼間の運動が適度な疲労感を体に与え、夜ぐっすりと眠れるようになります。
こうなれば休み期間中に乱れていた生活のリズムも戻るようになるでしょう。
暑さも気になる今日この頃ですが、それでも全く外に出ず体を動かさないというのもよくありません。
無理のない程度に適切な運動を適度にするように心がけましょう。

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